Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

信じられない権利

2020年06月30日 | 社会

週末、岐阜に帰省していました。
27日土曜日の午前中の東海道新幹線は、乗車率2~3割。
県またぎを許されたとはいえ、まだまだ出足は少ないようです。
今日30日火曜夕方の帰りの車両は、もう少し混んでいましたが。
余り混んでいても「密」が心配になるが、あまり空き過ぎていても業界は大丈夫かと心配になってしまって、複雑な気分。


新幹線の中でネットのニュースを読んでいました。
世界のコロナ感染者は28日に1千万人を超え、死者は50万人超に。
アメリカは感染者268万人、死者128万人で、相変わらずトップを独走中。
そんなアメリカの、信じられない記事が次々と。


(マスクなしでも入店OK、握手OK、ハグ超OK)

アメリカでは今、「マスクをしない権利」を主張する人が増えているというのです。
その理屈は要するに「政府にコントロールされたくない」というものであるらしい。
”アメリカ人はドイツ人や日本人のように政府の命令に従順ではないのです。
政府にコントロールされるのを嫌がり、マスクを着用しないという「個人の自由」を主張する”のだと。
「神様に与えられた呼吸を奪うのか」とマスク義務化に断固反対する向きもあるのですと。
アメリカの調査機関Gallupが4月に実施した調査では、公共の場所で「常にマスクを着用した」と答えた人は36%、「時々」が32%、「全然着用しなかった」が31%。
こんな写真も。

(ロックダウンを終わらせよう集会 マスク不要、子供連れOK、不必要な業種とされた労働者集まれ、病気でもいいよ、それがあなたの権利だから!)


私がこの週末乗った新幹線や在来線では、100%に近い人がマスクをしていました。
日本では、特に乗り物になる時には、マスクをしないと居たたまれないという雰囲気があるように思います。
その行き過ぎも恐いが、信じられない「権利」を主張する人がいるというアメリカよりは、なんと安心できることか。



米“マスク着用令”に抗議する市民が「殺害予告」


アメリカがコロナ感染者で独走してる理由を列挙していく!



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紫蘇ジュースと人形町

2020年06月26日 | お出かけ

スーパーに赤紫蘇の大袋が出ていたので、紫蘇ジュースを作りました。
紫蘇を2ℓの水で煮立てて、砂糖600gリンゴ酢400cc追加。
甘酸っぱくて爽やかな、真っ赤なジュースができました。
水や炭酸で数倍に希釈して頂きます。
ネットでレシピを検索したら、クエン酸を使うのとリンゴ酢を使うのと。
とりあえずウチにあったリンゴ酢で作りましたが、味はどう違うのでしょう?




人形町の「魚屋きてれつ」の鯛とシラス丼ランチと、柳屋の鯛焼き。
薄目のパリパリの皮に、甘さ控え目の餡子がぎっしり。
これで麻布十番の「難波屋総本家」、四谷の「わかば」と並んで東京三大鯛焼きを制覇しましたが、前の二つを食べたのはいつのことだったか?
同時に食べ比べないと、私には味の違いは分かりません。
ただ、吹き抜けの店先で汗だくになって一個一個焼いているお兄ちゃんの姿には打たれるものがあります。
今にしてこれ、真夏や真冬は大変ですねえ。
たまたま今日こちらに行ったら、今夜のテレビ番組「ぴったんこカンカン」に、行列のできる鯛焼き屋として紹介されていました。

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「エジソンズ・ゲーム」

2020年06月25日 | 映画

ちびまる子ちゃんの歌にも「エジソンは偉い人」と歌われる、天下の発明王。
問題を起こしてばかりでろくに学校に行けなかったが、独学で電球や映画を世に生み出した人。
その程度の知識で観て来ました、エジソンの伝記映画。


19世紀終盤のアメリカ、トーマス・エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)は白熱電球の実用化に成功。
直流式で全米に電力網を広げようとするが、実業家のジョージ・ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)は、交流式の方が安価で遠くまで電気を送れると主張していた。
原題は「The Current War」(電流戦争)という通り、その激しい闘いの様をメインに描かれた映画です。



結論から言うと、エジソンって結構イヤな奴だったのね、というのが感想。
自分の直流式を推し進めたいあまりに、交流式については徹底的にネガティブ・キャンペーンを行う。
「直流式は人を殺す」と言い張り、記者たちの前で馬を直流式電流で殺したりする。
匿名で、直流式の電気椅子(死刑囚を殺すための)の開発を進める。
才能ある研究者二コラ・テスラを雇うものの、自分の意に染まぬ研究をするとして約束の報酬を払わず、移民として蔑み、首にしたりする。
(観た後ちょっと調べたら、これらはみな史実であるようです)


いやはや驚きました。
天才が必ずしも人格者とは限らない、といったところか。
天才ゆえに妥協ができない、自説にこだわり過ぎたとも言えるのでしょうが。
結局、この電流戦争にエジソンは敗北するのですが、映画や蓄音機、その他数え切れないほどの発明品を世に送り出したことも事実。
彼は朝から晩まで研究に没頭し、良き家庭人とは言えなかったでしょうが、妻メアリーを亡くした直後、幼い子どもたちのベッドにもぐり込み、息子とモールス信号で「I love you」と伝え合うシーンには救われました。



セルビア系オーストラリア人である二コラ・テスラは才能に溢れ、立派な研究成果も挙げているのに、エジソンから見放され、ウエスティングハウス側に行ったものの、不遇の人生を送ったようです。
テスラと聞くと、今を時めく電気自動車会社テスラを連想しましたが、実際には何の関係もなく、テスラに敬意を表して社名を冠したのだそうです。
アルフォンソ・ゴメス監督、マーティン・スコセッシが製作総指揮。

公式HP 


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「介護のうしろからがんが来た!」

2020年06月23日 | 

認知症の母親の面倒を見ながら乳癌発覚、手術に至る自分の経験を冷静沈着に観察し、何処までも軽妙な篠田節で書き上げています。

癌は幸い初期のものであったようですが、色々な理由で右乳房を切除することに。
その際、再建するかそのままかという”予期しない選択”を迫られた。
”女62歳。閉経後十余年。出産、授乳経験がないので胸は垂れていないが、顔はシワ、タルミ、シミの三拍子揃った立派なばあさんだ。それが乳房再建。しかも健康な左胸はこのさき順調に垂れて行き、再建した右だけが永遠にお椀型に盛り上がっている。考えたくもない。”

結局、著者は”唯一の趣味”である水泳をするときのことを考えて、再建を選ぶのですが…
その手術の様子が事細かに書いてあり、そうなんだと驚くことしきり。

その切除・再建手術の間にも執筆活動に勤しみ、入院先の聖路加病院を探検し、
施設にいる認知症の母の面倒を見、しかもタイとパラオに旅行に行っている。
90代の母親は”攻撃的な認知症”で、老健やグループホームでも次々とトラブルを起こす。
結局、著者は”世間の非難の的となっている”精神科病院への転院を決めます。

”今のところ、私にできるのは頻繁に面会に通うことくらいだ。
世の中には自称専門家の手による認知症理解を訴える啓蒙書、美談を重ねて在宅介護を精神論で乗り切れると誤解させるタレント本や雑誌記事、介護に絡ませて家族愛を謳い上げる小説やドラマ、マンガまでが溢れている。
そんなものをいちいち糾弾する気はない。議論する気もない。
今のところ現実への対応で、手一杯だ。
一冊の本と違い、人生は死ぬまで終わらない。
悲劇も喜劇もオチもない。
老いた母のこの先は見当もつかず、自分の病気についてもわからない。
事が起きればその時はその時。その都度粛々と対応するだけだ。
最善の選択などあり得ないが、最悪の結果を回避できればまずは上等、といったところで、このエッセイを終わりたい。”

乳癌手術の前夜まで校正を入れていたという、「鏡の背面」を読んでみたくなりました。

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あじさい寺の羅漢像

2020年06月22日 | お出かけ

柿生のあじさい寺と呼ばれる、浄慶寺に行って来ました。
1500年代の創建という小さな山寺には、千株の紫陽花と沢山の羅漢像があります。
この羅漢像がとってもユニーク。
将棋や腕相撲をしたリ、お酒を飲んだり、カメラや携帯電話を使う羅漢像も。



こんな羅漢さんも。



Wikipediaによれば、羅漢とは阿羅漢の略であり、仏教において最高の悟りを得て、
尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことなのだそうです。
こんな人間臭い羅漢像でいいのかいな?



折しもアメリカでは、Black lives matter運動が真っ盛り。
大規模な抗議デモや暴動に始まって、コロンブスの像が各地で倒されているのだそうです。
この首を取られたコロンブス像の写真には、息を呑みました。



日本が平和な国であることを感謝するばかりです。


コロンブスの像を撤去 米サンフランシスコ



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「ストーリー・オブ・マイライフ」と紫陽花ネイル

2020年06月20日 | 映画

ルイザ・メイ・オルコットの小説「若草物語」を、グレタ・ガーウィグ監督が新たな視点で映画化。
控えめで良妻賢母を目指す長女ベス(エマ・ワトソン)、小説家として自立することを望む次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、心優しく病弱な音楽好きの三女ベス(エリザ・スカンレン)、画家を目指すちゃっかり屋の四女エイミー(フローレンス・ピュ-)が織りなす物語。
「結婚だけが女の幸せじゃない!」と必死にもがくジョーの姿には、「若草物語」のアップデート版という印象を受けましたが…。
これは子どもの頃大好きな小説だったので、私は多分百回以上読んでいるのです。
もうイメージが出来上がってしまっていて、まるで感情移入できませんでした。
子どもの想像力、おそるべし。 




コロナで緊急事態宣言が出ていた頃、ネイルサロンも営業停止。
背に腹は変えられず、自分でネイル。
何年か前にジェルネイルの溶液や硬化機器、一式揃えたのでした。



自分でやってみたら、サロンに行くのが面倒になって、第二弾。
紫陽花をイメージしてみました。
サロンでやって貰うほどには持ちませんが、とりあえず自分でやってみようかと思います。
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梅雨の合間に

2020年06月18日 | 社会

梅雨の合間に、二子玉川公園を散歩して来ました。
池のカキツバタは終わったところでしたが、クチナシ、紫陽花が綺麗。
今日はそれほど暑くもなかったのですが、湿度は相当高い。
それでも自分含めて道行く人は、殆どの人がマスクしている。
マスクが鬱陶しいよねえ、真夏になったらどうするんだろう?と友人とマスク話に。

でもマスクの有効性が実験で証明されちゃったから仕方ないよねと言うと、何それ?と聞かれたので、簡単に書いてみます。
もう一月も前の有名な実験なので、ご存知の方も多いでしょうが。



香港大学で、ハムスターを使ってマスク着用による感染リスクの実験をしたのだそうです。
新型コロナに感染させたハムスターを入れたケージを、健康なハムスターのケージの隣に設置。
感染したハムスターの側から健康な側に風を送ると、1週間以内に15匹中10匹がウイルスに感染。
健康な側のケージに医療用マスクで作った障壁を取り付けると感染率は33.3%に、
感染した側に付けると16.7%に低下したのだそうです。
しかもマスクありで感染したハムスターは、マスクなしの感染に比べ、体内のウイルス量が少なかったと。

そこまで実験結果が出ちゃったら、やっぱり着けない訳にはいかないよねえ。
それでも暑くて鬱陶しい。
私が通っているジムでは殆どの人がマスクしていますが、レッスン中の着用は義務ではないので、汗をかいてくると途中で外したりしています。
しかしインストラクターは、ダンスのレッスン中もずっと着用。
汗が絞り取れるほどに濡れたマスクを見ると、気の毒になります。
マスク・アレルギーの友人も大変だと思います。



ランチは久しぶりにbills二子玉川店。
サーモン、ポーチド・エッグ、アボカドのオーストラリアン・ブランチとリコッタチーズ・パンケーキ。
真っ赤な飲み物は、イチゴとバジルのソーダです。
テラス席は木々の緑に囲まれて心地良いものでした。


マスク着用、新型コロナ感染2割以下に ハムスターで実験―香港大


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「超写実絵画の襲来」展

2020年06月18日 | お出かけ

文化村ミュージアムで3月に中止となっていた「超写実主義の襲来」展が、ようやく開催。
写実絵画専門美術館であるホキ美術館から選りすぐった、人気作品約70点を集めたというものです。
入口で検温、手指消毒、名前と連絡先を書いてようやく入館。
中はガラガラでゆっくり鑑賞できます。


生島浩 ≪5:55≫
ポスターにもなっている上の作品、どこか古典的な薄暗い部屋の中、左からの光を受けて現代の女性が座っている。
時計は5時55分を指している。この女性は夕方6時までの約束で絵のモデルをしていてもう少し、後5分、と時計をチラッと見た表情をそのまま絵にしたのだそうです。


野田弘志 《聖なるものTHE-Ⅳ》
2m×2mの大きな作品に圧倒されます。
北海道の洞爺湖のそばの森に建つアトリエの庭で画家が見つけた鳥の巣。
この卵はやがて孵化したが、ある日突然、雛も巣も全て跡形もなく消えていたのだそうです。


森本草介《未来》
震災のあった2011年3月11日に制作中だった。
当時、描きかけていた2枚の絵のうち、1枚は震災で倒れて穴が開いてしまったが、
この作品は、パレットの上に倒れて絵の具がべったりついたものの、なんとか完成。
画家は明るい未来や希望を願いに込めて、タイトルを「未来」にしたのだそうです、


写実絵画とは、見たままをそのまま忠実に描くことを基本にした絵画作品。
あまりにも写真のような絵と写真との違いは、御自分で見つけて下さいというような文言がありました。



文化村のカフェ、ドゥ・マゴでパイナップルケーキとお茶。
この黄色いキノコのようなものは、ドライのパイナップルです。
この下に洋酒が染み込んだサバランとアイスクリームが。
ドゥ・マゴのテラス席には人がちらほら、広い室内は無人のようでした。
真ん中の絵の写真はネットから頂きました。


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「あなたの人生、片づけます」

2020年06月14日 | 

この本を読むと無性に家を片づけたくなる!と友人から聞いて、私も読んでみました。
トールペイント教室などをしているので、我家は最低限には片づけているつもりですが、普段使わない部屋やクロゼットの中にはモノが溢れているのです。

今や「片づけ本」は世の中に溢れていて、今までに何冊も読んで来ました。
例えば、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」はあまりにも有名。
読んだのはもう随分前なのでうろ憶えですが、衣類、本、書類、小物など、ジャンル別にモノを収納からいったん全部出し、一つ一つ手に取って、ときめくモノだけを残せといった趣旨だったと思います。
素晴らしいとは思いますが、例えば服を一旦全部取り出すというのは、あまりにも大変。
それと、本は二度と読むことはないのだから捨てるべしというような記述があって
この人は読書の楽しみをご存知じゃないのだと思って、共感できなくなってしまったのでした。
それでも彼女が世界的に活躍し、数年前には米タイム誌の「世界で最も影響のある100人」に選ばれたのは、日本人女性として嬉しい限りです。

本書に書かれているのは四つのケース。
社内不倫に疲れた30代OL、妻に先立たれた老人、子供に見捨てられた資産家老女、何もかもにやる気を失くした主婦。
「部屋を片づけられない人間は心に問題がある」と考えている片づけ屋・大庭十萬里(おおばとまり)は、原因を探りながら対話し、説得し、汚部屋を綺麗な部屋に甦らせる。
結局、彼女が片づけるのは部屋だけではなく、登場人物たちの心なのですね。

特に第一話の不倫OLの話が、私には面白かった。
一流会社に勤める彼女の部屋が、床も見えない程にモノが散乱した汚部屋であるのは、言いたいことを言えずに溜め込んでしまう彼女の、ストレスの表れだったというのです。
身勝手な男に振り回されても、同僚女性にいいように利用されても拒否できない彼女が、お節介な片づけ屋の忠告によって、嫌なことは嫌と言えるようになり、不要な人間関係と夥しいゴミの山を一つずつ片づけていく様は、読んでいて気持ちよい。

具体的なノウハウはまったく書いてありませんが、確かにこれを読むと、不要なモノを少し片づけたくなります。
世の中には色々な片づけ本があるものです。

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不気味に赤く 

2020年06月13日 | 社会

東京都は11日に東京アラートを解除し、あの不気味に赤く染まった都庁とレインボー・ブリッジのライトアップもなくなりました。
12日から休業要請の緩和措置は「ステップ2」から「ステップ3」に移行され、殆どの業種で営業の再開が可能になり、制限付きながらもほぼ通常生活に戻りつつあるようです。


でも、おさまったかのように見えた韓国では最近、新規感染者が続々増えて、ソウル市内のクラブでは270人ものクラスターが発生。
中国政府も13日、北京市で6人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表したのだそうです。
北京では2ヶ月間、新規感染者はなかったというのに。
本当に厄介な新型コロナ、東京は大丈夫なのでしょうか。
コロナとの付き合いはいつまで続くのか…?



首都圏は11日の午後、梅雨入り。
雨で散歩に行けないからって
タロウ、トイレにまでついて来て、そんな目で見ないで…


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