後半戦最初のカード対巨人3連戦を2勝1敗とし、5割復帰でヤクルトと共に首位となりました。
でも、もろ手を上げて喜んで良いのか、まだまだ先行きは不透明です。
4ゲームの中に6チームがひしめき、どのチームも決め手を欠いている中、トラのチーム内容は決して良いとは言えません。
昨年より上回っているものがありません・・・・
数字的はもちろん、人材的にも今がギリギリのところではないでしょうか?
昨日の試合は、巨人のポレダに4戦4敗で彼の防御率は対トラ1,75で1試合に2点も取れない状態の中、初回に新井の一撃で3点も入ったのだから、この試合は、余裕をもって見れると思っていたのですが・・・
新井の打球もセンター立岡の守備のまずさが、この試合を有利にしたのですが、それにプラスアルファーが出来ないところが、試合を重苦しく、ヒヤヒヤしながらの試合展開になってしまうのです。
江越の1発がやっと、この試合が勝てる見通しに繋がりました。
上記の表はいずれもNHKBS放送から
何も楽に勝てるかを考えた場合、野球は点取りゲームということから、打ち勝つのが一番です。
しかし、打撃は水物と言われる通り、常に打ち勝つということは出来ません。
打率だけではなく、それがいかに得点に結びつくか、いわゆる得点圏打率が大事になってきます。
残念ながら、得点圏打率が悪く、勝負弱さが目立ちます。
同時に、走攻守三拍子をバランス良くつないでゆくことが、得点につながる大事な要素なのですが・・・
しかし、この走攻守、どれも得意なものはなく、不得意な事ばかりです。
数字的にも首位にいる数字ではありません。
6,7番が不安定です。
昨日の新井と江越のように、一発の魅力に期待したいのですが・・・
ケガで休んでいる隼人のほか今成、坂、大和、俊介など候補はたくさんいるのですが、なにか小さくまとまっているという感じで、安定感に乏しく、長打にも魅力に欠けています。
ここに人材的にギリギリと言われるゆえんです。
22日のヒーロー
もう少し安定感があればよいのですが・・・・・贅沢かな!!!
こうなれば、ラッキーボーイの出現で、チームの数字的な不利を克服して、チームに活気を与えて欲しいものです。