西鉄天神大牟田線は97年春の九州遠征で、福岡観光を終えた後、熊本まで移動する際に、ちょうど天神付近にいたことから、大牟田まで西鉄体験をしようと思い立ち8000系特急で天神~大牟田間を乗り通した。初めて乗った西鉄の印象は物凄く速いということだった。実際には時速100km/h程度しか出してないようだったが、単線区間などでもかなりスピードを出しており、“西鉄やるな”という思ったものだ。
その後、何度か九州には訪れどしばらく西鉄には乗っていなかった。久しぶりに乗ってのは2005年の正月で、この時は西鉄全線乗り潰しを一つの命題としていたので、天神大牟田線はもとより甘木線や太宰府線、宮地岳線にも乗っている。2005年1月3日の朝から西鉄福岡に出向いて8000系特急で大牟田へ。三が日の早朝だけにあまり混んでいなかったが、8000系の鉄っちゃんシートは鉄っちゃんだけでなく一般人にも人気があるようで、占有するには競争率が高かったのを思い出す。大牟田まで乗って折り返しはJRで折り返して弥生が丘で撮影をしてから基山まで行って基山から甘木鉄道~西鉄甘木線の乗り潰しをして天神大牟田線に戻っている。久留米まで行って同駅で少し撮影をして太宰府線に乗るために急行で二日市まで行った。このとき初めて元特急車の2000系に乗っている。さらに太宰府線を攻略して、ついでに太宰府で初詣も済ませて帰りは、初詣臨とも言うべき直通急行で西鉄福岡まで戻っている。この時の急行も2000系だった。2000系は阪急6300系と同世代の車両だが、造りとしては阪急6300系の方がはるかに先進的な車両だったのかなと思う。しかし、後継の8000系に後を託して特急車からあっさり引き下がった2000系に対していつまでも特急車として君臨(居座り)続けている6300系もどうかなと思う面もある。
西鉄にはこの後2005年8月28日の九州遠征でも熊本方面から鹿児島本線を北上する際に、大牟田から薬院まで8000系特急に乗っている。この時は薬院から地下鉄七隈線の乗り潰しをしているので西鉄福岡には立ち寄っていない。