3月12日と言えば、九州新幹線全線開業に伴い、新大阪ー熊本・鹿児島中央間で運転が開始されます。
この日、なにも九州新幹線だけではないのです。
その九州新幹線については、後日に書きますが、今日は、JRグループのダイヤ改正に伴いJR西日本を中心に書いてみます。
まず、在来線特急に大きな変化があります。
新大阪・大阪・京都と近畿地方北部を結ぶ特急列車に287系が投入されるとともに、特急列車の名前が統合されます。
現行特急名 改正名 運転区間
北近畿、 文殊、 タンゴエクスプローラー 「こうのとり」 新大阪ー福知山・豊岡・城崎温泉
きのさき、たんば 「きのさき」 京都ー福知山・豊岡・城崎温泉
はしだて、タンゴディスカバリー 「はしだて」 京都ー宮津・天橋立・久美浜
まいづる、タンゴディスカバリー 「まいづる」 京都ー東舞鶴
はまかぜ 「はまかぜ」 大阪ー香住・浜坂・鳥取
北陸本線では、大阪ー金沢・富山間の「雷鳥」が消え、「サンダーバード」に統一されます。
昭和39年、東海道新幹線の接続特急として、脚光を浴びて登場した485系ですが、半世紀足らずで消え去ることになりました。
消え去る国鉄色、ボンネット型の485系 雷鳥
阪和線では225系を投入し、紀州路快速を1時間3本を4本に増発します。
大和路快速も同様4本に増発されます。
225系については・・・・http://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/e/7e5895ea0667b0976d05a4fcd8cf9fc3
JR宝塚線では、昼間時間帯に宝塚から大阪への直通の快速を1時間あたり2本増発、丹波路快速とあわせて4本の大阪行き快速が設定されます。
これにあわせて、昼間時間帯の宝塚からJR東西線へ直通運転している快速は塚口発となります。
JR京都線・神戸線では225系投入により、土休日のすべての新快速を12両編成となり、平日の新快速12両編成は約7割に増大します。
大阪環状線やJRゆめ咲き線でも「関空/紀州路快速」「大和路快速」が増発されることから、ダイヤ改正によって利便性を計るそうです。
そのなかで、大正駅に快速が終日停車します。
このほか、琵琶湖線では、南草津駅にすべて新快速が停車します。