ヤクルトに気合で負けていました。
3対1で、トラの良いところは全くありませんでした。
ラジオでしか聞いていないので、表情は分かりませんが、試合展開から察して、感じました。
先発の岩田は、初回に1点を先制され、6回まで2点に押えますが、ここ1本が出ず援護がなく、敗退しました。
攻撃面で言えば、ここ1本が出ない、特にそれがクリーンアップでも打てないとなれば、試合の流れは、こちらに引き寄せることは、出来ません。
今年は、これが多すぎました。
来期、若手の台頭とクリーンアップを含む打順の再考をも含め、打棒の向上を期待したいものです。
なにしろ、3割打者がいませんから・・・・
試合後、真弓監督が実力以上のことは出来ないと言ったそうですが、負けたということは実力がないということであり、瀬戸際に立てば、実力以上の力を出るのが、勝負なのです。 だから、試合が面白くなるのです。
火事場のクソ力が出ないのは、勝負事では、致命傷になりかねないのではないでしょうか? つまり、面白くない試合が多かったということなのです。
気合はもちろん、気概、気持ちも足りなかったようです。
投手陣に、この気概がなかったのが残念でした。
特に、この気概や気持ちが希薄と映ったのが、安藤でした。
このCS進出をかけての3位争いに負けたのは、すべて安藤の気概、気持ちが足りなかったと言っても過言ではないのです。
昨日までの、最近の10試合は、6勝4敗でしたが、そのうち3敗が安藤でした。
もっとスタンスを長くして9月1日から昨日までの勝敗は17勝14敗でしたが、そのうち先発投手で勝敗が付いたのは、安藤が1勝5敗 久保が2勝3敗 福原は2敗で、この3人で10敗しています。
その他に、能見は5勝1敗、 岩田4勝1敗 下柳2勝1敗 ・・・・・
と言っても、安藤一人が悪い訳ではないのですが、数字に表れている結果がすべてを語っています。 調子が悪かったのなら、その悪いなりに乗り切るのが真のエースなのですが、残念ながら、その様子が表れませんでした。
来期は、これを乗り越えて、真のエースならん事を念願します。
とらの、新任監督の初年度は、星野も岡田も4位でした。
だからと言って、4位でよかったのではありませんが、2年目は、より厳しい環境になると覚悟して、来期の構想をはっきりして、フアンの期待に応えて欲しいものです。