麹町のエリオ・ロカンダというイタリアン・レストランに行って来ました。
ここは、迎合しない本場の味ということで有名なお店らしいのです。
サッカーのトッティや、あのジョルジオ・アルマーニも来たことがあるらしい。
静かなビルの一階に、重厚な黒い木戸が素っ気なくあるだけ。
窓一つなく、中の様子はまったく窺い知れません。
ところが一歩、その中に入ると…
いきなり熱気と喧騒とイタリア料理の匂いに圧倒される。
しかも何人もの人が立って待っている。
我々は12時半に予約を入れていたのですが
受付の女性が「先のお客様が少し長引いていて…申し訳ありません」と
すなまなそうに断ってきて、結局30分以上待たされました。
ようやく通された部屋は…
窓もなく、白い漆喰の壁に囲まれた洞穴のような、
イタリアでよく行った、地下のトラットリアみたい。
お客も3~4割がイタリア人のよう。
この近くにイタリア文化会館があるのでそのせいでしょう。
前菜盛り合わせ
パスタ2品
主菜(金目鯛のソテー)
デザート盛り合わせ(パンナコッタ、ベリーのムース、チェリーのタルト)
コーヒー
スパークリング・ワインとオレンジ・ジュースで割ったカクテル、ミモザで乾杯して。
味は濃厚で、ものによっては塩辛すぎるように感じましたが
概ね、とても美味しく頂きました。
量は多すぎず、日本人向き。
普通の日本のレストランと雰囲気が何処か違う、と最初から感じましたが
それが何故なのかすぐに分かりました。
イタリア人を含め、男性客が多いのです。
私が普段、ちょっと背伸びしていくようなレストランは
週末ならとにかく、平日のランチに行くと、殆ど女性ばかりなのです。
(先月行ったリストランテ濱崎にしても、見事に女性ばかりでした)
私の夫を含め、殆どの会社員は忙しくて、こんな所でゆっくりランチを楽しむ暇なんか
ないのだろうなあと申し訳なく感じると共に、
それは日本社会に感じる、私の大きな不満でもあるのです。
例えばミュージカルや観劇にしても。
そういうところの観客は、殆どが女性ばかり。
それがロンドンやニューヨークだと、男性の方が多いくらい。
こういうところに、まだまだこちらは文化が成熟していないなあと
つくづく感じてしまうのです。
話を戻して、そういう訳で非常に非日常的な空間だったのでした。
その代わり男性客の話し声がうるさくて、落ち着いた会話ができないという
マイナスのオマケもつきましたが。
イタリア男、よく喋るし…
ついでに後から口コミを見てみたら、ここでは「先のお客様が少し長引いていて」
というのは常套句であるらしい。
予約の意味がないじゃないですか…
イタリア人、ここは日本なんだからもっと早く食べて!と
勝手なことを言いたくなります。
携帯の写真が何故かとてもボケてしまって…
ネットから拾った写真です。
「エリオ・ロカンダ」
ここは、迎合しない本場の味ということで有名なお店らしいのです。
サッカーのトッティや、あのジョルジオ・アルマーニも来たことがあるらしい。
静かなビルの一階に、重厚な黒い木戸が素っ気なくあるだけ。
窓一つなく、中の様子はまったく窺い知れません。
ところが一歩、その中に入ると…
いきなり熱気と喧騒とイタリア料理の匂いに圧倒される。
しかも何人もの人が立って待っている。
我々は12時半に予約を入れていたのですが
受付の女性が「先のお客様が少し長引いていて…申し訳ありません」と
すなまなそうに断ってきて、結局30分以上待たされました。
ようやく通された部屋は…
窓もなく、白い漆喰の壁に囲まれた洞穴のような、
イタリアでよく行った、地下のトラットリアみたい。
お客も3~4割がイタリア人のよう。
この近くにイタリア文化会館があるのでそのせいでしょう。
前菜盛り合わせ
パスタ2品
主菜(金目鯛のソテー)
デザート盛り合わせ(パンナコッタ、ベリーのムース、チェリーのタルト)
コーヒー
スパークリング・ワインとオレンジ・ジュースで割ったカクテル、ミモザで乾杯して。
味は濃厚で、ものによっては塩辛すぎるように感じましたが
概ね、とても美味しく頂きました。
量は多すぎず、日本人向き。
普通の日本のレストランと雰囲気が何処か違う、と最初から感じましたが
それが何故なのかすぐに分かりました。
イタリア人を含め、男性客が多いのです。
私が普段、ちょっと背伸びしていくようなレストランは
週末ならとにかく、平日のランチに行くと、殆ど女性ばかりなのです。
(先月行ったリストランテ濱崎にしても、見事に女性ばかりでした)
私の夫を含め、殆どの会社員は忙しくて、こんな所でゆっくりランチを楽しむ暇なんか
ないのだろうなあと申し訳なく感じると共に、
それは日本社会に感じる、私の大きな不満でもあるのです。
例えばミュージカルや観劇にしても。
そういうところの観客は、殆どが女性ばかり。
それがロンドンやニューヨークだと、男性の方が多いくらい。
こういうところに、まだまだこちらは文化が成熟していないなあと
つくづく感じてしまうのです。
話を戻して、そういう訳で非常に非日常的な空間だったのでした。
その代わり男性客の話し声がうるさくて、落ち着いた会話ができないという
マイナスのオマケもつきましたが。
イタリア男、よく喋るし…
ついでに後から口コミを見てみたら、ここでは「先のお客様が少し長引いていて」
というのは常套句であるらしい。
予約の意味がないじゃないですか…
イタリア人、ここは日本なんだからもっと早く食べて!と
勝手なことを言いたくなります。
携帯の写真が何故かとてもボケてしまって…
ネットから拾った写真です。
「エリオ・ロカンダ」