Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「謝謝台湾」クラッシックカー60台が台湾一周

2013年11月30日 | 社会


東日本大震災で寄せられた台湾の大きな支援に感謝しようと
日本のクラシックカー愛好家が28日、愛車60台で台北の総統府前から
台湾1周に出発したのだそうです。
”総統府前広場での出発式には、フェラーリ、アルファロメオ、ジャガー、
ベンツなどが勢ぞろいした。
走行距離は約1000キロ。各車両は車体の3カ所に「謝謝台湾」と書いた
ゼッケンを張り、台湾人の善意に対し謝意を表す”と。

世の中には粋なことを考えてくれる人がいるものですね。
60台のクラッシックカーが連なって走る様は、さぞ壮観でしょう。
それに「謝謝台湾」と貼ってあれば、嫌でも人々の目につくのでは。
台湾が世界で断突一位の巨額の義捐金を送ってくれたのに
日本政府は、世界の主要国に御礼広告を出した際に台湾には出さなかったりとか、
その1年後の追悼式でも台湾代表には献花台を用意しなかったりと失礼なことばかりで
私は情けなく思っていたのです。
ありがとう、クラシックカー愛好家の会!

台湾の東日本大震災支援に感謝-クラシックカー60台勢ぞろい
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/131129/chn13112908420001-p1.htm
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「もうひとりの息子」

2013年11月27日 | 映画


第25回東京国際映画祭でサクラグランプリと最優秀監督賞受賞。
息子取り違え事件のイスラエル版というので、気になっていました。

「そして父になる」の背景が平和な日本で、息子たちが6歳だったのに対して
こちらの背景は紛争絶えないイスラエル、息子たちはもう18歳。
しかも片方の父はイスラエル軍の大佐であり、方やパレスチナの修理工なのです。
フランス系ユダヤ人のヨセフが18歳になり、兵役のための健康診断を受けて
血液型が判明するところから話は始まります。
ヨセフの両親の子どもとしてはあり得ない血液型であり、調べた結果、
生まれた病院での取り違えが発覚するのです。



父親は大佐、母親は医師という恵まれたユダヤ人家庭に育ったヨセフは
ミュージシャン志望。
パレスチナ自治区に暮らす修理工の父親と専業主婦の家庭に育ったヤシンは
パリで医科大学に通っている。
救いは、どちらの息子も、とても愛されてのびのびと育ったということです。

しかし、人種、宗教、領土問題はあまりにも大きく、
父親たちは最初から激しく対立してしまう。
お互いの驚きと悲しみを分かち合い、共感して寄りあうのは母親たちです。
そして最初は戸惑うばかりだった息子たちも少しずつ歩み寄り、
お互いの環境を行き来するようになり、やがて友情が芽生えてゆく。



イスラエルと、占領されたヨルダン川西岸のパレスチナ自治区、
壁一つ越えたその両国の光景のあまりの違いに驚きます。
近代国家から、前時代に移ったほどの落差があります。
高い壁、有刺鉄線に囲まれたその壁を通り抜けてテルアビブの街に行けるのは
許可されたパレスチナ人だけ。
それまでは許されていなかったヤシンもその家族も
大佐であるヨセフの父親の権限でテルアビブに行けるようになるのですが
そこでヤシンが遊び半分にしたアイスクリーム売りのバイトの一日の賃金は
修理工である父親の、一月の賃金と同じだというのです。
パレスチナ人がユダヤ人を憎悪するのも(そしてその逆も)
無理もないという気もします。
ヨセフが精神的に頼るユダヤ教会の牧師ラビも
実はユダヤ人ではないというだけで、ヨセフを拒絶してしまう。

そういった困難な状況にもかかわらず、二つの家族は
反発し、悩み苦しみながらも少しずつ歩み寄って行くのです。
それは、現実と比べたら甘すぎる結果であるかもしれませんが
ユダヤ系フランス人であるというロレーヌ・レヴィ監督の
愛があれば、乗り越えられない「壁」はないのだという
願いが込められたメッセージであるような気がします。

2012年フランス映画
http://www.moviola.jp/son/
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世界で最も美しい本屋

2013年11月24日 | 社会


最近ポルトガル旅行から帰られたFB友達が
ポルトの有名な本屋の写真をアップされていました。

ああ、この写真見たことがある…
以前、世界で最も美しい本屋の一つとして紹介されていたのです。
検索してみたら出て来ました。
”The 20 Most Beautiful Bookstores in the World”
http://flavorwire.com/254434/the-20-most-beautiful-bookstores-in-the-world?all=1

これによると、1位はオランダのMaastrichtにあるSelexyz Bookstore。
800年前に建てられたゴシック教会を改装して作られたのだそうです。


冒頭にあげたポルトガルのLivraria Lelloは4位に入っていました。
1906年に創業の、ネオゴシック建築の古い建物を利用した本屋で
この階段が天国へ続くように考えられているとか。

その他に私が是非行ってみたいのは
アルゼンチン、ブエノスアイレスにあるEl Ateneo Grand Splendid。
1920年代の劇場を改造したのだそうです。


日本の本屋は入ってないのかと思いながら見て行くと
最後の20位に、代官山の蔦屋書店が入っていました。
Daikanyama T-Site, Tokyo, Japan
”this slick, super-modern store benefits from clean design and charming
flourishes of light and mirrors”
スッキリしたデザインの超近代的な本屋として。
歴史の重みはまるでないが、ここは確かに広々として気持ちの良い本屋です。
最後にでもリストに入っていてよかった…

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ポール・マッカートニー東京公演

2013年11月21日 | 劇、オペラ、コンサート



ビートルズの歌は、どれも子供の頃からあまりにも聴き過ぎて
着古した皮ジャンのように、肌に馴染んでいるような気がします。
それでも飽きるということがなく、
何十年経った今でも少しも古く感じられないのが凄い。
ジョン・レノンが凶弾に倒れたのが1980年、私は大学生でした。
あのニュースを聞いた時の衝撃は、今もはっきりと覚えています。

イギリスに旅行した時、だからリバプールの彼らのゆかりの地を訪れたのでした。
ストロベリーフィールズ孤児院の跡(今は門しか残っていない)。


ペニー・レーン通り、ジョンとポールが出逢った教会、ジョンが育ったミミ伯母さんの家、
そしてビートルズ・ストーリー(博物館)。


泊ったのは、世界中からビートルズ・フアンが集まるというHarddays night Hotel。


ここは古い建物ながら、内装はビートルズ一色に改装された新しいホテルで
彼らがデビューしたキャバーン・クラブ
から歩いて2分の所にあるのです。


ジョンは殺され、ジョージ・ハリスンは病没し、ポールももう71歳。
今回を逃したら、もう二度と機会はないのではないか。
そんな思いで行ったコンサートでした。
「Eight Days A Week」からライブは始まり、
日本語で「コンバンワ、トーキョー。タダイマ。」と挨拶。
次から次へと2時間半以上、ノン・ストップで歌い続ける。
60年代のビートルズの全盛期、70年代のウィングス時代、80年代以降のソロ期、
そして最近の新曲も含めて、その数39曲。
いや凄い71歳です。
ひたすら圧倒されました。
我々がいたS席(アリーナ席)はなんと全員立ちっ放し。
そうと知っていたら、お洒落してハイヒールなんか履いて行かなかったのに。
終わった時には腰が痛くてヨロヨロでありましたが
それでも一分一秒を楽しんだコンサートだったのでした。

Harddays night Hotel  http://www.harddaysnighthotel.com/

アウト・ゼアー ジャパン・ツアー http://outthere-japantour.com/
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箱根の紅葉

2013年11月19日 | 国内旅行
週末の日月と、夫と箱根に行って来ました。
お天気に恵まれ、紅葉を楽しむことができました。



写真は、箱根美術館の庭。
ここはHPによると”鎌倉・室町時代に製作された六古窯の壺や甕など縄文時代の土器から
江戸時代まで日本の「やきもの」を中心に展示してある”のだそうです。
巨大な甕や壷、素晴らしい屏風などがゴロゴロとあるのですが
なんといっても、庭が美しい。
広大な苔庭、竹庭、石楽庭があり、茶室まであるのです。
一体何処の誰がこんな立派な施設を作ったのだろうと思ったら
創立者は岡田茂吉氏なのですね。
世界救世教などの創始者であり、あの素晴らしいMOA美術館も開設しているという。
Wikipediaによれば
”宗教家にとどまらず、文明評論家、書家、画家、歌人、華道流祖、造園家、
建築家、美術品収集家、などの文化人でもある”と。
しかし私の周りで、そんな宗教の話は聞いたことがないのが不思議です。




この美術館、この秋には小田急ロマンスカーのCMに出たり、
他のテレビ番組でも紹介されたのだそうで
月曜日の午前中でも、入場するのに並ばなければなりませんでした。
30分ほどで入れましたが、土日は余程混むと思われます。



泊ったのは「箱根強羅温泉 季の湯 雪月花」。
大浴場の他、客室に檜の露天風呂がついており、貸切露天風呂も3種類あって
色々と楽しむことができました。

箱根美術館 http://www.moaart.or.jp/hakone/

箱根強羅温泉 季の湯 雪月花 http://tinyurl.com/mle33gl
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グラハム君の通勤

2013年11月15日 | 社会


FBで見つけた水槽を見つめる猫の写真、これ何?と思ったら…
この猫は、イギリスはリンカンシャー州ボストンのペットショップに
毎日通っているグラハム君なのだそうです。
時には朝9時の開店前から、お店の前で待ってるんですって。
げっ歯類(リス・ネズミ・ヤマアラシなど)とお魚コーナーがお気に入りなんですと。
飼い主はいるらしいけど誰も見たことがなく、
今やお店から「カスタマー・オブ・ザ・イヤー」の金のタグまで授与されたって。



猫が毎日ペットショップに通い、開店前から待ってるなんて
考えただけでも笑ってしまいます。
犬ならともかく、気まぐれな猫にそうしろったって
普通だったら考えられないのに…
「カスタマー・オブ・ザ・イヤー」の金のタグをつけたグラハム君。
いい味出してるねえ!



Graham the cat visits pet store every day
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2480030/VIDEO-Graham-cat-visits-Pets-Home-store-day--paying-particular-attention-mice-fish-sale.html
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インド人のお客

2013年11月12日 | 社会
時々、モニターのバイトをしています。
モニター会議への参加やアンケート調査など。
都心のビルの中の部屋で意見を求められるというものが多いのですが
たまに変わったものがあります。
モニター参加者には秘守義務があるので、会社名や商品の名前などを出すことは
できないのですが、昨日のモニターはあまりに変わっていて面白かったので
差し障りのないことだけ書いてみます。

今回は、自宅での訪問モニターでした。
これは以前にも受けたことがあるのですが、普段の訪問調査員は
せいぜい2~3人なのに、昨日は6人。
しかも3人は外国人(インド人の男女、韓国人の女性、この3人は英語で)。
日本人のインタビュアーが1人、通訳1人、カメラマン1人という内訳。
リビングに6人もの客人が来て、タロウは喜んで大はしゃぎ。
我家にインド人のお客を迎えたのは初めてだ…

参加条件は「美意識が高く仲間内でファッション・リーダーである女性」
というものでした。
まあこれは観念的であり、自己申告だから何とでも言える。
具体的には、5千円以上の美容液や有名ブランドの化粧品を使っていること、
年収の最低ラインなどが。
事前に、自分が普段どんな化粧品を使っているかという書き込み調査と
どんな生活を送っているか、写真に20枚以上撮って提出という宿題あり。
私は、トールペイントの作品や最近感動した本や映画、スポーツクラブの様子、
ネイルやビーズ、タロウや車や最近行ったレストランの写真などを。


で、何を訊かれたかというと…
私の1日の具体的な過ごし方。
提出した写真についての説明。
今現在、興味を持っていることは何か。
私の情報源の具体的な内訳。
ネット、テレビ、新聞、本、ラジオ、友人知人といったその情報源のうち、
私にとっての優先順位はどんなものか。
どんな雑誌を読み、どんなテレビ番組を見るか。
ネットの広告にはどういうものに目が行くか。

等々といったことを訊かれ、答えること2時間。
インド人の男女、韓国人の女性も色々な質問を。
私は下手な英語を話すし、インタビュアーも話したので
通訳は殆ど要らないくらいでした。
堅苦しい感じではなく時に冗談を交え、質問の合間にインド映画や
この秋行ったばかりのソウル旅行についての話も。
そして1万5千円の謝礼。


結局、今回の調査では、明確なテーマは聞かされなかったのです。
事前に頂いた書類を見ても
本調査は、弊社が企業からの委託を受け企画・実施するものであり、
調査結果を商品・広告の開発や改善の資料とすることを目的としているとあるだけ。
「弊社」というのは、虎ノ門にあるリサーチ会社のようです。
あれだけの人数を使い(運転手つきの車で来て、インタビューの間は待機していたらしい)
一体何を調査したかったのか?
日本に進出しようとしている海外の会社が、どういうメディアを使って
広告したらいいのかということを調べたかったのか…?
わからないままに終わったのですが
あんな面白いインタビューなら、またやりたいものです。
残念ながら、同じモニターの依頼というのは通常二度とないのですけど。

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キャーブ・ド・ひらまつ

2013年11月10日 | グルメ

(これはお店のHPから)

西麻布の一軒家レストランキャーブ・ド・ひらまつ。

 女子会で乾杯!
 アミューズ・ブ―シュ 海の幸の色々
 フォアグラとプラムのミルフィーユ 鴨胸肉のサラダを添えて
 イベリコ豚のロースト 色々なキノコ入りジューソース
 リンゴのプレ・デセール
 紫芋のモンブラン仕立て カシスのシャーベットと共に

この中で印象的だったのは、なんといっても二番目のミルフィーユか。
フォアグラとプラムやイチジクといった果物は意外に合うのです。
メインのイベリコ豚は、ぐちゃっとしたごった煮風で、家庭料理のよう。
このクラスのフレンチ・レストランでこういう素朴な料理はめずらしいので、ある意味新鮮。
広尾の駅近くのひらまつ本店もそうでしたが、ここのお料理はキャンバスに描いた
絵のように美しいものが多い。
本店よりはお安いから、ちょっとお得かもしれません。

キャーブ・ド・ひらまつ http://www.hiramatsu.jp/cave/
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赤い鳥小鳥

2013年11月06日 | 社会


FaceBookでこんな鳥の画像を見つけました。
ああ、これがカーディナルなんだ…

アメリカ人の友人から、オハイオには目にも鮮やかな真っ赤な鳥がいると
聞いたことがあったのです。
cardinalというその鳥は、州鳥にもなっているのだと。
しかし、こんなに赤いとは!
雪のちらつく白っぽい背景に、実に鮮やかです。
こんなのがその辺に飛んでいたら、びっくりしちゃいますよね。

しかも見れば見るほど面白い顔をしている。
顔の真ん中に黒いハンカチを被せたようで目が見えないし、
頭は見事な三角形でロック歌手のようです。

これは野球の「セントルイス・カーディナルス」のシンボルマークでも
あったのですね。
この絵は知っていましたが、あまりにも漫画のようなので
デフォルメされているのかと思っていました。
実物そのままだったのですねえ…



銀座ソニービルの一階に、カフェ&パブ「カーディナル」という店があります。
内装が深紅なのでこの名前がついたのかと思われます。
私は若い頃、そこでよく待ち合わせしたのですが
それを「カー二バル」だと長らく思い込んでいた友人がいました。
それでも何の支障もなかったのでした。
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湘南ドライブ

2013年11月04日 | お出かけ


連休の一日、葉山に行って来ました。
友人がイラストの個展を開いているのです。
葉山御用邸の前の葉山シャツ本店の2階での「渡邊アキラ」イラスト展。
古い純和室に飾られた、ポップな車のイラストの数々。
私は特に上の「'1949 Healey Silverstone」が好きです。
この精緻な画像がイラストだなんて信じられませんよね?



お昼は腰越の「しらすや」で。
ここは外見は小さなカフェのようなのに、網元が経営する人気店なのだそうで
二時過ぎに行ったのに、まだ数人が並んでいました。
生シラス、釜揚げシラス、アオリイカの三食丼に
シラスのカキ揚げ、シラスのクリームコロッケ。
生シラスは冷たくて透明で美味しい…



葉山に行ったのは何十年ぶりでしょうか。
鎌倉にはまだ、たまに行くことがありますが
その先の葉山、江の島なんて、若い頃ドライブして以来。
横横道路は相変わらず狭くて混んでいる。
それでも海の匂いがして、やはり独特な雰囲気があります。
あの頃聴いたイーグルスの「ホテル・カルフォルニア」やツェッぺリンの「天国への階段」や
サザンの「チャコの海岸物語」やオフコースの「潮の香り」なんかが
ごちゃ混ぜになって浮かんできたのでした。

「渡邊アキラ」イラスト展
http://www.hayama-honten.com/news/2013/10/000100.html

しらすや http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140403/14002304/
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