Enoの音楽日記

オペラ、コンサートを中心に、日々の感想を記します。

帰国報告

2016年08月04日 | 身辺雑記
 本日帰国しました。今回はミュンヘン3泊、ザルツブルク2泊の旅でした。観てきたオペラは次のとおりです。
 7月30日 ラモー「優雅なインドの国々」(ミュンヘン)
 7月31日 ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(ミュンヘン)
 8月1日 アデス「皆殺しの天使」(ザルツブルク)
 8月2日 モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(ザルツブルク)

 「優雅なインドの国々」はラモーの代表作の一つとされるオペラ・バレエですが、今まで観る機会がなかったので、この機会に、と思って‥。
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」はキリル・ペトレンコの指揮とヨナス・カウフマンの出演が期待でした。ダフィット・ベッシュの新演出にも注目です。
 「皆殺しの天使」はトーマス・アデス(1971‐)の新作オペラです。アデスは、オペラの新作が今一番期待されている作曲家の一人ではないでしょうか。ザルツブルク音楽祭、ロンドンの王立歌劇場コヴェントガーデン、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場そしてコペンハーゲン王立歌劇場の共同委嘱です。
 モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」はスヴェン=エリック・ベヒトルフの新演出。今このオペラをどう演出するか‥。
 以上の各オペラの感想は後日報告します。

 出発前にはミュンヘンでテロが起きたので、空港や駅は警備が厳重だろうと思っていたら、とくに警官の数が多いとか、そんなピリピリした雰囲気はなく、いつもののんびりした街にホッとしました。

 もっとも「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、当初は歌劇場の前の広場にスクリーンを張って同時中継し、市民に無料で公開される予定でしたが(これは毎年恒例の行事です)、今年は直前に中止になりました。

 またザルツブルクでは、公演の途中の休憩のときに外に出た場合(皆さん外に出ます)、いつもなら出入り自由ですが、今年は再入場の際にチケットの提示を求められました。

 でも、変わった点というとそれくらいで、あとはいつもどおりの様子でした。現地の人々はともかく、わたしのような旅行者には、目立った変化は感じられませんでした。

 ミュンヘンでは1度、ザルツブルクでも1度、雨に降られましたが、そのお陰もあって比較的涼しい毎日でした。帰国した今日の東京は、入道雲が湧き起こり、いつもの暑い夏ですね。我が家にはクーラーがないので、これからが大変です。

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