クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2年間の冬眠前に陸羽西線を・前編(その6)

2022-05-09 16:05:00 | 羽越本線

JRグループは今日、このGWの輸送実績について発表しました。優等列車の利用率は、概ね昨年比200%以上の利用率となりましたが、2018年比7割前後といったところでしょう。しかし、この日本人の大移動が新型コロナの感染拡大にどのくらい影響するかが懸念されるところです。



さて、本題に。12時51分に府屋駅に到着。廃高校から役場に戻ると、シャッターの下りた建物のあるバス置き場に出ました。府屋朝市です。



その向かいには廃GSが府屋駅前は本当に寂れてました。



駅に戻るや否や、トイレに駆け込みました。この駅のトイレットペーパーは無人化に伴って撤去されることになり、ここにあったのも最後の1巻でした。



見取り図を描こうと待合室へ。ここで地元民とおぼしきおっちゃんに出会い、鉄道談義して「みどりの窓口」廃止のステッカーまで貰っちゃいました。尚、パンフ類は全て撤去されています。



で、待合室のエアコンは、無人化とともに使用停止しました



アナウンスが流れたのでホームに出て見ると、EF510-16のカモレが通過していきました



その数分後、EF510-503のカモレも通過していきました



そのカモレの遅れを受けてなのか、14時19分発の826Dは5分ほど遅れてやってきました。



「GV-E402-5+GV-E401-5」の編成でボックスは取れず。ふと運賃表を見ると、酒田からの料金が表示されてました。



定刻14時59分に村上駅に到着。ホームにはあのスノボの平野兄弟の活躍を称えるフラッグが所々に



羽越線940M(E129系B13編成)で帰路に就きます。そろそろ出発という時に左手を見ると、East-Eが入ってきたではないですか



進行方向左手のボックスに陣取ります。坂町駅を出てしばらくすると、あの三幸製菓村上工場が2月11日に6人の死者を出す火災事故を起こしましたが、間もなく再稼働させるということだから凄いものです。



新発田駅にて130D(キハ110-204+キハ110-216)に乗り継いで新津に帰還しました。先ほどの826Dから乗り継いだ「18きっぱー」も多く、ボックスを取れず。


 「2年間の冬眠前に陸羽西線を・前編」は以上です。今回は陸羽西線の現状を観察した後、府屋駅を見てきました。ダイヤ改正後の羽越本線の村上以北の観察も果たせました。
 さて、今回最も目についたのは「合理化」でした。近頃、JR東日本新潟支社は、駅施設の大幅なスリム化を推し進めています。余目駅の改札外トイレの廃止もまた然りですが、府屋駅の無人化は最も衝撃的でした。「いなほ」が全て停車するであろうこの中堅駅を無人化した上で、トイレットペーパーの搭載、エアコンの停止を実施しています。自動券売機が残されたのはせめてもの救いでした。これに呼応するかのように、駅前も相当寂れていました。
 もう1つ目についたのが、村上以北のワンマン化でした。羽越線823Dは村上までしか車掌が乗務せず、「18きっぷ」の押印もありませんでした。この列車を利用する「18きっぱー」は、村上駅で一旦下車して押印してもらうことをお勧めします。但し、新潟駅からの利用者はこの限りではないと思われますが。
 そろそろツツジの季節も終わろうとしています。次は、「2年間の冬眠前に陸羽西線を・後編」をお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます






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