@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『キャンディマン3』とうとうPART3

2006-07-27 00:15:12 | ホラー
キャンディマン3』CANDYMAN DAY OF THE DEAD(98年アメリカ)
 監督 チュリ・メイヤー
 出演 ドナ・デリコ、トニー・トッド

 ■ストーリー■
 アニーの娘キャロラインは、画廊に貸し出したダニエル・ロバタイユの絵の展覧会で、成り行きで鏡の前でキャンディマンの名前を5回唱えてしまうのだった。

 □■□2作目のネタバレあり!あ、今作のもあります!!!□■□
 ■感想■
 今週はキャンディマン特集週間ということで(え、そうだったの??)今日は「キャンディマン」シリーズ3作目です。
 続篇までは一応、ちゃんとした都市伝説ホラー映画の体裁を保ってましたけど、3作目に来て、とうとうオリジナルビデオみたいなホラー映画になっちゃいました。実際、オリジナルビデオですけど…。
 もう、B級ホラーの快作がD級ホラーの凡作になったような感じです。
 
 あんなに頑張った前作のヒロイン、アニーを殺しちゃってます!!それもアホな理由で。なんで、あんなに苦労して倒したキャンディマンを自ら呼び出すかな??あり得ないでしょ、もう!!!
 続篇で、前作までのヒロインとかを殺すの止めて欲しいなぁ。必然があって、前作の登場人物殺すんならわかるけど。演じる役者も違うんだから殺す必要感じないよ、もう!!
 親のアニーから注意されてたはずなのに、成り行きとはいえ、キャンディマンを呼び出す今作のヒロインのキャロラインがバカにみえちゃうよ。

 大体、今作はヒロイン、キャロラインの夢から始まります!夢から始める意味がどこにあるのか??ブロンソンの『バトルガンM16』(89年)もブロンソンの夢から始まりますけど、あの作品も夢で始める必然性が理解できませんでしたけど。
 今作は、1作目、2作目と違って、最初の事件が起きるまで映画が始まってから20分くらい。その後、事件らしい事件も起きずダラダラと進んでいきます。こんなアホそうなヒロインの話、ダラダラ見せられてもなぁ~。で、次の犠牲者が出るまで、あと30分くらい…

 まぁ、そのあとは、適当にキャンディマンに殺されていく犠牲者が出ますけど、全然、盛り上がらないなぁ。つまらないスプラッター映画みたい。
 1作目→2作目→3作目になるにしたがって、スケールダウンして、面白さも段々消えていくような…。あ、でも2作目までは及第点です!!ってそれじゃ、ダメなのは今作だけか
 ランニングタイム94分ですけど、長く感じちゃいました。この内容なら、あと15分カットしても良かったかもネ。前作はキャンディマンの弱点探すのあんなに大変だったのに(大変でなくすぐ見つかったけど)、弱点が突然増えてます。「アレーッ!」って感じです。
 
 最初、あまりの作風の違いに、ちょっととまどっちゃいました。最後も、ホントに良くありがちなホラー映画みたいで…。(←悪い意味で)。
 2作目で終わらせておいてくれれば良かったのに!!!!10点 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする