航空会社の安全度？

電車では、最近大きな事故で多数の死者を出しましたが、航空トラブルも増えています。　
航空トラブルは、死者が出る「航空事故」と発生の恐れのあると認められる「重大インシデント」が航空法に規定されていますが、規定されていない「それ以外」とに類別されています。
「それ以外」とは、目的地の変更とか機材の不具合等重大インシデントには、該当しないが運航上安全に影響を及ばす可能性のある事態が含まれます。

「重大インシデント」に該当する事故が、昨年は４件発生に対して今年は、既に５件発生しています。「それ以外」を含めると２３件に及んでいます。

得てして、交通事故は、連鎖反応が起こり易いとも言われています。

あの日航ジャンボ機墜落以来（２０年前）、国内航空会社では、死亡事故は起きていません。

国交省によると、世界的な定期航空の事故は、２００万回の出発で１回の割りで死亡事故が発生しています。

毎日新聞の昨日の夕刊では、「安全度ランキング」がドイツの専門誌に載っているが掲載されています。　
安全指数ゼロ（無事故と無事故年数等を考慮されて計算されゼロに近い程安全です）が世界の主な航空会社５０社の内、９社は、ゼロです。
内日本では、ＡＮＡが４位に入っています。
ＪＡＬは、２９位と悪い結果が出ています。

この２０年間、重大事故は起きていませんが、利用者にとって心配な事態が続いています。

ちなみに、僕は、今月の末にＪＡＬで仙台に行きますが、安全運航を願いたいものです。

今日の絵は、仙台、伊達政宗公を祀ってある瑞宝殿。　Ｆ４