高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

草原で咲き始めた花々

2016年07月23日 | 峰の原の山野草
 ルーシーの散歩でスキー場を歩くと、様々な自然の野の花に出会うことができます。これから、9月に向けて花の種類が増え、秋に最盛期を迎えます。ガーデンストーリーにお越しの際は、オープンガーデンめぐりに加えて、山野草観察もお楽しみください。


↑繊細な花姿のナデシコ。なでるようにかわいい花というのが、名前の
由来だそうです。秋の七草の1つで、これから秋まで楽しめます。


↑多肉植物のキリンソウ。ベンケイソウ科に属し、セダムの仲間でもあります。峰の原高原では、
かなりの希少種なので、ガーデンストーリーの庭でも、種から育てた物を保護栽培しています。


↑ここ数日で、キキョウも咲き出しました。これはつぼみ。英語ではバルーンフラワーといいます。


↑バルーンが裂けて開花します。


↑キキョウも秋の七草。


↑スキー場の一画を、春から秋は山野草園として、ボランティアで保護しています。クマザサやススキなど、
繁殖力が強い植物を駆除したり、観察用の歩道を整備したり、全ての花が種を落とした晩秋に草刈りをしたり。
国内に生息する野の花は、急激な草原の減少により、そのほとんどが繁殖場所を失いつつあるのです。


↑マツムシソウも咲き始め。今年は全体的に、1週間から10日、開花時期が早くなっています。


↑コオニユリ。


↑オトコエシ。


↑夕方から翌日の昼前にかけて咲くユウスゲ。


↑タイムの仲間、イブキジャコウソウ。


↑クガイソウ。園芸種のベロニカは、ガーデンストーリーの庭にも、たくさん植えています。


↑カーブを描く花穂が魅力的。


↑山野草観察は、ルーシーの散歩のついで。


↑珍しく、白っぽいツリガネニンジンに出会いました。


↑普通は薄紫。根の形が朝鮮人参に似ていることから、こんな変な名が
付いていますが、英語ではレディーベルというかわいらしい名前です。


↑渡り蝶のアサギマダラが好むヨツバヒヨドリ。


↑ピンク紫の花もあって、一見、シモツケソウのよう。


↑山野草園から見下ろしたスキー場。ヤナギランやヨツバヒヨドリ、シシウドなどが見えます。奥には
イタドリの群落も。歩道がなく、なかなか入っていく気がしません。朝は朝露でびしょびしょになるし、
昼間は暑いし、夕方はぶよなどの虫に襲われます。それに、ルーシーにはダニが付いてしまうのです。
コメント
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