たった1本のボールペンを落としただけで全員で探す整備士たち。
お辞儀の角度、ドリンクの出し方にこだわるCA。
これらを見て美咲洋子(上戸彩)は思う。
彼らは自分の仕事にプライドを持ち、妥協しないことを。
これまでの洋子はテレビ局のディレクターのように「そんなことどうでもいいじゃん」と思っていた。
規則・ルールでつまらないもの。
自分を型にはめるものと考えていた。
だからCAの制服を着くずした。
だが、今回の整備士たちの行動で、ボールペン1本を血眼になって探すことに重要な意味があることを知った。
整備士として自分の職務に懸命であることの厳しさと素晴らしさ。
プロフェッショナルであることの誇りを知った。
この整備士たちの行動を見た洋子は、朝練をするCA研修生を見て何を思ったか?
CAの仕事の意味はまだまだわからないが(次回の三神教官のエピソードで描かれるか?)、少なくともプロのCAになろうとしている彼らの懸命さは知った。
仕事は厳しいものであることを知った。
自分も整備士たちのようにCAのプロになりたいと思う洋子。
仕事に厳しさを持ちたいと思う洋子。
それゆえ洋子はテレビディレクターの言葉に怒る。
ディレクター「CAなんてたかが空のお茶くみじゃんよ!」
洋子「お前今なんて言った?ふざけんじゃねぇよ!」
肩のゴミをとって
洋子「ゴミ!CAを舐めんなよ!ご搭乗ありがとうございました!出口はあちらでございます!」
洋子の中で、CAと自分が初めて一致した瞬間だ。
それまでの洋子は、ディレクターに乗せられて「CA出身のお天気お姉さん」「女子アナ」になりたいと思うなどフラフラしていた。
CAの自覚を持った洋子が、今後何を学んでいくか楽しみだ。
ハチャメチャさはなくなってしまうのだろうけれど。
★研究ポイント
テーマ:自分の仕事に誇りを持てる人間は素晴らしい。
厳しさを持ちプロフェッショナルであろうとする人間は素晴らしい。
ストーリーの作り方:自分と職業が一致する時
★キャラクター研究:美咲洋子
洋子は実にオトコっぽい。
パイロットを挫折した翔太(錦戸亮)が堤修介(小泉孝太郎)にからかわれて怒った。
ふたりの間に割って入って喧嘩をおさめる洋子。
※間に割って入るっていうのが、男ですね。
また、慰め方も男っぽい。カラっとしてストレート。
「堤も悪気があったわけじゃないんだし。無理だったんでしょ、パイロット。未練でもあるの?それで堤にやきもち焼いてるの?なんかかっこ悪くない?」
それは弥生(相武紗季)との会話でも表現。
「彼女はいるのかなぁ?」と言う弥生に
「いねーだろー。あんな女のうじうじしたみたいなやつ。もうほんと最悪」
洋子にとって翔太はウジウジしたやつなのだ。
また洋子はカラっとしている分、切り換えが早いし素直。
自分が間違っていたと思えばすぐ謝るし、他人の痛みとも共感できる。
前回は沙織(上原美佐)、今回は整備士の渡辺(小市慢太郎)に謝った。
ただ、思慮が足りないだけなのだ。
そう言えば、洋子の男っぽさを描くこんなシーンもあった。
洋子は赤いソファに足を開いて座っている。
それをたしなめる弥生。
★名セリフ
整備士の渡辺は洋子に言った。
「俺たちは当たり前のことをやっただけだ」
「大変だって解ってくれただけでいい。俺達もCAの大変さわからないからな。CAは自分がやるべき仕事をやってくれればそれでいい。俺たちは、俺たちで頑張る飛行機は皆で飛ばすもんだから」
※整備士はCAをプロだと認めていることを示すせりふ。
洋子も自分も彼らの期待に応えられるようなプロになりたいと思う。
三神教官(真矢みき)
「あの方たちを怒る人間にあなたはなれていると思いますか?プライドを持ちたければ、それに見合うだけのCAになりなさい。まあ、あなたがやらなければ私が殴ってたかも知れないけど。冗談よ」
「でも、確か以前、同じ事言ってた方いたわね。CAなんて空のお茶くみって」
洋子
「アテンションプリーズ!アテンションプリーズ!当機はただいまより離陸いたします。ただいまより本日の機長中原翔太よりご挨拶申し上げます」
※ちょっと恥ずかしいけど、好きです。弥生、関山、洋子の四角関係に発展か?
翔太
「こうなったら世界一の整備士になってやっか!」
★名シーン
いよいよテレビオンエア。
自分たちがどう映っているか、ワクワクする仲間たちのリアクションもそれぞれ面白いが、一番面白いのは洋子。
今までなら先頭切ってテレビの前に陣取るのだが、今回は一番距離を置いている。
今までと違うリアクションだ。彼女の成長を物語る?
しかし、テレビが始まると人をかき分けて前へ。
それも洋子らしい。
オチは「つちのこ発見」でオンエア中止。
★ギャグシーン
1
洋子VS三神
三神「美咲さん、どうしてミニスカートになっているんですか?」
洋子「こっちの方が動きやすいんです」
三神「制服は着崩すものではありません。その寝癖も、次までに直して下さいね」
洋子「寝癖!?これファッションですよ。」
三神「ファッションはプライベートで!制服にこの髪はふさわしくありません。
寝癖と同じです。胸も開けすぎ。ジャケットのボタンも全部閉めること」
2
関山さん
関山「朝ごはん食べ過ぎちゃったんですよね。サイズ変えてもらおう」
三神「制服にサイズ変更はありません。体型を維持するのも仕事のうち。
制服を身につけた者には、今後どんどん高い意識と自己管理力が求められます。
当然、訓練内容もレベルアップします。
一日も早く理解して下さい。制服を着ることの意味を」
※がんばれ!関山
3
洋子VS沙織
洋子「とうとう来たね!うちらの時代が!これさえ着ちゃえばこっちのもんよ!
CAになったも同然よ!」
沙織「こうやって同じ服を着て見ると、改めて中身の違いが際立つわね。
ガサツさとか。下品さとか」
洋子「馬子にも衣装ってか~。沙織達も結構サマになってるぜ」
沙織「はあ?何で呼び捨て?!」
※前回で親しくなった洋子と沙織?
お辞儀の角度、ドリンクの出し方にこだわるCA。
これらを見て美咲洋子(上戸彩)は思う。
彼らは自分の仕事にプライドを持ち、妥協しないことを。
これまでの洋子はテレビ局のディレクターのように「そんなことどうでもいいじゃん」と思っていた。
規則・ルールでつまらないもの。
自分を型にはめるものと考えていた。
だからCAの制服を着くずした。
だが、今回の整備士たちの行動で、ボールペン1本を血眼になって探すことに重要な意味があることを知った。
整備士として自分の職務に懸命であることの厳しさと素晴らしさ。
プロフェッショナルであることの誇りを知った。
この整備士たちの行動を見た洋子は、朝練をするCA研修生を見て何を思ったか?
CAの仕事の意味はまだまだわからないが(次回の三神教官のエピソードで描かれるか?)、少なくともプロのCAになろうとしている彼らの懸命さは知った。
仕事は厳しいものであることを知った。
自分も整備士たちのようにCAのプロになりたいと思う洋子。
仕事に厳しさを持ちたいと思う洋子。
それゆえ洋子はテレビディレクターの言葉に怒る。
ディレクター「CAなんてたかが空のお茶くみじゃんよ!」
洋子「お前今なんて言った?ふざけんじゃねぇよ!」
肩のゴミをとって
洋子「ゴミ!CAを舐めんなよ!ご搭乗ありがとうございました!出口はあちらでございます!」
洋子の中で、CAと自分が初めて一致した瞬間だ。
それまでの洋子は、ディレクターに乗せられて「CA出身のお天気お姉さん」「女子アナ」になりたいと思うなどフラフラしていた。
CAの自覚を持った洋子が、今後何を学んでいくか楽しみだ。
ハチャメチャさはなくなってしまうのだろうけれど。
★研究ポイント
テーマ:自分の仕事に誇りを持てる人間は素晴らしい。
厳しさを持ちプロフェッショナルであろうとする人間は素晴らしい。
ストーリーの作り方:自分と職業が一致する時
★キャラクター研究:美咲洋子
洋子は実にオトコっぽい。
パイロットを挫折した翔太(錦戸亮)が堤修介(小泉孝太郎)にからかわれて怒った。
ふたりの間に割って入って喧嘩をおさめる洋子。
※間に割って入るっていうのが、男ですね。
また、慰め方も男っぽい。カラっとしてストレート。
「堤も悪気があったわけじゃないんだし。無理だったんでしょ、パイロット。未練でもあるの?それで堤にやきもち焼いてるの?なんかかっこ悪くない?」
それは弥生(相武紗季)との会話でも表現。
「彼女はいるのかなぁ?」と言う弥生に
「いねーだろー。あんな女のうじうじしたみたいなやつ。もうほんと最悪」
洋子にとって翔太はウジウジしたやつなのだ。
また洋子はカラっとしている分、切り換えが早いし素直。
自分が間違っていたと思えばすぐ謝るし、他人の痛みとも共感できる。
前回は沙織(上原美佐)、今回は整備士の渡辺(小市慢太郎)に謝った。
ただ、思慮が足りないだけなのだ。
そう言えば、洋子の男っぽさを描くこんなシーンもあった。
洋子は赤いソファに足を開いて座っている。
それをたしなめる弥生。
★名セリフ
整備士の渡辺は洋子に言った。
「俺たちは当たり前のことをやっただけだ」
「大変だって解ってくれただけでいい。俺達もCAの大変さわからないからな。CAは自分がやるべき仕事をやってくれればそれでいい。俺たちは、俺たちで頑張る飛行機は皆で飛ばすもんだから」
※整備士はCAをプロだと認めていることを示すせりふ。
洋子も自分も彼らの期待に応えられるようなプロになりたいと思う。
三神教官(真矢みき)
「あの方たちを怒る人間にあなたはなれていると思いますか?プライドを持ちたければ、それに見合うだけのCAになりなさい。まあ、あなたがやらなければ私が殴ってたかも知れないけど。冗談よ」
「でも、確か以前、同じ事言ってた方いたわね。CAなんて空のお茶くみって」
洋子
「アテンションプリーズ!アテンションプリーズ!当機はただいまより離陸いたします。ただいまより本日の機長中原翔太よりご挨拶申し上げます」
※ちょっと恥ずかしいけど、好きです。弥生、関山、洋子の四角関係に発展か?
翔太
「こうなったら世界一の整備士になってやっか!」
★名シーン
いよいよテレビオンエア。
自分たちがどう映っているか、ワクワクする仲間たちのリアクションもそれぞれ面白いが、一番面白いのは洋子。
今までなら先頭切ってテレビの前に陣取るのだが、今回は一番距離を置いている。
今までと違うリアクションだ。彼女の成長を物語る?
しかし、テレビが始まると人をかき分けて前へ。
それも洋子らしい。
オチは「つちのこ発見」でオンエア中止。
★ギャグシーン
1
洋子VS三神
三神「美咲さん、どうしてミニスカートになっているんですか?」
洋子「こっちの方が動きやすいんです」
三神「制服は着崩すものではありません。その寝癖も、次までに直して下さいね」
洋子「寝癖!?これファッションですよ。」
三神「ファッションはプライベートで!制服にこの髪はふさわしくありません。
寝癖と同じです。胸も開けすぎ。ジャケットのボタンも全部閉めること」
2
関山さん
関山「朝ごはん食べ過ぎちゃったんですよね。サイズ変えてもらおう」
三神「制服にサイズ変更はありません。体型を維持するのも仕事のうち。
制服を身につけた者には、今後どんどん高い意識と自己管理力が求められます。
当然、訓練内容もレベルアップします。
一日も早く理解して下さい。制服を着ることの意味を」
※がんばれ!関山
3
洋子VS沙織
洋子「とうとう来たね!うちらの時代が!これさえ着ちゃえばこっちのもんよ!
CAになったも同然よ!」
沙織「こうやって同じ服を着て見ると、改めて中身の違いが際立つわね。
ガサツさとか。下品さとか」
洋子「馬子にも衣装ってか~。沙織達も結構サマになってるぜ」
沙織「はあ?何で呼び捨て?!」
※前回で親しくなった洋子と沙織?