京都タワーを見て京都人でもないのに帰ってきたを実感する/急行きたぐに車中より
2012年元旦。新潟から乗車した急行きたぐには時刻通り運転し、草津付近にておはよう放送が流れました。米原あたりで目が覚めてしばらくまどろんでいましたが、“皆様あけましておめでとうございます。本日は1月1日元旦です。列車は時刻通り運転しております”の放送を聞いて目が覚めました。当然ながら鉄道唱歌のメロディ付です。しまった!動画に収めておけばよかったと少々後悔しました。急行きたぐにで年を越すのは3回目になります。JR西日本のお正月乗り放題の切符が大晦日と元旦の2日間バージョンがあった時に2回自由席で年越ししています。今回は豪華にB寝台下段です。夜行列車での年越しはいいもんですね。あけましておめでとうございますの放送は車掌さんの裁量によるところもあるようなので、今回はおつな車掌さんに当たってよかったです。大津、京都と停車して、列車は最終行程へと入りま
す。琵琶湖線内ではいつも急行きたぐにはゆっくり走ります。通常時なら貨物が前を走ったりしていますが、正月は貨物列車は休みなので、時間調整の流し走りになるのでしょう。京都からは結構快調に走り、新大阪に近づくにつれて速度が落ちて行きます。鉄道唱歌メロディ記録のために動画を流していましたが、新大阪到着前には流れないだろうと思っていたら流れました!やられた。吹田あたりから動画回せばよかった!デジカメの充電とメモリー容量を確認して最後の新大阪出発後に賭けます。新大阪から大阪到着までの間動画を回して鉄道唱歌メロディをGET!このメロディが聴ける列車て後どれぐらい残っているのか?ひょっとして583系きたぐにが最後か?旅情を掻き立てるメロディが聴けて最後となるであろう急行きたぐにの旅を締めくくれて大変満足しました。降車時は降車後の撮影のため慌ただしかったですが、1985年3月改正以来583系を使用し続ける急行きたぐには583系晩年の顔として十分役目を果たしてきたように思います。改めてご苦労様ですという言葉を贈りたいと思います。