徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

かっての隆盛は・・・日本最北端の駅

2005年07月14日 10時22分40秒 | 鉄道のよもやま話
昨日の阪神は、2つのミスで完封負け。一つは、福原のバンド失敗。もう一つは、7回1死2塁で藤本の浅い左飛球で代走の上阪が飛び出してアウトになったこと。このような細かいミスが命取りになる。勝ってしまえば、このようなミスも案外表面に出ませんが、敗戦と同時ににわかにクローズアップされます。

先の戦争の敗戦と同時に忘れ去れたものが沢山ありますが、稚内もその一つです。

今は、日本の最北端の駅となった稚内駅も、戦前は隆盛を誇っていました。
国内の新聞紙のほとんどがカラフトから運ばれ、カラフト、稚内(稚内桟橋駅)間に連絡線が頻繁に往来していました。昭和16年には、宗谷本線の乗客も52万人を数えたものが、平成15年の1日当たりの乗客数は、500人に満たない小駅になり、宗谷本線とは、名ばかりで地方駅になってしまいました。

最近は、サハリンと呼ばれる彼の地への窓は少しづつ開かれ始めました。
往年の活気には、遠く及ばないが、当時の稚泊航路上を辿る、コルサコフ(旧大泊)行きのフエリーも季節運航ながら序々に賑わいを取り戻しつつあります。

今日の写真は、1昨年に訪れた稚内駅の構内にある終点の表示板。