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”とら”の城島誕生・・・・・の明暗

2009年10月28日 11時36分03秒 | 野球・タイガース

昨日、城島が阪神入団を決めました。
速攻アタックで即行に決めた城島には、来期にも即効薬となることでしょう。

   城島選手(サンスポから)

城島の加入は、金本が入団した時と同じように、トラに変化を起こしてくれることを期待します。
それを期待するのは、如何に今までが、トラの内情が悪かったという証でもあるのです。
外部の力を注入しなくては、根本的に立て直さなくてはならない現状を、球団首脳陣は肝に銘じるべきではないでしょうか?

それは、来期のオーダーを予想すると、投手を除いた8人の先発選手で、果たしてトラの生え抜きは、何人先発に名を連ねるのかが、顕著に表れているのです。

鳥谷、赤星の1,2番と7番か8番に桜井が入るぐらいで、肝心のクリーンアップには、すべて移籍選手になることでしょう。
もちろん、今までも外人選手がいたのですが、ここで言いたいのは、若手の育成が疎かになった結果であり、今後の若手に育成にどれだけ本腰をいれられるかが、心配です。

  
   星野SDとの会談とその後の入団決意発表 (サンスポから)

トラフアンが期待するのは、もちろん勝利を重ねての優勝なのですが、それと同時に若手の育成、成長も楽しみの一つなのです。

その点、城島の加入は、キヤッチャーという守備の要で、若手投手の育成に大いに貢献するものと思われます。
今、伸び悩んでいる若手投手を鍛えあげてくれれば、城島の打棒、守備に加えて将来的にも期待が持てます。

城島効果を、巧く生かすことが出来るかどうかは、真弓監督の手腕も問われるのです。
今年と同じ采配では、効果が出なくなる恐れがあることを危惧するのは、考えすぎでしょうか?
狩野をどのように生かしてゆくのかも注目です。
狩野よ・・腐るなと言いたいのですが、これも実力の世界の宿命なのでしょう。
又、金本の成績次第では、4番にどこまで固執するか、城島効果をどのように生かすかも注目です。

最近のトラの若手で、特にドラフトで獲得した選手で1軍定着した選手がいないのは、寂しい限りです。
どこかの球団のように、金に任せて実績のある選手を獲得したと揶揄されていた球団でさえ、若手が台頭しています。

これで、安心することなく、若手の育成にも、力を注いで欲しいものです。
そのためには、長期ビジョンを立てることが大事で、その場しのぎで済まさないようにするためのも、コーチ陣の再考も必要と思うのですが・・・・

球団首脳陣や真弓監督が、これをどれだけ認識しているのかが問われるのではないでしょうか?