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映画「相棒-劇場Ⅱ・・・・」の狙いは?

2011年01月09日 10時26分18秒 | 旅行・観光

「絶対的な正義がこの世にあるなんて思ってるの?」
「正義なんて立場が変わればどっとでも動く相対的なものなんだよ」

これらは、警察庁幹部の小野田官房長(岸田一徳)のセリフです。

その”官房長”が亡くなるという幕切れは、想像もつきませんでした。
これから見られる方には、申し訳ありませんが、ネタバレせずにはいられません。

今、テレビでも相棒シリーズ9が放映されています。
ここで、官房長が出てくることがあるのでしょうか?
というのも、この官房長の存在は、米沢鑑識官同様、”相棒”の物語にかかせないキャラであり、考えようによっては、やはり”相棒”なのではないでしょうか?

 
相棒ー劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜 ポスターと入場時に貰ったはがき

物語は、警視庁本部内で、前代未聞の人質籠城事件が発生します。
人質には、警視総監や副総監をはじめ、各部の部長ら幹部12名。

この事件の背景には、警察庁と警視庁の対立、警察庁の省への昇格を巡る7年前の偽装テロ事件、その事件に翻弄される当時のテロ捜査員と中国系の人物の去来など、物語は動いてゆきます。

籠城事件で犯人が死亡してしまい、12名の内その犯人を撃った幹部が誰なのか・・・・
そして、この事件をうけ、警察庁は、警視庁幹部全員の更迭を計り、手始めに生活安全部長(三宅貞夫)が指名され、それがこの事件の幕引きのキーマンとなります。

官房長が亡くなることで、この物語の続きは、どうなるのか?
連載しているテレビとの関係はどうなるのか?
これが、この映画の狙いだったと思うのは、少々思い過ぎでしょうか?