Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

朝、ベッドから起きる理由

2025年01月11日 | 社会

読売新聞の昨日の「ここにもニッポン」特集で、「生きがい」を取り上げていました。
欧州で今、「IKIGAI」という言葉がそのまま使われているのだそうです。
コンサルタント、旅行、出版、ヨガ、心理セラピー、化粧品にいたる様々な分野で使われているのだと。
スペイン人の作家エクトル・ガルシア氏が16年に出版した「IKIGAI」という本が火付け役であり、IT企業エンジニアとして来日した氏が、日本語を学ぶ中で一番印象に残った言葉なのだそうです。

ドイツのホテル・シュロス・エルマウには「IKIGAI」という名のレストランがあり、「伝統と革新が融合した料理を生きがいとして作っていく」というドイツ人料理長の思いが込められているのですって。
メニューには「ヒラマサの昆布絞め」などと和風を加味した料理が並び、ミシュラン二つ星を獲得、連日にぎわっているのだそうです。

生きがいを英語で何て言うの?とアメリカ人に聞いたら、「reason for living」とか
「raison d'etre」かなあと。
長すぎるし、あんまりピンと来ない。
確かにIKIGAIの方が良いような気がする。
「MANGA」や「KARAOKE」や「SUSHI」のように定着しているのかしら?

ガルシア氏は、生きがいを「朝、ベッドから起きる理由」と表現しているそうで、これは本当に分かりやすい。
晩年の母が調子が悪い時には、朝起きてまだ生きているかとガッカリすると言っていたことを思い出します。
そう言われても、どうすることもできなかったのですが…





トップ写真は「マグロとアボカドのサラダごはん」、トマトやフレッシュハーブ、リンゴ、レモンなどてんこ盛りの、フレンチスタイルのサラダ寿司です。
サラダ寿司って簡単そうだけど自分で作る気には中々なれないのですが、不思議に美味しい。
ローストビーフ丼がなくなっていたのは残念でしたが@キハチカフェ。

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子どもたちはチョコが食べられるのか?

2025年01月06日 | 社会

今日の読売新聞、中開き両面で明治のチョコレートの広告が。



「チョコレートは、食べる人だけでなく、その原料をつくる生産者の暮らしを、
この星の環境を、健やかにできているだろうか。
Meijiは動き出している。
カカオと共に様々な植物の苗を植え、健やかな森の再生を目指す。
良質なカカオ作りを支援し、生産者の生活の安定につなげる。
子どもたちと一緒にチョコレートを作り、学ぶ楽しさを伝える。
自分でつくったチョコレートを食べる子どもたちの笑顔が、私たちの力になる」

以前、ガーナはカカオの一大産出国ではあるけれど、ガーナの子どもたちはチョコを食べたことがないという話を読んで驚きましたが、ガーナ人に聞いたら、それは本当だということでした。
それについては、例えばこんな記事があります。
”ガーナは「チョコレートの国」か? チョコレートにみる「矛盾との向き合い方」”

少々長いので乱暴に要約すると、
ガーナは確かに世界第二のカカオ豆生産国であるが、現地ではチョコレートはあまり消費されていない。
その理由として、カカオ生産はかつて欧州の植民地支配のもとで広がったのであり、現地人は殆ど消費しないままに利益は宗主国に吸い取られた。そして今もチョコレート産業は、児童労働と人身取引の温床として見受けられるなどと書かれています。

明治製菓の活動がこのコピーの言う通りだったら、こんな嬉しいことはない。
もっと具体的な数字を挙げてくれれば説得力が増すのに、と思います。



平和な日本で、甘いものを食べる幸せ。
小ぶりの塗りのお重に、和菓子を詰めて和風アフタヌーンティにしてみました。
1段目は練り切り、2段目は花びら餅、3段目は夫用、いきなりビールのお供を。
もっとも練り切りも、一つ食べればもう十分です。



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愛情をもって育てたのに

2025年01月05日 | 社会

昨夜のNHKの番組で、久しぶりに白熊ピースの特集を見ました。
1999年12月、愛媛県のとべ動物園で生まれた白熊の赤ちゃん。
母熊に育児放棄され、同時に生まれたもう一匹は噛み殺される。
ピースは母熊から引き離され、飼育係の高市さんが自宅に連れ帰り、
同じ布団で寝て3時間おきにミルクを与え、我が子のように哺育する。
生後100日ほどたって、集合住宅では飼えないほどに大きくなったピースを
動物園に置いて高市さんが帰ると、一晩中泣き叫んで喉が枯れてしまったそうです。
高市さんの献身的な愛情でピースはすくすくと育つのですが…


ある日、ピースはてんかんの発作を起こしてしまう。
理由は断定できないが、結局ストレスから脳神経に異常を来したと考えられるのだと。
2005年にはプールの中で発作を起こし、うつぶせで動けなくなったところを、たまたまおりの外で見た高市さんが駆け寄り、人工呼吸をして助けたのだそう。
その後も度々痙攣を起こしているが、薬で対処しているのだと。



ここまでは、以前にも読んだり聞いたりした情報。
昨夜の番組では、現在のピースの老いについても触れていました。
ホッキョクグマの寿命は25~30歳位であり、ピースはもう老境に入っているのだそうです。
てんかんを抑える薬を毎日与えているが、それが肝臓に悪影響を与えることがある為、毎月の採血検査が欠かせないピース。
以前はお気に入りのソーセージを少しずつ与えながら、その間に採血をしていたのが、
それがどうにもできなくなってきた。
そして同じ所をグルグル廻ったりする、常同行動も増えて来たと。
それって、タロウも同じなのです。


長生きになった今、犬も歯石がつきやすく、歯周病にもなりやすい。
なのでタロウも以前は歯磨きをしていたのですが、今はもう噛みつくようになって、どうにもできなくなってしまったのです。
もう嫌なことは我慢できない。
そして常同行動も同じ。
大きな白熊も小さなタロウも、老いるという点では同じであったのか。
ピースは高市さんが必死に気に入りそうなオヤツを探し、とりあえずは採血できるようになったそうですが、それもいつまで続くのか。



人間に育てられたばかりに、今も高市さんを慕い、他の熊とは生活できなくなってしまったピース。
でも、母熊に放棄されて泣き叫ぶピースを放って置くことはできないよね。
母熊から育児放棄された仔熊は、安楽死させた方がいいという説もあるようです。
愛情をもって育てればいいというものではないのか。
難しいですね。

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不適切で根拠に欠ける

2024年10月15日 | 社会

ノーベル平和賞に決まった被爆者団体「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」の箕牧(みまき)代表委員が、「ガザで子供が血を一杯出して抱かれている。80年前の日本と重なる」と11日の記者会見で発言したことについて
イスラエルのコーヘン駐日大使は「ガザと80年前の日本との比較は、不適切で根拠に欠ける」と非難したのだそうです(昨日の読売新聞)。
いやいや、何処が違うの?
そりゃドローンや高性能のミサイルを使っていることは違うけれど、罪のない子供や市民を殺戮してることは全く同じじゃないの…



国立新美術館の自由美術展に、今年も高校時代の友人の作品が展示され、他の友人と一緒に行って来ました。
左上が友人、小野田志津代氏の作品です。
右下は、これも毎年楽しみにしている箱男シリーズ。
トップ写真は、美術館の外にあった田名網敬一氏の大きな金魚です。



毎年、友人の作品を鑑賞するという名目で集まり、ついでに食事など楽しんでいます。
今年はBraceria Buffa(ブラチェリア・ブッファ)で炭焼きイタリア料理のランチ。

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ニューヨークと新宿と

2024年10月12日 | 社会

昨日の読売新聞に、「川崎車両 米での鉄道車両納入5000両達成で式典」という記事がありました。
川崎重工業傘下の川崎車両は9日、米国向けの鉄道車両が5000両に達したことを記念し、NY(ニューヨーク)州郊外で式典を開いたのだそうです。
NYの地下鉄への納入はこれまでに約2200両となり、車両メーカーではトップシェアの実績を誇っていると。

10年ほど前にNYに行った時、地下鉄がすっかり綺麗になっていたことに驚いたものです。
1985年に初めて行ったNYでは、車両の中も外も落書きだらけだったのですから。

 (これはネットから)

近年、落書きの消去が容易な日本製のステンレス製車両が、NY地下鉄の美化に大きく貢献したのだと聞きました。
日本人としては嬉しいニュースです。
地下鉄の駅構内は相変わらず薄暗く暑く汚く、階段は鋼鉄がむき出しで、東京の地下鉄の冷房が効いてピカピカの床のホームに比べると、雲泥の差ではありましたが(トップ写真2015年)。

 (2015年)

ついでに今週食べた、映画の前のランチ。
新宿駅の構内は長いこと工事中でしたが、最近、色々な飲食店や成城石井などがオープンしました。
これは「らーめん鴨to葱」というお店の鴨ラーメン。
透き通ってシンプルな、なんとも言えない味わいのラーメンでした。
駅の改札の中にこうしたお店ができたのは嬉しい限りです。


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品川水族館、冷たい食事

2024年09月27日 | 社会

東洋文庫から品川水族館へ向いました。
動物が好きだというB君、そういえば去年も上野動物園に行ったのでした。
息子たちが小さい頃連れて行った水族館、私は30年ぶりくらいだったかな。



この水族館ができた頃は水中トンネルが珍しく、息子たちは最大限に興奮したものですが、今となってはやや古臭い感じが否めない。
それでも巨大なウミガメやエイが悠々と泳ぐ姿には、やはり感動します。



水族館は楽しかったのですが、特に書くこともないので、別の話題を。
以前読んだ本の中に、ドイツではカルテスエッセンと呼ばれるコールドミールが普通で、温かい食事は一日に一回だけだという記述があったのです。
コールドミールとは、ハムやソーセージ、チーズやパンやバターなどを切って並べるだけという食事。
それは本当か?とB君に尋ねると、その通りだと。



ちなみに彼の家では、お昼に温かい食事を作るのだそうです。
朝と夜はコールドミール。
話を聞く分には、彼の家は相当ゆとりがある家のようなのですが…



我家では息子たちがいる頃は、朝からご飯を炊いていました。
そして味噌汁に、目玉焼きとかベーコンエッグとかサラダとか。
夫婦二人になった今も、夜は必ずご飯を炊いて味噌汁、オカズは煮物、炒め物、蒸し物、グリル焼き、和え物、サラダなどから何品か。
コールドミールで済んだらどんなに楽かと、つい思ってしまいます。


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今朝のニュース

2024年09月20日 | 社会

3打席連続本塁打&2盗塁で、あっという間に「51-51」!
まだこの前まで今シーズン中の「50-50」がどうかと言われていたのに。
MLB史上初の記録なのですってね。
野球に疎い私ですら、凄い記録であることくらいは分かります。
今朝一番でその大谷選手のニュースを楽しみにしていたのに、どの局のワイドショーも最早見たくもない兵庫県知事や中国の悲しいニュースばかり。
番組の終わり頃にようやくオオタニサン特集が。
きっと裏で、大騒ぎで特集を作っていたのでしょうね。


トップ写真は、FaceBookの「過去のこの日」で今朝出て来た2021年の写真。
夏の終わりに咲くジンジャーリリーの香りが大好きで、毎年こうして飾るのです。
3年前にはタロウ、こんな笑顔を見せてくれていたのだなあ。
こちら側で私がオヤツを振りかざし、タロウ、タロウと名前を連呼して、ようやくこの写真が撮れるのですが。

 

こちらが今年の写真。
もう見えない、聴こえないタロウにはどんなに叫んでも届かないし、認知症の今、「おすわり」という言葉も理解できない、したがってできない。
目も合わせられない、表情もなくなってしまって、こんな感じで寝ていることが多いのです。
それでも一日でも長くと、飼い主としては思います。


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可哀想なのは…

2024年09月11日 | 社会

日本維新の会からも辞職要求が出され、遂に県議会を構成する全会派から見捨てられたことになる。
そして涙ぐみ、記者に「告発者が亡くなったことへの後悔の涙か?」と問われて「今の思いは、自民党と維新の議員に対して」と。
これ、何回読んでも意味がよく分かりません。
ただ、凄いなあと。
ここまで言われても、可哀そうなのは御自分なのね。
亡くなった部下への後悔や悼みの言葉は、ついに出て来ないのね。
この人にも、お子さんがいるとのこと。
ご家族がお気の毒だと思ってしまいます。



9月中旬だというのに、まだまだ続く猛暑日。
恵比寿ガーデンプレイスにはハイビスカスが咲き誇り、真夏にしか見えません。
映画の前のランチは、「アトリエLaLa」で夏野菜のトマトソース・パスタとシャインマスカット・パンケーキ。
野菜サラダには、タマネギたっぷりと大葉のドレッシング。


「涙」の斎藤知事 「告発者が亡くなったことへの後悔の涙か?」と問われ「今の思いは、自民党と維新の議員に対して」と知事


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「知的レベルの低さ」

2024年09月08日 | 社会

小泉進次郎元環境相が総裁選への立候補を表明した、9月6日の記者会見。
その後の質疑応答で
「小泉さんが首相になってG7に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと皆さん心配しています。それでもあなたはあえて、総理を目指されますか」
という、実に失礼な質問を受けたのだそうです。
これに対して
「私に足りないところはあるのは、それは事実だと思います。そして完璧でないことも事実です。しかし足りないところを補ってくれる最高のチームを作ります」と。
更に、質問者に名前で呼びかけ「アイツ、ましになったなと思ってもらえるようにしたい」と続けたと。
このやりとりにネット上には好意的な書き込みが相次ぎ、結果として小泉氏の株が上がる形となったのだそうです。

ところが。
この会見は事前に質問を受け付け、記者は座席指定と異例の形で行われたのですって。
選挙対策本部は「参加者が増大したことによる混乱を防ぐため」と説明したと。
なーんだ…
見事な切り返しだと感心したのに。
そんなことを聞くと、その失礼な質問自体が仕込みではないかと思ってしまう。


トップ写真は、街で見かけた可愛いピンクの花。
2階ほどの高さから、壁一面に垂れ下がって咲いていました。
Googleレンズで調べてみたら、「ピンクノウゼンカズラ」なのだそうです。



ノウゼンカズラと言えば、燃えるようなオレンジの花だと思っていました。
もっとも種類は別物なのだそうです。


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なんて人騒がせ!

2024年09月01日 | 社会

超ウスノロ台風10号は、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。
あちこちで大雨や洪水や土砂崩れを巻き起こし、進路を変え、熱帯低気圧となって今も居座っているらしい。
巻き込まれた人は本当に大変、まったく人騒がせな台風です。

シンガポールに住む長男家族と時々ビデオ電話しますが、あちらには台風は来ないのですって。
なんで?と思ってネットで見てみたら、赤道直下の地には台風はやって来ないのだそうです。
台風発生の条件の一つ、台風の渦が生まれるのは地球の自転に寄る転向力のせいで、それは低緯度では弱く高緯度では強く、緯度0度の赤道直下では生まれないのだと。

ついでに、地震も殆どないらしい。
大地震の発生の要因にはプレート境界の存在があるが、これが見事にシンガポールを避けているのですって。
しかも赤道直下と言っても、日本ほど暑くない!
いいなあああ。

逆に言うと、日本はつくづく災害大国なのですね。
3.11の後、その年の「世界の地震分布図」という動画を見ましたが、まあ日本辺りに地震が集中していること、地震の巣窟のようでした。
その頃外国人が日本から逃げ出すのも無理はない、私たちは大変な地域に住んでいるのだとつくづく思いました。
おチビに会いたし、シンガポールは遠し。
せめて写真を見て慰められています。
ここには写真を出せないので、拙い絵を出してみました。

台風が来ない南国シンガポールの「地理的理由」 

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