スキー場オープンに向けて、人工雪を使ったゲレンデ整備が続いています。ただ、今年は、平年より気温が高めでスノーマシンを稼働できない日が多く、作業は予定より遅れています。
↑菅平高原の裏ダボスゲレンデ。
↑スノーマシンは、霧状に噴射した水を、内蔵された大型ファンで一気に吹き飛ばして、人工雪をつくります。
↑薬品などは使っておらず、天然の水と寒さ(-5℃くらい)があれば、霧状の水が氷って、雪に変わるのです。
↑2週間ほど前の太郎山ゲレンデ。夜通し-5℃以下まで下がる日が少なく、この後、なかなか作業が進みませんでした。
↑人工雪を撒くスタッフは、夜の間、気温が低い時間帯に作業をします。
↑ダボスゲレンデと太郎山ゲレンデを結ぶ連絡路にも、人工雪が撒かれます。
↑まだ、天然の雪がなく、砂利の駐車場でスタンバイしている圧雪車。十分な量の人工雪ができれば出動して雪を均します。
↑所変わって、ここは峰の原高原のニンジャスノーハイランド。
↑一週間近く冷え込みが続けば、ひとつのコースを滑る状態にできます。
↑人工雪は、スキー場のオープンを早めるだけでなく、シーズン終盤にも大切。この写真は、今年の3月13日。昨シーズンは雪が少なく、畑やグランドなど、ゲレンデ以外の場所は、すでに雪がなくなっていますが、人工雪のおかげで、スキー場は3月末まで営業できたのです。