極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

アトピーと和解巡礼の明日

2013年06月08日 | 滋賀のパワースポット

 



 

 【黒壁散策】

昨夜、彼女が突然長浜の黒壁のオルゴール堂に行きたいというので出かける。ところで、黒壁とい
うのは、
明治時代に外壁が黒漆喰の様相から『黒壁銀行』『大手の黒壁』の愛称で親しまれる第百
三十銀行長浜支店が建築されたが、その後、保存と中心市街地の活性化の拠点としての活用を目的
に、民間企業有志が長浜市の支援を受け出資総額1億3千万円で、昭和63年4月、第3セクター
株式会社
を設立。建物の修復と復元を進める中、郊外型大型店舗の進出により、四百年の歴史を持
つ中心商店街の長年に
低迷からの脱出と活性化のため地域産業との共存共栄をめざし、長浜から全国へ、
情報発信足りえる事業-郊外中央資本の大型店舗展開と一線を画し、住み分けできる町としての建
物、風情を含めた『歴史性』『文化芸術性』『国際性』という3つのコンセプトに事業を展開。



特筆すべきは、国内大手
ラスメーカーを除いて、多くが、個人作家活動の域もしくは土産物の域
を出ていなかった『ガラス』に着目、黒
壁は本物のガラス文化の追及と事業化による国内初のガラ
スの本場の創成を目指し、現在では年間210
万人(2003年実績)の来街者を迎える。黒壁はガラス
ショップ、工房、ギャラリー、ガラ
ス美術館、レストランなど10館(長浜市内)を直営。グループ
館として黒壁まちづくりに参画する20館と共に
街の求心力を高め、総合文化サービス業を創生・継
続・展開中である。



元町は良く来ているので豊国神社に車をとめ足を踏み入れると大勢の観光客がぞくぞく集まりつつ
ある様子。街は再開発鎚音高しという風情を呈している。途中で彼女とはぐれてしまうが、そのま
ま散策を続け、「スタジオクロカベ」というガラス工房兼作品展示販売店に入ると二階に上がり作
家の作品を鑑賞していたが、市川孝一のゴールドラインというショットグラスが目に飛び込んでき
たではないか。しばらく手に取りしたりし眺めていたが、瞬時にこれを二個購入しようと値札をみ
る。クレジットカードは持っていたが小銭しかない。彼女がいないのだから仕方がないので、店を
でて、途中居合わせた彼女とオルゴール堂を参観しそのことを話し一週間後にまたこようというこ
とに決め、途中、英国風アンティー喫茶に立ち寄り、近くの地元の青果物店で大きなガーリックを
彼女が買って帰ってきた。

  

ところでオルゴールの感想は?よく分からずじまいで、家にあるスタジオ・ジブリ社製のとなりの
ととろのオル
ゴールを見つけた彼女が「家にあるのといっしょじゃないの?!」と尋ねたので「そ
うだよ」と応えたことを残し
てきただけだった。 

※デジカメを撮ろうとしたがメモリーアップで残念。それにしても電信柱や高架線は美観を妨げに
なるね。国土の付加価値をあげることを実行しなくちゃ。燕の巣をみつけシャッターを切ってみた
がだめだし、この日は気分も体調ももうひとつ。


【抗アトピー性皮膚炎観戦記】

 

広島大大学院医歯薬保健学研究院の秀道広教授(皮膚科学)らの研究グループが、汗によるアトピ
ー性皮膚炎に、誰の皮膚にもいるカビの一種が関わっていることを突き止めと広島大学病院で発表。
わたし自身も随分酷い左足の甲に炎症に悩ませいて最強のステロイド系を使用している(症状が治
まれば塗布をやめる用法)。ところで、アトピー性皮膚炎の患者のうち、7~8割が汗によって引
き起こされ、「マラセチアグロボーザ」と呼ばれカビに含まれるタンパク質が汗に溶け出し、皮膚
に浸透→体内に侵入した異物に反応するタンパク質「IgE」と結合した肥満細胞が、カビのタン
パク質と結び
つくと、ヒスタミンを放出→はれやかゆみなどが起こる。カビのタンパク質は、皮膚
に浸透するだけでなく、汗
腺から染み出し直接、肥満細胞などと結びつく場合もあると考えられて
いた。秀教授たちは、延べ4千人か
ら採取した汗約6百リットルを精製。ドイツ・キール大と協力
し、カビのタンパク質の関与を特定したという。なお、
「汗によるアトピー性皮膚炎の治療に向け、
応用の道が開けた」とし。医療スプレーや入浴剤の開発を進めているという。

  

※ Malasseziaの菌学、Jpan.J.Med.Mycol.Vol.48(Nov.4),2007
※ 特開2012-141296 生細胞の分析方法および生細胞の分析システム

 

ここで興味を惹いたことは、医療における分析科学技術の進歩である。アレルギは体内に備わった
免疫機構の過剰反応による諸症状である。近い将来アレルギ症状のメカニズムの大半が解明される
だろうが、根本治療は経験的(教育学習的)にしか解明されない。そのことを文明の不可避性と腹
をくくり、「アトピーとの和解」の道程を考えてみたが、このことは残件としてブログ掲載す
る。
 

 

 

 

中川翔子が「Music Fair」で「続・混沌」を熱唱していたのが印象に残り、ユーチューブなどで曲
を鑑賞することに(テレビに出ていたリードギターのローリーも久しぶりにみて印象に残る)。歌
詞そのものは
 シックリ行かずに終わるが、そんな時代なんだろうと思いつつ、ネットでは「ZADO/この愛に
泳ぎ疲れても」のサビメロのパクリだとかの感想もあったが、それもシックリいかなかった。今夜
は疲れもありそんな風に切り上げるしかないか?!

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