平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

東京五輪招致疑惑~カネを支払った先は完全なペーパーカンパニー! 契約書も存在せず

2016年05月15日 | 事件・出来事
 東京オリンピックの招致に2億2000万の賄賂を払ったとされる疑惑。
 これが振込先の会社の画像だ。

 

 どう見てもマトモな会社には見えない。
 完全にペーパーカンパニー。

 それなのにJOC(=日本オリンピック委員会)の竹田会長は、
「支払いはコンサルタント料」(笑)
「契約した会社は実績のある代理店で、アジア中東の情報分析のエキスパート」(笑)
 と発言。

 で、民進党がJOCを呼んで、この件についてさらに詳細に確認すると、
 JOC側は、
「契約書は保存されていると思います」
「契約書はJOCにはございません」
「正確な場所は我々も聞いていません」
 って、どれだけズサンな管理をしているんだよ!
 そもそも、この2億2000万というカネはどこから出てきたのか?

 今後、予想されるJOCの対応としては、
「先方の会社にダマされました」
「東京オリンピック招致委員会がやったことで、私共には関係ありません」
 って感じかな?

 で、結局、エンブレムや新国立競技場問題の時のように誰も責任をとらない。
 まったく、オリンピック関係の仕事というのは優雅な仕事だねえ。
 遠藤オリンピック担当大臣は何をやってるの?
 まあ、遠藤大臣もこうした連中とズブズブだろうから、ツッ込んだ追及はしないだろうなぁ。
 聖火台をどこに置くかに気づかなかった人だから、言いくるめられるんだろうなぁ。

 このペーパーカンパニーと東京オリンピック招致委員会の仲介をしたとされているのが、
 日本の大手広告代理店の<電通>である。
 しかし、昨日書いたとおり、テレビ局などはオリンピックの放送権や広告料収入などで利害関係にあるから、報道で電通の名を出さない。

 2020年の東京オリンピック。
 <腐敗>と<いい加減>だらけで、むしろ素晴らしいよ!
 今後、何が出てくるか、すごく楽しみ!


※関連記事

 東京五輪招致疑惑、テレビ局の露骨な<電通隠し>が発覚!(当ブログ)

 東京五輪招致「コンサルタント料」、契約書など確認できず(TBSニュース)

※追記
 それにしても……
「支払いはコンサルタント料」
「契約した会社は実績のある代理店で、アジア中東の情報分析のエキスパート」
 って、JOCの竹田会長はこれで言い逃れが出来ると思ったのかね~。
 もし、そうだとしたら危機管理能力ゼロ!
 日本国内はダマせたとしても、海外メディアや捜査当局はダマせない。
 日本国内のメディアは抑えられても、ネットの世界は抑えられない。

 
コメント (4)
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