高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

山野草観察

2016年07月11日 | 峰の原の山野草
 朝、ルーシーの散歩がてら、山野草を観察してきました。


↑草原のあちらこちらでヨツバヒヨドリが咲き始めました。フジバカマの同属で、
通常は、名前の通り、4枚の葉が輪生しますが、3枚や5枚のことも多いです。


↑ヨツバヒヨドリには、ピンクがかった花もあります。


↑カラマツソウは日本の固有種。花がカラマツの葉みたいなところから、この名が付けられました。


↑ハーブでポピュラーなタイムの仲間、イブキジャコウソウ。草ではなく、木に分類されるそうです。


↑ヤマホタルブクロ。園芸種ではカンパニュラとして、様々な品種があります。


↑群生するヤナギラン。日本では高山植物に分類され、北半球に広く分布しています。


↑荒れ地に育つことが多く、根がひ弱なため、群生しないと強い雨風で倒れてしまいます。


↑咲き始めたギボウシ。園芸書では半日陰の植物と書かれていますが、ここ峰の原高原では、
真夏の日差しでも葉が焼けることがないので、日当りのいい草地にたくさん生えています。


↑レモンイエローが涼しげな一日花のユウスゲ。


↑アヤメ科のノハナショウブ。水辺や湿地など、少し湿った場所を好みます。


↑クガイソウ。カーブを描く花穂が美しい。


↑ウツボグサは古くから外傷薬として利用され、止血作用や治癒促進作用があるそうです。


↑ノアザミ。葉っぱにはとげがあります。


↑カワラマツバ。花が薄く黄色がかった株もあります。


↑帰化植物のムスクマロウ。タチアオイの仲間で、和名はジャコウアオイと言います。
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雲の上のガーデン2016

2016年07月10日 | Today's garden
 年の一度のオープンガーデンのイベント「雲の上のガーデン2016」を開催しました。遠くは石川県より、今年もたくさんのみなさまにお越しいただき、本当にありがとうございました! 私自身、お庭好きのみなさんといっしょに、どっぷり、庭の世界に浸った、楽しい時間をすごさせていただきました(^^)


↑今年のカフェメニューは、紅茶のシフォンケーキ/あんずのソース(写真上)、ブランマンジェ/
ルバーブのソース(写真下)、アイスクリーム(ラ・フランスのソース)。ソースは全て信州産の
果実から作りました。おかげさまで、シフォンケーキは売り切れになりました。




↑こちらは苗の販売コーナー。こぼれ種で発芽した宿根草と、峰の原高原に自生する山野草、
合わせて9種類の苗を販売しました。こぼれ種は、スカビオサ、アルケミラモリス、バーベイン
ブルー、アキレアなど、山野草は、ヤマオダマキ、オミナエシ、カワミドリなどです。


↑お天気に恵まれ、まぶしいほどの日差しが降り注ぎました。




↑息子のお友達と、そのお母さん方も、たくさん来てくれました(^^)


↑ここからは、イベントを終えて、夕方に撮った写真です。
















↑ガーデンストーリーの庭は、これから最盛期を迎えます。
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雨上がりの庭

2016年07月09日 | Today's garden
 夜中に降り始めた雨は、少し止み間があったものの、日中も降り続きました。本当は、明日の「雲の上のガーデン2016」のために草花の手入れをしたかったのですが、雨が上がって庭に出ることができたのは、夕方の4時頃でした。


↑雨上がりのガーデンで、2時間ほど庭仕事。


↑リシマキアのプンクタータが満開になりました。


↑気温の上昇と共に、バックヤード・ガーデンには黄色い花が増えます。


↑手前の花はスカビオサ。紫とワインレッドがあります。


↑14年物のデルフィニウムが、今年も見事に咲きました(^^)


↑華やかになり始めたボーダーガーデン。


↑デルフィニウムは暑さが苦手な宿根草のひとつ。


↑今年はリクニス(奥の赤と白の花)もいいようです。




↑ホスタの花も咲き始め。


↑ガーデンストーリーでは真夏に咲くエキナセア。


↑バラの種類も、日に日に増えています。


↑アルケミラモリスは濡れて重くなると倒れますが、天気になって乾けば復活します。




↑明日のイベント用にポット苗を100株近く作りました。ガーデンストーリーの庭で
こぼれ種で増えた宿根草と峰の原で自生している山野草、合わせて全9種類です。
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雲海と北アルプス

2016年07月08日 | 風景写真
 昨日は27℃まで上がって、今年の最高気温を更新しました。27℃といえば、ここでは真夏の暑さ。ここ数日、朝から半袖ですごせる陽気になりました。さて、早朝、ルーシーの散歩に出掛けると、雲海が目に飛び込んできました。


↑雲海が現れたのは、久しぶり。


↑曇り空でしたが、北アルプスは、わりとはっきり見えました。


↑この雲の下に、長野市があります。


↑ここからは、ゴルフ場から撮った写真。








↑北信の山並み。左方に、飯縄、黒姫、妙高。右に、ちょこんと見えているのが斑尾山。


↑さて、今日の仕事はグリーンの散水から。高温少雨で、土が乾いてきたのです。


↑タンク車を使って、フェアウェイの散水もやりました。


↑夕方はこの機械に乗って、バンカーならし。


↑くるくる回って砂をならすと、ちょっと荒れたバンカーが、このようにきれいになります↓



↑ゴルフ場の池では、ピンクに続いて白いスイレンが咲き始めました。


↑標高2207m、花の百名山に数えられている根子岳。木々の色が、夏の緑に変わりました。
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Roses in full bloom

2016年07月06日 | Today's garden
 朝起きた時から18℃と気温が高く、日中は26.8℃まで上がって、今年の最高気温を更新しました。さて、今日は珍しくバラの話題。なぜ、珍しいかというと、ガーデンストーリーの庭には、ほとんどバラがないからです。その、ほとんどないバラが、今年はたくさん咲いたので、初めて、バラだけでブログを上げてみました。




↑たくさん咲いたと言っても、この程度ですので、悪しからず(^^;






↑ガーデンストーリーではバラは宿根草的な扱い。肥料を与えるわけでも、
消毒をするわけでもなく、自力で自然に咲いています。


↑バレリーナは咲き始め。名前を知っている数少ないバラの1つ。


↑ハーブガーデンの中で毎年咲く、真っ赤な一重のバラ。


↑八重のハマナス。バラの原種の1つで、Japanese roseと言われています。


↑白のハマナスも1株だけあります。




↑今年は野生のバラも、たくさん咲いています。これはカラフトイバラ。


↑カラフトイバラは、本州では、長野県と群馬県の高地にだけ生き残っている貴重なバラです。


↑ノイバラも、そこら中で咲き誇っています。


↑ノイバラは、全国で見られる野生のバラ。それぞれの土地で、独自の進化を遂げているそうです。
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My friend's garden

2016年07月05日 | ガーデニング
 今日は25.6℃まで上がり、今年2番目に高い気温でした。さて、今日は、庭づくりを始めて3年になる庭友のガーデンを訪れました。ガーデンストーリーから苗を移植したり、いっしょに苗の買い出しに行ったりして、普段から、庭づくりのお手伝いをしています。


↑友達の庭は、ガーデンストーリーから直線距離で2キロくらいの所にあります。


↑木立に囲まれた場所で、さながらシークレットガーデンのようなたたずまい。


↑友達は植物が本当に大好きで、草花の名前は、私よりずっと詳しく知っています。


↑左の花は、宿根系のジギタリス。以前はガーデンストーリーの庭にもありましたが、
勢力を拡大したフタマタイチゲに埋もれて、昨年から出てこなくなりました。


↑渋めの色の草花を多用して、どことなく、ノスタルジックな風合い。


↑多肉植物で構成したレイズドヘッド花壇。








↑ガーデンストーリーにはない花も。これは、シルバーリーフも楽しめるタナセタム。


↑アルケミラモリスは、ガーデンストーリーからたくさん移植しました。


↑ドラム缶や錆びた脚立をアクセントにした花壇も。


↑シェードガーデンの植栽。サラシナショウマ、ヤマアジサイ、オシダ、
銅葉のヤグルマソウ、オカトラノオなどが植えられています。




↑玄関脇を渋く演出する多肉植物の鉢植え。
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間近に迫った最盛期

2016年07月04日 | Today's garden
 日に日に、いろいろな花が咲き始め、いよいよ、庭の最盛期が目前に迫ってきました。例年より1週間以上早く、花々が咲き進んでいます。


↑アルケミラモリス、ゲラニウム、アストランティアなどが咲き揃った花壇。




↑寒冷な気候を好むアストランティアは、宿根して大株に成長します。




↑今年は白いゲラニウムが、例年に増してきれいです。


↑見ごろを迎えたカンパニュラ。こぼれ種で増えました。


↑バラが、こんなにたくさん咲いたのは初めてのこと。




↑今年の高温が、バラには好影響のようです。


↑クガイソウの園芸種。すらりと伸びた花穂が涼しげ。


↑バードバスを囲む円形花壇。


↑ウッドデッキから望むバックヤード・ガーデン。


↑ワインレッドのスカビオサ。クナウティアとの違いがよくわかりません…(^^;


↑ジギタリスとラムズイヤー。


↑これからの季節は5日間で、ガーデンの様子が変化していきます。
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山野草観察

2016年07月03日 | 峰の原の山野草
 朝のルーシーの散歩で、山野草観察のため、スキー場まで足を伸ばしてきました。山野草、つまり自然に咲く野の花は、草原の減少と共に減り続けています。現在、草原として分類される土地は、日本の国土の1%。スキー場は、毎年、草刈りが行われるため、山野草が生き残る貴重な場所になっています。


↑氷河期の生き残りと言われるカラフトイバラ。本州では、
長野県と群馬県の高地に生息するのみとなっています。


↑峰の原や菅平周辺では、わりと多くの株が見られます。


↑白い花はノコギリソウ。園芸種ではアキレアとして、ガーデニングにも定着しています。


↑銅葉から緑に変わりつつあるヤグルマソウ。


↑今回の散歩で、これまで知らなかったグンナイフウロウの生息場所を見つけました。


↑ノアザミが咲き始めていました。


↑スキー場のあちこちに、大株に成長したギボウシが自生しています。もちろん
ど日向ですが、峰の原では、真夏の日差しでも、葉が焼けることはありません。


↑これから、花穂をもっと伸ばして、1つずつ花を咲かせます。


↑アヤメはそろそろ見納め。


↑アヤメに代わって、2回りほど大きなノハナショウブが咲き出します。


↑誰もいないスキー場。イノシシが地面を掘り返した跡が、点在していました。


↑もうすぐ見ごろを迎えるウツボグサ。園芸種ではプルネラといいます。


↑なんと、早くも咲いているヤナギランがありました。


↑カラマツソウは、これから徐々に咲き始めます。


↑これは、山野草ファンには恐ろしい光景。帰化植物のコウリンタンポポ、
ブタナ、シロツメグサが入り混じって、咲き乱れています(^^;
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ペンション村の庭仲間 -2-

2016年07月02日 | ガーデニング
 7月10日(日)の10時から16時、ロッジ・アボリアさんと共同で「雲の上のガーデン2016」を開催します。ガーデンストーリーでは、ガーデンカフェと自家製苗の販売、ロッジ・アボリアさんでは、ランチ(要予約)や焼き立てパンの販売などを行います。年に一日だけのオープンガーデンのイベントに、お誘い合わせの上、お出かけください。
 今日は、いっしょにイベントを行うロッジ・アボリアさんのお庭をご紹介します。


↑アボリアのマリ子さんは料理の先生でもあり、ガーデニングも大好き。




↑マリ子さんは、普段から「庭は私の魂」、「庭仕事の時間は心の洗濯の時間」というほど。


↑庭中で、マリ子さんのセンスの良さと出会えます。






↑アボリアさんのお庭も、年月を重ねて草花が充実し、とても雰囲気が出てきました。


↑バックヤード・ガーデンの奥に鎮座するガゼボ。


↑左手前が大きなウッドテラスで、その奥にはウッドデッキが見えます。


↑マリ子さんはバラも大好き。庭の特等席にバラが植えてあって、見事な花を咲かせます。


↑シェードガーデンの植栽。




↑バックヤードの作業場。


↑先ほどのガゼボの前から望むバックヤード・ガーデン。
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芝刈り

2016年07月01日 | Today's garden
 芝刈り…といっても、今日はゴルフ場ではなくて、自分の庭。朝、まだ涼しい内に、2時間かけて、芝生をきれいにしました。


↑作業には、ホンダ製のエンジン自走式芝刈り機を使います。刈高が調整
できる上、刈った芝は、後ろの集草袋に入るようにできています。


↑作業は大変ですが、芝の長さが揃うと、やっぱりきれいです↓



↑刈りかすはコンポストに入れて、堆肥にします。


↑これは何だと思います? 芝の根切り用サンダル?です。


↑サンダルの裏。これで踏まれたら、とても痛そう!


↑芝の生育が悪い所を探して、穴を開けました。このサンダルは、もう
何年も前に人からもらった物ですが、使ったのは、実は今日が初めて(^^;


↑芝が薄くなっていた場所には、久しぶりに種も蒔きました。


↑先日、芝を張り換えた場所は、穴を開けた上に種を蒔き、ちゃんと目土をしました。


↑夕暮れ時のバックヤード・ガーデン。


↑バラが咲くと、華やかさが増します↓



↑黄色い花は、リシマキアのプンクタータ。




↑ゲラニウムのジョンソンズブルーが見ごろを迎えています。
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