Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

オミクロン株、伊豆旅行➀

2021年11月30日 | お出かけ

昨日から一泊二日で伊豆に行っていた間に、コロナ情勢はどんどん変わる。
2~3日前にオミクロン株という聞き慣れない新種が出たと思ったら、岸田首相は、30日午前0時より全世界からの外国人の入国を禁止。
この措置を取ってるのは今のところ、イスラエルと日本だけらしい。
日本にしちゃ素早い!あっぱれ!と思う間もなく、なんと先程、日本でもう感染者が見つかったと。
あまりの目まぐるしい展開に、とってもついて行けません。



昨日はいいお天気だったのですが、朝から空の色が薄い。
東名高速から富士山がくっきり見えましたが、こんな感じ。
空の色と富士山の色とが薄まって、溶け込んでしまいそうです。
やっぱり青空といったら、もっと濃い色でなくっちゃね。

三島にあるスカイウォークは全長400mで、日本一長い吊り橋なのだそうです。
犬連れも可ですが、指定のカートを借りてそれに入れなければいけません。
レンタル料は500円(ちなみに人間の渡橋料は千円)。
ここからの富士山の眺めが素晴らしいということでしたが、丁度山頂に雲がかかって残念でした。



今回の宿は、その名も「愛犬お宿」
その名だけあって、ドッグランなど犬用のサービスが充実し、スタッフは舐めるように犬を可愛がってくれ、まさにお犬天国です。
レストランには、テーブルの横に犬用の席、そして犬用のビュッフェまで。
貸し切り露天風呂にも、犬を連れて行くことができます。



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せっかくここまで

2021年11月28日 | 社会
(六本木ヒルズ)

ここひと月ほど日本の新規感染者数は驚異的に減り、理由はさっぱり分からないまでもとにかくよかったと喜んでいたのに。
このペースで行けば第六波が来るにしろ、ブレークスルー感染で重症化は少ないのではないかと安心していたのに。


新種オミクロン株の出現!
感染力も強く、ワクチンも効きにくい恐れがあると。
何処まで手ごわいのだ、新型コロナ!?
政府は慌てて南アフリカ、その近くの国9カ国からの入国に制限をつけたようですが、それだけでいいのか?
今日の時点で、南アの他、英国、香港、イスラエル、ベルギー、ボツワナなどでも確認されているというのに。
イスラエルは27日に、原則全ての外国人の入国を14日間禁止すると決めたのだそうです。
そのくらいしないと、あっという間に日本にも入ってきてしまうのではないか?
せっかく、せっかくここまで激減したのに…



にしても、何故オミクロンという名前が?と思ったら…
WHOはギリシャ文字で順番に変異株に名前をつけ、直近で用いた文字はμ(ミュー)だったが、その後のν(ニュー)はnew(ニュー) という言葉と紛らわしいため、ξ(クサイ)は "Xi"と表記するため、習近平の英語表記「Xi」と同じになるので避けたのではないかと。
そこまで気を遣わなくっちゃいけないの?
なんだか情けないですねえ。



グランドハイアットの「フレンチキッチン」、18時前だったのでディナーコースは頼めず、軽食を。
軽食といっても、とーっても食べ切れませんでした。
クリスマスツリーはとってもメルヘンチック。


中国に配慮してオミクロン株に? WHOが2文字飛ばしの理由を説明

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晩秋の根津美術館

2021年11月26日 | お出かけ

江戸時代後期の絵師である鈴木其一(すずききいつ)。
その「夏秋渓流図屏風」が2020年に重要文化財に指定されたのだそうで、その記念特別展が根津美術館で開催されました。
6曲1双の巨大なその絵は、見事なものでした。


(これはネットから)

金色の屏風に、鮮やかに踊る青の渓流。
怖いほどに均一化された、粘土のような緑色の土。
漫画のようにデフォルメされた緑のクマザサ、檜からいきなり生える巨大な白百合。
そうかと思うと、左の方には写実的な、赤く色づいた木の葉。
訳が分からず、分からないままに圧倒されます。
俺が創り上げた世界はこれだ!文句あるか!?という其一の声が聞こえるようです。
彼に影響を与えたとされる、酒井抱一、円山応挙、谷文晁、山本素軒らの作品も展示されていました。

 

エントランスを入ったところの青竹の群は、今も青々と。
奥深い庭は、あちこちで控え目に色づいていました。



私は頑張って着物で行ったのでした。
まだまだ着るのに四苦八苦。
サラリと着られるようになるのは、いつのことだか…



美術館の前のランチは、表参道のスペイン料理店サングリアで。
室内に小さな噴水があります。




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2年ぶりの…

2021年11月24日 | 社会

今日の東京都の新規感染者は今年最少の5人で、全国では77人。
韓国では感染者が4千人を超えて、過去最高。
ドイツでも過去最高の6万人超で、地域ごとに規制を強めることになったのだとか。
韓国はワクチン接種率79%で、77%の日本より高いし、ドイツも68%で低いとは言えないのに。
一体何故?



日本でほぼ全員がマスク装着とか、どのお店でも入口で検温や消毒をしているとか、そんな地味な努力が功を奏してるの?
激減したのは嬉しいが、その理由がさーっぱり分かりません。



23日、汐留イタリア街にて「COPPA DI TOKYO」。
コロナ以降初めて、約2年ぶりにクラッシックカーお宅の集まりがありました。
なんとかコロナにも感染せず、手術や透析や引きこもりを乗り越えて、みんなで集まれたことに感謝!



1億円以上の車も珍しくないということでしたが、車に疎い私には価値が分かりません。
ここで珍しいワンコに会えるのを楽しみにしていたのですが、今回はピットブルのエリザベス。
本来は闘犬として作られたという犬種ですが、穏やかで優しい目つきをしていました。


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進化と退化

2021年11月21日 | 家庭

チビ姫が1歳となり、我家でささやかなそのお祝いをしました。
ごく最近歩けるようになったというチビ姫。
覚束ない足取りで、文字通りヨチヨチと歩いています。
廊下でタロウと一緒に歩く練習を。
タロウ、分かっているのだかいないのだか、なんとなくおチビの前後を歩いていました。
頭が重いせいかフラフラするのを、両手でバランスを取ってなんとか。
歩けるのが自分でも嬉しいようで、なんとも誇らし気な顔を。
それを見ていると、人間の進化の様を見るような気がします。


(下向きの顔を選びました)

そしてその逆を行くのが、この秋、90歳になった私の母です。
近年筋肉がとみに衰え、手摺や杖を使って何とか歩くものの、すぐに疲れてしまう。
そして転びやすくなり、ほんの小さな段差にも躓いてしまう。
二本足で転びもしないでサッサと歩くということはなんて凄いことなのだろうと、今更ながらに思います。
悲しいのは、努力すれば、リハビリすれば歩けるからね、頑張ろうねと一概に言えないこと。
老化ばっかりは…



今日のメインは、鶏手羽元と大豆の煮込み、そしてローストビーフ。
手羽元は1㎏用意しましたが、綺麗になくなりました。
デザートは次男が買ってきてくれたケーキ。
家族で集まるにしても、以前はなんとなく後ろめたい思いをしていたのですが、このところようやく大きな顔でできるようになった気がします。

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嬉しいニュース

2021年11月19日 | グルメ

オオタニサンは、今朝、アメリカン・リーグMVPに満票で選出。
当然でしょうと思う一方、やっぱり嬉しい。
この夏からこっち、コロナ蔓延で気が滅入るニュースばかり流れる中で、唯一の明るいニュースでした。
オオタニ選手の華々しい活躍が、どれだけの喜びを我々にもたらしてくれたことか。


近所のガレット屋で、友人たちが快気祝いをしてくれました。
キノコのポタージュスープ、野菜とチーズたっぷりのガレット、レモンとハチミツのクレープ。
薔薇の花束や、死海の塩でできた入浴剤も頂きました。
小さなピンクの薔薇の花束、とってもいい香りがします。
フーシャピンクの芍薬のような丸っこい薔薇、これはイヴピアッチェという名前の、特別に香る種なのですって。
ダマスクモダンと呼ばれる、なんとも高貴ないい香り。
スイス高級腕時計「PIAGET」(ピアジェ)社の社長イヴ・ピアッチェ氏がこの薔薇を評価したことからつけられた名前なのだそうです。



そして入浴剤、Mineralia Dead Sea Bath Salt
死海の海水は、マグネシウムやカルシウム、ナトリウム、カリウム、その他の天然ミネラルを多く含むのですって。
これらのミネラルを利用した死海の自然療法は古代より知られているのだとか。
早速浴槽に入れたら、なんだかポカポカと身体が温まる気がする。
でも何か足りないと思ったら…
これには香りが付いていなかったのでした。

エジプトで買ったアロマオイルをたっぷり、バスソルトの中に入れてみました。
上等のアロマ死海風呂となりました。
やっぱり香りって大事だなあ、としみじみ。
それにつけても、コロナの後遺症で嗅覚や味覚を失うのは辛いでしょうねえ。

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「モーリタニアン 黒塗りの記録」

2021年11月18日 | 映画

グアンタナモ収容所で14年間収容されていたモハメドゥ・スラヒの手記を原作に描く社会派ドラマ。
2005年、人権派弁護士のナンシー(ジョディ・フォスター)は、アフリカのモーリタニア出身、モハメドゥの弁護を引き受ける。
彼は9.11の首謀者の1人としてグアンタナモ収容所に拘束され、地獄のような投獄生活を何年も送っていた。
同じ頃、テロへの“正義の鉄槌”を望む政府から米軍に、モハメドゥを死刑判決に処せとの命が下り、9.11で親友を亡くしたスチュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)が起訴を担当する。
真相を明らかにして闘うべく、両サイドから綿密な調査が始まる。
モハメドゥ側のナンシーが彼の味方をするのは当然ですが、政府側のスチュアート中佐が真実を知ってどう出たか?
実話であるという彼の行動が、この映画の見所のひとつでもあります。



グアンタナモでの拷問については、以前から色々聞いてはいましたが、民主主義国家のアメリカで?まさか、と半信半疑でした。
しかしなんとまあ、すさまじいこと。
水責め、大音量や強力ライトで何日も寝かせない、性的暴行、手枷足枷、同じ姿勢で20時間…
気が狂わないのがおかしいような拷問です。
映画の中の拷問シーンの画像は、ネットで検索してもあまり出てこないのですが、「Guantanamo detention camp torture」などで画像検索すると、続々と出て来ます(下の2つの絵)。
しかも不当な拘束に対してナンシーはアメリカ政府を訴え、2010年に勝訴したものの、その後政府が控訴したため、実際に釈放されたのは2016年であったと。
モハメドゥは起訴されることもなく、14年間グアンタナモに収容されていたのです。



数年前、イスラム過激派組織「イスラム国」が日本人を拘束しウェブ上に公開した殺害警告映像には、衝撃を受けました。
その時に人質に着せられていたオレンジの服が、実はグアンタナモの囚人服であり、その当てつけだということにも。
9.11で罪のない人々を3千人も殺されたアメリカの怒りも分かりますが、だからといって報復に何をしてもいいという訳ではない。
負の連鎖は何処までも続いてしまう…



アメリカの恥部、しかしこれを世に知らしめなければいけないという、映画に携わった人たちの良心と使命感がひしひしと伝わってくるような作品です。
監督はケヴィン・マクドナルド、イギリス・アメリカの合作映画だそうです。

公式HP 

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最近のこと

2021年11月16日 | 社会


散歩の途中で見つけた小さな薔薇。緑、白、赤のコントラストがお見事!


昨日15日、東京のコロナ感染者は7人、全国では79人。
ワクチン接種率は75.2%。
このまま収まってくれれば嬉しい限りですが、第六波はどうなるのか…?
ドイツではこのところ毎日2万人以上、史上最高の速度で拡散しているといい、オランダでも感染者急増で部分的なロックダウンが導入されたというのに。


10月31日に投開票された衆院選で、当選した新人や元職の約120人に対し、文書通信交通滞在費の10月分として100万円支給されていたのだそうです。
初当選を果たした日本維新の会の小野泰輔議員が、たった1日の活動に、これはおかしいのじゃないかと。
そりゃ、誰が考えたっておかしいでしょう?
しかし一番ショックだったのは、与党だけでなく野党も、彼以外誰もこの件について触れていないこと。
政治にはお金がかかるから、これくらい貰っておいて当然だとでも思っているのか?
今回、小野議員が抗議の声を挙げなかったら、私なんて知らないままでした。



この夏14歳になったタロウ。
人間で言えば70代くらいか。
相変わらず元気ですが、寝ている時間がうんと増えました。
そして大好きな散歩の時、以前はいつも私を引っ張るように歩いていたのに(飼い主と歩調を合わせるのが理想だから褒められたことではないのですが)、最近気が付くと私の後をトボトボ歩いていることも。
短い脚でハフハフ言いながら、つんのめるように歩くのがお約束だったのに。
ちょっと悲しいね、タロウ。


当選したばかりでも…満額支給100万円


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「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」「むらさきのスカートの女」

2021年11月14日 | 

「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」
「52ヘルツのクジラたち」で2021年の本屋大賞を取った町田その子の作品。
5編の短編集、その中でも私は、デビュー作という「カメルーンの青い魚」が好きです。
閉塞感漂う地方の小さな町で、恵まれない環境や理不尽な社会に負けず、なんとか生きて行こうとしている男女の話。
シングルマザーである母親に捨てられ、祖母に育てられたサキコと、児童養護施設育ちのりゅうちゃん。
この書き出しがふるっています。
「大きなみたらし団子にかぶりついたら、差し歯がとれた」
こんなマヌケな書き出しで、こんなヒリヒリするほど切ない物語が展開するとは。
この短編集の登場人物たちは皆、どうしようもない生きづらさを抱えていますが、なんとかこの世界を泳いでいこうと、自分の小さなヒレを必死に動かしているのです。
5編の短編は何処かで繋がっていて、最後に一つの、希望に満ちた輪となります。



「むらさきのスカートの女」
2019年芥川賞受賞作。
近所に住むむらさき色のスカートをはく女の人が気になって仕方がない、黄色のカーディガンの「わたし」。
むらさきの女をつけ回し、同じ職場で働くように誘導し、アパートまで追いかけ、彼女の生活を逐一観察する。
最初は、近所でも浮いているというむらさきの女が余程の変わり者かと思って読み進めますが、職場でも普通に働き、そこの上司と不倫もし、公園で子供たちと遊び、普通の女性だということが分かって来る。
むらさきの女を見下していた「わたし」の方が、実はもっと孤独で問題ありの人間であることが明らかになって来る。
最後にむらさきの女は何処かに消え、気が付くとそこに「わたし」がすっぽりと収まっていた。
一人の人間の見方を裏返すと、まるで違う面が見えてくることの恐ろしさを書きたかったのでしょうか?
しかし、これが芥川賞とは…私にはその面白さは、そこまで分かりませんでした。

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冷たい視線

2021年11月12日 | 社会

近所の小さな着付け教室に、コロナで中断されながら1年ほど通いました。
先生は丁寧に教えて下さいましたが、その教室は実は京都の帯会社を母体としており、何度も着物と帯の販売会に連れて行かれたのでした。
執拗なセールスにうんざりしてこの春、お世話になりましたと辞めたのですが…

着付け教室に行かなくなったら、まったく着物を着なくなってしまった。
折しもこの夏はコロナの最盛期、オペラもパーティもなくなってしまい、本当に着る機会がない。
折角習ったのにこれじゃあ忘れちゃうね、何処か教室に行きたいよねと、前の着付け教室で親しくなった人と話していたのですが、電車で一駅二駅行けばあるけれど、重いカバンを引きずって電車に乗りたくない(駐車場がないので車も無理)。
徒歩圏では他にないのかと探していたら…

大手の日本〇装がこの秋、我が街に開校したのです。
あの松田聖子が今、大々的にテレビで宣伝している有名な着付け教室。
ここはHPに
”きものは「敷居が高い」「難しい」、そうした思い込みを払拭し、できるだけ多くの方に気軽に、身近に、きものを感じていただくために、一貫して受講料無料で着付け教室を行ってきました。
受講料無料で教室を運営できるのは、着付け教室のカリキュラムで実施されるTPO講座&販売会の際に、加盟店(生産者)から販売仲介手数料をいただいているから”
と明記しているのです。
ネットで口コミを見ると、断り切れずに何十万円の着物を買わされたという主婦やOLの恨み節が満載。
そんな所に行ったらどうなるのか!?

幸い担当の先生は、明るくて優しい感じの方でした。
最初のガイダンスの時に、私はタンスに眠ったままの自分の着物に陽の目を浴びせたくて、着付けを習いたいと思いました。
新しい着物は中々買えないと思いますが、それでもよろしいでしょうか?とお聞きし、勿論それでいいですよ、という答えを頂きました。
気休めに過ぎないと分かってはいるのですが。
そして何度かのレッスンの後、昨日、その販売会に連れて行かれたのでした。
カリキュラムに組み込まれているので、拒否はできないのです。

横浜駅に近い高層ビルの一室で朝10時から午後3時まで、千円お支払いしてのお弁当付き。
集まった生徒は友人と私、近隣の他の教室から4人、全部で6人。
午前中は京都の帯の会社の人が、帯の織り方、帯の格の違いなどをみっちり説明してくれました。
お昼の後、説明会場には人数分の鏡が並べられ、着物の試着室に様変わり。
沢山の反物、帯の中から好きなものを選んでくれと言われ、適当に選ぶと、一人に2~3人のスタッフがついて、それを器用に着せ付けてくれる。
着物、帯、帯締め、帯揚げ、それに合うコートまで着せ付け、計算機を取り出し、全部で138万円です。
なんてお似合いなんでしょう、これだけの上質な物をこんな金額なんて普通ではあり得ないんですよ、流通を通さないウチだからできるんです。
どんなローンでも組めます、仕立て代も消費税も入っているから安心してくださいねと。

すみません、私は買う気ないですとキッパリ申し上げると、周りの温度がさーっと下がったような感じ。
冷たい視線の中、友人と私はなんとか逃げ出しましたが、他の生徒さんたち、5年ローンだと月々の支払いは○○円で…と具体的な相談をしていたようでした。
2~3人のスタッフに囲まれて、高いテンションで誘導されて、あれでは気の弱い人には中々拒否できないだろうなあ。
私も今回は買わずにすみましたが、しかし着付けを習う限り、販売会はこの先にまだあるのです。
本当はちゃんとレッスン料をお支払いして、販売会のない着付け教室に通いたい。
でも私の周りではそんな所、聞いたことがないのです。


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