先月、阪神電車「赤胴車、さようなら」という記事が出ていました。
クリーム色と朱色の車体の塗色から「赤胴車」の愛称で沿線住民に親しまれた阪神電車の車両が、本線での運行を終了しました。
赤胴車は1958年(昭和33年)に運行を開始し、特急や急行として活躍 していました。
この「赤胴車」という愛称は、少年剣士「赤胴鈴之助」の漫画やテレビアニメからつけられたと言われています。
赤 胴 車
僕は、この赤胴車よりも、高速運転用801形の半鋼製の電車の方が愛着があります。
今からすれば、この車両は、ダサく、決してスマートとは言えませんが、一時僕が通学時にお世話になり、印象に深い車両です。
801形 (1962年)
801形(401形)は、1926年(大正15年)に製造され、急行用モーター出力やギヤ化を高速向けにすることで現在の阪神の車両につながり、急行系車両と普通系車両の区分の始まりと言われています。
阪神電気鉄道は会社発足時1898年(明治31年)、摂津電気鉄道という社名で、開業は1905年(明治38年)大阪出入橋と神戸三ノ宮間を一気に開通させました。
現在のJR東海道線や阪急電車との並行営業で色々困難に遭遇しましたが、開業から現在に至るまでの阪神電車について、色々と思いつくまま書いてゆきます。