格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

政治の新潮流と財閥の狂気

2015-09-24 21:52:22 | 阿修羅


政治の新潮流と財閥の狂気<本澤二郎の「日本の風景」(2124)<野党連携で参院選大勝利か><戦争法を歓迎した経済3団体>
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/341.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 9 月 20 日 12:19:43: EaaOcpw/cGfrA
   

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52115895.html
2015年09月20日 「ジャーナリスト同盟」通信

<戦争法を歓迎した経済3団体>

 地球も、そこに住む人間も、調和がとれた状態で安定している。一方に偏ると、当然その反動が出てくる。極右による暴力的採決で決着をつけた戦争法は、日本国憲法に違反している。これに新しい政治潮流が噴き出した。9・18の日本共産党声明である。歓迎したい。他方、悪しき戦争法に財閥は、歓喜の声を上げている。三井財閥の榊原(経団連)や三井・東芝財閥の三村(日商)らが、こぞって歓迎のコメントを発した。戦争法の黒幕を裏付けている。

<武器弾薬の生産・輸出に狂喜する死の商人>

 戦争は犯罪である。シリアを見るがいい。欧州諸国に逃れる無数の難民は、人々に戦争の惨禍を伝えて余りあろう。ワシントンの戦争屋は、これの責任を取ろうとしていない。
 欧米に、新たな隙間風が吹くことになろう。戦争法は、アジアの平和と安定を壊す元凶となる。いま中国の日本警戒は頂点に達している。時は戦後70年、歴史の教訓を学ぶべき2015年の9・18に、極右の安倍・自公内閣によって強行されたのだから。これに多数の日本国民が怒りの拳を振り上げている。
 だが、日中侵略戦争の元凶である死の商人・財閥は、武器生産と武器輸出の軍拡予算に狂喜している。憲法違反を公然と推し進めている1%である。

<米軍の戦争で殺し殺される自衛隊員>

 自衛隊員を米軍の戦争に差し出すという集団的自衛権行使の被害者は、真っ先に自衛隊員に襲い掛かってくる。日本に対する侵略に対して、個別的自衛権行使を任務と理解して自衛隊員なった彼らである。
 外国の軍隊の傭兵を想定して自衛隊員になった者はいない。本人と家族の不安は深刻であろう。彼らは、選挙で自民と公明に投票してきた関係者ばかりである。次回から自公支持を止めるだろう。
 戦場では殺し殺される運命が待っている。無事に帰れても精神の生涯が起きるだろう。殺し合いは犯罪なのである。

<共産党が9・18選挙協力声明>

 共産党の9・18声明を一番喜んでいるのは、自衛隊員とその家族らであろう。同党が身を捨てて野党統一に専念すれば、現在の暗闇に光明がともることになろう。
 従来、同党は独自の候補を擁立、結果的に野党の分断に手を貸してきた。与党の勝利の原因となってきた。
 その方針を変えるというのだ。これは素晴らしいことである。まともな野党の1本化は、悪しき与党の退陣を約束させるものである。なんとしても来夏の参院選で具体化させてもらいたい。
 そうした決断の背景には、100万人デモや、400万人以上の主権者の街頭デモが存在した、と理解できる。適宜・適切な判断である。

<岡田・民主と松野・維新も連動>

 これに民社党や生活の党が歓迎するはずだが、わけても岡田・民主党と松野・維新にも追い風となろう。大阪の橋下を追い出した松野は立派である。岡田は松下政経塾に屈してはならない。国民の熱い視線を裏切ってはならない。党利党略におぼれてはならない。財閥の圧力にひるんではならない。
 戦争法阻止の野党1本化で、参院選は勝てる。投票率は上がり、自民・公明を弾き飛ばせるだろう。戦争しない・戦争できない9・18以前の日本が、アジアの平和と安定に貢献できる基本だからである。
 武器弾薬で平和を勝ち取ることも、国民生活を安定させることなどできない。中国やロシアとの関係悪化による経済損失は計り知れない。

<野党連携で参院選大勝利か>

 これからの野党連合は、反戦争法において、日本国民の圧倒的な支持を受けている。このことを片時も忘れてはなるまい。民意に逆らってはならない。
 民意は平和憲法死守である。「名存実亡」の憲法にしてはならない。戦後アジアの平和秩序の根幹は、9条にある。自公による戦争法強行によって、日本国民は覚醒した。連日の無数の民衆デモが見事に証明した。これこそが日本の希望であろう。
 野党連携による議会は、東電・徳洲会・東芝事件を暴くことにもなろう。政治と宗教の関係も透明化させるだろう。いかさまのアベノミクスも暴露される。
 来夏の参院選は、安倍や太田・山口らの退陣を予感させる。

<司法の場では戦争法違憲訴訟>

 今回の戦争法反対には、多くの法曹界の面々が立ち上がっている。各地の弁護士会や各大学の憲法学者が正義の主張をした。
 彼らは問題を裁判所に訴えることになろう。これらの動きは、極右の自民・公明には大きなダメージである。

<NHKを公共放送にする戦い>

 そこで公共放送を、本来の三井財閥の籾井のNHKから、民意を代表するNHKにすることが重要である。議会・司法の動きを詳細に、公平に伝えるNHKにする必要がある。
 このことは何よりも優先する議会と司法・国民の作業である。そもそもNHKが正常に機能していれば、戦争法の暴力的採決などなかったのだから。
 戦いはこれからである。

2015年9月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)






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不正選挙裁判に触れていない

2015-09-24 18:26:07 | 阿修羅コメント

>本来、安保法案の成立は万全で安倍総理は「歴史的大転換を図った」と大見得を切れる筈であった。なぜなら三度の選挙に勝利して、衆議院では公明党と合せて三分の二を超える議席を、参議院でも過半数を超える議席を有して「ねじれ」はない。
田中良紹氏はジャーナリストを自称しているようだが、日本が偽装された民主主義国家であることには触れていない。そして安倍政権は、その偽装さえもかなぐり捨てようとしている。田中氏は、本当に知らないのだろうか?

イラク戦争が、米国資本によるドル防衛と石油資産略奪のための侵略戦争であったこと、
その発端とされた911テロが、ブッシュ政権のもとで行われた自作自演であったこと、
そのブッシュ政権が、投票妨害と不正選挙と連邦裁判所判事への脅迫によって成立したこと、
その不正選挙システムが日本に持ち込まれ、2005郵政解散で活躍し、日本を破壊したこと、
2012衆院選における不正選挙の結果、100件を超える不正選挙裁判が提訴されていること、
2013、2014に実施された国政選挙でもその不正選挙システムが使われてきたこと、

これらの全ては911と同様に、米国資本・軍産複合体のお膳立てであること、そして、
日本の戦争財閥が彼らのビジネスパートナーであり、官僚機構・NHKを含む報道機関は配下であること、
その結果、腐敗極まる強大な自公政権となり、憲法違反の戦争立法までも強行していること、
そして安倍政権による数え切れないほどの背徳と欺瞞への怒りが国内外で渦巻いていることを。 


不正選挙裁判に言及せず、日米合同委員会に触れず、安倍晋三がムサシの株主あることを語らず、麻生太郎や籾井勝人らが共謀者となった不正選挙や偽装民主主義国家を語らないのであれば、橋本五郎や田崎史郎と同列の似非ジャーナリストとの批判もやむを得ないだろう。



>日本が追従する? 米国不正選挙の呆れた実態
http://deeksha777.blog88.fc2.com/blog-entry-271.html
>米大統領選に欧州から選挙監視団 2004.08.09- CNN
http://www.asyura.com/0406/war58/msg/353.html
>続・不正選挙は今や常識となった ~イラクの不正選挙について、元米軍人、ブラッドリー・マニング氏が述べている。米国は各国で不正選挙を実施している。日本もその一つである。
http://blogs.yahoo.co.jp/leben0773/26847379.html
>不正選挙、開票不正は「必要悪」である。
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/216.html#c15
>「メディアが無視する不正選挙訴訟」(EJ第3701号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/383513241.html





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雨宮処凛がゆく!

2015-09-24 17:46:34 | 阿修羅

雨宮処凛がゆく!第351回 | マガジン9
戦争法案可決。あの日、傍聴席から見えたすべて。の巻
http://www.magazine9.jp/article/amamiya/23002/

 「アメリカと経団連にコントロールされた政治はやめろ! 組織票が欲しいか? ポジションが欲しいか? 誰のための政治をやってる? 外の声が聞こえないか? その声が聞こえないんだったら、政治家なんて辞めた方がいいだろう! 違憲立法してまで自分が議員でいたいか? みんなでこの国変えましょうよ。いつまで植民地でいるんですか? 本気出しましょうよ!」

 9月18日の深夜2時過ぎ。参議院・本会議場に山本太郎議員の「魂の叫び」が響いた。騒然とする議場。野次。怒号。傍聴席からその様子を見ていた私は、涙を堪えることができなかった。

 それから数分後、安保関連法案は可決された。傍聴席に、啜り泣きの音が響いた。本会議場から外に出ると、参議院議員会館前に集まった人々の「廃案!」という叫び声は一層大きくなっていた。長くて熱い、戦後70年の夏が終わった。だけど、不思議と悲壮感はまったくなかった。ここから、この夏に繋がった人たちとまた始めればいいのだ。それはものすごく簡単なことで、私は春よりも、ずっとずっとたくさんのものを手にしていることに気がついた。

 それにしても、怒濤の日々だった。

 7月15日、衆議院での強行採決。それからすぐ、「山本太郎安保特別委員会対策チーム」が結成され、私もイラク問題を中心に、本当に微力ながら質問作りに関わらせて頂いた。連日のように委員会質問を傍聴し、国会前などでスピーチし、デモに繰り出し、打ち合わせなどに明け暮れる日々。気がつけばこの間の私の記憶はほとんどすっ飛んでいて、自分がいつどこで何をしていたのか、面白いくらいに思い出せない。そうして毎日のように全国でデモが開催され、連日、SEALDsに背中を押されるようにして新たなグループが立ち上がり、いろんな人のスピーチに何度も泣いて、8月30日には国会に12万人が押し寄せた。

 いよいよ参議院での強行採決が迫った9月16日からは、ほとんど「現場」にいた。午後に開催された地方公聴会に傍聴に行くと、会場の新横浜プリンスホテル周辺には、びっくりするほどたくさんの人が集まり、「強行採決反対!」と声を上げていた。公聴会の席で、公述人の一人・弁護士の水上貴央氏は、この日の18時からとりまとめの審議・そして強行採決という流れになっていることに対して釘を刺した。

 「公聴会が採決のための単なるセレモニーに過ぎず、茶番であるならば、私はあえて申し上げるべき意見を持ち合わせておりません。委員長、公述の前提としておうかがいしたいのですが、この横浜地方公聴会は、慎重で十分な審議をするための会ですか? それとも採決のための単なるセレモニーですか?」。これに対して鴻池委員長は「この件につきましては、各政党の理事間協議において本日の横浜の地方公聴会が決まったわけです。その前段、その後段についてはいまだに協議は整っておりません」と回答。しかし、この公聴会、結局「派遣報告」も何もなされず「アリバイ」作りのためのものでしかなかったことは、今は誰もが知る通りだ。

 そうしてこの日、18時から委員会が開催される予定だったものの、ご存知の通り野党議員がスクラムを組み、鴻池委員長を理事会室から出さないという戦術に。野党議員が汗だくでピケを張っている頃、国会周辺では雨でずぶ濡れになりながら数万人が「野党はがんばれ!」と声を上げていた。

 「大変だと思いますが、外ではみんな雨の中、声を張り上げてますよ!」

 体当たりの作戦に疲れた様子の野党議員何人かにそう伝えると、「自分たちはもっともっと頑張らないと!」と奮い立つように答える姿が印象的だった。Twitterでも、野党議員と外のデモ隊との連帯を確認し合うような書き込みは多く見られた。みんなの声が、確実に野党議員たちを励まし、動かし、後に引けない状態にしている。結局この日、委員会は開催されず、翌日に持ち越されたのだった。

 しかし、翌17日、委員会で大混乱の中、なりふり構わぬ「強行採決」がなされてしまったことは周知の通りだ。これを受けて、この日の夜から国会で本会議が続いた。野党が抵抗のため、問責決議案を連発したからだ。

 結果的に、私は17日午後から18日深夜の採決までのすべての本会議を傍聴したのだが、思い出したのは13年12月の「特定秘密保護法」の強行採決だ。あの時も、私は採決とその前のかなりの本会議を傍聴した。その時もやはり、野党による問責決議案が連発されていたのだが、あまりの既視感に目眩を覚えるほどに、まったく同じことがあった。

 それは、野党が委員会での強行採決を「無効」と主張し、議事録には「議場騒然、聴取不能」という記載しかないと強調した部分。あの時も、そうだった。委員会の議事録には一言も「採決」なんて書いていないのだ。なんの記録にも残っていないのに、ああやってなされてしまう採決。そして更に今回は「開会宣言」すらなく、野党議員は質問権も討論権も票決権も奪われた。「丸裸の暴力」。何人もの野党議員が本会議の討論で使った言葉だ。あまりにも、汚いやり方である。しかし、これが通ってしまうのだ。憲法違反の法律が、あんな暴力的な方法で通ってしまうのが今の日本の現状なのだ。あまりにも空しい「数」の力である。

 しかし、今回、秘密保護法と違っている部分もあった。あの時も、国会には一万人以上が集まり、声を上げていた。本会議でそのことに触れる野党議員もたくさんいたが、今回は、もっともっと「集まっている人たちの声」を掬い上げ、安倍政権に直接ぶつけていた。討論に立った野党議員のほとんどが、今この瞬間も大勢の人たちが集まっていることに触れ、そして時にSEALDsのコールを引用し、彼らのスピーチの言葉を読み上げた。その光景は、国会前の人たちが議員に乗り移っているようで、秘密保護法の時と比べて、私たちの声はずっとずっと「中」に届くようになったのだ、と胸が熱くなった。

 この日、傍聴を終えて午前2時過ぎに外に出ると、議員会館前には冷たい雨の中、傘をさして座り込んでいる人たちが大勢いた。また、胸が熱くなった。

 そうして、18日午後2時過ぎ。この日も本会議を傍聴していると、山本太郎議員が突然「ひとり牛歩」を開始! 誰一人続く人のいない牛歩は計5回なされ、最後、安保法案へ反対する投票をする直前に叫ばれたのが、冒頭の「魂の叫び」だ。

 このひとり牛歩については、いろんな意見があると思う。しかし、私はたった一人、あの空気の中で牛歩をやり遂げた山本議員に、心からの拍手を送りたい。外で連日声を張り上げる人々を思うと、いても立ってもいられなくなったのだろう。

 5回の牛歩は、傍聴席から見ると残酷と言っていい光景だった。自民党席からの激しい野次、怒号。「そこまでして目立ちたいのかよ!」「お前いい加減にしろよ!」などの罵声。牛歩をしている山本議員の後ろから、「邪魔!」とばかりにわざとぶつかってくる自民党の女性議員もいた。そんな時は、自民党席からワーッという歓声が起きる。対して山本議員には、野党からの拍手もなく、応援の言葉もほとんどない。ただ、時々牛歩をする山本議員の背中や肩を「頑張れよ」というふうに叩いていく野党議員はいて、そんな時だけ、ほっとする。だけど、本当に本当に「ザ・針のむしろ」な空気感。あれをできる人は、この国に何人くらいいるだろう。しかし、ひとり牛歩する山本議員の後ろには、国会前や全国で声を上げている無数の人々の切実な思いがあるのだ。それを背負っての、牛歩なのだ。

 のちに聞くと、山本議員は最後に演説をしようと決めていたわけではないという。「人々の声を聞け!」の一言くらいは言おうと思っていたそうだが、最後の牛歩の際、山本議員に声をかける人がいたそうだ。それは社民党の又一征治議員。「山本さん、上で演説すればいいじゃない」という言葉に「そうだ」と思い、議長が宣告した残り時間を計算して、早めに上に上がったという。そこでまったくのアドリブでぶちかましたのがあの言葉だったというわけだ。

 戦後70年の終戦記念日の翌月、この国は、根底から大きく変わってしまった。
 しかし、それを押し返す力を、今の私たちは既に持っている。

 その力を、次の闘いで存分に発揮すればいいだけなのだ。






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