永久欠番とは、背番号などを使用するスポーツにおいて、多大な功績を残した人物の使用した背番号を、その人物の栄誉と栄光の歴史を末永くたたえるため、団体内で対象となった人物のみ使用出来るように欠番にした番号をいいます。
従って、永久欠番には、野球だけに限らず、サッカーやバスケットボールなどにもあります。
が、ここでは、野球について書きます。
プロ野球で、現在、永久欠番になっている選手は13人います。
選手以外の永久欠番は、楽天の10番やロッテの26番は、ファンが対象、日本ハムは100番を前日本ハムオーナー大社義規氏に、そして横浜の100番は複数の著名人(球団に貢献があった人)だそうです。
永久欠番となっている選手13名の内訳は・・・
阪神 3名 10番 藤村冨美男 11番 村山 実 23番 吉田義男
巨人 6名 1番 王 貞治 3番 長島茂雄 4番 黒沢俊夫
14番 沢村栄治 16番 川上哲治 34番 金田正一
中日 2名 10番 服部受弘 15番 西沢道夫
広島 2名 3番 衣笠祥雄 8番 山本浩二
ここで疑問が生じます。
なぜ、パ・リーグには、永久欠番がいないのでしょうか?
それには、球団の歴史が影響している部分があります。
つまり、西鉄ライオンズや近鉄バッファローズの球団が消滅したからなのです。
つまり、失効・消滅した永久欠番があります。
西鉄 3名 3番 大下 弘 6番 中西 太 24番 稲尾和久
近鉄 1名 1番 鈴木啓示
阪急 2名 3番 長池徳一 5番 清原和博(期間限定)
福本 豊(7番)は、本人が固辞。
その他に、準永久欠番とか期間限定の欠番というのもあります。
それらについては、後日に・・・・・