カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

三ッ池公園

2021-07-03 | 三ッ池公園
 ハンゲショウ。いよいよ夏が迫っていることを感じます。
 
 カイツブリ幼鳥。
 
 池の上をチョウトンボが舞っていたので、近くに止まるのを待っていたところしばらくしてやってきました。
 
 ニホンカナヘビ。
 
 リョウブの花が満開でした。3m程離れた所から撮っていてもよい香りが漂ってきました。これほど強く香りを感じたのは初めてのことでした。
 
 クマバチが蜜を集めにやってきました。
 
 ヤマユリが咲き始めていました。神奈川県の県花になっています。
 
 
 昨日図書館から借りていた「森のひびき―わたしと小鳥との対話」中村登流著を読み終わりました。はっきりとはわかりませんが恐らく40年ほど前に同じ図書館で借りて読み、わくわくしながら読んだ本の再読です。若き鳥類学者がエナガの生態を調査・研究した歩みをライヴ感あふれる筆致で描いた本です。ジュニア向けに書かれていますが、当時エナガについて書かれた本は他にはなかったはずで、エナガについて知りたいと思えば他に選択肢はなかったのではないでしょうか。
 当時の貸し出し管理はアナログですから、本の後ろには貸し出しカードが付属していて、今でもそのカードがそのまま残っていました。カードには1972年7月から貸し出しが始まり1979年6月までの記録が残っています。これ以降は別の管理システムに変わったのでしょう。7年間の貸し出し回数は14回。この貸し出し日付のどれかが自分によるものかもしれないと思いました。7年間で14回というのはいかにも少ないと感じますが、内容が内容だけに無理もないとも思います。
 その後、著者はさらに研究を進めて「信州の自然誌-エナガの群れ社会」を著しており、先ごろ購入しようとしましたが、すでに絶版となっていました。再版してほしいところですが、現在の出版事情では難しいでしょうか。

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