高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

初冬の風物詩

2020年12月11日 | 季節の話題や身近な出来事など

 スキー場オープンに向けて、人工雪を使ったゲレンデ整備が続いています。ただ、今年は、平年より気温が高めでスノーマシンを稼働できない日が多く、作業は予定より遅れています。

 

↑菅平高原の裏ダボスゲレンデ。

 

↑スノーマシンは、霧状に噴射した水を、内蔵された大型ファンで一気に吹き飛ばして、人工雪をつくります。

 

↑薬品などは使っておらず、天然の水と寒さ(-5℃くらい)があれば、霧状の水が氷って、雪に変わるのです。

 

↑2週間ほど前の太郎山ゲレンデ。夜通し-5℃以下まで下がる日が少なく、この後、なかなか作業が進みませんでした。

 

↑人工雪を撒くスタッフは、夜の間、気温が低い時間帯に作業をします。

 

↑ダボスゲレンデと太郎山ゲレンデを結ぶ連絡路にも、人工雪が撒かれます。

 

↑まだ、天然の雪がなく、砂利の駐車場でスタンバイしている圧雪車。十分な量の人工雪ができれば出動して雪を均します。

 

↑所変わって、ここは峰の原高原のニンジャスノーハイランド。

 

↑一週間近く冷え込みが続けば、ひとつのコースを滑る状態にできます。

 

↑人工雪は、スキー場のオープンを早めるだけでなく、シーズン終盤にも大切。この写真は、今年の3月13日。昨シーズンは雪が少なく、畑やグランドなど、ゲレンデ以外の場所は、すでに雪がなくなっていますが、人工雪のおかげで、スキー場は3月末まで営業できたのです。

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To the winter sleep

2020年12月10日 | ガーデニング

 今日は8.2℃まで上がって、この時季としては暖かな一日。気温が8℃を越えたのは、11月25日以来、およそ2週間ぶりになります。日中、少し外に出て、やり残していた片付けや除雪用具の準備などを行い、冬支度を終えました。

 

↑バックヤード・ガーデンにある道具小屋。

 

↑テーブルやいす、雑貨などを仕舞い込んだので、中は足の踏み場もないほどに。

 

↑ここに収納しておけば、冬の間、雪や寒さで傷みません。

 

↑コンパネで入り口を閉じました。来年の4月まで、長い冬の眠りへ。

 

↑これは、フロント・ガーデンにあるグリーンハウス(温室)。

 

↑こちらも、冬の間は倉庫として活用します。

 

↑ちなみに、春はここで種を蒔いて、草花を育てます。

 

↑ガーデンストーリーは標高1470mにあるので、5月20日頃までは遅霜の可能性があり、露地で育苗するのはリスキーなんです。

 

↑買ってきた苗の保管場所にも利用。

 

↑表通りから見た6月中旬のグリーンハウス。

 

↑色づく秋。

 

↑冬の間は雪に閉ざされます。

 

↑初夏の道具小屋。赤い花は、ベルガモット。

 

↑夏の終わり頃。左手前はペルシカリア、右奥の黄色い花は、自生しているハンゴンソウ。

 

↑冬、屋根の上に、こんもり雪が積もります。

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From the sunset terrace

2020年12月09日 | 風景写真

 ペンション村の高台に、私たち住人が、サンセットテラスと呼んでいる場所があります。今日は、朝は霧氷と雲海、夕方は北アルプスの向こうに沈んでいく夕日を見ることができました。

 

↑早朝、雲海が広がっているとは知らずにサンセットテラスへ行ったので、この雄大な景色を目の当たりにして、ちょっとびっくり(^^;

 

↑山々は霧氷に覆われて、水墨画のよう。

 

↑ガーデンストーリーから、車で2分も掛からない所です。

 

↑鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳などの山並み。

 

↑12/13オープン予定の峰の原高原スキー場改め、ニンジャスノーハイランド。

 

↑8時間後、再び、サンセットテラスへ。

 

 

 

↑朝から夕方まで、終日、北アルプスが見えるのは、一カ月に2~3日。

 

↑冬至まで2週間余り。夏至に南下を始めたサンセットポイントは、北アルプスの南端へ向かっています。

 

↑明日も、晴れる予報です(^^)

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My fieldnote vol.9

2020年12月08日 | 追憶、庭物語

 今年のガーデニングを、季節を追いながら振り返る「マイ・フィールドノート(=庭の観察記録)」シリーズ。9回目の今日は、6月16日と18日の庭の様子です。

 

↑庭中で、宿根草がすくすく背を伸ばし、もりもり葉を広げています。

 

↑鮮やかな濃い青の花は、サルビアのプラテンシス。

 

↑見ごろを迎えたルピナス。

 

↑冷涼な気候を好み、こぼれ種で増えてくれます。

 

↑和名はノボリフジ。

 

↑スモークツリー、ムラサキミツバ、シミシフーガ。銅葉系の混栽。

 

↑クレマチスも咲き始めました。

 

↑どちらも、モンタナ系↓

 

 

↑ユーフォルビアの上に、レンゲツツジの花が落ちて。

 

↑シレネのレッドキャンピオンとスイートロケット。

 

↑この春にバージョンアップした雑貨コーナー。

 

↑ゲラニウムもいろいろ咲き始めました。

 

↑ゲラニウムの和名はフウロソウ。

 

↑峰の原高原には、ハクサンフウロウやグンナイフウロウが自生しています。

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My fieldnote vol.8

2020年12月07日 | 追憶、庭物語

 今朝も-7.9℃で、今シーズン最も低い気温。今朝“も”と書いたのは、-7.9℃を観測するのは、今シーズンすでに4回目になるからです。さて、今年のガーデニングを、季節を追いながら振り返る「マイ・フィールドノート(=庭の観察記録)」シリーズ。8回目の今日は、6月13日の様子です。

 

↑今年は6月11日に梅雨入り。梅雨に入った途端、毎日のように雨が続きました。

 

↑ピンクのペルシカリアは、なかなか大株になってくれません。

 

↑見ごろを迎えたオオデマリと、見納めのレンゲツツジ。

 

↑白い花はスイートロケット。こぼれ種で増えてくれます。

 

↑ピンクの花はシレネのレッドキャンピオン。これも、こぼれ種でたくさん増えます。

 

↑様々な種類の草花が、夏に向かって、徐々に成長。

 

↑オーニソガラムは、夜になると花を閉じます。

 

↑シダ類も葉を広げて。

 

↑庭に自生している山野草のひとつ、アマドコロ。

 

↑キッチンガーデンは、まだ、植え込みの最中。

 

↑フロント・ガーデン。

 

↑散り始めたアリウム。

 

↑オオデマリ、レンゲツツジ、クレマチスの三重奏。

 

↑クリンソウも、峰の原高原に自生しています。

 

↑雨で花を落とし始めたレンゲツツジ。この後、梅雨は8月まで続き、例年の2倍近い降水量を観測することになります。

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冬支度

2020年12月06日 | 季節の話題や身近な出来事など

 この時季、雪国では、様々な冬支度をしなければなりません。外回りの片付けをはじめ、水道の凍結防止や止水、車のタイヤ交換、除雪用具の準備、薪割り…などなど。

 

↑まだ、積雪はほとんどありませんが、こんな景色が当たり前になってきました。

 

↑冬の青空をバックに、白樺の霧氷が映えます。

 

↑テーブルやいすを片付けて、防腐剤を塗ったウッドデッキ。

 

↑雪を落とせるように、2ヵ所、デッキを取り外せるようにしてあります。

 

 

 

↑真冬はこんな状態になります。穴の部分に雪が積もらない分、雪の重さも軽減できます。

 

↑落雪でガラスが割れないよう、雪囲いも必要です↓

 

 

↑真冬には、こんな状態になります。

 

↑この場所も…

 

↑真冬は通れなくなるほど、雪が積み重なります。

 

↑夏の間、倉庫に保管してあった除雪機をスタンバイ。これは、市から貸与されている物で、買えば200万近くします。

 

↑操作レバーが8つもあるので、わりと複雑。

 

↑オイル交換やグリスアップ、バッテリーの充電など、メンテナンスも必要です。

 

↑一晩で50cm近く積もることもあるので、そんな時は、機械があると助かります。

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My fieldnote vol.7

2020年12月05日 | 追憶、庭物語

 今年のガーデニングを、季節を追いながら振り返る「マイ・フィールドノート(=庭の観察記録)」シリーズ。7回目の今日は、6月10日の様子です。

 

↑満開のレンゲツツジが、季節の歩みが遅い高原に、本格的な花の季節がやってきたことを教えてくれます。

 

↑アリウムは、毎年咲いてくれる上、ねずみが食べないのでありがたいです。

 

↑名前も花も可愛らしい、ティアレアのスプリングシンフォニー。

 

↑標高1500mの高冷地では、6/10になっても、まだチューリップが咲き続けています。

 

↑ネギ属のラムソン。ニンニクに似た強い香りがします。

 

↑チューリップ、ティアレア、レンゲツツジなどが咲いて、優しくも華やかに。

 

↑こぼれ種で増えるクロバナフウロ。

 

↑ホスタも葉を広げ、この時季になると、花壇の土はほとんど見えなくなります。

 

 

 

 

 

↑咲き始めは白かった花が、すっかり、ピンクに変わりました。

 

↑この小屋は、3年前に建てたグリーンハウス(温室)。

 

↑独特の花姿と美しい花色のセントーレア。

 

↑青い花はカマッシア。球根の多年草。

 

↑レンゲツツジは、どんどん大株に成長するので、剪定をしながら、適度な大きさに保っています。

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Ninja Snow Highland

2020年12月04日 | 季節の話題や身近な出来事など

 経営会社の撤退により、昨年は休業を余儀なくされた峰の原高原スキー場ですが、今年は「ニンジャ・スノー・ハイランド」と、名前も新たに再スタートを切ります。昨夜、放送されたNHK長野のニュースで、コロナ禍での県内のスキー場の取り組みが特集され、峰の原高原も取り上げられたので、その内容をご紹介します(画像はNHK長野より)。

 

↑長野県のニュースは“イブニング信州”というタイトル。女性アナウンサーは、峰の原高原に「槍に刺さる夕日」の取材で来られたので、私がそのイベント担当として、対応したことがあります。

 

↑スキー場の話題は、4番目に放送。長野県には全国最多、およそ80のスキー場があって、冬の産業として、とても大きなウエイトを占めています。

 

↑当然、スキー産業に従事している県民が多く、行政もスキー業界と密接な関係にあります。私自身、スキー場でのペンション経営の他、スキー学校でインストラクターとして働いている身。ちなみに、ガーデンストーリーからスキー場までは、歩いて2分です。

 

↑志賀高原、白馬村の話題に続いて、峰の原高原が取り上げられました。

 

↑年々、厳しさを増すスキー産業にあって、コロナ禍の今年、あえて参入するスキー場として、確かにニュース性があります。

 

↑先日、長野県庁において、記者発表会が開かれました。

 

↑スキー場として平凡にオープンしても、お客さんが来ないのは目に見えているため、新しい経営者は“忍者”というキーワードをコンセプトに、スキー場を基盤とした雪山テーマパークの創造をめざしています。

 

↑仕掛け人の山口さん。「スキーを知らない人が、雪山って面白いって思ってもらえるきっかけを具現化したい」という新たな発想で、他のスキー場との差別化を図ります。

 

↑東京のカフェの他、千葉ではグランピング(高級キャンプ)を経営しています。

 

↑都会のど真ん中に、アウトドア風のカフェ。

 

↑グランピング、アウトドアカフェに続いて、山口さんが仕掛けるのが、雪山エンターテイメント。ちなみに、山口さんの左前で、パソコンの画面に見入っているのは、私です。

 

↑スキー以外のアクティビティのひとつ、巨大ブランコ。この奥には、日本初のバギーバンジーも登場します。

 

↑取材日はガスっていたので、晴れた日の写真を放送。左に乗っているのも私です(^^;

 

↑これは、エアージャンプと呼ばれるアクティビティ。

 

↑今、おうち時間と並んで注目されているのが、密にならないアウトドア。コロナ禍だからこそ、雪山では安心してすごせます! この冬は、ぜひ、峰の原高原にお越しください!

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庭仕事納め

2020年12月03日 | ガーデニング

 通信販売でオーダーしたチューリップなどの球根がなかなか届かず、やっと届いたと思ったら、今度は雪が降ってしまいました。今日になって花壇の雪が融けたので、無事に球根を植え込むことができました。その後、まだ残っていた庭仕事を片付け、今年のガーデニングは、ほぼ終了となりました。

 

↑昨日と今日は穏やかに晴れて、日中の気温が7℃を越えました。球根を植える予定だった花壇の雪が融けてくれて、助かりました。

 

↑チューリップ60球+アリウム17球=77球を植え込みました。

 

↑一部、表土が凍っていましたが、なんとか作業できました。

 

↑球根を仕込んだ場所には、全て棒を立てておきます。

 

↑来春、花が咲くまで、ねずみに食べられないことを祈っています。

 

↑続いて、裏通りの花壇で作業。

 

↑このように、道路に沿って竹を立てておかないと、冬の間の除雪作業で、花壇が壊滅状態になってしまうのです。

 

↑この花壇では、6月下旬にルピナスが咲きます。

 

↑今度は、庭の周りの雑木林で、枯れ枝集め。

 

↑集めた枯れ枝は、薪ストーブの焚き付け材として使います。

 

↑芝刈り機をきれいにして…

 

↑専用カバーで覆い、来年6月の初刈りまで保管。

 

↑最後は、種を落とすのを待っていた宿根草の刈り込み。これは、セダム。

 

↑こちらは、アネモネ。種を落としてやれば、こぼれ種で増えてくれるのです。

 

↑今日で、今年の庭仕事は、無事に終了です。

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In the white morning

2020年12月02日 | Today's garden

 12月最初の朝、庭は、雪と霧氷で白く染まりました。

 

↑夜の間に霧が掛かると、植物に付いた水分が凍って、霧氷になります。

 

↑今朝は、うっすら雪も積もりました。今シーズン、4度目の積雪です。

 

↑来年の4月まで、白い景色が続きます。

 

↑シモツケは剪定の必要がありません。

 

↑朝日が差し始めたバックヤード・ガーデン。

 

↑ペンション入り口にある郵便ポストと看板。右奥はグリーンハウス。

 

↑気温は-4℃。強い冷え込みではありませんが、この時季は寒く感じます。

 

↑バックヤード・ガーデンの入り口にある4連アーチ。

 

↑レンゲツツジの霧氷と、奥に見えるのは道具小屋。

 

↑コンサバトリーの外に広がるフロント・ガーデン。

 

↑ブルーベリー、レンゲツツジ、ハマナスなどの灌木類。

 

↑これも、ハマナス。

 

↑ハマナスの果実。

 

↑奥に見える梯子山は、霧が掛からなかったようで、全く霧氷ができていませんでした。

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