Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「ファースト・マン」

2019年02月28日 | 映画


1969年、宇宙飛行士のニール・アームストロングが人類で初めて月に降り立つまでを描いた映画。
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングのコンビが
再びタッグを組む。



宇宙船に乗るシーンでは、ニール船長の目線で捉えられた画面が多く登場し、
観ている我々も、狭いコックピットに閉じ込められたような気分になります。
想像を絶するような揺れ、耳を塞ぎたくなるような爆音。
こちらも窒息しそうな恐怖に襲われる。
しかも、アポロ11号が成功するまでには数々の失敗例があり、
ニールも墜落して炎上する宇宙船から命からがら脱出したり、
親しい宇宙飛行士仲間を何人も、凄惨な状況で亡くしたりしている。
それでも東西冷戦下、宇宙開発でソ連に先を越されてしまった米国は
政府の威信をかけて、人類初の月面着陸成功をNASAに要求する。
ニールはまた当時、幼い娘を病気で亡くすという悲しみも抱えていた。
寡黙なニールは、恐怖も悲しみも飲み込んで、黙々とミッションに挑む。



雄大な宇宙飛行スぺクタルを観に行ったつもりだったのに
これほどまでに緊張を強いられ、恐怖を味わうことになるとは。
映画のパンフレットによると、アポロ11号に搭載されたコンピューターの性能は
なんとファミコン以下だったということです。
宇宙飛行士たちにとっては、万一生きて帰れたらラッキーというくらいの
難易度の高いミッションだったのですね。
月面着陸の瞬間は、無音のシーン。
この映画には、成功した瞬間、NASAの管制室に歓声が沸き上がり、
大勢のスタッフが抱き合って喜ぶという、宇宙ものにお約束のシーンもないのです。
主役のニールの性格と同じく、地味で寡黙な映画です。


(2015年NASA)

2015年にヒューストンに行った時、NASAも訪れました。
アポロ11号が通信した管制室や宇宙飛行士の訓練用のシュミレーター室、
シャトルの実物などをじっくり見ることができました。
鉄の塊のジェット機が何万キロの距離を飛ぶこともよく理解できない私は
こんな巨大な宇宙船が月まで飛ぶなんて、想像することもできない。
人類未踏の偉業を成し遂げるということの裏には
こんなにも凄まじい犠牲があったのかと、今更ながらに驚きました。


(2015年NASA)

公式HP https://firstman.jp/
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イチゴ狩りと河津桜

2019年02月26日 | お出かけ
3日前60%、2日前70%、前日80%。

これは静岡県河津地方の昨日25日についての降水率予報。

この日、友人と河津桜観光のバスツアーを申し込んでいたのです。

数日前から天気予報とにらめっこ、当日の朝はどんより曇り空、

少し小雨も散らついてガッカリしていたのですが…







バスが小田原を超えるあたりから、どんどん青空に。

伊豆フルーツパークでお昼を頂き、そこの広大な温室でイチゴ狩り。

イチゴ狩り、息子たちが小さい頃連れて行って以来です。

今回、あまおう、紅ほっぺ、とちおとめ、あきひめなど4種類を食べ比べすることができました。

練乳をつけてしまうと、違いはそれ程わかりませんでしたが。







2時過ぎに河津に着いた時には、暑いほどの陽気。

青い空に濃いピンクの河津桜、そして黄色の菜の花、見事な色の競演。

桜と菜の花が咲く土手には満員電車の中並の人々が行き交い、

その土地で採れた甘夏や蜜柑の搾りたてのジュース、干物、桜餅などの屋台が並んでいる。

昨日は結局、ずっと青空で、最高気温は19℃まで上がったのですって。

あの天気予報は何だったのか?







首都圏の旅行に行く時は、私は夫と車で行くことが多いので、

友人とのバスツアーというのは、珍しい体験でした。

朝、集合場所に行けば、後はお喋りしたり寝ているうちに連れて行ってくれる。

効率的でお安くて、こんな楽なものはない。

ただ難点は、お天気が読めないこと、食事は食べたいものが選べないこと、

そしてトイレ休憩と称して色々な土産物屋に連れていかれて

土地の産物、野菜や果物や干物など山ほど買ってしまうので

結局、安いとは言えなくなってしまうことくらいでしょうか。

まあ嫌なら買わなきゃよい訳だし、土地の美味しい物の仕入れツアーと

割り切ればよいのかもしれません。









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限定品には弱いのですが

2019年02月24日 | 社会
原宿の裏通りを歩いていたら、人だかりがしている一角がありました。

その前で男性が「4日間の限定オープン!お立ち寄りください」と叫んでいる。

何だろう?と思ったら「Pokemon Shirts」のお店でした。







店内にはポケモンのキャラクターが壁一面に。

そのキャラクターを使って、4人の有名デザイナーがポケモンシャツを作ったのだそうです。

150種類の生地からデザインとサイズを選び、オーダー仕立て。

注文してから一ヶ月ほどかかり、一枚一万円ほどですって。







いかに限定品に弱いといっても

ポケモンをやらない私は、まったく食指は動きませんが

熱心なフアンにとってはお宝なのでしょう。

注文をするカウンターの前には、長い行列ができていました。

海外からの観光客の姿も。







渋谷の駅前とか六本木ヒルズとか都心のあちこち、あるいはNYやロンドンでも、

人々がポケモンキャラを捕まえているシーンに遭遇してきました。

老若男女、何の接点もないような人たちが、一カ所に集まってスマホを見つめながら

ウロウロしていたら、大抵そういうことであるらしい。

2年ほど前には、こんな写真もネットで流れました。

鳥取砂丘を埋め尽くすのは難民ではなく、ポケモンをしている人々なのですって。







まるで畑違いの私も、ポケモン・ステッカーをお土産に頂きました。







ポケモンシャツ期間限定ショップ

https://collabo-cafe.com/events/collabo/pokemon-shirts-popup-shop-harajuku/


#ポケモン


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「女王陛下のお気に入り」

2019年02月23日 | 映画


今年のアカデミー賞最優秀作品賞有力候補のひとつと言われている作品。
18世紀、フランスとの戦争下にあるイングランドの王室が舞台。
肥満で通風持ち、無知で孤独で情緒不安定なアン女王(オリヴィア・コールマン)。
その女王の寵愛を巡っての、女官長レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)と
没落した貴族の娘のアビゲイル(エマ・ストーン)との熾烈な争い。

映画の冒頭、アビゲイルが乗った狭い6人乗りの箱型馬車の中で
男がいきなり自慰を始めて驚かされます。
この映画は一体何処へ向かうのだ?という不安を
神経を逆撫でするような一音のみの音楽が、更に掻き立てます。



当時の宮廷模様を忠実に再現したという美術そして衣装は、本当にすばらしい。
しかし、そこに描かれる人間模様は…
下品で滑稽で、醜悪なこと甚だしい。
女王のお気に入りになろうとする二人の女は、手練手管を使って女王をたぶらかそうとする。
(とにかく「舌技」まで使うのです!)
ライバルをどんな汚い手を使っても蹴落とそうとする。
そしてその女たちに関わる男たちは、保身に走る小心者ばかりで、更に情けない。



無知で高慢な女王の癇癪癖に辟易しますが
かつて17人もの子を流産死産したと知って驚きます。
その代わりに彼女の部屋にいる17羽のウサギを溺愛する、孤独な女王。
幼なじみのレディ・サラに全幅の信頼を寄せるものの、その高圧ぶりが鼻についてきた女王は
初々しい新入りのアビゲイルに心を寄せ、彼女との交流によって少し癒やされたかのように見えますが
ラストに唖然とさせられます。
レディ・サラを蹴落とし、権力を手に入れたつもりであったアビゲイルは
自分も踏みつけられたウサギにすぎないと思い知ったのか。



善人が一人も登場しないという映画です。
女三人のいびつな「王様の椅子取りゲーム」と見れば面白いのかもしれませんが
私は、こうした人間の暗部を抉り取ったような作品は好きでないということが
つくづく分かりました。
女優3人の鬼気迫る競演は見事なものですが、評価が分かれる作品だと思います。
ヨルゴス・ランティモス監督、原題は「Favorite」。

公式HP http://www.foxmovies-jp.com/Joouheika/
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かわいい動物園カフェ、神楽坂の「千」

2019年02月22日 | お出かけ




原宿のかわいい動物園カフェは竹下通りのビルの3階にあり、

小さな部屋は陽当たりがよく、お天気が良いと暑すぎるくらいです。

コートを脱ぎ、手をアルコールで消毒して、小さな動物たちと遊ぶことができます。







フェレットって困ったような顔をしている。

数匹がくっついて、お団子のようになっています。

一匹を胸に抱かせて貰うと、ぴったりくっついて来ました。







ミーアキャットはあっちに行ったりこっちに行ったり、騒々しく運動会をしていました。

あの後足で立つ仕草が可愛いのですけれど、

ぴょこぴょこ立ってもすぐにしゃがんでしまう。

立ち上がった瞬間を撮るのは難しい。







これは三色団子じゃなくて、姫ハムスター。

フワフワのモコモコ、私の掌の中で寝ています。







そして奥にはカピバラ君。







専用のお風呂があり、入浴したり、日光浴したり。

どうも小さいと思ったら、まだ3カ月の子どもなのだそうです。

でも妙に貫禄があって、部屋の一番奥に、牢名主のように鎮座していました。







こちらは神楽坂の和食店「千」。

石畳が続くかくれんぼ横丁にある、黒塀に囲まれた小さなお店。

一階の広々としたカウンター席で、大将の包丁捌きを眺めながら

ゆったりとランチを頂きました。

ミシュラン3ツ星のジャン・ジョルジュなど、今フレンチなどでもカウンターで

調理の様子を見ながら食べられるお店が増えて来ましたが

考えてみれば、寿司屋などの和食店では、昔からそれが当たり前に行われていたのですね。

右の真ん中の写真は、こちらのスペシャリテ、焼き胡麻豆腐。

ふっくら熱々の香ばしい胡麻豆腐に、コクのある胡桃たれを絡めて頂きました。



「かわいい動物園」 http://harajukudoubutsuen.com/

「千」http://washoku-sen.jp/?fbclid=IwAR2wtFHfZhyWDm5Nip41qagKk7v22heXJyxUcXaOh2pHjeub6GEs3UNQE1M

#みんなのブログ
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黄色の春

2019年02月21日 | お出かけ


午前中の英会話の後、銀座へ。
銀座から有楽町に歩いていたら、6丁目の裏通りに「麺屋ひょっとこ」ができていました。
これは有楽町の交通会館の地下にある、細長いカウンターだけの古いラーメン屋で
痩せたお爺さんがクルクルと切り盛りしているのです。
そうしていつもサラリーマンが行列を作っているのですが
新しいお店は並んでいない!
ここの「和風柚子塩ラーメン」が私は好きなのです。
ピカピカの2号店はやはりカウンターだけなのですがお洒落な半円形で
3人の若い女性スタッフが切り盛りしていました。
分厚いチャーシューの上に載っている黄色いのは、てんこ盛りの柚子。



日比谷ミッドタウンで映画を観て、ぶらぶらとまた銀座四丁目に。
三越のライオン君にも春が来ていました。
黄色いミモザ、バラ、ラナンキュラス。



三越の展示場で、知り合いが出品しているという「池坊展」に。
華やかな生花が溢れる会場は、甘い匂いに包まれています。
「真(しん)・副(そえ)・体(たい)」という池坊の基本役技の説明があり、
随分懐かしい言葉を久しぶりに聞きました。
そういえば遥か昔、私も池坊をほんの少し齧ったのでした。
もはや何も覚えていませんが…



三越9階の「みのりカフェ」で、柚子がたっぷり入った柚子ジンジャーエールを飲みながら
40年池坊を続けているというその出品者と友人と、おしゃべり。
お花のこと、スポーツクラブのこと、習い事のこと。
何事も続けるのが勝ちだよねえと。
自己満足であろうとなかろうと。
春の銀座散歩、昨日も1万2千歩ほどでした。



麵屋ひょっとこ http://tinyurl.com/yygkqluf

#welovegoo #ラーメン
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100歳の…

2019年02月17日 | 社会
先日、渋谷の東急百貨店本店で「飯田深雪アートフラワー展」を開催していました。
随分と懐かしい名前を聞いたような気がして、思わず寄ってみました。
会場いっぱいを埋め尽くす、人の手で造られた美しい花々。



飯田深雪という人の姿は、テレビの料理番組などで何度か見かけたことがありました。
彼女の著作「100歳のいきいき食卓術」という本を、随分前に読みました。
アートフワラーを生み出した女性がどんな人生を辿られたのか、興味があったからです。
展覧会を見て、久しぶりに本棚から引っ張り出して来ました。

1903年(明治36年)医師の家に生まれ、食道楽の父の影響で洋式のライフスタイルで育つ。
外交官の夫と結婚後、シカゴ、インド、ロンドンなどで過ごし、
戦後、その体験を元に料理と、自ら創作したアートフラワーを教え始める。
何もかもを失くした焼け跡の借り住まいの中で、真っ赤なガウンの生地からひなげしの花を生み出し、
その美しさに感動し、おおいに慰められたのだそうです。



新潟の旧家であったという彼女の家はかなり裕福だったようで、
明治の終わり頃に洋装で学校に通い、髪には大きな青いリボンをつけていたと言います。
その頃から、朝食には母親が焼いたパンと生ハムを使ったハムエッグ、
タンシチューやカツレツやパウンドケーキが食卓によく登場していたというから凄いですね。
そんな恵まれた環境で著者の舌は鍛えられ、料理にも積極的に取り組み、
結婚後は外交官夫人として海外で暮らして、またその腕を磨かれたようです。

戦前の、日本人がろくにおらず、当然日本食の材料など全くないシカゴで
和食を三十人分を領事館に頼まれて必死になって作ったとか、
インド駐在時代に戦争が始まって、ヒマラヤの中腹の町で収容生活を送らされたとか
まあ面白いエピソードもない訳ではないのですが、全体に淡々とした本です。
彼女の季節ごとの毎日の朝昼晩の献立とか、お気に入りのメニューのレシピが
写真入りでいくつか紹介してあって、それが楽しい。



その本を書かれた2003年時点で100歳、でも現役の料理研究家。
子どもの頃から虚弱体質だったのに、こんなに長く元気で生きられるとは
誰よりも自分が驚いていると。
「人さまに喜んでいただくのが私の使命、求められる限り自分は生きて行ける」と
と言い切っておられるのがすがすがしい。
その後、2007年に亡くなられたようです。

「100歳のいきいき食卓術」 http://tinyurl.com/y6qqqlpv

#welovegoo #artflower
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まさかの…

2019年02月15日 | 社会
週末に行った温泉日記のアップが少々遅れたのは
実はその後、寝込んでいたからでした。
暫く前から風邪気味ではあったものの、鼻水くらいで熱もなく、
マスクして元気に動いていたのです。
温泉から帰宅してどうにも体調が悪く、近所の内科で診て貰ったら…

まさかのインフルエンザ。
細長い検査用紙に、くっきりA型の色の線が。
即、特効薬イナビルを処方されて吸引。
その時も微熱程度で37.1℃(私は平熱5℃台なので、それでもキツイのですが)。

うがいも手洗いも予防接種もしていたのに。
しかも私は以前、インフルエンザを2回やり、タミフルもイナビルも経験して
どんな病気か多少は分かっていたつもりだったのです。
前はとにかく、あっという間に高熱が出たのでした。

今年は高熱が出ないインフルもあると聞いてはいましたが
まさか自分がそれに罹るなんて。
微熱程度でもやはりインフル、悪寒、体中の痛みはしっかりと。
とにかく横になっていても、背中、肩、関節、体中が痛いのです。
部屋の暖房を強くし、パジャマにモコモコのカーディガンを重ねても、まだ寒い。
私は体調が悪いとすぐに食欲がなくなるので、2日間寝込んで体重2㎏減。
予防接種をしていたので、それでもきっと軽かったのでしょうが。
文句も言わずにずっと一緒に寝ていた、小さなタロウが救いでした。

ようやく昨夜頃から元気になり、今日はたまった掃除や洗濯をボチボチと。
インフルエンザはつくづく侮れませんが、治るのも早い。
そして喉元過ぎれば、もうあの辛さを忘れかけている。
つくづく学習効果もなければ、耐性もできない女です。
皆さまもどうぞお気をつけ下さい。



#welovegoo #influenza
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四万温泉

2019年02月14日 | 国内旅行


週末、四万温泉に行って来ました。
500年前の永禄6年にはじめて宿が開業したという、古い温泉。
群馬県の北部、私はなんとなく水上温泉の近くかと思っていたのですが
行ってみて雪がないのに驚きました。
水上温泉は雪に埋もれていたのに。



四万も空気は冷涼で、あちこちの屋根からツララが垂れ下がっている。
でもその辺りは、あまり雪は降らないのだそうです。
私が行った両日とも、細かい風花が舞っていましたが
それは、山の向こうの水上温泉からの雪が風に飛ばされて来るのですって。



老舗旅館「たむら」には温泉が7カ所。
殆ど貸し切り状態のお風呂もあったので、こんな写真も撮れました。
無色透明のお湯ですが、お風呂上りにクリームを塗らなくても肌がしっとり。



旅館の中にもありましたが、小さな町の中に、こんな飲泉所が。
胃弱、疲労回復などに効き、こちらの名物なのだそうです。
宿の説明によると、室町時代の昔から湯治のために多くの人が訪れたのだそうです。
江戸からここまで10日間かけて辿り着き、そしてゆっくりお湯に浸かり、飲泉を。
件の飲泉、熱くてちょっとしょっぱい、お出汁のような味でした。



ワンコの後ろに見えるのが、「千と千尋の神隠し」の湯屋の舞台になったと言われる積膳館本館。
台湾の九扮でも、同じように舞台になったとされる建物を見ましたが…
有名な作品になると、色々な場所がそう名乗り出るのかもしれませんね。



四万温泉「たむら」 http://www.shima-tamura.co.jp/

#welovegoo #shimaonsen #温泉
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「タンホイザー」とパーティ

2019年02月10日 | 劇、オペラ、コンサート


都心でも小雪がちらついた昨日、新国立劇場でオペラ「タンホイザー」を鑑賞。


(こちらは新国立劇場のHPから)

中世ドイツの騎士タンホイザーは、領主の親族のエリーザベトと清い愛で結ばれていたが
ふとしたことから愛欲の女神ヴェーヌスが棲んでいる異界ヴェーヌスベルクに赴き、そこで肉欲の世界に溺れていた。
そこからなんとか抜け出そうとするが叶わず、ついに教皇に許しを請うためにローマまで巡礼するが
結局許されず、ボロボロになって帰郷する。
エリーザベトは自分の命と引き換えにタンホイザーが許されることを願い、
その愛に打たれたタンホイザーは、彼女の亡骸に寄り添って息を引き取る。



乱暴に言えば、そんな話です。
ワーグナーにしちゃ分かりやすいかと思ったら、甘かった。
たいしたことない中身を無理やり高尚なテーマに持っていこうとしてると言ったら
ワーグナー・フアンに怒られるかな?
しかし音楽は、オペラ初心者の私が聴いても感動的なものでした。
バイロイト音楽祭でもタンホイザー役を演じたというトルステン・ケール氏も
アッシャー・フィッシャー氏の指揮も素晴らしかった。


(タンホイザー役のトルステン・ケール氏と)

舞台が終わった後、新国立劇場でパーティが。
舞台の上の世界的有名オペラ歌手と、舞台後のカジュアルないでたちとの、
その落差にちょっとびっくり。
しかし皆さん、非常に感じよく応対して下さいました。


(ヴェーヌス役のアレクサンドラ・ペーターザマー氏と)

新国立劇場タンホイザー https://www.nntt.jac.go.jp/opera/tannhauser/

#welovegoo #タンホイザー
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