Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「パブリック 図書館の奇跡」

2020年07月31日 | 映画

公共図書館に立てこもったホームレスたちと、巻き込まれた図書館員の一夜を描いたヒューマン・ストーリー。
大寒波の夜のシンシナティ、避難シェルターが満杯になったからと、ホームレスの集団が図書館を占拠。
図書館員のスチュアート(エミリオ・エステべス)は無下に追い出すこともできず、彼らと行動を共にするが、警察やメディアからは危険人物と仕立てられ…


スチュアートは確固たる信念がある訳ではなく、どちらかといえば人が好いばかりに断り切れないという性格からこうなったようであるのに、無責任に煽りたてるメディア、選挙の為に自分を売り込みたい検察官、事態を派手に報じたいキャスターが、話をどんどん大きくするのです。



ホームレスの人権をないがしろにするつもりはありませんが、図書館で心地良く読書している時に、あの臭いは正直耐えがたいものです。
臭うからという理由で退去させられたというホームレスが図書館を訴え、75万ドルで和解したという話がこの映画にも出て来ますが、民主主義と人権を盾に取って、勝手なことを言うなと言いたくもなります。
かといって、暖を取りたいというだけの彼らに機動隊を差し向けるのは、どうしたってやり過ぎでしょう。


で、この映画、どうやって着地するのだろうと観ていくと、あのラスト!
序盤に出て来た全裸男は、この伏線だったのかと笑えて来ます。
確かに平和的な、勝ち負けをうやむやにした、人を喰ったエンディングでした。



この作品、ストーリーもさることながら、80年代の青春スター、エミリオ・エステべスが脚本・監督・主演を務めるということで興味を持ったのでした。
大好きだった「ブレックファースト・クラブ」や「セント・エルモス・ファイヤー」などで
甘い顔の二枚目だったエミリオが、40年後どうなったのかと。
エミリオは地味な図書館員の役ながら、今もスッキリと二枚目の見てくれでしたが、「マンハッタン花物語」のクリスチャン・スレイターは、なんだか小狡い検察官に。
そしてあのカッコよかったアレック・ボールドウィンは二重顎、でっぷりとした体躯に。
時は移りました…

公式HP 

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遂に1日千人を超えましたが

2020年07月29日 | 社会

今日、全国のコロナの感染者は1002人。
そして岩手でも遂に2人が。
そんな今日の新聞の週刊現代の広告の見出しに、目が釘付けになりました。
「結局、日本だけが生き残るかもしれない
 日本のコロナは他の国とは別物です
 一日千人感染でも怖がってはいけない 
 但し気をつけた方がいいたったひとつのこと」という見出し。


早速ネットのDマガジンで読んでみました。
西村秀一氏(国立病院紀行先代医療センター・ウイルスセンター長)、
宮沢孝幸氏(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)との対談。
その記事を簡単にまとめると(敬称略)


西村「新規感染者が一日千人を超えても恐がる必要はない。7月の全国の新規感染者数は4千人を超えたが、新規重症者は39人、死者は15人と少ない。これまで通りマスクをつけ、換気を気をつければ、接触機会の削減は不要」
宮沢「大規模な飲み会や密閉空間で騒ぐホストクラブやキャバクラはリスクが高いが、普通の飲食店はOK、一番危ないのは至近距離で長時間喋ること」
西村「接触感染は殆どない。スーパーで買った商品からウイルスが移る可能性はほぼゼロ。主な感染経路は感染者が咳をしたリ喋ったりした際に出るエアロゾルと考えられるが、その粒子は湿度が高いと水分を含んで大きくなり、鼻やのどで大体引っ掛かるので、日本の湿度の高い夏は殆どが無症状や軽症ですむ。冬期や欧米のように乾燥した環境だと乾燥して小さくなり、肺の奥に入り込んで肺炎を発症する」
宮沢「ある程度の人数が免疫を持つようになれば、新型コロナもやがて弱毒化し、ありふれた風邪の一種になる。今最も必要なことは、根拠のない恐怖から脱却することである」


この後、日本の重症化率や死亡率が欧米に比べていかに少ないか、高齢者施設のクラスターの発生率がいかに少ないかが具体的な数字と共に並べられ、日本人には、交差免疫による天然の集団免疫があるのではないかと。
その理由は長くなるので省略しますが…


この記事の何処まで信憑性があるのか、勿論まーったく分かりません。
なんといっても週刊誌の記事ですし。
しかしコロナについての記事を読む度に何処までも暗く落ち込んでいましたが、珍しく明るい希望の光を与えてくれたので、ご紹介します。
本当にこれが事実だったらいいねえ!


PS.先程のニュースで、今日の感染者は1259人ですと。
 夕方には先の数字だったのに、同じ日のうちに数字が変わるとは…
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あでやかな花、「鏡の背面」

2020年07月27日 | 

雨が止むのを待って昨日の夕方、タロウの散歩に行った時に見かけた花。
6時半頃だったでしょうか。
なんとも妖艶にレースを広げた、カラスウリの花。
これは夜にだけ咲いて、朝にはしぼんででしまいます。
こんなにもあでやかなのは、花粉を媒介してくれる夜行性のガを誘うためなのだそうです。



薬物依存やDV被害者の女性たちが暮らすシェルターで火災が発生、入居者を救って亡くなったのは、聖母として慕われていたそこの代表者だった。
しかしその遺体が別人と判明、何人もの男を殺した毒婦のものであった。
聖母と毒婦は何処で入れ替わったのか、本当の聖母は何処に行ったのか?
500項余の分厚い本、著者の筆力でグイグイ読ませますが、後味は非常によくないのです。
この設定はやはり無理があるのではないかと思ってしまいます。
あり得ない設定にこれだけの項数を費やして、最後にストンと腑に落ちるのを期待したのですが、残念ながらそうはいきませんでした。
私にとっては非常に納得できない終わり方でしたが、結局、善は悪を駆逐したのだと信じたいところです。

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梅雨のさなかの四連休

2020年07月25日 | グルメ

本来、オリンピックの開幕に合わせて作られたという四連休は、梅雨も明けないまま、ジメジメムシムシの中で過ぎていきます。
昨夜のニュースで、タイは24日時点で連続60日間新規感染者ゼロであると言っていました。
そしてタイでもGoToトラベルのようなキャンペーンが催され、国民からは好意的に受け止められているのだそうです。
同じ日に大連でクラスターが発生したと、そこに住んでいる友人から。
あちらの政府は即日、19万人のPCR検査実地を決めたのだと。
このところ連日17日間、100人超えの感染者数を記録している東京は、今日は295人。
国内の累計感染者数は遂に3万人を超えたのだそうです。
日本はこのまま、この勢いで増えていくのでしょうか。



降ったりやんだり時に晴れたりという変なお天気の中、長男夫婦が引越しをしたので、その新居に行って来ました。
次男にも声をかけ、まずはその近くの用賀俱楽部でみんなでランチを。
ステーキが看板のこちらはテラス席もあり、犬連れOKなのです。
レトリバー、フレンチブル、チワワなどが大人しく床にいました。
子育てをした経験上言わせて貰えば、人間の幼児よりも躾のできた犬の方が余程お利口だと思うのですが、日本では犬連れ可のレストランは本当に少ないのです。
ビーフステーキ、ハンバーグステーキ、ローストチキン、サラダ色々。
タロウもポテトのかけらを貰って大喜び。


(長男宅)

食後、長男宅でデザートとコーヒーを頂きました。
家族全員が集まったのは数カ月ぶりか。
離れている家族にさえ中々会うことができないという新型コロナ、つくづく難儀な病気です。


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「ぶあいそうな手紙」

2020年07月24日 | 映画

ブラジル南部の街ポルトアレグレに暮らす78歳のエルネスト。
隣国ウルグアイからやって来て半世紀近く、老境を迎えて視力を殆ど失っている。
息子が一緒に住もうと言うが耳を貸さず、一人暮らしに固執する。
ある日、故郷の古い友人から手紙が届くが、彼には読むこともできない。
ひょんなことから知り合った23歳の娘ビアに、手紙の代読と代筆を頼むことになります。


このビアという娘、溌溂とした明るい娘ではあるが、手癖が悪い。
平気でウソをつくし、たちの悪い暴力男と繋がっているようでもある。
そんな娘を信用していいのか、合鍵を渡していいのかと、ヒヤヒヤしながら観ていくと…



本、レコード、手紙、蘊蓄が好きな頑固老人のエルネスト。
奇抜なピアスをつけ、ベリー・ショートのヘア、刺青だらけの娘ビア。
本来ならおよそ交わる筈もない二人は、実は孤独という共通点を抱えていた。
正体不明の娘ビアが、凝り固まってしまった老人の心をほぐしていく様は、見ていて楽しいものです。
エルネストがビアに教えて貰って、彼女のスマホで長年会っていない孫への動画を撮る。
天気の挨拶から始めようとした彼に、そんなつまらないことを言うな、本当に自分が言いたい事だけを言えと、ビアは教えます。
そうして撮った動画メッセージの中で孫に勧めた「宝島・黄金虫・ロビンソン漂流記」は、私も大好きだった児童文学です。




結末については、私は多少の疑問も持ちます。
自分のスタイルを何十年と貫いてきた老人が、いきなり他人と暮らして上手くいくものか?
それでも、老いるということはあきらめることばかりではない、幾つであっても新しいことを始めることはできるのだということを教えてくれる作品でした。
原題は「Aos Olhos de Ernest」(英語題Through Ernesto's Eyes)。


公式HP



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5ヶ月ぶりの銀座

2020年07月23日 | お出かけ

昨日22日、コロナの新規感染者は全国で過去最多の795人、東京は累計1万人を突破しました。
都知事はこの連休4日間、なるべく出かけないようにと言い、政府は東京を外してGoToトラベル・キャンペーンを開始。
渋谷から電車で十数分の川崎に住んでいる私としては、どうしたらいいの?というところです。
今日は本来なら、Tokyoオリンピックの開会式だったのですよね。
コロナのせいでどれだけのものが犠牲になったのか。


昨日、5カ月ぶりに銀座に行って来ました。
観たい映画が、そこでしかやっていなかったので。
マスクと消毒液を携帯し、密を避け、混む時間を避けて。
隣国からの観光客がいなくなった銀座は、通りも映画館も百貨店もスカスカ。
静かで気持ちがよいほどですが、経済的には大打撃でしょうね。



百貨店もショッピングモールも何処も、入口で検温、消毒液を用意。
マスクをしていないと入れなかったりします。
銀座SIXのお洒落な大食堂には9つの専門店が入っているのですが、7店が休業中。
大丈夫なのかと心配になるくらい、空いています。
ミシュランスター・シェフ、ディビッド・マイヤーズのカフェ72Degrees Juicery Caféで軽くランチ。
アボガドビーフ・バーガーとマンゴー・フレンチトースト。



帰りに、日比谷公園をささっと散歩。
梅雨の合間の公園は人影もまばらで、自動草刈り機が芝生の上を動いていました。
こちらの巨大なタイサンボクと真っ赤なディゴの花を毎年楽しみにしているのですが今年はとうに終わり、ブルー系の清楚な花がひっそりと咲いていました。



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「セヘルが見なかった夜明け」

2020年07月21日 | 

小さな薄い本です。
短い12の短編が入っています。
著者のセラハッティン・デミルタシュはトルコのクルド系民族出身で、現在も政治犯として服役中ということです。
そんな人が書いた本として読むとなると、嫌でも少々身構える気になります。
しかし第一章は刑務所に住みつく雀の夫婦を擬人化した軽い話で、少々肩透かしを食らう訳ですが。


12の短編中、何といっても表題作の「セヘル」が印象的でした。
こちらだけネタバレします。
22歳のセヘルは、縫製工場に自宅から通う、純真な娘です。
工場の同僚ハイリに密かに恋心を抱いていたが、一度お茶をしただけという関係。
そのハイリがある日工場の帰りに、セヘルを車で送って行くという。
セヘルが車に乗ると、そこにはハイリの男友達2人も乗っており、そしてセヘルは森に連れて行かれて、輪姦されます。
破かれた服、血だらけの体でセヘルがようやく家に帰ると、母親は泣いて娘を抱きしめます。
静かにお湯で清められたセヘルは、初めて絶叫し、号泣する。
異様な様子で帰宅したセヘルを見、その絶叫や号泣を聞いた隣人がセヘルの父親に連絡して、父親、兄がすぐ帰宅する。
セヘルの伯父たちも集まってきて、親族会議が開かれる。
母親が必死にセヘルを守ろうとすると、セヘルの兄ハーディが「首を突っ込むな、母さん。俺たちの名誉の問題なんだ」と。
そしてセヘルは再び森に連れて行かれ、家族によって銃殺されるのです。


父親はセヘルの弟、15歳のエンギンに銃を渡す。
”セヘルは地面に跪いた。
エンギンは姉のうなじに銃口を押し付けた。銃身は震えていた。
「エンギン、あんたにこの身を捧げるからね。怖がるんじゃないわよ。
(中略)牢屋に入ったら身体に気をつけるのよ」と幼い弟を元気づけた。”


いやはや。
「名誉殺人」(honor killing)とは、
”婚姻拒否、強姦を含む婚前・婚外交渉、「誤った」男性との結婚・駆け落ちなど自由恋愛をした女性、さらには、これを手伝った女性らを「家族の名誉を汚す」ものと見なし、親族がその名誉を守るために私刑として殺害する風習。
アムネスティ・インターナショナルは、名誉殺人が行われている国および地域として、バングラデシュ、トルコ、ヨルダン、パキスタン、ウガンダ、モロッコ、アフガニスタン、イエメン、レバノン、エジプト、ヨルダン川西岸、ガザ地区、イスラエル、インド、エクアドル、ブラジル、イタリア、スウェーデン、イギリスを挙げている”(Wikipedia)
上の説明で列挙された国の中にイタリア、スウェーデン、イギリスが入っているのは、欧州へ移民が広がっているからということのようです。


イスラム圏の本や映画にしばしば出て来る「名誉殺人」。
この場合エンギンが牢屋に入るということは、一応無罪放免ではないのか。
それでも、それほど重い罪ではないようです。
トルコはイスラム圏の中でも非常に寛容な国と言われ、実際トルコを旅行した時も女性は肌を露出した服を着ていた人も多かったし(観光客も多いでしょうが)、アルコールなども自由で、街は活気に溢れていました。
そのトルコで、今年になってまだこんな本が書かれたとは・・・
トルコの中でも、クルド人地域は特殊であるという説もあるようですが。


「セヘルが見なかった夜明け」 

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日々の雑事、コンロンカ

2020年07月20日 | 家庭

ちょっと珍しい、アフリカ原産の花を近所で見つけました。
白い花がハンカチのように見えることから「ハンカチの花」とも呼ばれるコンロンカ。
白い部分は萼(がく)なのですって。
小さな黄色い花が花火のようです。



サマーカットにしたらハゲがバレちゃったタロウ。
中身は子犬の時のままですが、来月13才になります。
人間にしたら60歳くらいの爺さん犬です。



豚バラ大根は2時間かけて煮込みましたが、あっという間になくなりました。
右の山盛り青紫蘇、ネギ、ミョウガの下には、鰹のたたきが隠れています。 
これに、御飯、納豆、漬物、味噌汁。
ミョウガを我家では年中使います。
実家の裏庭から株ごと運んでプランターに植えましたが、どうにも駄目でした。
プランターで栽培する方法をご存知の方がいらしたら、お教えください。


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「奇妙な死刑囚」

2020年07月19日 | 

アメリカで29歳の時に身に覚えのない強盗殺人容疑で逮捕され、
死刑判決を受けて、30年間独房で過ごしたアンソニー・レイ・ヒントンの手記。
1985年、アラバマ州のレストランの店長が現金を奪われ、銃で撃たれた。
店長は一命をとりとめたが、彼が犯人をヒントンだと言ったことから、ヒントンは逮捕された。
その時ヒントンは24キロ離れた倉庫で働いており、退社時刻の記録も残っているというのに。
別の強盗殺人事件の容疑もかけられ、死刑判決を受けて独房に送られる。
上訴をするもことごとく駄目であったが、1999年に人権派のブライアン・スティーブンソンが弁護人になり、紆余曲折を経て2015年に釈放される。
その30年間の闘いを描いた、魂の叫びのような手記です。


アリバイもあり、犯行時に使われた銃が彼の家から押収された銃とはまるで違うということが分かっていても死刑判決が下りたのは、ひとえに彼が黒人であるからということのようです。
最初に送られたジェファーソン郡刑務所の、アッカー警部補はこう言います。
「いいか、お前が何をしていようが、何をしていなかろうが、関係ない。正直な所、おれはな、お前の仕業じゃないと思っている。だが、そんなことはどうでもいいんだ。お前がやっていないのなら、お前の兄弟の誰かがやったことになる。お前は自分の責任じゃないのに罰を受けるんだよ。」
「お前が有罪判決を受ける理由を五つ、説明できるぞ。
その一、お前が黒人だから。
その二、ある白人がお前に撃たれたと証言する筈だから。
その三、この事件の担当が白人の地区検事だから。
その四、裁判官も白人だから。
その五、陪審員も全員、白人になるだろうから。」


(アンソニー・レイ・ヒントン本人)

ゴキブリやネズミが年中出入りし、死刑囚たちの汗や体液や糞尿が匂う劣悪なホールマン監獄。
30年間に彼の独房の前を通って処刑台に連れて行かれたのは、54人。
彼の無実を信じて祈り続けた母親は、2002年に癌で死去。
そんな中で彼は、何度も絶望に襲われながらもあきらめず、希望とユーモアを忘れなかったといいます。
他の死刑囚とも積極的に関わり、読書クラブを作り、監房でもひとかどの人物と見なされ、刑務官でさえ悩みを彼に打ち明けていたと弁護士ブライアンは言うのです。


ヒントンの冤罪が晴れて釈放されたのは、今からほんの5年前。
これではBlack Lives Matter運動が納まらない筈だと、改めて思いました。


「奇妙な死刑囚 」


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絶叫の日々

2020年07月18日 | 家庭

バルコニーでささやかなガーデニングを20年ほど楽しんでいますが、育てるのはもっぱら花でした。
この春のコロナ禍で、私も始めてみました、家庭菜園。
バジルと青紫蘇とネギ。
この中でバジルはもりもり育ち、味も匂いも素晴らしく、育て甲斐があります。
青紫蘇もどんどん茂りますが、匂いは市販品には落ちます。
ネギはないよりマシという程度ですが、捨てようとした根っこを植えたらこれだけ出て来たので、よしとしましょう。



ナスとキュウリとゴーヤ。
キュウリとゴーヤは180㎝の棒に沿って、どんどん伸びています。
キュウリなんて、子どもの頃はちっとも好きではありませんでした。
栄養価もあまりないというし、若い頃もそれ程価値を見出せませんでした。
ところがこの頃、さっぱりして美味しいこと。
さっと浅漬けにしたリ、酢の物にしたり、ピクルスにしたり。



ただ、人間に美味しい物は虫にも美味しいらしい。
妙に葉っぱが食べられていると思って探すと、ゾッとするような毛虫や青虫が。
私は虫が苦手なのです。
虫を見つける度に絶叫し、全身鳥肌を立てながらティッシュでつまみ、トイレに流しています。
最近ではごく小さなカタツムリを、一日に10個以上処刑。
まったくこんな高い所に何処から来るのか?



そしてキュウリの初収穫!
私の絶叫の日々の果ての、ツヤツヤの濃い緑の逸品。
食事を作り始めた時に、全体を包丁の背で叩いてから小口切りにして、塩昆布、赤唐辛子、醤油、胡麻油少々でよく揉み、冷蔵庫に。
他のオカズを作り終えた頃には、美味しい即席漬けが出来上がり。
夫に、どう?初収穫品!と聞くと、
キュウリの味だ、と。


ごもっとも…。


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