平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

舛添都知事問題で、『ドラゴン桜』を思い出した~ルールは頭の良い奴に都合のいいように作られている

2016年05月03日 | 事件・出来事
 巷でウワサの舛添東京都知事。
 もともと発言に傲慢さがある人だったけど、権力を持って、さらに増幅したか?

 まずは海外出張。
 莫大な費用をかけての大名旅行!
 飛行機は、知事はファーストクラスで、随行職員も一部はビジネスクラス!
 ホテルは、ロンドンで1泊19万8000円、ニューヨークで5泊73万5600円(1泊14万7000円)!

 ちなみに
 埼玉県・上田知事が北京出張の際に泊まったのは、1泊2万8000円のホテル。
 神奈川県・黒岩知事の英国出張の時は、1泊3万2200円。
 千葉県・森田知事のオランダ出張は、1泊2万4200円。

 すごいねぇ、さすが東京! 使える予算が違う!
 でも、僕たち、東京都民は、あれれ? 使いすぎじゃねえ? と思うけどね。
 埼玉県・上田知事も「おおらかなお金の使い方だ」と皮肉。
 
 公用車での別荘通いも週刊文春で報じられた。
 年間48回、ほぼ毎週末、公用車で神奈川・湯河原町の別荘へ。
 この批判に対する舛添都知事の言い訳は、
・静かな場所で仕事をしたい。
・昨年、股関節の手術をしていて、足を伸ばせる風呂に入りたい=都内の自宅は足を伸ばせない風呂らしい。
・「公用車は動く知事室」
・「あのね、政治家というのはトップリーダーです。先々のことを、大きなグランドデザインを描く作業があるんです」
 まあね、仕事をちゃんとやってくれたら公用車くらいはいいんだけど、この人、何か大きな仕事をやったのか?
 オリンピックは失態ばかりだし、予算もメチャクチャ膨らんでるみたいだけど。

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 舛添知事はこんな言い訳もしている。
「ルールどおりやっているわけですから、何の問題もない」

 <ルールどおりやってる>
 でも、このルールってやつが問題でして、おおむねルールは<抜け道だらけ>だったり、<権力者に有利>なように作られている。
 何しろルールを作っているのが権力をもっている人間なのだから自分たちに都合のいいルールをつくらないわけがない。
 政治家の政治資金の問題だって、「ルールどおりにやっている」「間違っていたので修正した」「秘書がやったこと」で済まされている。
 で、兵庫県議の野々村竜太郎のような小物が、時折、ガス抜きのように使われる。
 マスコミも警察も検察も、小物ばかりを追いかけて、大物に手をつけようとしない。
 そう言えば、甘利明はどうなった?
 週刊誌の報道によれば、甘利サン、すでに元気みたいじゃないか。

 このことは、コミックやドラマで大ヒットした『ドラゴン桜』でも言っていた。
 主人公の教師・桜木は生徒たちにこう教えている。

「お前らこのままだと、一生騙され続けるぞ。
 社会にはルールがある。
 その上で生きて行かなきゃならない。
 そのルールってやつは、全て頭の良い奴がつくってる。
 つまりどういうことか。
 そのルールは全て、頭の良い奴に都合のいいようにつくられてるってことだ。
 逆に、都合の悪い所は わからないように上手く隠してある。
 だが、ルールに従う者の中でも、賢い奴は そのルールを上手く利用する。
 例えば、税金。年金。保険。医療制度。給与システム。
 みんな、頭の良い奴がわざと分かり難くして、ろくに調べもしない頭の悪い奴らから多く採ろうという仕組みにしている。
 つまり、お前らみたいに、頭を使わず、面倒臭がってばかりいる奴らは、一生騙されて高い金払わされ続ける。
 賢い奴は、騙されずに得して勝つ。
 バカは騙されて損して負け続ける。
 これが、今の世の中の仕組みだ。
 だったら騙されたくなかったら、損して負けたくなかったら、お前ら、勉強しろ!」

 というわけで、
 舛添都知事は、自分たちに有利なルールに乗っかり、都合のいいように解釈して、税金を浪費しているだけなのだ。

 舛添さん、あなたのすべきことは、ルールに乗っかって、ぜいたくをすることではありませんよ!
 ルールを変えて、その分、浮いた税金を他のもっと有効なことに使うことです!

 そう言えば、安倍首相、現在、ヨーロッパに外遊に行っていて、その費用は5億だとか。
 果たして5億の価値のある仕事をしているのか?
 ただの旅行ではないのか?
 今でも熊本では何万人もの避難生活をされている方がいて、余震が続いているのに。
 まずは、疑問を持つことから始めましょう。


コメント (2)
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