ドイツ人B君の希望で、鎌倉へと行きました。
北鎌倉駅を降り、まずは円覚寺へ。
こちらに以前行った時には可愛いリスを見かけたものですが、今回は気が付きませんでした。
鎌倉は今、台湾リスが増殖しているということですが、小さな日本リスは駆逐されたりしないのかしらん?
さらに東慶寺を観て、その近くの「いろは寿司」で海鮮丼を食べて一休み。
6席しかないカウンターには二人連れの外国人観光客が座っていて、何処から?と聞いたらニューヨークからですって。
こんな小さな店なのに、ネット情報で来るのかな?
食べ終わって、鎌倉駅方面にブラブラ歩きました。
反対方向から、白いシャツに黒ズボンの制服を着た中高生と思しき男子学生がゾロゾロ、何百人と歩いて来る。
建長寺に辿り着いて分かったのですが、そのすぐ隣に鎌倉学園という男子校があったのでした。
なんでBoysばかりなの?とB君が聞くので、私立男子校なのだと思うよと答える。
あれ?ドイツのギムナジウムって男子校じゃなかったっけ?と聞くと、今は共学なのですって。
エーリッヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」や萩尾望都の「トーマの心臓」で、全寮制の私立男子校のギムナジウムに子供の頃、憧れたものですが。
更にドイツでは小学校を出る際に選択肢が3つあり、大学に進学する子供の行くギムナジウムと、職人になる子が行く基幹学校、或いは実業学校のどれかを選ばなくてはならない。
それも以前に本で読んで知ってはいたのですが、10歳チョイで人生を決めなくてはならないって早すぎない?子供っぽくて何をしたらいいのか全然分からないような子(ウチの息子たちはそうだった)はどうするの?と聞くと、親や先生と相談して能力や適性を鑑みて決めるのだそうです。
子供に能力はあるけれど、親に経済的余裕がない場合はどうなるの?と聞くと、ドイツでは教育は無料なので、その心配はないのだそうです。
そんなお喋りをしながら鶴岡八幡宮に着き、広い境内を散策して帰途につきました。
この日は1万8千歩超でした。