読売に連敗していたトラが、一矢報いました。
一昨日はメッセンジャーが、そして昨日は藤浪が撃ち込まれ連敗していたトラが、3戦目の今日は、辛うじて勝ちました。
特に11日の藤浪は、自身6連勝していた投手とは思えない乱調で先行きが不安視されました。
藤浪自身だけではなく、12日も負ければトラの命運が尽きるとまで思われました。
藤浪自身も今季最悪の7死四球と7失点、その上、トラ自身も東京ドームで6連敗と最悪の状態でした。
この最悪の事態を打破するには、12日に勝つ以外にないと思われ、大げさに言えば、12日の勝敗が、今期の命運がかかっているといっても過言ではなかったようです。
メッセンジャーも藤浪も、打線の援護が期待できないなか、思い切った投球が出来なかったのではないかとも言われていました。
そのような中、12日の岩田も同様で、追い詰められた心理状態ではなかったかと思われました。
2回、1死1,3塁の好機に、上本のサードを襲う一撃が、村田に好捕された時には、運もツキも見放されたかと思ったのですが・・・
8回、代打狩野のセンター前で勝越し 代打新井のレフト前で加点3点目を。
鳥谷を1番にあげ、新打線と言っていますが、何のことはない勝負を決めたのは、8回、代打の狩野、新井でした。
4点目は、鳥谷の犠牲フライですが・・・
勝ったから良かったものの、先行き不安なのが、オ・スンファンです。
12日も1発を打たれ、最近の内容は、クローザーとして疑問を持たざるを得ません。
いずれにしても、今期も前半戦は、あと2試合で終了します。
例年、トラは、夏場に失速し、優勝争いからズルズルと離れてゆきます。
今年はどうなることでしょうか・・・