Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

遂に…

2022年12月30日 | 社会

28日の朝、発熱。
すぐに近所の発熱外来に電話、中々繋がらなかったものの、その日の午後に予約が取れました。
結果は陽性。
抗生物質と解熱剤が処方されました。
最近、私の周りで続々とコロナ感染者が出ていたので、遂に来たかという感じ。

初日は38℃出て、平熱が5℃台である私には、これでも十分辛い。
全身が痛く、そして喉が痛い。
しかし翌日にはもう微熱に下がり、全身のだるさと喉痛はまだあるものの、これくらいで済めばありがたい限りです。
ただ…
私の味覚と嗅覚は何処へ行っちゃったの?

お昼に夫が買ってきてくれたコンビニのキツネうどんを食べたのですが、出汁の味が全く分からず、甘味だけ僅かに分かるという感じ。
蒲鉾なんて、ゴムを食べているみたい。
匂いもまったく分からず。
味覚嗅覚を失くしたら私の人生、どんなに味気ないものになることか。

周りの友人の話によると、数日で戻った人あり、一ヶ月、二ヶ月かかったと色々なようです。
様子を見るしかないようです。
隔離期間が7日間に短縮されたのはありがたいのですが、年末年始は自宅静養となりました。
夫にうつす訳にいかないので、私は一日中ベッドルームに籠ってなきゃいけないのが面倒です。

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「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」

2022年12月27日 | 映画

邦題から、もっとほのぼのとした作品かと思いました。
ルイス・ウエインの猫の絵は知っていましたが、彼のことはまったく知らなかったのです。
19世紀後半、イギリスの上流階級に生まれたルイス(ベネディクト・カンバーバッチ)は早くに父を亡くし、一家を支えるためイラストレーターとして働くようになる。
やがて妹たちの家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋に落ちた彼は、周囲から身分違いと猛反対されながらも彼女と結婚。
エミリーは末期癌を宣告されてしまう中、子猫を飼い始め、ルイスはその猫の絵を描く。
猫の絵が評判になるが、ルイスは騙されやすくていつも経済的に苦しく、やがて精神を病んでいく…



ルイスには5人の妹がいたのですが、大人になっても誰一人として働かない。
あの時代の上流階級の娘は、働くことができなかったのですよね。
金持ちの男と結婚するしか生きていく道はなかったのに、その5人とも結婚しなかったというのだから驚きます。
働きもしないのに贅沢することだけは知っている5人の妹たちを、生涯ルイスは背負っていたのですね。
うち一人は精神を病んで、施設に送られてしまうのですが。



そしてルイスが家庭教師と結婚することに、周りがあまりにも酷い拒絶反応をしたことにも驚きました。
教師をするくらいだから学歴はあったでしょうに、身分が下だというだけで許されないのですね。
反対を押し切って結婚し、愛に満ちた生活を手にするのですが、エミリーはたった3年で亡くなってしまうのです。
ルイスの嘆きはいかばかりだったか…



猫の絵が評判を呼んで爆発的に売れるようになるが、ルイスはビジネスセンスがなく、著作権対策もせず、出版社からは買いたたかれ、いつも金銭的に困っていた。
やがて統合失調症を発症し、可愛らしい猫の絵も、次第にサイケデリックなものに変わっていく。
晩年は貧困者用の劣悪な精神病院に押し込められていたところを、彼の絵のフアンなどが募金を募り、恵まれた環境の、猫を飼うこともできる施設に移ることができたのだそうです。
ラストシーン、お城のような石造りの施設の中庭で、綺麗な景色を眺める老いたルイスの姿が印象的でした。
原題は何故「The Electrical Life of Louis Wain」というのか不思議でしたが、
ルイスは世の現象全てを「電気」で説明するという理論を振り回していたようです。
愛する人や猫に出会ったことも、ルイスにとっては”Electrical”な奇跡だったのでしょう。

公式HP 

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贅沢なイブの過ごし方

2022年12月25日 | 劇、オペラ、コンサート

音楽好きな友人が東京で一番贅沢なクリスマス・イブの過ごし方だといって、一夜限りのコンサートに誘ってくれました。
サントリーホールで、バッハ・コレギウム・ジャパンの「聖夜のメサイア」。
我家は新国立劇場の賛助会員を10年以上やっていて、クラシック音楽といえばもっぱら新国立なので、アークヒルズのサントリーホールはとても久しぶりでした。



クラシック音楽に疎い私、ヘンデルの「メサイア」を生で聴くのは初めて。
「ハレルヤ」ってこの中にあったのかという無知ぶり。
これは”舞台のない物語付き音楽”というオラトリオという音楽に分類されるのですって。
それでも鈴木雅明氏指揮の美しい音楽に打たれました。
アンコールの「The First Noel(牧人ひつじを)」に一番感動したと言ったら、石投げられちゃうか…
白髪を振り乱して指揮なさる鈴木氏、余程の高齢かと思ったらまだ68歳と聞いてビックリ。



コンサートが19時過ぎに終わって、渋谷の「天厨菜館」で食事を。
よく行くカフェ「茶亭羽富(さていはとう)」のすぐ近く。
宮廷料理の流れをくむ北京料理の老舗ということです。



そして今朝のタロウ。
15歳のタロウ、最近はめっきり弱り、散歩も私の後をトボトボついて来るようになりました。
日によって違いますが、たまにへたり込んでしまったり。
この前まで元気にグイグイ私を引っ張っていたのにねえ?
それでもいいからタロウ、ずっと私の傍にいて…

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「ザリガニの鳴くところ」

2022年12月24日 | 


映画を観て、どうしても気になって原作を読んでみました。
ディーリア・オーエンズ著、全世界1500万部突破というベストセラー。

映画と同じように、チェイス・アンドルーズの殺人事件とカイアの成育シーンが交互に語られます。
やはり心理描写は、本の方がずっときめ細やかです。
カイアの母親がある朝出て行ったまま帰らなかったこと、その母を待ち続ける幼い少女の気持ちが何度も何度も繰り返されて、痛々しい。
上の兄弟たちも暴力的な父親に愛想をつかして次第に家を出て行き、遂にすぐ上のジョディも出て行ってしまう。
ジョディとカイアはとても仲が良かったのに、どうしてジョディは彼女を連れて行かなかったのかと映画では不思議でしたが、本を読んで納得しました。
後にジョディがカイアと再会した時に語るのですが、彼はその時75セントしか持っていなかったのだと。
彼とてもその時、10歳くらいだった筈。
それで6歳の妹を連れて行くことは、不可能ですね。

ホワイト・トラッシュ(貧乏白人)であるところの父親が、どんな家に生まれ、どうして飲んだくれの暴力男になってしまったかも、本では詳しく語られています。
暴力的な父親と二人きりになってしまったカイアだったが、ごくたまに父親と穏やかな時を持てたこともあった。
そしてとうとうその父親にも見捨てられ、たった一人になってしまった少女の孤独の叫びには胸が苦しくなります。

映画では語られなかった「ザリガニの鳴くところ」の意味も、説明があります。
学校にも行かなかったカイアに読み書きを教えてくれた少年テイトが、こう言うのです。
「茂みの奥深く、生き物たちが自然のままの姿で生きている場所ってことさ」と。

映画でも本でも、ラストのどんでん返しに驚愕するのは同じですが、本の中の例えばこうした文章がその理由を正当づけしているかもしれません。
”ここには善悪の判断など無用だと、カイアは知っていた。そこに悪意はなく、あるのはただ拍動する命だけなのだ。たとえ一部の者は犠牲になるとしても。生物学では、善と悪は基本的に同じであり、見る角度によって替わるものだと捉えられている”
ミステリーとしてはやや弱い所があるのは否めませんが、家族に捨てられ、湿地の中でただ一人生きて来た孤独な少女の成長物語をじっくり味わうことができました。

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未来寿司とスペアリブ

2022年12月23日 | お出かけ

「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する展覧会として、2004年以来共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展、なのだそうです。
六本木ヒルズ最上階の森美術館で、今回は第7回目。
もとより私は、現代美術なんてサッパリわからないのですが、なんとなく観ることになりました。
映画だったら自分が観たいものがハッキリしていて一人でもそれを観るのですが、美術に関しては意志薄弱もいいところ。



この赤い巨大な電気仕掛けは一体何?



この「未来SUSHI」は、訳が分からないなりに笑えました。
ロボット職人が、人間の顔のお面を貼り付けているのも面白い。



この彫刻は、なんとビーバーが齧って作ったのですって。

  

殺風景な物流倉庫の中を、自動搬送ロボットが静かに廻っている。
どうでもいいような木片でできたガラクタも仏像もブランドのバッグも、一律に搬送している。
以前読んだ「アマゾン・ドット・コムの光と影」を思い出しました。
巨大倉庫の中で、厳しいノルマとコンピューターの監視によってアルバイトたちが一瞬たりとも気を抜くことができない
厳しい管理社会の様子を克明に書いた、潜入ルポでした。



美術館の後、久しぶりの友人とランチをするのに、お店選びが少々大変でした。
六本木ヒルズ近辺で私が好きな、ちょっとお洒落で美味しいフレンチやイタリアンのレストランを4ヵ所ほど、1週間前に予約しようとしたのですが、なんと何処も満杯。
コロナ禍以降レストランは何処もガラガラで、すぐに予約できたので油断していたのでした。
クリスマスに近いから?
行動制限がなくなっているから?
確かに世の中は動き出しているのですね。
結局、久しぶりのトニーローマでスペアリブを頂きました。


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「ミセス・ハリス、パリへ行く」

2022年12月22日 | 映画

1950年代、戦後のロンドンで、夫を戦争で亡くした掃除婦ミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)は、勤め先の金持ちの家でディオールのドレスに出会う。
夢のように美しいドレスに心を奪われた彼女は、500ポンドというそれを買うことを決意する。
朝から晩まで必死に働き、どうにかお金をかき集めた彼女は生まれて初めて飛行機に乗り、パリのディオールに行くが、マネージャーのマダム・コルベール(イザベル・ユペール)に露骨に嫌がられ、追い出されそうになる。
しかし夢をあきらめないで頑張る彼女を、ディオールの会計士やモデル、お針子といったスタッフたちが応援して…



まあ、他愛ない御伽噺です。
その頃のディオールといえば、特権階級だけを相手にしたオートクチュール(完全オーダー服)を生業としていたのに、そこにハリスのような掃除婦が入り込んで来たら、そりゃ戸惑うでしょう。
当時の500ポンドというのは、町山智浩氏によると今の200万円以上の価値であったらしい。
自分の年収よりも高い価格のドレスを買おうとするなんて、まさに分不相応であるには違いない。

マダム・コルベールがまた実に嫌な女で、
「そのドレスを手に入れて、何処に着て行くの?」なんて意地悪を言うのです。
そりゃハリス婦人は、舞踏会もオペラ座も高級レストランも知らない。
エスコートしてくれる男性もいない。
それでも、夢を見ることで生きて行けるのならいいじゃないかと思いたくなります。



オートクチュールだけを売りにしていたディオールも、実は没落した貴族階級の支払いが滞りがちで、経営は火の車という内情があった。
だから、掃除婦であろうが現金を支払ってくれるハリスの存在はありがたかったのです。
そうした事情から、ディオールもプレタポルテ(高級既製服)への変遷を余儀なくされるという、時代の移り変わりを見せてくれる作品でもあります。

”There's nothing wrong with dreaming, Ada.
That's what you are, you're a dreamer.”
「夢見るのは悪いことじゃないよ、それでこそ君だ」という、作中の台詞が好きです。
その後ディオールは平民にも広く開かれるようになり、私が18歳で初めて使った香水は、ディオールのスズランの香りのディオリッシモでした。

公式HP 

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万座旅行②

2022年12月19日 | 国内旅行

万座から軽井沢がこんなに近いとは知りませんでした(←地理音痴)。
雪を冠った雄大な浅間山を車窓から眺めながら、軽井沢の白糸の滝に。
雪の中のこちらに来たのは初めてです。



軽井沢プリンスショッピングプラザで見かけたワンコたち。
ボーダーコリーとシェットランド・シープドッグ 。



まん丸のお饅頭みたいなポメラニアン。



そして、バーニーズ・マウンテンとボルゾイ。
このバーニーズは9歳だそうで、バーニーズにしては長生きで素晴らしいですねというと
そうなんです、この子はウチのバーニーズ三代目なんだけど、前の2頭は6歳で亡くなったんですよと。



大型犬、私は大好きですが、スペースが要るし、食料も排泄物も大量になるし、散歩も長距離が必要となる。
巨大なグレートデンを飼っている知り合いは、物凄く寂しがり屋なので、6時間以上留守にできないのだと言っていました。
それだけ手間をかけても、小型犬よりもずっと短命であるようです。
小型犬が寿命15年以上であるのに対して、大型犬は10年を超えられない犬種もあるようです。
犬は体が大きければ大きいほど、内臓への負担がかかるという説も。


15年も一緒に暮らしたヤツに逝かれるよりも、6年位で交代した方がいいかもしれんな、と夫がボソリ。
いや、それは違うと思うのですが…
どちらにしたって悲しいに変わりはないよね。

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「奏鳴曲 北里と鴎外」

2022年12月18日 | 

万座の宿で夢中になった本、読み終わりました。
この二人がこんなライバルであったとは…

北里柴三郎は熊本の小村の庄屋に生まれ、幼い頃からきかん坊で軍人になりたかったが、二人の弟をコレラで亡くしたこともあって医者になることを決意する。
森林太郎は津和野の御典医の坊っちゃんとして生まれ、早くから神童と見なされ、一族の期待を一身に背負う。
二人は時を同じくして東京医学校(現東京大学医学部)に入学し、ほぼ同時期にドイツに留学する。
明治・大正の日本の衛生医学の指導者として生涯のライバルとなり、人生を複雑に絡ませて行く。

ドイツでコッホに師事し、ペスト菌を発見し、「日本の細菌学の父」の異名を持つ北里。
この人のことは実に豪快に描かれています。
「不肖柴三郎、いざ参るったい」というのが口癖で、体格も性格も肥後もっこすそのもの。
日本に妻がいながらドイツでは下宿先の女主人モニカとねんごろになり、晩年も新橋の芸者などと浮名を流したようですが、その大らかな性格からか、憎む気にならない。

かたや森林太郎は、非常に優秀ではあるが、あんまり好きになれない男として書かれている。
「北里が上昇気流に乗ると、ぼくの失速が始まった」「北里が上げ潮に乗れば、ぼくは退潮になる」
といった調子で、一人称の彼の独白からは、神経質さや嫉妬心ばかりが目に付くのです。
林太郎がドイツから追いかけて来た恋人エリスを棄てた話は有名ですが、この本によると、彼はドイツではエリスと結婚するつもりであったらしいですね。
それで彼女に、日本への船のチケットを渡して帰国するのです。
ところがエリスの父親が軍人であったことから、軍医の彼は、外国の軍人の親族との結婚は禁じられていると石黒忠悳に諫められます。
いずれにしても彼を慕う恋人を裏切ったことに違いはないのですが、当時、莫大な国費を使っての留学をした身であっては、国と親族を裏切ることはできなかったのでしょう。
そして順天堂閨閥の娘、登志子と見合い結婚をする。
罪の意識に耐えかねて結婚早々「舞姫」などを出版したせいか、登志子とも離縁してしまうのですが。
10年ほど経って、また条件の良い18歳下の娘と再婚しています。



姑息な手段を使って北里を蹴落とそうとしたり(それは結局失敗に終わる)、
自らが主張する米食主義に固執して、日清・日露戦争で陸軍内に脚気により何万人もの死者を出したりと、文豪森鴎外の裏の面をここまで書いちゃっていいの?と心配になる位ですが、明治天皇、後藤新平、福沢諭吉、石黒忠悳などあの時代の著名人との複雑な関りが出てきて、説得力があります。
明治22年、二人がまだ若くてドイツに留学していた頃の、北里と後藤新平との会話に、ライバル二人の立ち位置がよく分かるような気がします。
北里「チビスケには難儀させられたと」
後藤「チビスケって誰のことだ?」
北里「今や陸軍軍医の出世頭の、森林太郎閣下たい。我執の塊で、自分の意思ば弱く、思うように生きられんのを人のせいばしちょる。どんだけ偉くなっても、根っこはチビスケのままじゃ」

450ページのどのページも読み捨てできないような、ギッシリと濃い本でした。

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万座旅行➀

2022年12月16日 | お出かけ
(近くの浅間山)

その露天風呂は混浴であると現地で聞いて、仰天しました。
こちらの石庭露天風呂の評判を夫が何処からか聞いて、行ってみようと言い出したのです。
混浴ということは知らなかったらしい。

着いた晩に、おそるおそる行ってみました。
ホテル専用の混浴用バスタオルがあり、女性はそれを身体に巻いて入れと。
身体を洗ってバスタオルを巻き、内風呂から外に出ると、もうもうの湯煙り。
暗いし、湯煙りが凄いし、これならよく分からないかも。
周りには雪が積もっているし、あまりにも寒いのでとりあえず、近くのお湯に飛び込む。
極楽~!


(誰もいない露天風呂の入口で一枚だけ、コッソリ撮った写真)

目が慣れてくると、いくつもの露天風呂があるのが見えてきました。
ここには四つの自家源泉があるのだそうです。
平日の夜のせいか、広い露天風呂に人は少なく、お湯によっては貸切状態。
お湯に入っている分には最高に気持ち良いのですが、一旦湯を上がると、濡れたバスタオルが身体にまとわりついて冷たいし、重い。
7つほどある露天風呂は結構面積があり、移動が大変。
小雪がちらつく中、気が付くとシャンプーした髪がパリパリ凍っている!



翌日も快晴のもと入りましたが、さすがにもう撮れないので、以下はネットから拾った写真です。
ちなみに男性はフェイスタオルを腰に巻きます。
私の脆弱な荒れた手指がお湯の中でピりピりと痛む、移動の際は凍死しそうに寒い、その際足元も凍りかけていて危ない(常に水が流されているが)などの難点もありますが、それを補って有り余るほどにこれは気持ち良い。
万座高原ホテル、部屋はロッジのようであるし、食事はブッフェと学生時代に戻ったかのような施設でしたが、あのお湯にはまた入りたい!
万座はお湯はいいがホテルの周りに何もなくて時間が余ると友人から聞いて、本を一冊持って行って正解でした。




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潜画展と昔の仲間

2022年12月13日 | お出かけ

4年前に「陰翳礼賛」という写真集の出版記念個展をされた大川裕弘氏の写真展が、また銀座奥野ビルで開催されました。
今までに撮りためた膨大な写真のデジタル画像を加工することで、まったく新たな作品を作成したということです。
元の写真は何だったのか、まるで想像できないものばかり。
これを「潜画」と言われても私のような門外漢は目を白黒するばかりですが、元写真との落差に驚くのは楽しい。



大川氏は私の高校時代の文藝部仲間の協働者ということで、久しぶりに古い連中が集まりました。
人数が少なかったその部の同学年生は、男子数人女子一人。
で、今日の集まりも紅一点(というかオッサンの中にオバサン一人)。
あの弱小部の仲間がそれぞれ成功して、今は好きなことができる身分であるのはめでたいことです。



奥野ビルからすぐのジョルジュ・アン・サンクで文藝部ランチを。
丁度、そろそろ退職年齢を迎えていることもあり、起業のやり方や経済の話には私は参加できませんが、本や映画や旅行の話ができるのは嬉しい。
学生時代の仲間というのは遠慮なく言いたいことを言えるのが、もっと嬉しい。
本当は今日も着物で行く気で用意していたのですが、こちら午前中は大雨だったのでした。
残念…


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