徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

”自由”という概念

2006年12月28日 09時47分41秒 | 日本人のDNA

今年の汚点は沢山ありましたが、その中でも”いじめ”という陰湿かつ身勝手な行為がクローズアップされました。
”いじめ”は何時の時代にも又、学校に限らず社会に出てもあるのですが、こと自殺までの考えが、どうも軟弱であり、人間としての生きる力強さに欠けているのではないでしょうか?

 
  今日の絵は、ベネチュアのリアルト橋 F8号

”自由”という言葉を否定する人はいないでしょう。
しかし、戦後、自由という言葉はしばしば身勝手と同じ意味で使われているようです。
戦前、戦中を通じ、自由を著しく制限されていた反動から、また自由を国是とするアメリカの影響もあり、戦後はことある事に”自由”が強調されてきました。

基本的人権を掲げる憲法を始め、法律等で様々な人間としての権利が書かれていますが、結局、自由の強調は「身勝手の助長」につながったのでしょうか?
この自由と言う名のもとに、日本古来の道徳や長い間培って来た伝統的な形というものが傷つけられているようです。

人間には、そもそも自由はないのです。
生れ落ちた瞬間から、法律があり、道徳があり、倫理というものがあるのです。
そこには、「協調」が強いられます。
その「協調性」が欠如されてきているのではないでしょうか?



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