高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

山野草観察

2016年07月03日 | 峰の原の山野草
 朝のルーシーの散歩で、山野草観察のため、スキー場まで足を伸ばしてきました。山野草、つまり自然に咲く野の花は、草原の減少と共に減り続けています。現在、草原として分類される土地は、日本の国土の1%。スキー場は、毎年、草刈りが行われるため、山野草が生き残る貴重な場所になっています。


↑氷河期の生き残りと言われるカラフトイバラ。本州では、
長野県と群馬県の高地に生息するのみとなっています。


↑峰の原や菅平周辺では、わりと多くの株が見られます。


↑白い花はノコギリソウ。園芸種ではアキレアとして、ガーデニングにも定着しています。


↑銅葉から緑に変わりつつあるヤグルマソウ。


↑今回の散歩で、これまで知らなかったグンナイフウロウの生息場所を見つけました。


↑ノアザミが咲き始めていました。


↑スキー場のあちこちに、大株に成長したギボウシが自生しています。もちろん
ど日向ですが、峰の原では、真夏の日差しでも、葉が焼けることはありません。


↑これから、花穂をもっと伸ばして、1つずつ花を咲かせます。


↑アヤメはそろそろ見納め。


↑アヤメに代わって、2回りほど大きなノハナショウブが咲き出します。


↑誰もいないスキー場。イノシシが地面を掘り返した跡が、点在していました。


↑もうすぐ見ごろを迎えるウツボグサ。園芸種ではプルネラといいます。


↑なんと、早くも咲いているヤナギランがありました。


↑カラマツソウは、これから徐々に咲き始めます。


↑これは、山野草ファンには恐ろしい光景。帰化植物のコウリンタンポポ、
ブタナ、シロツメグサが入り混じって、咲き乱れています(^^;
コメント (2)
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