Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

スカイツリーの下のオマケ話

2024年07月29日 | 社会

隅田川の花火大会の話には、小さなオマケがありました。
花火の直後は駅も電車も死ぬほど混むだろうと、友人宅でたっぷり飲んで食べてお喋りして、夜も更けてから帰宅しようとしたのです。
本所吾妻橋駅の改札に入ろうとしたら、通れない。
私はスマホの手帳型カバーのポケットに、Pasmoを入れているのです。
慌てて見てみたら、Pasmoがない!

行きの際にはそれをかざして、駅の改札を出たのです。
ということは、駅から友人宅へ行く間、或いは帰り道に落としたのか?
或いは友人宅に落としたかと思って友人に聞いてみましたが、見つからないと。
そのPasmoはオートチャージ式なので、クレジットカードと同様、銀行口座に紐づけてあるのです。
悪い人の手に渡ったら、どんなことになるか分からない。
まったく自分のマヌケさに泣けてくる。

帰宅した夜中にPasmoの会社に電話してみたら、営業時間外。
クレカだったら24時間応対してくれるのに(海外で掏られて電話した経験あり)。
明くる日曜日、最寄りの駅に行って、とりあえずストップしました。
駅以外で落とした可能性も高いので、近所の交番にも行ってみましたが、ずっと留守。
落としたかもしれないと思われる地域の本所警察署に電話してみたら、届け出は電話ではできない、窓口まで来てくれと。
片道一時間以上かかると言ったら、警察庁のホームページから届け出できますよと。
やったあ!

ネットの遺失物届け出欄に、住所氏名、電話番号など登録して一安心。
そして「なだいなだ先生を偲ぶ会」のランチで、神楽坂の「ル・コキヤージュ」へ。
なだいなだの本が好きな人が集まって美味しいものを食べる会によかったらどうぞと友人に誘われ、そういや子供の頃「おっちょこちょ医」や「娘の学校」が好きだったなあと軽い気持ちで参加表明したのでした。
そうしたら集まった8人のメンバー、高校の時に本を読んで以来の熱狂的なフアンであるとか、鎌倉のなだ先生のご自宅まで押し掛けたとか、先生の最後の本を企画したという出版社の人とか、えらくコアな人ばかり。
場違いな所に来ちゃったかと思いながら、本が好きな人達と楽しく喋って、「鯛とホタテのパイ包み焼き」を美味しく頂きました。



そして今朝、警察庁からメールあり。
遺失物が見つかった、本所警察所に電話されたしと。
電話で確認し、スカイツリーの麓の本所警察署まで行って、頂いて来ました。
拾ってくれた方は、名前も言わず立ち去ったそうです。
日本は本当にいい国だなあ…

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パリの絶叫、隅田川花火

2024年07月28日 | 社会

何が起きたのかと思いました。
「ギャーッ!」「ギャアアアアア!」と会場に響き渡る声。
今日の午後、本を読みながらテレビのオリンピック中継を流していたら、柔道の阿部詩選手がまさかの二回戦敗退をしたのでした。
泣き崩れて歩くこともできず、コーチに抱えられている。
会場からは大きな「ウタ」コールが。


柔道に特に興味のない私でさえ、つい涙ぐんでしまいました。
可哀想に、この日の為にどれだけ頑張って来たのか。
感情をあまり露わにしないと言われている日本人が大きな試合であれだけ号泣するのは、珍しいのではないか?
少なくとも私は今まで、見たことがない。
泣きたい時には泣いていいんだよ、詩ちゃんよく頑張ったねと言ってあげたい。


3年前の無観客だった東京五輪、私は武道館でボランティアをしていたので、仕事の合間に試合を見る幸運に恵まれたのでした。
阿部兄弟の「一本!」は見事なもので、だから今回もとても楽しみにしていたのに。



昨日の午後、留学生フィオナさんをお見送りし(空港までの送迎はEFがしてくれる)、一週間が無事に済んでホッとしました。
発熱して寝込んだり、元気になっても偏食が多くて面食らうこともありましたが、17歳はとにかく若い、彼女のこれからに幸多かれと願います。
それから大慌てで浴衣に着替え、墨田区の友人宅に。
スカイツリーにほど近い友人宅の屋上から隅田川の花火を見ようと、誘われていたのです。
焼き鳥、枝豆、お寿司、サンドイッチなどを持ち込み、食べながら飲みながら喋りながら花火を観られる幸せ。
花火は私のスマホでは綺麗に撮れなかったので、代わりにスカイツリーの写真を。
その屋上に、友人の友人の、柔術の日本チャンピオンという土屋氏がいらっしゃいました。
柔術って、「日本の古武道を代表する徒手武術」なのだそうです。
”徒手あるいは短い武器による攻防の技法を中心とし、相手を殺傷せずに捕らえたり護身として身を護ることを重視する武術”(Wikiより)。
オバハンはちゃっかり写真を撮らせて頂きました。


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元気な17歳、ピンクのアマンド

2024年07月26日 | グルメ

17歳の留学生フィオナちゃんはすっかり元気になったので、学校から帰宅した後、この辺りで評判の良い温泉「湯けむりの庄」に連れて行ってみました。
アメリカ人は全裸になることを嫌がる人もいるのでどうかと思ったのですが、聞いてみたら行きたい!と。
様々な泉質の湯、スチームサウナ、ホットサウナ、そして水風呂も楽しんでいました。
サウナはアメリカのジムで経験しているということでした。
そちらのレストランで撮った写真です。



彼女が元気に学校に出かけたので、私も外出。
六本木アマンドが先週リニューアル・オープンしたというので、行って来ました。
六本木交差点にある、ピンクと白のストライプのファサードが目印だったアマンド。
こちらには昔から何回来たか分からない位ですが、いつもケーキとお茶だけだったのです。
そうしたら、軽食部門が結構有名だという話を最近になって聞きました。
昭和の香り漂うナポリタン、グラタン、ピラフなどのメニューが復活したのだと。



いつの間にかなくなったファサードも復活したというので楽しみにしていたのですが、あるにはあるが、こんなに小さい。
一階はケーキやお菓子の売り場だけとなり、二階が広々とした喫茶店になっていました。
何処もかしこもピンクだらけ。
ナポリタンとグラタンを友人と注文、そしてピンクのカップでコーヒーを。
この濃いピンクのカップを見ると、昭和の時代を思い出します。


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謎のカード

2024年07月24日 | 社会

その電話は夕方、家電にかかって来ました。
PayPay社〇〇部の××という人から、昨日、Ikeaオンラインで59、000円の買物をなさいましたかと。
まったく身に覚えがないと言うと、先週、別社のオンラインで115,000円の買物は?と。
それもないですと言ったら、今月に入ってそうしたオンライン購入が数回なされているが、当社のセキュリティシステムで弾いたのでご安心下さい、実害はありませんと。
御礼を言って、この先どうすればいいのかと聞くと、とりあえずカードの解約をお勧めするとのことで、勿論そうしました。
その際、私の住所氏名や生年月日などを向うから言われ、間違いないですねと。
そして解約できたというので、とりあえず安心したのです。

帰宅した夫に話すと、PayPayカードなんて持ってないじゃないかと。
ああああ、そうだった!
PayPayは使っているがいつもスマホからであって、カードなんて使ったことない、そもそも持っていないのだった!
が、夫、いや待て、YahooカードがPayPayカードに切り替わったのだったと。
それなら使ってないが、持ってるような気がする。

探したら引出しから出て来ました、Yahooカード。
しかし、期限が2年前に切れている。
更新のカードが来た覚えもない。
持ってもいないカードが使われたってどういうこと!?
もしかして、あの電話自体が詐欺?
しかし住所氏名など個人情報は、私は口にしていない。
一体何のために!?

疑惑が渦巻いているところに、今日PayPayカード社から、一昨日これだけの金額が使われたという明細メールが着ました。
一体全体どういうこと!?
そのメールも詐欺??
PayPay社のHPのお客様サポートページから散々苦労の末に電話番号に辿り着いて、昨日の電話のこと、今日のメールのことを聞きました。
電話は間違いなく履歴に残っている、今月不正使用されようとしたのを防いだことも間違いない、カードを昨日解約したことも間違いないと。
それを聞いて安心しましたが…
更新した覚えもない、つまり存在しないカードからどうやって使われたのかは、謎のままです。

トップ画像はカラスウリの花。今年はバカラのグラスに入れてみました。
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暑い夕方に思うこと

2024年07月22日 | 社会

法律違反をしてしまったことは事実。
日本代表として国費を使って行くのだから、もうちょっとの間だけ、品行方正にしてくれていたらと思う。
とはいえ、出場辞退しなければならないような、そんなにも重大な罪なのかなあ?
これ、海外だったらどうなるのだろう?
アメリカにあるような社会奉仕活動(一年間の道路掃除とか)を課して、出場させてあげることはできないのかしら?
宮田選手が今回のことで潰れてしまわなければいいのだけど。

ということを、二人の息子を育てた者としてつくづく思います。
幸いウチの息子たちは普通に育ちましたが、それでも反抗期の態度は中々のものでしたから。
そして今、十七歳の繊細な女の子を預かっています。
例のEF語学スクールのアメリカ人留学生が、週末から来ているのです。
もっと前から来日していて、スクールの寮にいたらしい。
我家に来たら東京の何処に案内しようかと楽しみにしていたのですが、なんと彼女、来た早々に体調を崩してしまいました。
昨日のお昼は元気に食べていたのですが、その後疲れたから休みたい、遠出は無理と言い、自分の部屋に。
色々用意した夕御飯にもろくに口を付けず、ひたすら寝ていたようです。

今朝も青い顔で朝食もろくに取らず、でも学校に行こうとするので、そんな体調ではとても無理、今日は休んで静養しなさいと説得。
EFのスタッフとも相談して電話で説得して貰い、なんとかベッドに戻ったのですが、熱を測ってみたら38.5℃。
慌ててウチにあったコロナ抗原検査キットで試してみたら、陰性。



とりあえず安心したものの、EFのスタッフとも相談して、医者に連れて行った方がいいだろうということになりました。
しかし今週の土曜日には帰国する彼女、現金も十分でなく、クレジットカードも持っていないという。
後で保険が降りるだろうし、とりあえずは私が建て替えるから大丈夫と言ったのですが、アメリカの母親から電話がかかってきて、明日まで様子を見てくれと。
アメリカ人はそれ位の熱では医者に行かないというのです。
私に負担をかけたくないという気持ちも分かるので、無下に否定もできない。

本当は今日も私は予定があったのですが、体調の悪い彼女の為に、ずっと家にいる。
明日、元気になってくれればいいのですが、そうでなかったらそれが続くことになる。
EFからは、予定があったら優先してくれと言われているが、体調の悪い子を置いて出かける訳にもいかない。
せっかく楽しみにしていた日本にいるのにと泣く彼女が可哀想で、放って置くこともできないのです。
ホームスティを引き受けるということは、そういう危険もあるということだったのね。

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パリの空の下、不可解な話

2024年07月19日 | 社会

パリ五輪がいよいよ来週から開幕というので、テレビや新聞で様々な特集を組んでいます。
パリ市長があの濁ったセーヌ川で泳いだり、市民の熱狂ぶりがこれでもかと。
その時期のパリのホテルは、通常の3~4倍の価格なのだとか。
そんなことを聞く度に、東京五輪では貧乏くじを引いたなあと思わざるを得ない。
100年に一度のパンデミックの渦中だったのだから、仕方ないのでしょうが…

SNSに、モンゴルの五輪公式ユニフォームが紹介されていました(トップ写真)。
なんてお洒落!
格調高く、しかも民族色がよく出ている。

ちなみに、フランスのユニフォームはどんなのだろうと思ったら、やっぱりお洒落。



ついでに日本のユニフォームを見てみたら…
なんとも安っぽくて情けない。
五輪のスポーツウエアはアシックス製だが、公式服の制作業者は非公開。
しかも、応募したのは一社のみだったのですって。



”東京大会では、公式服装に関する業者選定を巡って、業者が大会組織委員会元理事に便宜を依頼した見返りに賄賂を贈ったなどとして、汚職事件となっていた。
日本オリンピック委員会(JOC)は制作業者を非公表にしており、尾県貢専務理事は「マーケティングパートナー全体の権利を守るため」と説明している。”
ということですが、意味が分かりません。
どういうことかどなたか説明して?
前回汚職事件になったのなら、今回は公明正大にコンペにすればいいのじゃないの?
世界的に注目される公式服、才能ある若手デザイナーや小さな会社の、どんなチャンスになったか分からないのに。

パリ五輪公式服装の製作業者名は非公表 応募は1社のみ
https://www.asahi.com/articles/ASS4R3W30S4RUTQP01YM.html

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「フェラーリ」

2024年07月18日 | 映画

元カ―レーサーからフェラーリ社を立ち上げ、F1の帝王と呼ばれたエンツォ・フェラーリの、59歳の激動の一年間を描いた物語。
エンツォ(アダム・ドライバー)は最愛の一人息子を前年に亡くし、妻ラウラ(ペネロペ・クルス】との仲は冷え切り、愛人リナとの息子は可愛いものの認知できず、おまけに会社は破産寸前という、人生のどん底にいた。八方塞がりの彼は再起をかけて、1600㎞の公道を走るレース、ミッレミリアに挑むのだが…

「フォードVSフェラーリ」は数年前に観たものの、その他の予備知識はないままに観ました。
アダム・ドライバーがスター・ウォーズで新ヒーローを演じたのが10年ほど前、今作では初老の男エンツォを演じていたので驚きましたが、実年齢の20歳上の役だったようです。
アダムが190㎝程の長身で、こんな大きなレーサーがいたのかと思いましたが、実際のエンツォは2m近い長身だったのですって。
レースに勝つことに執着する傲慢な、しかし女の間で揺れ動く弱みを併せ持つ男エンツォを、よく演じていたと思います。
オペラ「椿姫」を観劇するシーンでは、女たちへの彼の思いが、美しいアリアに乗せられているようでした。
ペネロペ・クルスの始終不機嫌な女房役は、迫力がありました。
愛息を亡くし、あれだけ夫に裏切られ続けたら、不機嫌にもなるのでしょう。



そしてあのミッレミリアの大惨事。
人も一般車もいる公道で時速200㎞以上のスピードレースをするってどうよ?と思っていたら、やっぱり。
沿道の家族の幸せな食事風景が映ったと思ったら、次の瞬間、幼い子供がレースを見に飛び出す。
そして疾走する車が突然パンクして、沿道の群衆めがけてスピンしながら飛び込んだのです。
ちぎれた脚や胴体、目玉が飛び出た顔が容赦なく写され…
あの陽気で人懐っこいレーサーのポルターゴが、あんなことになるなんて。
この事故で、レーサーの他子供5人を含む観客9人が亡くなり、スピードレースとしてのミッレミリアは終わりとなったのだそうです。



エンドロールに御本人たちの写真が出てこなかったのが残念でしたが、この大事故の責任をフェラーリは問われなかったという文言が出てホッとしました。
フェラーリを何台も持つという熱烈な愛好家マイケル・マン監督が、帝王エンツォ・フェラーリを必要以上に美化せずに描いたことを評価したいと思います。

「フェラーリ」公式HP 

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箱根旅行②

2024年07月17日 | 国内旅行

認知症の老犬タロウを旅行に連れ出すのはどんなものかと心配していたのですが、結果的には大丈夫でした。
ただ以前のように喜ぶことは、まったくない。
車に乗るにも、何処かで外食するにも(最後にほんの少しおこぼれをあげていた)、宿に泊まるにも、前は尻尾を振りまくって大喜びしていたのですが。
今は反応もなく、だから飼い主の自己満足に過ぎないのでしょうが…


16年間車内で粗相をしたことはなかったし、こまめに休憩して外に連れ出せば大丈夫かと思ったのですが、運転していて気が付いたら車内にプンと匂いが。
ベンツの後部座席に大量のPeeをしていました。
それに凝りて、以後は紙おむつをさせました。


(無色透明の温泉)

「The Retreatment湯河原」は、夫が友人から評判を聞いていたのです。
施設はそれなりだけど、食事が凄いよ、蟹の大盛り!
ズワイガニがこの通り。
蟹の他にも、前菜、お造り、伊勢海老、ハマグリ鍋、茶わん蒸し、御飯、デザートとてんこ盛り。
美味しいのだけど多過ぎ!
軟弱な我々夫婦はこの蟹の大皿一杯を食べるのがやっとでしたが、こちらの蟹、一時間食べ放題だというのです。
これで採算が取れるのかと心配になってしまう。



いやこれ、お代わりする人なんかいるの?無理なんじゃないの?と浅黒い肌の給仕さんに訊いてみたら、意味がよく伝わらない。
試しに英語で訊いてみたら、ええ、いくらでもいますよと流暢に。
色々話したらそのI君、スリランカ出身で、母国では英語の先生をしていたのだそうです。
スリランカは景気がよくないから日本に来たのだと。
日本だって景気良くないのに、しかもこんなに円安なのに、大変だねえと思ってしまう。



源泉かけ流し、無色透明のお湯も気持ちよく、朝御飯もボリュームたっぷりでした。
ここは元々犬連れ可のホテルではなく、途中からそうなったようす。
コロナのせいか不景気のせいか?
そのためか部屋以外は犬はケージに入れる、食事の時は部屋で待機させるなどの制約はありましたが、どのみち動けなくなったタロウには十分の宿でした。
大盛りズワイガニ、御馳走様。
応援の気持ちを込めてこの記事を書きました。

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箱根旅行➀

2024年07月16日 | 国内旅行

以前はタロウを連れて、伊豆などの近場によく旅行していました。
数は多いとは言えないが、犬連れ可の宿も探せば結構あるのです。
老舗の温泉宿ではまずなく、新しめのホテルやぺンションが多いことが少々残念ですが。
それでもお出かけが大好きだったタロウが喜ぶし、飼い主も旅行好きなこともあって、車で出かけていたのでした。
ところがタロウが認知症となり、ヨボヨボになって散歩も喜ばなくなり、粗相も増えるばかりということで、暫く断念。
日記を見たら2022年11月の軽井沢が、タロウ連れ旅行の最後でした。
が、いよいよ弱ったらもう行けないよねということで、ドギーカートも一緒に、久しぶりに箱根に行って来ました。



昨日は天気予報では雨でしたが、曇り時々晴れ。
そう言えば未訪だったということで箱根の関所に寄ってみました。
「天下の険」と呼ばれた、泣く子も黙る箱根関所。
ここに遺跡が見つかったことから、平成19年に復元されたのですって。
大番所、足軽番所、上番休息所、獄屋(牢屋)、厩などが丁寧に復元されています。
「入り鉄砲に出女」って、そういえば社会科で習ったなあ…



あちこちに人形が配置してあり、当時の光景が偲ばれますが、資料館で一番驚いたのは、江戸時代にここを象が通ったということ。
1729年(享保14年)、ベトナムから運ばれてきた象が、この関所に来たのですって。
第8代将軍徳川吉宗が購入し、長崎から73日をかけて江戸まで歩いたのだそうです。
ベトナムからオスとメスの象が送られたが、長崎でメスは死去。
残ったオスは、箱根の山越えで体調を崩して動けなくなったりしながらも、なんとか歩き通したのですって。



象というものを見たことも聞いたこともない人々は、あの巨体を見て、どんなに驚いたことだろう。
考えてみれば、若冲の絵にも象が描かれているのですよね。
若冲は、この時の象を若い頃に京都で見たという説があるようです。

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ちょっと中休み

2024年07月12日 | グルメ

昨日は薄曇り、今日は雨で、湿度は凄いものの暑さはちょっと中休みでした。
二子玉川のちょっとだけ涼し気な光景を。



薄紫の花はデュランタ。
二子玉川ライズの広場では白くま君フェアをやっていて、風車がこんなに。
しかし白くま君の中の人は暑いでしょうねえ。



「世界一の朝食」だの、レオナルド・ディカプリオが撮影中に毎日通っただのと有名になったシドニー発のカフェ「Bills」
10年ほど前に表参道にできた時には、連日長蛇の列。
その後二子玉川にでき、並ばなくなった頃に行った時には、正直それ程のもの?と思ったのでした。
ランチ・セットもなく、飲物とセット価格にならないのも気に入らなかったし。
ところが、久しぶりに行ったら美味しく感じたのです。



エビ・チリ・ルッコラのリングイーネ、リコッタパンケーキ・フレッシュバナナ・ハニーコームバター。
前は、期待値が大きすぎたのがいけなかったのかしらん?

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