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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「先に憂い、後で楽しむ」

2025年04月15日 | お出かけ

2年前に我家にホームスティしたドイツ人のB君、その後、名古屋大学でインターンシップを受け、それが先月いっぱいで完了。
その後ドイツからの友人たちと10日間ほど日本のあちこちを旅行し、最後に我家に寄ってくれました。
私への花束と、夫へのスコッチウィスキーを持って。



昨日は東京での最後の日ということで、彼の希望で日本庭園へ。
神楽坂の「ル・ブルターニュ」でガレットランチ。
フランスとドイツは隣り合っているのでクレープは食べるが、こんなブランチのようなガレットは初めてだと。
神楽坂は昔の花街の名残りをあちこちに留めていて、細い石畳の道や黒い板塀が面白かったらしい。



そこから小石川後楽園まで歩いて行きました。
入口に入ったら、丁度ボランティアのガイドツアーが始まるところで、彼の希望でそれを聞くことに(日本語なので、私が所々通訳)。
年配の女性のガイドさんが、後楽園の歴史や庭の造形の意味など、丁寧に説明してくださいました。
後楽園には何度も行っているのに、知らないことばかり。



後楽園は江戸時代初期に水戸徳川家の頼房が造り、光圀の代に完成したのだそうです。
後楽園の名は、中国の古書の一節「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名付けられたのだと。
庭園の中の池や橋、石、建物の一つ一つに深い意味があったのですね。



桜はほぼ終わり、ツツジや藤には早いという端境期でしたが、青葉がなんとも美しい。
B君から聞いた旅行の話が面白かった。
京都や飛騨高山、富山などレンタカーで廻り、あちこちのAirB&Bに泊ったのだそうです。



彼を含めて若者5人、うち一人は女性で、中の一人のガールフレンドなのですって。
一部屋に女性も含めて泊まるなんて、今風だと言うべきなのか。
B君が我家に来ている間、彼らは新宿のB&Bに泊っていたらしい。



我家に三晩泊り、今日、大きなスーツケースを抱えてタクシーで羽田空港へと向かいました。
今度会うのはいつかな…?

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新宿御苑の花吹雪

2025年04月13日 | お出かけ

晴天の昨日、新宿御苑は八重桜が満開で、夢のように綺麗でした。
ソメイヨシノは木によってはもう散り始め、それも花吹雪で素晴らしい。
その桜天国に、着物仲間と行って来ました。



着物初心者の私と違って、皆さん年季が入っていらしてそれは綺麗な着こなし。
しかも着物を着るというメチャ面倒なことを好み、それを見せびらかすために集まるというだけあって、まあ話も遊び方も豪胆で楽しいこと。
新宿御苑ではシニアになると入園料が半額になるのですが、証明書を持っていなかったお一人が、顔見ただけでパスされたというのはどういうこっちゃ?と。



姥桜5人組(メンバーの一人の言葉)であってもこれだけ揃うと中々の見もののようで、外人観光客から撮ってもいいかと言われたり、一緒に撮らせてほしいと頼まれたり。
着物で撮られるときは身体を斜めにし、脚を少し曲げてねなどと教えて貰ったのですが中々上手にできず、芸なくただ突っ立っているのが私です。



大木戸門前の「御苑茶屋ZUZU」で「鯖と筍の春の釜めしセット」を頂き、御苑の中を歩いたり踊ったり撮影会、歩き疲れてコメダ珈琲御苑前店でお茶を。
よく話してよく笑いよく歩き、この日も一万歩超でした。

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桜と花桃を観る旅行

2025年04月11日 | お出かけ
春の花を巡る日帰りバスツアーに行って来ました。
まずは桐生からのわたらせ渓谷鐵道。



鐵道という見慣れない言葉は明治時代に広まった古い言葉で、鉄道を意味するのだそうです。
小豆色の2両編成の列車が山間部をのどかに走り、両側に桜、花桃が咲き誇っていました。



お昼を食べてから向ったのは、前橋の赤城南面千本桜。
桜、菜の花、芝桜の競演が夢のようでした。



満開の桜は実に美しいのですが、なんとも悲しくもある。
今現在ミサイルが飛び交っている国もある中で、呑気に花見をしていられる環境に感謝するとともに、そうは言ってもどうにもできない思いもあるのです。



身内の死去、愛犬の老衰、身内の裏切り、消えた情熱、過ぎ去った日々への思い、そんなものへの悲しみは物質的豊かさではどうにもならないし、美しいものを見るほどに切ない思いが高まる気がする。



そんな思いは多かれ少なかれ、誰もが抱えているのでしょうけれど。
だからこそ、「桜の森の満開の下」や「桜の樹の下には屍体が埋まっている」なんて文学があるのでしょうね。

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桜とチューリップと老犬

2025年04月05日 | お出かけ

今年もタロウを連れて行って来ました。
新横浜近くの江川せせらぎ新道。
桜とチューリップの競演が見事な遊歩道です。



見えない、聞こえない、認知症のタロウは、呼んでも聞こえないし、自分がタロウということも多分わかっていない。
なので目を合わせることができず、こんな写真しか撮れないのです。
大小様々の元気な、白や黒や茶色の犬が、楽しそうに遊歩道を散歩している。
可愛いなあ、いいなあと思う。
タロウもかつては尻尾を振りまくって、ウキウキと跳ねるように散歩していたなあと。
今はもう狭い遊歩道を歩かせると、あまりにもノロく休み休みなので、後ろを歩く人に申し訳ないくらいです。



でも昔のタロウを見て、元気でいいなあと思う老犬の飼い主がいたかもしれない。
物事は巡るのですね。



食欲だけはあったタロウが、最近食事を出してもすぐには食べなくなりました。
ドライフード(カリカリ)の上に、生野菜や茹で野菜や茹で肉など細かく切ったのを乗せて与えているのですが、その上の部分だけ食べてカリカリは残したり。
それでも何時間かたつうちに、カリカリもなくなっているのですが。
来年も又この遊歩道に来られますように。


(2021年のタロウ)

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春の雪

2025年03月20日 | お出かけ

3月中旬というのに昨日は朝、ミゾレが降っていました。
所によっては雪やヒョウが降り、都心にも春の雪が。
お昼頃日比谷ミッドタウンに行ったら春の花祭りが始まっていましたが、こんなに雪が残っていてビックリ!



気温の変動で体調を崩すなんて、と以前は思っていました。
寒くなったら一枚着込み、暑くなったら脱げばいいじゃないのと。
それは若い時の奢りであったなあとつくづく思う。
あまりにも急激に気温が変わると自律神経がやられるようで、不眠や肩凝りが酷くなり、先週からは風邪を引いてしまいました。
コロナ禍の間は風邪とは無縁であったのに、開けた途端に駄目。
地下鉄の中ではマスクしているけれど四六時中している訳ではないし、手洗いの頻度も落ちたし、やはり心構えが違うのでしょうね。



昨日の最適気温は1.2℃、最高気温は10.7℃、今日の最高気温は13℃で、この週末は20℃を超えるのですって。
まあ、身体を労わりながら付き合っていくしかないのでしょう。
ソメイヨシノの蕾はまだまだ固く見えて、あと数日で開花するなんて信じられないのですが、開花予想は22日です。



可愛い犬を見かけると、つい声をかけて撮らせて貰います。
タロウもこうして撮っていたなあと。



映画の前のランチは、銀座BARABABAO(バラババオ)で。
ヴェネチアに昔から続く「バーカロ(ヴェネチアの典型的なオステリア)」を再現したイタリア料理店なのだそうで、入り口に立ち飲みするバーがあります。
銀座の一等地でこのランチ価格はお得!と喜びましたが、珍しいデザートを見つけたので思わず追加。
クリームチーズとプラリネのセミフレッドとポレンタを使った焼菓子"トルタ・ズブリゾローナ"。
この天井からぶら下がっている沢山の鍋は、魔除けなのだそうです。


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ミモザとドジャース

2025年03月16日 | お出かけ

長善寺のミモザが見事と聞いて、昨日タロウを連れて行って来ました。
タロウはもう、お出かけに連れ出しても全く喜ばない。
以前は近所の散歩に行くだけでも狂喜し、車で出かけるとなると尻尾を千切れるほどに振って喜んだものですが、今はまるで無反応です。
それでも、たまには違う所へ連れて行ってやりたい。



燃え立つようなミモザの巨木は、本当に見事でした。
隣にはカンヒ桜も。
境内には河津桜や梅や沈丁花など様々な花が咲き、甘い匂いで満ちています。
見えなくても聞こえなくても、匂いが少しは分かるよね、タロウ。



昨日は薄ら曇りで寒かったので、冬の外出時によく着せていたドジャースの防寒服を着せようとしたのです。
背中部分とおなか部分をマジックテープで止めるタイプの服なのですが、どうにも上手く止められない。
ずっと5.8㎏だった体重が今は4.8㎏と減って、痩せた筈なのに何故?

  

そういえば、久しぶりに会った犬友さんが言った言葉を思い出しました。
タロウ君、ちょっと背中が曲がったね。



ああ、そうだったんだ…
毎日見ていると気が付かないけれど。
最近はトイレもまったく駄目になったので、この時もオムツをしています。
老化は悲しいね。


(2020年ドジャースの服を着たタロウ)

今日16日は本当は、表参道でSt.Patricksのお祭りが行われ、タロウに緑の服を着せて見に行くのを楽しみにしていたのでした。
が、朝から冷たい雨で断念。
近年、このパレードの度に会っていた巨大犬、アイリッシュ・ウルフハウンドの黒兵衛君と十兵衛君に会うのを楽しみにしていたのに。
10歳を超えるのは難しいと言われているウルフハウンドの彼ら、去年9歳と6歳だった。
来年のお祭りで会える保証は、タロウにも彼らにもないのに。
残念です。

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「動き出す浮世絵展」、巨大なクジラ

2025年03月14日 | お出かけ

いけばな展の後、天王洲の「動き出す浮世絵展」へ。
”北斎、国芳、広重、歌麿、写楽、国貞などの浮世絵300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使してデジタルアート作品として描き、立体映像空間で浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム”。



まずはこんな十数面相の門が、音楽と共に迎えてくれます。



「ジャパン・ブルー」と絶賛されるという、大迫力の水の表現を体感する藍色の世界。
大きな部屋の三方にこの絵が流れてその全体を撮りたかったのですが、大きすぎるのと人が沢山いるので、こんなごく一部しか撮れませんでした。



北斎のあの波の絵の中に巨大なクジラやエビやタコが現れて驚きましたが、魚介を描いた浮世絵がちゃんとあったのねえ。



花鳥風月、江戸の人々の暮らし、お祭りなど、様々な世界が。



浮き出た巨大な富士山が、春夏秋冬、それ以上に次々に様相が変わります。
ただもう圧巻でした。



こちらの展覧会、着物で行くと割引になるということでしたが、2700円から100円ばかり割り引かれてもねえ!?
本当はポスターのように、絵の真ん中に立った後姿を撮りたかったのですが、やはり人が多すぎて…
私の下手な説明よりも、是非HPの美しい動画をご覧ください。

「動き出す浮世絵展」公式HP 

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お華展、そしてBicerin

2025年03月13日 | お出かけ

今年は3月3日雛祭りの日に雪が降り(我家の辺りはミゾレで積もりませんでしたが)、異例な寒さが続いていましたが、今日はいきなり20℃超という暖かな陽気。
新宿高島屋のいけばな協会展にお邪魔しました。
上の写真は、草月流勅使河原茜氏の作品。



華やかな春の花の宴は、甘い匂いに包まれています。



こちらは古流大塚理司氏の作品。



黄色の花がとても目立ったので、その色ばかり集めてみました。
折しも、春に黄色の花が多いのは何故かという記事を読みました。
それは植物の種の保存戦略の為であり、ハチなどの昆虫は、黄色いものに集まりやすいからなのだそうです。
確かにこの時期、散歩していても、菜の花、スイセン、ヤマブキ、ミモザ、レンギョウなど、鮮やかな黄色の花が目につきますね。



ランチは高島屋内のイタリアの老舗カフェ「Bicerin(ビチェリン)」で。
小松菜とチキンのパスタ、ホットサンド盛り合わせ、ウンベルト一世のパンケーキを頼んで友人とシェアしました。


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大倉山公園ー初春の光や風

2025年02月24日 | お出かけ

次男夫婦が住んでいる大倉山には、梅林が綺麗な大倉山公園があります。
梅が見頃だというので、タロウを連れて夫と、そして次男夫婦と行って来ました。



この週末は梅祭りが催され、山ほどの屋台、野点や踊りのステージもあって、物凄い人混みです。
梅は8部咲きくらい。
人が多すぎて、タロウが乗ったバギーを押すのに苦労する程でした。
写真は、極力人がいないところを撮りました。



2年前、2023年3月5日に、やはりタロウを連れて来たのでした。
その時にもタロウはもう大分弱っていて、上り坂などは抱っこして運びましたが、今思えば元気だったなあ。
何しろまだバギーが要らなかったし、こちらを見て笑っている、こんな写真が撮れたのですから。


(2023年3月)

今はもうこんな感じ。
公園の中の空いている所で少し歩かせて、後は殆どバギー、或いは車の中で寝ていたようですが、それでも出かけたら疲れたようで今日はもうぐったりと。
以前のように散歩もお出かけも喜ばないし、尻尾を振ることもまったくないのですが、それでも初春の光や風や梅の匂いが、僅かにでも刺激になっていると信じたい。
また行こうね、タロウ。



ランチは、大倉山の犬連れ可のイタリアンバル「マリーナ・ピッコロ」で。
その後、次男宅に寄ってケーキを食べて帰りました。



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抜けるような青空の下

2025年02月22日 | お出かけ

東博の前に結構な人だかりがあって驚きましたが、ハローキティ展目当てでした。
ざっと見た限りでは、若いお嬢さんが多かったよう。
展覧会オープン当初は、ミュージアムショップの限定グッズを買い占めるC国人バイヤーが殺到したということですが、もう落ち着いたのかしら?
上野の国立博物館というと堅苦しいメージを私は持っていたのですが、「挂甲の武人」を美男子揃いと喧伝した昨秋の「はにわ展」といい、「ハローキティ展」といい、今回の百花繚乱大パノラマ展といい、工夫を凝らして頑張っているのねえ。



冬の上野公園では、アイスチューリップを見るのを楽しみにしています。
球根を一定期間冷蔵することで開花時期を早めたという、新種のチューリップ。
それが、今年はこんなにショボショボ。


(奥は東博)

2022年11月にはこんなに咲いていたし、通常、見頃は1~2月だというのに。
上野のアイスチューリップに何が起きたのか?


 (2022年11月26日)

それにしても大寒波に襲われてるというこのところ、最高気温は10℃行くか行かないかという日々ですが、写真のように連日抜けるような青空です。
でも日本海側では大雪が続いていて、雪下ろしに苦心してる様子が毎日ニュースに。
先月来たベルギーの青年は、この冬はずっと惨めったらしい冷たい雨の日が続いていて、ここ一ヶ月で晴れたのは2日だけだったと言っていました。
こちら毎日こんな晴天、南向きのガラス越しの部屋では暖かすぎるくらいで、ありがたいことです。

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