ここまでも苦労をともにきみゆえに 越えにし先に咲く立金花
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滋賀県野鳥の会HP
2月1日、米国カリフォルニア州政府の財政破綻宣言の激震が走った。
加州政府は、州政府の手持ち資金が底をつき、同日に支払われるは
ずだった州民に対する福祉手当、奨学金、税の還付金など総額37億
ドルが支払えないと発表した。(Los Angeles Times)(The Wall Street
Journal)。このことはシュワルツネッガー知事の放漫財政と今回の米
国産(≠発)金融危機が重なって起きたが、同様に、46/50州で大幅
赤字財政転落が起きている。このままでは米国は崩壊する。 その時、
かつて英国が崩壊し英国は2度の世界大戦を誘発したという事態と、
米国が東・西・南の3分裂する(これを急進的モンロー主義と名付けよ
う)事態も絵空ごとでなくなってくる(Anti War.Com)。『世界恐慌』は、
あなたの家の玄関先までやってきている。どうする日本。
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カンムリカイツブリ
『実用サイズの多結晶シリコン太陽電池セルで世界最高の変
換効率18.6%を達成』※。よそのことを掲載するのもいやな
んだが、太陽電池の開発をやっていた関係から(非シリコン
系も手伝って)これは拍手だ。セル表面の反射率を一層低減
して受光量を増やすハニカムテクスチャー構造形成の量産化
技術-こういう地道な積み重ねや努力は大切だ。開発に従事
して密封空間のクリーンルームで一日中作業することが従来
の労働とはまったく異なっていることを理解して欲しい。
※ 理論限界効率が40%といわれ、大気圏内でのシリコン、非タンデム(非二層,多層)
系ソーラーセルの限界効率が25%とされるなかでの快挙。元々半導体や有機EL
の研究開発の動機となっている。
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オオバン
電線等の地中化事業を緊急経済対策として、『全国電気配線
埋設化計画』(=電線類地中化)』を書いた。電線類の地中
化には様々な課題があるといわれる。その1つは、初期投資
が電柱化より嵩むことだ。仮に、全国59カ所の水力発電所の
送電線の総亘長2,400kmだから、例えばその10倍を計画量と
設定すれば、初期費用(増設費用)が電柱に比べ、数倍から
数10倍高い(地中での整備費は1キロメートル当たり4億か
ら5億円(40~50万円/m)で電柱の約20倍として、総工事費
は12兆円となる。この額ならば民間の感覚から1/2の6兆円。
後は中身のということなるが、情報通信及び電線の投資は、
従来の土建投資とは異なり百パーセント有効投資となる(過
不足は配線スケールで二次的な調整課題となる)。空間的に
も道路工事とは異なり小さい(デジタル革命の6つの特徴)。
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オナガガモ
道路や私有地内の調査・工事が住民からの反対の原因となるこ
とがあるが、地中にはガス管や上水道・下水道管などがあり、
地面を掘り返す際に電線の他にガスや上水道・下水道の管理
との整合性、不確定配管電物等の調査と回避等の問題は、基
本的に技術問題で非破壊検査技法、高知能掘削ロボット技術
等で解決可能だ。また、下記の電線共同溝の基本構造イメー
ジ図は直方体を示しているが、円筒形に換えることが可能な
で上下水道とは異なり、通信線、動力線はフレキシブルなの
だから有利である。
電線共同溝の基本構造イメージ図
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コハクチョウ
街灯・道路標識・変圧器は埋設されないものの取り扱い、非
目視化による電線類を断線等の診断が出来ないとう問題も技
術問題で、変圧器は埋設でも設置可能であれば問題はない。
また、診断・保全も定点複合センサで観測しリアルタイムで
管理すれば良いわけで、電流に特別な信号を乗せることも可
能だし、有効な距離センサがあれば地中の変動も検知出来地
震情報に組み込むことも出来るはずだ。また、外郭の保護チ
ューブの破損及び漏水、ケーブルの破損も、技術的に解決出
来る。定期的に検査専用ロボットをチューブないを走らせて
監視する。何だったらチューブ内圧力を一定の陽圧にしてお
き(シール性の設計がいるが)、定点圧力計でリアルタイム
で管理することで異変を早期発見できるはずだ。街頭・道路
標識はそのまま電柱を残し利用すればいいだけだ。
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ジョウビタキ(♀)
もう1つ大事なことがある。1つは電気自動車用の給電ター
ミナル機能をこれに追加する。勿論、現行のパーキングシス
テムと同様にし車内搭載給電IDによる自動カウント制度で使
用料金を支払うようにする。これには電気自動車化のための
政策提案や関連法案の整備を必要するため追加工事で簡単な
情報・動力配線チューブに設計しておく必要がある。
※ <行政資料 6-1> 21世紀まずこれをやろう(1)
※ 災害につよい街づくりNTT
※ 国土交通省道路局
※ 日本環境技研株式式会社
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リュウキンカ(立金花、学名Caltha palustris var. nipponica)は、
キンポウゲ科の多年草。日本、朝鮮半島、中国、シベリアな
ど北半球全域に自生し、水辺や湿地などで春に黄色い花を咲
かせる。茎が立つことから「立金花」と呼称されるようにな
った。熊本県球磨郡あさぎり町では町花とされ、町の天然記
念物に指定されている。日本においては本町が自生の南限と
言われている。高山帯に生える「リュウキンカ」。花言葉は
「来るべき喜び」。こんな時代だ男性、特に若い男性は生き
ずらい時代だと思う。しかし、女性は‘えらい’と思うと同
時に男の‘儚さ’を抱きつつもここは踏ん張って、彼女のた
めに何が出来るか考え、約束は果たせぬかも知れないが、立
金花の歌に込めた。ここまでも誕生花と彼女を詠ってきたが
ここにきて、水辺と森を繋ぎとめる野鳥を題材にいれてみた
いと思っている。そのためには下調べ必要だと思って図書館
に出かけたが休館日だった。ならば、風見鶏に終わらぬよう
に3月14日(土)の「びわこの森の生き物」シンポジウム
へ参加しようと思う。
※ 滋賀県の野鳥の会
※ 「びわ湖の森の生き物」シンポジウム、リーフレット
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