平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

またかいっ! 東京オリンピック招致に2億2000万の賄賂?~電通も関与か?

2016年05月13日 | 事件・出来事
 フランスの検察当局に拠ると、東京オリンピックの招致のために、東京五輪招致委員会は2億2000万円を支払ったのだそうだ。
 支払った相手は、元IOC委員で国際陸上競技連盟会長のラミーヌ・ディアック氏が関係する会社。
 フランスの検察は、この事実を完全に把握しているという。

 はあ~、またか……。
 完全に金まみれのオリンピックだね。
 仮にフランスの検察の捜査が間違いだったとしても、そんなことはあり得るよな~、と思ってしまう所が怖い。

 このオリンピックは本当にケチがついてばかり。
・エンブレム問題
・新国立競技場問題
・聖火台問題
・当初の予算を兆単位で上回る膨大な建設費。
・舛添知事の「東京オリンピックをよろしく」というためだけのロンドン、パリ、ニューヨークの豪華な旅。

 東京オリンピックまであと4年あるけど、今後は何が出てくるんだろう?

 ちなみに海外では、この賄賂授受に、日本の大手広告代理店・電通が関わったと報道されている(=賄賂を受け取ったとされるラミーヌ・ディアック氏の友人が電通の子会社のコンサルタント)。
 そして電通と言えば、東京五輪を取り仕切る広告代理店。
 テレビの放送権や開会式の運営など、すべての利権に関わる。
 なるほどね、そういう構造か。
 問題になったエンブレムだって、審査に電通が関わっている。
 この賄賂問題について、日本のテレビメディアは<電通>の名を出していない。
 それをしないのは、電通が広告収入やオリンピックの放送権に多くの権限を持っていて、にらまれると困るから?
 やはり、この国は、黒船とか敗戦とか、外圧がないと変わらないね。
 今回の賄賂問題もフランスの捜査で発覚した。
 パナマ文書も外国からのものだ。
 
 それにしても、こんなにワクワクしないオリンピックは初めて。
 すべてがカネ、利権がらみに見える。
 唯一よかったのが、
 オリンピックが巨大利権で、これに群がるシロアリがいっぱいいることと、
 この国は上級国民様が仕切っていることがわかったこと。
 庶民はいい加減、怒りましょう。
 完全にバカにされてる。

 この問題を日本のマスコミや捜査当局がどう扱うかも楽しみだ。
 2億2000万は裏金らしいから、その出所があるはずだし。


※参照記事
 東京五輪招致で、日本の銀行口座から送金か(NHK NEWS WEB)

コメント
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