「中国人の99.99%は日本が嫌い」(若宮清著)http://tinyurl.com/mhggl33という本があります。
amazonによれば
「日中台の平和を築くため台湾に留学し、毛沢東に憧れ、あの文化大革命にも参加し、
現在中国・台湾の政財界トップのみならずアジアに太い人脈を持っている男が語る、
興味深い中国と中国人論」ということです。
この本を読んだ感想を一言で言うなら「ムカつく」。
”ウソを100回言い続ければ真実になる。どんなに自分が悪くても絶対に謝らない。それが中国のDNAだ! ”
”戦後の日本の平和憲法下における諸政策や世界平和への希求など一顧だにせず、
六兆円というODAに感謝を示さないのも当然といえば当然”
というようなことを延々と言い続けているのですから。
反日デモのからくりや、反日教育の具体的な内容について。
「南京虐殺」についての中国の教科書の記述の具体例なども。
これを読んで、普通の日本人であれば腹が立たない人はいないでしょう。
他にも似たような趣旨の本を何冊か読んで
そんなにこちらを嫌っている国へ行くということに
最初は少々身構えていたのですが…
ほんの4日間の印象としては、ちょっと拍子抜けでした。
真意はともかく、観光客の我々は結局、いい鴨に見られていたように思います。
確かにちょっとした買い物にもボラれまくって(夫婦そろって値切りが下手)
まさしく葱背負った鴨。
そんな鴨に、そうそう酷い態度は取れないでしょうから。
といって、態度がよかったといえば決してそんなことはなく、
飲食店の店員、空港の係員、銀行の窓口、そういった人々の態度は
総じて「感じ悪い」。
つっけんどんでにこりともしない。
別に日本人に対してだからという訳ではなく、全般にそうらしい。
銀行で両替をしたときも、散々時間かけて「替えてやってる」という感じ
(少しばかりの両替にパスポート提示は勿論、3度も署名させられた)だったし
地下鉄のセキュリティ係には、顎で指示されたことも。
共産圏というのはそういうものなのか。
ワイタンの森ビル、パークハイアット・ホテルの97階のラウンジバーでは
さすがに従業員の躾は行き届いているのか、良いサービスが受けられましたが
今度は「慇懃無礼」な感じ。
一番精力的なサービス(強引な呼び込みとも言いますが)をしてきたのは、
あの丸ごとバッタ屋ビルの店員だったかもしれません。
写真は豫園です。