今は孤独な闘いじゃない。一緒に闘ってくれる人がいる.
琴奨菊
【全世界的な異常気象の常態化】
15年は史上もっとも暑い1年だつたが、地球温暖化には歯止めがかからず、エルニー
ニョ現象の影響で、オーストラリア・米国・メキシコ・南アメリカをはじめとして世界
中で洪水や間伐が発生、また赤道直下では発達したハリケーン・ターイフーン・サイク
ロンが多発し甚大な被害を与える。また、南極大陸では降雪の影響で膨張する反面、張
北極点では12月30日の気温が、異常上昇し0.71℃まで上昇する(上/下図クリ
ック)。
この年の10月24日には、中心気圧879ヘクトパスカル、最大風速 90メートル
の史上最大のハリケーン・パトリシアが瞬時に発生し消滅する。風速 90、100メ
ートルの直撃に曝さらされれば、該当地域は崩壊するが、さらに、その倍の200メー
トル級が発生することも可能だと米国のMT大学の研究グループによると、表層海水温
度が37.8℃――巨大な小惑星の熱帯の海への衝突あるいは大規模な海底火山の噴火
のどちらか――で発生するという(下図クリック)。このように、スーパー台風などの
発生要因は、水深百~2百メートルの海水温度が上昇することにある。その温度条件が
26℃以上ということが実証実験装置や電算機による模擬実験(シミュレーション)で
確認されている(→逆に言えば、スーパー台風が発生する水温以下にするための震度の
深い低温の海水を吹き上げる自動曳航型メガフロートが開発し表層海水温度上昇を抑制
できれば対処療法となる)。因みに、14年のフィリピンを襲ったスーパー台風は、直
径千キロメートル、風速90メートルの暴風、高さ10メートル高潮を伴った。
25日、日本だけでなく、米国でも記録的な大雪に見舞われた。この寒波の原因は、北
極の上空にできる「極渦;polar vortex、polar vortices)とは、北極および南極の上空にで
きる、大規模な気流の渦のこと。周極渦(「しゅうきょくか」または「しゅうきょくう
ず」)、ポーラーサイクロン(polar cyclone)、北極低気圧(arctic cyclone)、南極低気
圧(antarctic cyclone)」といわれる巨大な気流が現在、蓄積された寒気が北極から3つ
の方向に放出されていて、日本が大雪に見舞われ、米国で特に強い寒気が流れ込み、記
録的な大雪を観測。11州で非常事態宣言が発令される。今回はさらに勢力を増し、大
雪の目安となる上空1500メートル付近で氷点下12.7℃の寒気が、シベリアや中
国を超え、北陸や西日本にまで流れ込んでいる。日本列島からみると、北西の方角から
非常に冷たい空気が吹き込んでくる形。今回は勢力が強いため、北海道から中四国、九
州地方にまで広範囲に影響が及ぶ見通。降雪の目安となる氷点下6℃の寒気のラインは
、奄美大島(鹿児島県)まで南下。台湾では80人が、米国では29人が死亡している。
人為的地球温暖化との相関係数(決定係数)と極渦指標とどのようにあるかの議論の深
まりはいまだしの感あり。しかし、わたし(たち)はこの循環周期は早まり極寒化は信
進行するものと予想している。
ムーヴメント
フェリーに間に合うように全速力で車を運転する。
スノウ・クリーク、そしてドッグ・クリークが
ヘッドライトに照らされて飛び過ぎていく。
でも今はそれどころじゃない。そこにいる川のぼりの
鱒のことを考えているような暇はないんだよ。
山間に差しかかったところで、
薬罐に入って旅してまわっている
おばあさんについてラジオで何か
喋っているのが聞こえる。
我々の人生の根元には困窮というものがある。そのとおり。
でもこいつはちょっとひどい。
このおばあさんを誰か、なんとかしてやれよ。
彼女にだって子供がいるだろう。
おいあんた、もう時間も遅い。自分の上に
薬罐の蓋が下りてくるところを想像してごらん。
讃美歌と鎮魂歌。次なる場所へと運ばれていくときの
運動の感覚。
Movement
● DIY日誌: 寒波に備え融雪剤の効果確認
先日の積雪で、自宅の南南東にあるすこし勾配がある道を自動車スリップして上れなく
なるトラブルで市役所に報告し、昨夜9時に融雪剤を散布。再び午前2時に降雪。この
ときは、私は午前1時に寝込んでしまい、代わりに彼女が散布。朝6時に目が覚め、慌
てて1袋(計2袋の40キロ)を散布要観察。正午には除雪なしで車の轍だけで融雪。
効果は有り評価。やってみるものだ。そして彼女を労う。