Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

鎌倉歩き~Boysばかり?

2024年09月29日 | お出かけ

ドイツ人B君の希望で、鎌倉へと行きました。
北鎌倉駅を降り、まずは円覚寺へ。
こちらに以前行った時には可愛いリスを見かけたものですが、今回は気が付きませんでした。
鎌倉は今、台湾リスが増殖しているということですが、小さな日本リスは駆逐されたりしないのかしらん?



さらに東慶寺を観て、その近くの「いろは寿司」で海鮮丼を食べて一休み。
6席しかないカウンターには二人連れの外国人観光客が座っていて、何処から?と聞いたらニューヨークからですって。
こんな小さな店なのに、ネット情報で来るのかな?



食べ終わって、鎌倉駅方面にブラブラ歩きました。
反対方向から、白いシャツに黒ズボンの制服を着た中高生と思しき男子学生がゾロゾロ、何百人と歩いて来る。
建長寺に辿り着いて分かったのですが、そのすぐ隣に鎌倉学園という男子校があったのでした。



なんでBoysばかりなの?とB君が聞くので、私立男子校なのだと思うよと答える。
あれ?ドイツのギムナジウムって男子校じゃなかったっけ?と聞くと、今は共学なのですって。
エーリッヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」や萩尾望都の「トーマの心臓」で、全寮制の私立男子校のギムナジウムに子供の頃、憧れたものですが。



更にドイツでは小学校を出る際に選択肢が3つあり、大学に進学する子供の行くギムナジウムと、職人になる子が行く基幹学校、或いは実業学校のどれかを選ばなくてはならない。
それも以前に本で読んで知ってはいたのですが、10歳チョイで人生を決めなくてはならないって早すぎない?子供っぽくて何をしたらいいのか全然分からないような子(ウチの息子たちはそうだった)はどうするの?と聞くと、親や先生と相談して能力や適性を鑑みて決めるのだそうです。
子供に能力はあるけれど、親に経済的余裕がない場合はどうなるの?と聞くと、ドイツでは教育は無料なので、その心配はないのだそうです。

  

そんなお喋りをしながら鶴岡八幡宮に着き、広い境内を散策して帰途につきました。
この日は1万8千歩超でした。



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都心の森の中のラ・フェスタ

2024年09月28日 | お出かけ

La Festa Mille Miglia (ラ・フェスタ・ミッレミリア)は、東京をスタートし、公道をクラシックカーで1100㎞を走るラリーイベントとして毎年行われています。
東京から栃木、福島、宮城、山形、茨城、千葉と4日間に渡って走るのだそうです。
そのスタート地点が明治神宮なのですが、誰でも観に行けるというものではなく、会員及びその関係者しか行けないものであるらしい。
今回珍しくその入場券を友人から貰って、行って来ました。



明治神宮の大鳥居の右の、森の中の道を、ひたすら歩いて進みます。
ろくに案内もなく不安になりながら、10分以上も歩いたところに、ぽっかりと広場が現われ、色とりどりのクラシックカーが集まっている。
明治神宮には何度行ってるか分かりませんが、あんな所があったなんて。



ブガッティ、ベントレー、MG、ライリー、オースチン、初代ポルシェなど、中には何億円もする車もあるそうですが、私には猫に小判。
昨日は大雨予報で傘を持って行きましたが、時に小雨がパラパラ降る程度で大方は降らず、助かりました。
幌がある車も多いのですが、中には幌がなく、傘が差してあるものも。
人間は合羽を着て、大雨になったら、座席にジャブジャブ水を溜めながら走るのだそうです。
そこまでして4日間走るなんて。
それだけでなく、これらの車、普段から維持管理にどれだけのお金や手間暇がかかることか。
これはもう、酔狂というか天晴れというか!?



そこから有楽町に移動して、友人たちの「自動車アート7人展」へ。
その合間に、車仲間と有楽町の「響」でランチ、喫茶「ローヤル」でメロンパフェを楽しみました。


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品川水族館、冷たい食事

2024年09月27日 | 社会

東洋文庫から品川水族館へ向いました。
動物が好きだというB君、そういえば去年も上野動物園に行ったのでした。
息子たちが小さい頃連れて行った水族館、私は30年ぶりくらいだったかな。



この水族館ができた頃は水中トンネルが珍しく、息子たちは最大限に興奮したものですが、今となってはやや古臭い感じが否めない。
それでも巨大なウミガメやエイが悠々と泳ぐ姿には、やはり感動します。



水族館は楽しかったのですが、特に書くこともないので、別の話題を。
以前読んだ本の中に、ドイツではカルテスエッセンと呼ばれるコールドミールが普通で、温かい食事は一日に一回だけだという記述があったのです。
コールドミールとは、ハムやソーセージ、チーズやパンやバターなどを切って並べるだけという食事。
それは本当か?とB君に尋ねると、その通りだと。



ちなみに彼の家では、お昼に温かい食事を作るのだそうです。
朝と夜はコールドミール。
話を聞く分には、彼の家は相当ゆとりがある家のようなのですが…



我家では息子たちがいる頃は、朝からご飯を炊いていました。
そして味噌汁に、目玉焼きとかベーコンエッグとかサラダとか。
夫婦二人になった今も、夜は必ずご飯を炊いて味噌汁、オカズは煮物、炒め物、蒸し物、グリル焼き、和え物、サラダなどから何品か。
コールドミールで済んだらどんなに楽かと、つい思ってしまいます。


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六義園から東洋文庫へ

2024年09月26日 | お出かけ

B君が日本庭園を見たいというので、駒込の六義園に。
川越藩主・柳澤吉保が元禄15年(1702年)に築いたという「回遊式築山泉水」の大名庭園。
8万7千平米の庭園は広々として実に気持ち良いのですが、惜しむらくは紅葉には早く、この季節、花も何もない。
おかげで人出も少なく、のんびりと散策ができましたが。



ついでに、その近くの東洋文庫ミュージアムへ。
5件の国宝と7件の重要文化財を含む95万点の資料があるという、東洋学の専門図書館。



威容を誇るモリソン書庫の前でベネット君が注視したのが、下の方に展示してある風景絵画。
19世紀ドイツの画家エデュアルド・ヒルデブラントによる「世界周航画集」からの絵であるらしい。



プロイセンのヴィルヘルム4世の支援を受けたヒルデブラントの、西洋人から見た日本、中国、東南アジアの風景画が何点も展示してありました。
彼に言われなければ、こんな所でドイツとの繋がりがあったとは気が付かなかったでしょうね。



東洋文庫ミュージアムにある、オリエントカフェでランチ。
小岩井農園の食材が使われているここは、以前も食べて美味しかったのです。
庭にはシーボルトゆかりの植物が植栽されているのだとか。






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久しぶりのドイツ人客

2024年09月25日 | 家庭
週末から、ドイツ人のお客を迎えています。
去年我家でショートスティを受け入れたベネット君、日本熱が高じてこの秋から名古屋大学にインターンシップに来ることになったのでした。
日本が好きで、日本を理解しようとする人の相手をするのは、楽しいものです。



温泉に行きたいというので、最初の日に「花影の湯」に。
よみうりランドに今年できた温泉で、HANABIYORIというフラワーパークとセットになっています。
様々な種類の温泉があり、露天風呂からは遥か都心の光景が一望できます。
この日は、見事なオレンジ色の月も見えました。


(この写真はネットから)

温泉が好きだという彼に、ドイツには温泉はないのかと聞くと、あるにはあるがまるでイメージが違うという。
どうも、病人の為の保養所という感じであるようです。
昔観た映画「アマデウス」の中に、モーツアルトの妻が、夫を置いて温泉療養に行ってしまったというシーンがあった気がします。
そういえばブタペストの温泉に行ったことがありますが、歴史的な建物は立派だったものの、温泉自体は水着着用の男女混合、プールのようであったような。
ブダペストの温泉は古代ローマ人が発見し、オスマントルコも愛用していたとか。
色々な国の温泉に入るのも楽しいでしょうが、観光に忙しくてそんな時間を取るのは中々難しいでしょうね。



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今朝のニュース

2024年09月20日 | 社会

3打席連続本塁打&2盗塁で、あっという間に「51-51」!
まだこの前まで今シーズン中の「50-50」がどうかと言われていたのに。
MLB史上初の記録なのですってね。
野球に疎い私ですら、凄い記録であることくらいは分かります。
今朝一番でその大谷選手のニュースを楽しみにしていたのに、どの局のワイドショーも最早見たくもない兵庫県知事や中国の悲しいニュースばかり。
番組の終わり頃にようやくオオタニサン特集が。
きっと裏で、大騒ぎで特集を作っていたのでしょうね。


トップ写真は、FaceBookの「過去のこの日」で今朝出て来た2021年の写真。
夏の終わりに咲くジンジャーリリーの香りが大好きで、毎年こうして飾るのです。
3年前にはタロウ、こんな笑顔を見せてくれていたのだなあ。
こちら側で私がオヤツを振りかざし、タロウ、タロウと名前を連呼して、ようやくこの写真が撮れるのですが。

 

こちらが今年の写真。
もう見えない、聴こえないタロウにはどんなに叫んでも届かないし、認知症の今、「おすわり」という言葉も理解できない、したがってできない。
目も合わせられない、表情もなくなってしまって、こんな感じで寝ていることが多いのです。
それでも一日でも長くと、飼い主としては思います。


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「ある一生」

2024年09月18日 | 映画

20世紀初頭のオーストリアで私生児として生まれたアンドレアス・エッガー。
幼少の頃に母親を亡くし、親戚の農場に引き取られるが、奴隷のようにこき使われる。
養父に酷い虐待を受けて足を骨折し、片足が不自由な身となるが、逞しく成長しする。
唯一彼に優しくしてくれた老婆が亡くなると農場を出て日雇い労働者となり、やがて渓谷地帯を走るロープウェーの建設作業員になると、マリーと出会い結婚する。しかしその幸せも長くは続かなかった…



暴力、離別、貧困、自然災害、戦争と、アンドレアスを取り巻く環境はあまりにも厳しい。
山間の小さな村にも近代化やナチスの手が伸び、彼もそれに巻き込まれていく。
しかし彼は、誰を恨むこともなく、境遇を嘆くこともなく、ただ淡々と生きていく。
最愛の妻を亡くしてからは、ひたすら彼女へ手紙を書いて、彼女の墓にそれを入れる。
あまりに「我」がなさ過ぎて、正直取りつく島がないというか、じれったくもなる。
背景の雄大なアルプスの風景は、美しくもあり厳しくもあり、人生のメタファーなのか。



激動の時代の、名も無き男の波乱に満ちた生涯。
オーストリアの作家ローベルト・ゼーターラーの原作は、世界的ベストセラーになったと言います。
こんなに淡々とした物語が何故、それほどのベストセラーになったのか、読んでみたくなりました。
農場で虐待される日々、唯一アンドレアスに優しくしてくれたお婆ちゃんは、「バグダッド・カフェ」のゼーゲブレヒトだそうです。
原題は「Ein ganzes Leben」 英題は「A Whole Life」。


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事後報告

2024年09月16日 | 家庭

6年ほど前に家を出て、同じ沿線の都心に近い駅前のマンションで一人暮らしをしていた次男。
以前、長男夫婦がこちらにいた頃には食事に呼ぶと、次男も来ていました。
長男夫婦の娘をとても可愛がるので、姪っ子がそんなに可愛いのなら自分の子を早く作ったら?と言っても、結婚が面倒だの、どうしてもしたいと思えないだのとぼやいていました。
彼女がいるという話も一向に聞かない。
タロウのことは溺愛していて、我々夫婦が岐阜に2~3日帰る時にタロウの世話を頼むと引き受けてくれましたが、我々が出かけてから泊まりに来て、留守の内に帰るという感じ。
本人の顔を見ることは、滅多になくなってしまいました。



その次男、35歳になったこの夏に突然彼女を連れて来ました。
親はびっくりするばかり。
そして今日、お互いの家族の顔合わせで食事を。
あざみ野うかい亭、フランスのオーベルジュを移築したという建物の、鉄板焼きのお店です。
こちらの庭は薔薇がとても綺麗なのですが、猛暑が続く現在、まだちょっとでした。



長男も次男も、彼女のことはいきなり事後報告。
まるで親の出る幕なし。
寂しいような気もしますが、結婚率がどんどん減っているという昨今、さっさと自分で決めてくれて感謝するべきなのか。
ろくに喋らない息子が彼女を伴って来ると、場がまろやかになってありがたいですし。


(デザートワゴン)

何はともあれ、家族が増えるのは嬉しいことです。
引き立て役の私は、流水に紅葉模様の単衣を着ました。



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時のたつのが早いのは

2024年09月15日 | グルメ

読売新聞の「編集手帳」によると、感じる時間の長さは年齢に反比例するという説は、それを発案した哲学者の名をとって「ジャネーの法則」と言われるのだそうです。
例えば10歳の1年は人生の10分の1だが、50歳の1年は50分の1でしかない。
つまり50歳は10歳の子の5倍も早く感じられるというもの。
そして、英国の作家ギッシングが別の視点で論じている言葉も紹介しています。
「時のたつのが早いと思うのは、人生というものがそろそろわかってきたからだ」。

確かに、子供の頃は一日が途方もなく長かったような気がする。
そして今はとにかく時が過ぎるのが早く、今年はあと3ヶ月強しかないということにおののきます。
でもこの歳になっても、人生というものがわかってきたなんてまったく言えない。
ということでこの二つの内では、私は前の説の方に軍配を上げます。


トップ写真は、明治6年創業の新富町の割烹、躍金楼(てっきんろう)
ランチの天刺膳は、刺身定食に揚げ立ての天ぷらが5品ついて安価で頂けます。




新富町からブラブラ歩いて、キルフェボン・グランメゾン銀座店でお茶を。
この緑の大きなブドウは、ロシアのカッタクルガンといってシャインマスカットのお爺ちゃんに当たるのですって。
旬のイチジクのタルトと食べ比べました。


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猛暑の表参道散歩

2024年09月13日 | グルメ

9月中旬というのにまだまだ続く猛暑日。
このところ「最も遅く、最も暑い」という記録を連日更新しています。
表参道駅から徒歩数分の所に、緑の広い公園ができていて驚きました。
細長いとはいえ3500平米あるそうで、小さな小川も流れています。
老朽化した都営団地を高層・集約化して建て替え、商業施設や公園も作ったのですって。
都会のビルの中に古い一戸建てがまばらに残っているのを見るにつけ、都市計画の杜撰さに呆れていたので、やればできるじゃんと思ってしまいます。


(これはネットから)

その北青山公園に面してあるイタリア料理店「TRATTORIA庭」
バーニャカウダを日本に広め、畑の伝道師と言われるシェフ渡邉明氏が、庭園デザイナーの石原さんとコラボして作ったというお店。
外には緑の公園、店内にも植物がいっぱい。



レンコンと白見魚の前菜、シャインマスカットのゼリー寄せのデザートは少々奇をてらい過ぎた感もありましたが、野菜をふんだんに使った料理、美味しく頂きました。
久しぶりの友人と、凍結スイカ入りスパークリングワインで乾杯しました。



腹ごなしに散歩した表参道ヒルズの、小さな展覧会。
このミッキーマウスやオードリー、人の集まりでできています。
じっと見ていると、なんだかザワザワと動き出しそうな気がします。



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