フンボルトペンギン

　水の中のペンギンはいかにも気持ちよさそう。マニュアルフォーカスのレンズで撮ったので、なかなかピントが合わず顔は少しピンボケになってしまいました。

子鹿

　子鹿といっても成獣の半分以上の大きさになっていて、もう母乳ではなくて草を食べていました。大きな瞳が愛らしく、幼さを感じさせる表情を見せたところをパチリ。
　昨日からU20女子Wカップが日本で開催されていて日本は初戦をメキシコと戦いましたが、メキシコを圧倒して勝ちました。豊富な運動量と俊敏性、テクニックの高さ、と目を見張るようなサッカーを見せてくれました。次戦の相手はニュージーランドですが、昨日の試合でスイスを破ったチームなので、楽しみです。

オオタカ

　動物園には一羽の新顔がいました。保護飼育中と書いてあって、事故に遭って怪我をしたのかもしれません。恢復したら野に放たれるのでしょう。なかなかこんなに近くで撮れるチャンスはないので撮影しましたが、なんといっても金色の大きな目が印象的です。

キョウチクトウ

　昨日はしばらくぶりに夢見が崎動物公園に行ってきましたが、その途中に寄った寺の参道に植えられたキョウチクトウが青空に映えていました。7月から咲き続けていて開花期間の長い花ですが、白花なので写真で見ると涼しげに感じます。写真のように強烈な陽射しが照りつけていましたが、湿度はこの季節としてはいくらか低いようで、気温ほどの暑さは感じませんでした。

モノクローム

　等々力緑地公園の蓮池で。水面が一瞬揺れて乱れたところでシャッターを切りました。
　川崎では昨日の午前中雷雨となり、熱せられた地面が冷やされて連日続いていた猛暑もようやく一服となりました。
　先日リヒテルの弾くバッハの平均律クラヴィーア曲集を買ったので、少しずつ聴いています。この盤はレコードでも持っているのですが、やはり、CDの便利さは魅力です。CDではすでにグールド盤も持っているので、このところはグールドの演奏で聴いていましたが、最初に買って聞いた演奏がリヒテルだったので、どうしてもこちらのほうが耳に馴染んでいて、心に響いてきます。ただ、このCD、1970年頃の録音にしては音が滲んだような感じであまり上質な録音ではないように感じました。気になったので、インターネットで調べたところ、同様の指摘がされていました。演奏がよいだけにクリアーな音でないのが少し残念。

切り株の造形

　先日訪ねた影向寺にある切り株。木の種類はわかりませんが、根元近くの直径は1ｍ以上あります。流れるような木目の模様が目を惹きました。
　この時期、窓を開けていると聞こえてくるのは主にセミの声ですが、シジュウカラの子供たちもほぼ毎日やってきて長いときは1時間以上も過ごしてゆくことがあります。もう子育てのピークは過ぎているのでしょうが、近くの川ではまだ体長20cm位のカルガモの子供も見られて、野生の動物たちは命を継なぐのに懸命です。
　この夏に読んだ本で日高敏隆さんの「セミたちと温暖化」の中にシジミチョウの名のいわれが書いてありましたが、シジミガイを開いた形に似ているからということでした。久しぶりに日高さんの本を読みましたが、この本もいかにも日高さんらしい味わいに溢れていました。

アブラゼミ

　白花のサルスベリにはアブラゼミが止まっていて、花を眺めているよう。
　オリンピックのサッカーは女子の方は決勝まで進み、見事に銀メダルを獲得しました。アメリカに敗れたもののなでしこらしい見事なプレーを見せて、アメリカを苦しめました。男子の方はメキシコに完敗し、3位決定戦でも韓国に敗れてしまいました。メキシコは日本よりも明らかに一枚上手という印象でしたが、ブラジルにも勝って優勝してしまったのですから、力の程が知れます。3位決定戦では日本に準々決勝までに見られたような躍動感のあるプレーがあまり見られず、最後を締めくくる試合としては少し寂しい内容の試合になってしまったのは残念でした。とはいえ、男女ともに将来の可能性を感じさせてくれるプレーを見せてくれたことは間違いありません。今後にさらに期待しましょう。

影向寺のサルスベリ

　影向寺のサルスベリがそろそろよい時期ではないかと思い出かけましたが、古木はまだ2，3分咲きといったところでした。一昨年の今頃は7，8分咲きにはなっていたので、だいぶ遅れているようです。写真はそれとは別のもう少し若い木でこちらは5，6分咲きとなっていました。
　写真を撮って帰宅後、しばらくして短い時間ですが、強いにわか雨が降りました。雨が降って少し涼しくなればよいのですが、少しも涼しくならず、猛烈な湿度を伴った暑さが戻ってきました。人間の方は参るような暑さの中、外ではアブラゼミがこれでもかというように大きな声を上げています。拙宅の猫額の庭では今年、随分たくさんのセミの抜け殻を目にしました。昨年はひとつも見なかったように記憶していますから、年によってばらつきが大きいようです。数日前には羽化したばかりでまだ真っ白のものを見ましたが、撮影するには薮蚊対策をしなければならず、見るだけに止めたのでした。

映像

　水面に映った映像には実物とはまた違った表情が見えてイメージが喚起されます。雨のあとのせせらぎ公園で。
　準決勝でフランスを破ってメダルが確定してよかったです。相当な苦戦を予想していましたが、やはり、フランスは技術、戦術、体力の3拍子揃ったチームと思いました。ＰＫをとられて、あれが決まっていたらどうなっていたかわからなかったですね。運を味方につけました。日本が放ったシュートは4本で2点を取ったのですから、この試合での決定力はすごいものです。宮間のフリーキックの精度、阪口のヘディングシュート、いずれもワールドクラスの美技でした。2点を取ってからは一方的に押し込まれる展開で、心臓によくない時間が長かったです。あそこでもう少し押し返す力を持つことが今後の課題といえるでしょうか。

鯉

　六郷用水にはたくさんの鯉が泳いでいて、いかにも気持ちよさそうで、見ているこちらも少しだけ涼しさのお裾分けをもらった気分。
　なでしこたちはブラジルを破って、いよいよメダルに手の届くところまでやってきました。よく組織された粘り強い守備からのカウンター攻撃が冴えていました。ブラジルの個人技から危ない場面も作られましたが、最後のところはキーパーを含む全員守備で防いでいました。数少ない得点機を冷静に決めたＦＷも見事でしたが、やはり、澤のプレーは攻守に光っていました。日本の女子サッカーにとって唯一無二の存在ですね。準決勝の会場はサッカーの聖地ウェンブリー、相手はフランスと決まりましたが、澤選手にとっては最後のオリンピックとなる可能性が高いだけになんとかメダルを取らせてあげたいと思っています。