極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

エネルギーと環境 161

2025年03月02日 | ネオコンバ-テック


彦根藩二当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる招き猫と井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時
代の井伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶ と)を合体させて生まれたキャラクタ-。 

✳️ 大雨などで市内全域が氾濫の恐れ

埼玉県八潮市は26日、県道陥没事故に伴い、陥没した穴の近くを通
っていた雨水管
が破断し、雨水の排水機能に大きな支障が出ていると
発表した。大雨などの際に市内全域で氾濫が起きる恐れ。
市などによ
ると、破断したのは「大正第一幹線」という雨水管の幹線で、2・1
メートル四方のコンクリート製。市北部から市中心部を経由して陥没
地点を通り、市南部の垳川に通じていた。1月28日の陥没事故で宙
づりになり、同30日、雨水管自身の重さで崩落した。
雨水管などに
よって、同市では1時間あたり約47ミリまでの雨量に耐えられたと
いう。だが、同幹線が破断して排水機能は大幅に低下。梅雨など雨が
多い時期や大雨の際に、広範囲で浸水被害が起きる可能性があるとい
う。
市は、県や国と対策を協議しているが、陥没地点周辺の復旧工事
が進まないと、雨水管の本格復旧も困難とみている。当面は仮設の雨
水管の設置を急ぎ、大雨の際は別の雨水幹線に流れるようにするなど
の応急策を検討し、浸水を食い止める方針
(© 読売新聞)

点検のため、マンホールを開け下水道の中に入る作業員(26日、八潮市で)

✳️ 医療費4兆円削減合意「国家の殺人予告」

れいわ新選組の大石晃子共同代表は26日に開かれた衆院予算委員会
で、自民、公明、日本維新の会の3党による合意文書について言及。
3党合意文書には維新の主張として「国民医療費の総額を、年間で最
低4兆円削減することによって、現役世代1人当たりの社会保険料負
担を年間6万円引き下げるとされていることを念頭に置く」と盛り込
まれている。
大石氏は「医療費の4兆円削減というのは、国家の殺人
予告。あの財務省ですら、ぺんぺん草も生えないような状況に(金額
を)引いていっても自然増圧縮しかできなくて必死なのに、4兆円の
削減なんて無理ですから」と述べている。
自民、公明、維新合意を
結んだことには「万死に値する」とした上で「立
憲も似たようなもの
でしょう」と指摘。また、
立憲民主党の予算案は約3兆8000億円
を削減し財源を捻出して物価高対策などに充てる修正案をまとめてい
「立憲民主党のみなさんあざ笑っている場合はないんですよ。国債
発行は悪だという財務省の
国民向けプロパガンダに野党も乗って国債
発行なし縛りで財源を捻出するという変な
ゲームを一緒になってやっ
ている。国民を救うためには数十兆円規模の財政出動が必
要です」、
国の財政にはパネルを持って「消費税がむちゃくちゃ増えている。消
費税を庶民からむしり取って法人税や所得税など、大金持ちの資本家
から取らないといけ
ない税金が下がっている」とし、立憲に対して「
優秀な人たちの頭を全力で使って国
債発行なしの財源捻出ゲームみた
い。このことを本気でやっていない
」と不満を大石氏は語る。
東スポWEB )



✳️ 還元・酸化反応の繰り返しでCO2を高効率還元

図1 ケミカルループ方式CO<sub>2</sub>還元技術の概要
図1 ケミカルループ方式CO2還元技術の概要(出所:三菱電機)

三菱電機と東京科学大学らが共同で開発した。独自の酸素キャリア粒
子を用いて[1]CO2還元反応、[2]水素(H2)酸化反応、の2つを
別々に繰り返すのが特徴だ。これによってCOが CO2に戻る反応を抑制
できるため、高いエネルギー効率でCOを得られるとする。
具体的には、
[1]でCO2を酸素キャリア粒子と反応させる。すると、酸素キャリア
粒子がCO2から酸素を受け取り、COが生成される。[2]では、酸素を
受け取った酸素キャリア粒子を水素(H2)と反応させる。H2は酸素キ
ャリア粒子の酸素を受け取り、水(H2O)が生成される。酸素を手放
した酸素キャリア粒子は、再度[1]に備える
実証実験では、三菱
電機の先端技術総合研究所(兵庫県尼崎市)と東京科学大学(東京・
目黒)において、ラボスケールでCOを生成する。実施期間は、2027
年3月までを予定している。

実験を通して三菱電機は、ガスの切り替えや酸素キャリア粒子の温度
制御を実行するCO2還元システムを設計・開発する。併せて、制御技
術の向上やシステムのスケールアップのための設計も進める。一方の
東京科学大学は、CO2還元の原理を検証するほか、酸素キャリア粒子
の合成技術を開発する。さ
らに、三菱電機は、実証実験で得られた成
果を生かして、CO2の回収から利用まで一貫して実現できるCCUシステ
ムの構築を図る。同社が取り組むE&F(エネルギー&ファシリティー
)ソリューションと組み合わせて、工場などでのCO2排出量の削減を
推進していく。

🌠 特許第7566173号 酸性ガス還元電極触媒およびそれを用いた酸性
ガス還元装置 三菱電機株式会社
【要約】電極触媒(100)は、導電性微粒子(2)の表面に活性金
属(1)を付着させた触媒粒子(3)と、酸性ガスを吸着する多孔質
膜(4)と、プロトンを透過する陽イオン交換膜(5)と、表面に、
多孔質膜(4)および陽イオン交換膜(5)が共存する触媒粒子(3)
を、固着させた多孔質の集電体(6)と、を備え、触媒粒子(3)は
多孔質膜(4)で被覆され、陽イオン交換膜(5)で覆われて集電体
(6)の表面に固着される。
 000003
【符号の説明】  1  活性金属、2  導電性微粒子、3  触媒粒子、4  多
孔質膜、5  陽イオン交換膜、6  集電体、100、101、102  電
極触媒。
図1実施の形態1に係る酸性ガス還元電極触媒の構成を示す断面
図2図2Aから図2Cは、実施の形態1に係る酸性ガス還元電極の製
造方法を説明するための断面図

【発明の効果】  本願によれば、酸性ガスを吸着する多孔質体と、プロ
トンを透過する陽イオン交換膜と、が触媒上に共存することで、効率
的に二酸化炭素還元することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】  導電性微粒子の表面に活性金属を付着させた触媒粒子と、
  酸性ガスを吸着する多孔質粒子と、
  プロトンを透過する陽イオン交換膜と、
  表面に、前記多孔質粒子および前記陽イオン交換膜が共存する前記触
媒粒子を、固着させた、電気導電性の多孔質の集電体と、
を備え、
  前記触媒粒子は、前記陽イオン交換膜で覆われることにより、前記活
性金属が付着した前記触媒粒子の表面に前記多孔質粒子を固着させると
ともに前記集電体の表面に固着され
前記多孔質粒子の一部は、前記集電体と接することを特徴とする酸性
ガス還元電極触媒。
【請求項2】  導電性微粒子の表面に活性金属を付着させた触媒粒子と、
  酸性ガスを吸着する多孔質膜と、
  プロトンを透過する陽イオン交換膜と、
  表面に、前記多孔質膜および前記陽イオン交換膜が共存する前記触媒
粒子を、固着させた多孔質の集電体と、
を備え、
  前記触媒粒子は、前記多孔質膜で被覆され、前記陽イオン交換膜で覆
われて前記集電体の表面に固着されたことを特徴とする酸性ガス還元
電極触媒。
【請求項3】  導電性微粒子の表面に活性金属を付着させた触媒粒子と、
  酸性ガスを吸着する多孔質膜と、
  プロトンを透過する陽イオン交換膜と、
  表面に、前記多孔質膜および前記陽イオン交換膜が共存する前記触媒
粒子を、固着させた多孔質の集電体と、を備え、  前記触媒粒子は、前
記陽イオン交換膜を介して前記集電体の表面に固着され、前記多孔質
膜で覆われたことを特徴とする酸性ガス還元電極触媒。
【請求項4】  前記多孔質粒子は、金属塩と有機配位子より合成される
金属有機構造体であることを特徴とする請求項1に記載の酸性ガス
電極触媒。
【請求項5】  前記多孔質膜は、金属塩と有機配位子より合成される金
属有機構造体であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載
の酸性ガス還元電極触媒。
【請求項6】  前記多孔質膜は、電気導電性を有し、前記多孔質膜の膜
厚は、0.01以上、1μm以下であることを特徴とする請求項2また
は請求項3に記載の酸性ガス還元電極触媒。
【請求項7】  電解液で満たされた電解槽と、  前記電解槽の中でイオ
ン交換膜を介して対置されたカソード電極およびアノード電極と、  前
記カソード電極と前記アノード電極に接続する電源と、  前記カソード
電極に接するように酸性ガスを導入する導入管と、を備え、  前記カソー
ド電極は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の酸性ガス
電極触媒を用いたことを特徴とする酸性ガス還元装置。

【発明の詳細な説明】
【発明を実施するための形態】【0014】
  実施の形態1.
  図1は、本願の実施の形態1に係る酸性ガス還元電極触媒の構成を示
す断面図である。図1に示すように、電極触媒100は、導電性微粒
子2の表面に活性金属1を付着させた触媒粒子3、触媒粒子3の表面
を被覆する多孔質部材としての多孔質膜4、多孔質膜4で被覆された
触媒粒子3を固着させた集電体6、集電体6に固着した多孔質膜4で
被覆された触媒粒子3を覆う陽イオン交換部材としての陽イオン交換
膜5、で構成される。

  活性金属1の種類は、特に制約を課すものではないが、金、銀、銅、
ニッケル、パラジウム、白金、亜鉛、インジウム、スズ、コバルト、
ルテニウム、鉄、イリジウムのいずれか1つ以上を含んだ金属塩を用
いる。活性金属1の粒子径は、小さい方がより活性な状態であり、具
体的には直径10μm以下であるのがよく、高い反応性を得るためには
直径100nm以下であることが望ましい。
  導電性微粒子2は、反応場を大きくするために比表面積は大きいもの
が望ましく、具体的には50~2000m2/gの範囲であればよい。
ここで言う導電性微粒子2とは、電気抵抗率は10Ω・cm以下である
ものを指す。このような材料としては、カーボンブラックがあり、比
表面積は上記の値を有するものが、活性金属1の担持体としては望ま
しい。 多孔質膜4は、被電気導電性を有し、多孔質膜4の膜厚は、
0.01μm以上、1μm以下が望ましい。0.01μm未満の場合は、
酸性ガスの吸着効果が不十分となる。1μmを超える場合は、電気抵
抗が大きくなるため、効率よく酸性ガスを還元できない。具体的な多
孔質膜4の構成としては、金属イオンと有機配位子によって規則的な
構造を形成する金属有機構造体(MOF:Metal  Organic
  Frameworks)が望ましい。
【0018】  陽イオン交換膜5は、ほぼプロトンのみを透過する性能
を有するものがよく、例えばナフィオン(商標登録)などが挙げられる
。ナフィオンとは、エタンスルホン酸,2-[1-[ジフルオロ[(
トリフルオロエテニル)オキシ]メチル]-1,2,2,2-テトラ
フルオロエトキシ]-1,1,2,2-テトラフルオロポリマーのこ
とである。【0019】
  集電体6としては、多孔質の炭素繊維と炭素の複合材料であるカーボ
ンペーパーを用いるのが良い。そのカーボンペーパーの表面は撥水コー
トで、疎水性の処理が施されていてもよい。【0020】
  この構成により、触媒粒子3の多孔質の集電体6側にある、酸性ガス
である二酸化炭素を吸着する多孔質膜4と、触媒粒子3の集電体6と
は反対側を覆う、プロトンを透過する陽イオン交換膜5と、が触媒上
に共存することで、二酸化炭素とプロトンが両側から供給され、集電
体上で還元反応が起こり、効率的に二酸化炭素還元することができる。
【0021】  次に、本願の実施の形態1に係る酸性ガス還元電極触
媒の製造方法について、図2Aから図2Cを用いて説明する。図2A
から図2Cは、実施の形態1に係る酸性ガス還元電極触媒の製造方法
を説明するための断面図である。【0022】
  まず最初に、活性金属1が含まれた金属塩の溶液に導電性微粒子2を
入れて撹拌しながら、還元剤を入れることで、図2Aに示すような、
活性金属1を付着させた導電性微粒子2を得ることができる。金属塩
は水和物か否かにより、水またはアルコールを溶媒に用いる。活性金
属1は、導電性微粒子2に対して金属質量換算で0.1~50wt%
の範囲で付着させる。望ましくは、1~10wt%の範囲で付着させ
る。付着量が0.1%未満であると、ファラデー効率が悪くなるため、
産業利用の面で課題となる。付着量が50wt%よりも多くなるとシ
ンタリング現象により活性金属1のサイズが大きくなり、触媒反応が
乏しくなる。【0023】
  続いて、導電性微粒子2に活性金属1を付着させた触媒粒子3に、
図2Bに示すように、多孔質膜4を被覆する。多孔質膜4を薄く被覆
するためには、金属有機構造体を構成される金属塩と有機配位子が溶
解した溶液中に前記の触媒粒子3を入れて、十分撹拌して必要に応じ
て加温することで被覆することができる。【0024】
  ここで述べた金属有機構造体の種類としては、耐熱性と耐水性を有す
るものであればよく、例えば、HKUST-1、ZIF-8、ZIF
-67、UiO-66、MIL-100、MIL-101、MOF-
74が挙げられる。【0025】ZIF-8を一例として示すと、
15mlの2-methlimidazole(0.08mmol)
含有メタノールと5mlのZn(NO32・6H2O(0.02mmol
)含有メタノールを加え、その溶液中に触媒粒子3を入れて撹拌して
乾燥することで多孔質膜4を被覆することができる。【0026】
  次いで、多孔質膜4を被覆した触媒粒子3を、電気導電性に優れ、か
つ気体透過性を有する多孔質の集電体6に、固着させる。【0027】
  この集電体6への固着方法としては、最初にアルコール単体またはア
ルコールと水を含んだ水溶液中に多孔質膜4を被覆した触媒粒子3を混
合し、集電体6上に噴霧して、図2Cに示すように、塗布する。
【0028】  最後に、陽イオン交換膜5の成分であるナフィオンを
5wt%~10wt%の割合でアルコール単体またはアルコールと水
の水溶液に溶かした溶液を塗布した後、室温放置または50℃以下の
加温をして乾燥して固着させ、集電体6に固着した触媒粒子3を陽イ
オン交換膜5で覆うことで、図1に示す電極触媒100が得られる。
このようにして形成された電極触媒100は、酸性ガス還元装置のカ
ソード電極として使用される。
【0029】  多孔質膜4を被覆した触媒粒子3を集電体6に固着させ
る他の方法としては、アルコール単体またはアルコールと水の混合溶
液に陽イオン交換膜5の成分であるナフィオンが5wt%~10wt
%の割合で溶解させ、その溶液の中に、多孔質膜4を被覆した触媒粒
子3を撹拌して、この混合溶液を集電体6に塗布しても同様の効果を
得ることができる。【0030】
  多孔質膜4を被覆した触媒粒子3を集電体6に固着させる上記いずれ
の方法であっても、集電体6に、多孔質膜4を被覆した触媒粒子3が
均一に濃度ムラ無く、分布されるのが望ましい。【0031】
  なお、本実施の形態1では、多孔質膜4を被覆した触媒粒子3を集電
体6に、均一に塗布する方法として、噴霧する方法を用いたが、これ
に限るものではない。他の均一に塗布する方法としては、ロール状塗
布、スピン塗布、スプレー塗布、ディップ塗布、ディスペンス塗布な
どの方法がある。
【0032】  図3は、本願の実施の形態1に係る酸性ガス還元電極触
媒を用いた酸性ガス還元装置の構成を示す断面図である。図3に示す
ように、二酸化炭素のような酸性ガスの還元装置200は、電解槽11
の中を電解液18で満たされており、その中にカソード電極12、ア
ノード電極13がイオン交換膜14を介して対置され、電源15と接
続された構造となっている。【0033】
  電解液18は、pH7以上の中性からアルカリ性であることが望まし
く、溶質物質としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウムが0.1~10mol/Lで溶解して
いることが望ましい。アルカリ性の水溶液は二酸化炭素を液中に留め
る性質があり、二酸化炭素還元には望ましい。イオン交換膜14は、
陽イオン交換膜であることが望ましく、プロトンがカソード電極12
側の槽に移動できるように配置されている。また、カソード電極12
の近傍に二酸化炭素導入管16が設置され、気泡がカソード電極12
に接するように二酸化炭素17が供給される。電極触媒100をカソ
ード電極12として用いた場合、二酸化炭素は多孔質膜4に捕捉され
、陽イオン交換膜5から供給されるプロトンは多孔質膜4の中を拡散
しながら、電気的なエネルギーを得て二酸化炭素還元反応を起こす。
【0034】  図4は、本願の実施の形態1に係る酸性ガス還元電極触
媒を用いた酸性ガス還元装置の他の構成を示す断面図である。図4に
示すように、還元装置200は、カソード電極22の片側のみ電解液
28と接しており、もう一方の片側は二酸化炭素導入管26が設置さ
れ、気体の二酸化炭素27と接する。それ以外の電解槽21、アノー
ド電極23、イオン交換膜24、および電源25は、図3と同じであ
る。電解液28については、アルカリ性である必要性はなく、酸性で
あっても良い。カソード電極22の電極触媒100の配置は、集電体
6が気体の二酸化炭素27と接するように配置し、電解液28は陽イ
オン交換膜5と接するように配置する。このように配置することで、
固相である多孔質膜4を被覆した触媒粒子3上で、気相の二酸化炭素
液相からのプロトンという三相界面での還元反応を実現することがで
きるようになる。
【0035】  このような図3および図4で構成される還元装置200
で起こりうる還元反応を下記の電気化学反応式で示す。このように電
気化学反応により、一酸化炭素、ギ酸、メタノール、メタン、エタン、
エタノールといった化学物質29は、本願の電極触媒100を用いて、
二酸化炭素27から得ることができる。なお、E0は標準電極電位を示
しており、実際の電極電位は使用する参照極と過電圧に依存するため、
よりカソード電位側にシフトする。
【0036】  下記に示す電気化学反応により、二酸化炭素還元され
て、別の物質に改質される。
  CO2+2H+2e-  ⇔  CO+H2O                   E0=-0.104V
  CO2+2H+2e-  ⇔  HCOOH                     E0=-0.171V
  CO2+6H+6e-  ⇔  CH3OH+H2O             E0=-0.142V
  CO2+8H+8e-  ⇔  CH4+2H2O               E0=-0.169V
  CO2+12H+12e-    ⇔  C24+4H2O       E0=+0.079V
  CO2+12H+12e-    ⇔  C25OH+3H2O   E0=+0.084V
【0037】  以上のように、本実施の形態1に係る酸性ガス還元電極
触媒によれば、電極触媒100は、導電性微粒子2の表面に活性金属
1を付着させた触媒粒子3と、酸性ガスを吸着する多孔質膜4と、プ
ロトンを透過する陽イオン交換膜5と、表面に、多孔質膜4および陽
イオン交換膜5が共存する触媒粒子3を、固着させた多孔質の集電体
6と、を備え、触媒粒子3は、多孔質膜4で被覆され、陽イオン交換
膜5で覆われて集電体6の表面に固着されるようにしたので、また、
本実施の形態1に係る酸性ガス還元装置によれば、還元装置200は、
電解液18(28)で満たされた電解槽11(21)と、電界層11
(21)の中でイオン交換膜14(24)を介して対置されたカソー
ド電極12(22)およびアノード電極13(23)と、カソード電
極12(22)とアノード電極13(23)に接続する電源15(25)
と、カソード電極12(22)に接するように酸性ガスである二酸化
炭素
17(27)を導入する二酸化炭素導入管16(26)と、を備
え、カソード電極12(22)は、電極触媒100を用いるようにし
たので、酸性ガスである二酸化炭素を吸着する多孔質膜と、プロトン
を透過する陽イオン交換膜と、が触媒上に共存することで、二酸化炭
とプロトンが両側から供給され、集電体上で還元反応が起こり、効
率的に二酸化炭素還元することができる。    この項つづく

✅ 日本触媒とNTT Com、熟練操作を学習したAIで化学品の連続蒸留
を自動化
✅ 電源不要で水素漏洩を効率監視、検知膜とRFIDの組み合わせで実現
✅ 大飯原発、放射性ガスが一時上昇
✅ 
高浜原発の核燃料貯蔵計画 30キロ圏内の住民が説明会を要望


✅  透明メタサーフェス屈折フィルム開発
🎈窓に貼り付けるだけ ミリ波5Gのエリアを拡大する透明屈折フィルム
(2月27日 EE Times Japan)



京セラは、基地局から送信される電波の進行方向を変えられる「透明
メタサーフェス屈折フィルム」を開発したと発表した。このフィルム
を窓ガラスやアクリルスタンドに貼り付ければ、景観を損なわずにミ
リ波5Gなどのサービスエリアを拡大できる。
1月25日、電波の進行方
向を自由に変えられる透明メタサーフェス屈折フィルムを開発したと
発表。窓ガラスやアクリルスタンドなどに貼り付ければ、景観などの
邪魔にならず、高い周波数を用いたミリ波5Gや6Gなどのサービスエリ
アを拡大できる。
5Gで用いられているミリ波(28GHz帯)や、6Gの
実用化に向けて検討されている高い周波数帯の電波は直進性が強く、
障害物のある場所では通信が安定しないという課題がある。そこで同
社は、基地局からの電波の進行方向を曲げることができるメタサーフ
ェス屈板の開発に取り組み、2022年には板状の屈折板を開発している。
新たに開発したフィルム状の屈折材は、接着層、メタマテリアル層、
保護層からなり、厚みは約200μmに抑えた。電波屈折率は基板タイプ
の屈折板と同レベルで、窓やアクリルスタンドなどの既存の構造面に
貼り付けるだけで、電波の中継点となる。

試験図.png
5G基地局を用いた効果確認試験

ユースケースイメージ.png
ユースケースイメージ(屋内への引き込み)
🪄「メタレンズ」を開発したと発表した。ドローンや携帯電話、暗視ゴーグルなどの小型
レンズに応用できる可能性がある。研究の詳細は、『Nature Communications』に2021年
2月22日付で公開から4年ですか、実弟と死別前からだから懐かしいさがこみ上げてきます。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エネルギーと環境 160 | トップ | エネルギーと環境 162 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ネオコンバ-テック」カテゴリの最新記事