大阪では、今年の”春一番”が吹いたのでしょうか?
関東地方では、2月18日に記録したようですが・・・・
ちなみに、昨年、大阪では3月15日で、かなり遅かったようです。
春一番が吹く日付は年によってばらつきがありますが、平均すると2月26日前後が多いそうです。
「春一番」の発生条件というものがありますが、地域気象庁により、多少異なります。
大体、立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間に風速8m/s以上の風が吹き込み、前日より気温が上昇することが、「春一番」の発生条件です。
「春一番」は毎年発生するとは限らないようで、年によっては観測なしとされます。
また、同じ年に何回も吹く場合もあり、「春二番」とか「春三番」などと呼んでいます。
謂れについても諸説ありますが、安政6年(1859年)に長崎の壱岐で漁師が出漁中、おりからの強風によって船が転覆し、53人の死者を出し、この強風を「春一」と呼んでいたのを、昭和34年(1959年)に壱岐で用いられているとして「俳句歳時記」に紹介されたのを、新聞各紙が報道し、一般的に広まったとされています。
我が家の「チュウリップ」も芽がふいています
この暖かい風で、眠っている木々の芽や花の蕾も眼を覚ますのでしょう。
しかし、それもつかの間で、再び冬の寒い空気が力を盛り返し、いわゆる「寒の戻り」がやってきます。
暖かくなると気も緩みますが、再び寒さがぶり返し、風邪などひかぬように体調管理が必要です。