今年、富岡製糸所が日本で14番目の文化遺産に登録され、群馬県は大いに盛り上がっています。では、昨年登録された日本の文化遺産は何か。富士山と三保の松原です。その富士山の周辺を走る路線として身延線を取り上げます。
で、本編の前に身延線の概要を紹介します。身延線は、富士と甲府をフォッサマグナに沿って結び、途中、富士宮、身延と日蓮正宗の門前町を抱えています。戦後、創価学会の参詣者が急増したのに伴って西富士宮~富士間が複線化されているのが印象的です。昭和3年に開業した富士身延鉄道を前身とするため、営業キロが88.4kmながら37もの駅を抱えています。車両については、特急ワイドビューふじかわが373系、普通列車が313系(V編成、W編成、N編成)の陣容となっています。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2013年8月2日(金)。長岡花火の日でした。1ヶ月前に予約を仕掛けたにもかかわらず「ムーンライトえちご」はソールドアウトで、22時25分発の信越本線2557M(115系N30編成)で新津駅を出発することに。「北越9号」が遅れた関係で7分ほど遅れてヒヤヒヤさせられました。
山ガールの先導(?!)もあって何とか乗り場を見つけ、23時10分発のウィーラーのバスでラ・デッラ横へ。カノピー付きでリクライニング出来、三芳PAの休憩まで寝れました。
川崎駅から6時26分発の東海道線727M(E231系K03編成)に乗車。太平洋の見える席を取り、優雅に朝食タイム。
熱海駅にて1423M(211系LL8編成+313系T8編成)に乗り継ぎました。車内は「神の言葉は真理!」な人たちで一杯。
富士駅にて身延線3533G(313系V4編成)に乗り継ぎ、身延線駅巡りが始まりました。
9時8分に源道寺駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
まずは南口に出ました。平成11年3月築のお洒落な駅舎です。
で、駅舎の中へ。ベンチが5人分ありますが、無人駅で何もありません。
さて、駅前に出ました。閑静な住宅地で、向こうにマンションが建っています。
そのまま進んで弓沢川を渡りました。橋の向こうは東京製紙の工場。
橋を渡ると、東京製紙の工場の向かいに㈱松永精巧の工場がありました。
1つ富士寄りの踏切を渡って北側に出ました。駅前はアパートが並んでいます。
踏切が鳴ったのでカメラを構えていると、V13編成が通過していきました3540Gですね。
北口のロータリーに出ました。こちらにはロータリーがあり、新しい公衆トイレがあります。この日はバス乗り場の上屋の工事中でした。現在は綺麗な姿になっています。
そろそろ出発の時間となり、下りホームに出ました。弓沢川がホーム上を流れているのは大きな発見でした。
つづく
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