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映画感想のブログ!!
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『ドラキュラ デメテル号最期の航海』 船長の頭のやけどの場所変わってますけど、、。

2024-06-15 19:29:59 | ホラー

ドラキュラ デメテル号最期の航海
THE LAST VOYAGE OF THE DEMETER(2022年アメリカ、イギリス、カナダ、インド、ドイツ)
 監督:アンドレ・ウーヴレダル
 脚本:ブラギ・シャット・JR
    ステファン・ルツォヴィッキー
    ザック・オルケヴィッツ
 原案:ブラギ・シャット・JR
 原作:ブラム・ストーカー
 出演:コーリー・ホーキンズ
    アシュリン・フランチオージ
    リーアム・カニンガム
    デヴィッド・ダストマルチャン
    ハピエル・ポテット

 ■ストーリー■
 1897年、デメテル号は謎の木箱50箱をルーマニアからイギリスのロンドンへ運ぶことになり船員を募集する。募集に選ばれなかったものの木箱を積んでいるときに起きた落下事故で船長の孫トビーを救ったことで医師のクレメンスはデメテル号に船員として乗り込みことに、、。
 航海途上、船倉の積み荷の木箱から密航者とみられるアナが意識不明の状態で見つかり、クレメンスが輸血することに、、。
 その後、船で運んでいた家畜が無残に殺される事件が起きる。また船の中にたくさんいたネズミたちが姿を消すのだった、、。
 ある晩、夜の船を任されていた船員ペトロフスキーがいなくなってしまうのだった。
 
 ■感想■
 「吸血鬼ドラキュラ」のドラキュラを乗せてイギリスに向かうデメテル号の船長の航海日誌のエピソードに特化して長編映画にしたホラー映画。
 監督は『トロール・ハンター』(2016年)、『ジェーン・ドゥの解剖』(2016年)、『スケアリーストーリーズ 怖い本』(2019年)、『MORTAL モータル』(2020年)のアンドレ・ウーヴレダル。
 アンドレ・ウーヴレダル監督、コンスタントにホラー映画撮ってますね、、。上記の作品観ているのに、全然監督でチェックしていませんでした、、。
 記憶があやふやですけど、もしかしたら『ジェーン・ドゥの解剖』を観るときだけは『トロール・ハンター』の監督の作品だーって思って観たかもしれないですが、、。

 「吸血鬼ドラキュラ」のデメテル号のエピソードだけを長編にするなんて、、。
 良く考えつきましたねー。
 デメテル号の乗組員は全員どうなるのか分かっているのに、、そんなエピソードを映画化するなんて、、よっぽどこのアイデアに自信があったんでしょうね、。

 アンドレ・ウーヴレダル監督は19世紀の船を舞台にした『エイリアン』のような感じにしたかったらしいんですが、、今作は『エイリアン』と違って乗組員がどうなるかわかっちゃってますからね、、。
 原作が「吸血鬼ドラキュラ」だから、ストーリー逸脱できないですからね、、。
 
 なんで、展開が分かっちゃってるストーリーを映画化しちゃったの??

 今作が「吸血鬼ドラキュラ」のエピソードでなく、まるっきり違う吸血鬼映画としてだったら、もっと面白く観れたのかも??

 主人公のクレメンスは、このあとどうなったんでしょう??
 ヒットしたら製作されるかもしれない続編への伏線のキャラクターってコトでしょうか??

 始まって90分弱のシーンで、船長の頭のやけどの場所ですけど、頭の右側にあったのに、船長の部屋で話しているシーンで頭の左側に変わってますよー。次の船長の登場シーンで元の右側にもどりますけど、、。
 製作費4,500万ドルの大作なのに、、こんな間違いを起こすなんて、、、。
 思わず鏡に映ったシーンかと思っちゃいました、、。

 あと、輸血ですが、この時代に輸血ってあったんでしょうか??
 血液型の発想もないと思うんですが、、してみてダメだったらあきらめるっていう時代だったんでしょうか??
 気になって調べたら、1900年にオーストリアのカール・ラントシュタイナーが血液型(A型、B型、O型の3種類)を発見したらしいです。多分、主人公のクレメンスの血液型はO型だったんでしょうね、。

 吸血鬼というものに対して知識がないので、船員たちはどうしようもなく1人づつ犠牲に、、。
 でも、十字架も効果ないみたいですし、、これは信仰心が不足していたためなんでしょうか??
 船の上じゃ神父もないし、聖水も手にはいらないし、、吸血鬼に対応するのは厳しいですね、、。


 船長のやけどのあとの場所が変わるのが1番印象的度       ★★★★★
 なんで「吸血鬼ドラキュラ」の一部分のみ映画化しちゃったの度 ★★★
 このあとクレメンスはどんなことするつもりなの度       ★★★
   

 

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『クロムスカル リターンズ』 こちらも未公開12年、、。

2024-03-28 23:45:08 | ホラー

クロムスカル リターンズ
CHROMESKULL LAID TO REST 2(2011年アメリカ)
 監督:ロバート・ホール
 脚本:ケヴォン・ボカード
    ロバート・ホール
 出演:トーマス・デッカー
    オウェイン・イオマン
    ミミ・マイケルズ
    クリス・ネルソン
    ブライアン・オースティン・グリーン
    ジョナサン・シェック

 ■ストーリー■
  クロムスカルを倒したプリンセスはトミーの車に乗ってモーテルに一時的に休息をとることに。一方、クロムスカルが殺害された現場に謎の組織が現れ警官たちを殺害、死体を運びだすのだった。
 モーテルで休むプリンセスを置いてトミーが外出している間に謎の組織の一味の1人プレストンが現れプリンセスは殺されてしまうのだった。また、殺されたクロムスカルは謎の組織の本部で外科手術を施され生き返るのだった。生き返ったクロムスカルは組織が選んだ新たな標的ジェスを狙うことにするのだった。
 


 ■感想■
 長らく日本未公開だったスラッシャー映画『クロムスカル』(2008年)の続編。
 続編なので当然、今作も未公開でした、、。
 日本未公開でも、続編だけ劇場公開されるなんてコトもありますが、今作は1作目と同様未公開で、2023年に1作目と同じ時期に公開されました。

 続編のみ公開された(と言ってもDVDスルー公開ですけど、、)作品で思い出すのは、、
 イタリアの警察物『ミラノ・コネクション』(2007年)の前作”Palermo Milano solo andata”(1995年)。12年前の1作目とううこともあるんでしょうけど、、観たい、、観たい。
 映画ファンからメチャクチャ評判の悪いクラウディオ・フラガッソ監督ですが『ミラノ・コネクション』や『G.I.S特殊介入部隊 56HOURS』(2010年)とか観る限りは、すごーく普通の監督と思っちゃいます、、。
 『ライジング・スターの伝説』(1986年)や『ゾンビ4』(1988年)や『トロル2 悪魔の森』(1990年)とかの作品で判断してはいけないのでは??
 『ライジング・スターの伝説』はブルーノ・マッティ監督作の印象が強いし、、『ゾンビ4』はゾンビ映画ブームでちょこっと作った印象だし、、、。

 まぁ、評価は人それぞれですね、。


 で、今作『クロムスカル リターンズ』の話に戻すと、、前作で殺されたはずの銀色のドクロの仮面をかぶった男ですけど、今t作の冒頭で生き返っちゃいます。眼球まで新たに作られて見えるようになっちゃいますけど、、、いくら何でもそんなのアリ??
 『キングスマン ゴールデンサークル』(2017年)でコリン・ファースが復活しちゃったくらい理解できない、、。
 どうしても、同じキャラクターを登場させたいなら『男たちの挽歌Ⅱ』(1987年)のように、双子とかの設定にすれば良かったのに、、、。まぁ、それも、苦肉の策すぎって印象ですけど、、。

 あと、もう1点、前作の生き残りの登場人物を殺すのとか止めて欲しいです、、せっかく生き残ったのに、、、。
 続編で、こういうのがあるとそれだけで、ちょっとガッカリ、、。
 『エイリアン3』(1992年)とか『ホステル2』(2007年)とか、、前作で生き残った登場人物が冒頭で殺されちゃうと前作の苦労は何だったの!!って思っちゃいます、、。


 今作は、【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2012年のメイクアップ/クリーチャーFX賞にノミネートされました。
 
 前作に比べてかなり観やすくなったものの、自分的には前作の方が好きです!!謎の組織のプレストンとクロムスカルとの戦いの設定とか必要でしたでしょうか??プレストンのキャラクターそのものが必要なのか、良くわからない!!

 トミーのキャラクターも生き残ってるんですよね、、。
 続編を作る予定だったんでしょうね、、。

 

セットも、、。

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『クロムスカル』 14年間未公開、、、。

2024-03-25 00:25:17 | ホラー

クロムスカル
LAID TO REST(2009年アメリカ)
 監督:ロバート・ホール
 脚本:ロバート・ホール
 出演:ボビー・スー・ルーサー
    ケヴィン・ゲイジ
    ジョナサン・シェック
    ルーカス・ティル
    レナ・ヘディ
    リチャード・リンチ

 ■ストーリー■
 ある夜、女性が目を覚ますと棺桶の中にいることに気づくのだった、、。棺桶から出た女性は自分が葬儀場にいて、そこから脱出しようとするのだった。しかし、銀色のドクロの仮面をつけた謎の殺人鬼が彼女を狙って追ってくるのだった、、。
 
 ■感想■
 2009年に完成するもののあまりの残酷さ日本未公開になっていたと宣伝されたスラッシャー映画。
 
 銀色のドクロの仮面をかぶりビデオカメラで写しながら凶行に及ぶ殺人鬼を描いた作品ということで話題になった作品ですが、てっきりとっくに日本で公開していると思ってました、、(数年前まで、、)。
 
 原題の”LAID TO REST”で検索しても、日本版のタイトルが出てこないので、、どうしちゃったんだろう??と、ずーと思っていたら、未公開なコトに気づきました、、、。

 「エーッ、、、未公開だったの??」

 本作は
 【サターン賞】2010年
   DVDリリース作品賞 ノミネート
 【フライト・メーター・アワード】2009年
   助演俳優賞(ケヴィン・ゲイジ)、メイクアップ賞 ノミネート
 されました。
 
 それでも未公開、、。未公開にするほどひどい作品でないと思うんですけどねー。 
 14年間も公開されなかったなんて、、。
 アルバート・ピュン監督の『マジック・クエスト 魔界の剣』(1981年)も日本公開されたのが1988年ですからねー、、。それよりも時間が空いちゃいました、、。

 ホラー映画だし、絶対に観るファン層がいるはずなのに、、DVD化もされず公開されていなかったなんて、、。レンタルビデオが流行する前、TVの映画劇場でしか未公開のホラー映画、アクション映画、Sci-Fi映画が観れなかった時代を思い出しちゃいますね、、、。
 
 「観る人が少ないから」とか言われちゃいそうですけど、、、。
 マニアックなジャンル映画ファンやZ級映画ファンってこういう作品好きだと思うんですけど、、そういった映画ファン自体、人数が少ないのかな??

 そういえば、10年前と比べても映画好きって言う人、あまり見かけなくなったかも??


 今作は、レナ・ヘディやリチャード・リンチが出演してました、、。
 レナ・ヘディは、当時すでに「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」に出演している頃で、TVでメジャーな作品で主人公演じるようになってから出演したんですね、、。
 映画ではすでに『ブラザーズ・グリム』(2005年)や『地獄の変異』(2005年)など大作に出演していましたけど、、。
 2005年の作品で『ブラザーズ・グリム』の製作費が8,800万ドル、一見低予算系かな?と思われそうな『地獄の変異』の製作費が3,000万ドルです、、。感覚的にはめちゃくちゃ大作です、。
 「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」つながりで言うと、ジョン・コナーを演じていたトーマス・デッカーも出演しています。今作ではあまり活躍しませんが、続編では大活躍!!
 TVシリーズ「MACGYVER マクガイバー」(2016-2021年)でマクガイバーを演じたルーカス・ティルも出演していて、出演者はすごく豪華な感じに、、。

 期待度が高かったせいか、感想的にはごくごく普通でした、、。
 それよりも、、
 レナ・ヘディが出演してる!!
 リチャード・リンチが出演してる!!
 トーマス・デッカーが出演してる!!
 ルーカス・ティルが出演してる!!
 みたいな感じで観ちゃいました、、。

 やっと観れた度  ★★★
 ナイフ切れすぎ度 ★★★★
 出演者豪華度   ★★★

 

1作目、2作目セットも、、。

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『テリファー 終わらない惨劇』 終わらないシリーズ

2024-03-24 00:57:12 | ホラー

テリファー 終わらない惨劇
TERRIFIER 2(2022年アメリカ)
 監督:デイミアン・レオーネ
 脚本:デイミアン・レオーネ
 出演:ローレン・ラヴェラ
      エリオット・フラム
    セーラ・ヴォイト
    ケイリー・ハイマン
    デヴィッド・ハワード・ソーントン

 ■ストーリー■
 1年前のハロウィンの夜、被害者を大勢出した連続殺人鬼“アート・ザ・クラウン”は死んだものと思われていたが、なぜか復活し、再び町へとやってきた。またまた犠牲者を増やし続ける”アート・ザ・クラウン”に羽をつけたハロウィンの扮装をしたシエナと弟ジョナサンも狙われるのだが、、、。

 ■感想■
 前作がヒットしたことにより製作されたクラウンが暴れまわるスラッシャー映画の続編。
 前作の製作費は前作の35,000ドルから250,000ドルと約7倍にはねあがりました!!
 
 ランニングタイムも84分から138分と大作なみの時間に、、。
 いかにも低予算の前作から、製作費の影響なのか、監督の演出や編集や撮影が良くなったのかすごーく観やすい作品になりました!!
 
 どんな感じかって言うと、Z級系の作品がB級になったような印象です!! 

 でも、すごく観やすくなったとはいえ、やはり138分は少し長いのかも??
 100分くらいなら良かったのに、、、。

 前作も数多く受賞、ノミネートされましたけど、続編も受賞、ノミネートされました。
 いくつかあげると、
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2023年
   限定公開作品賞、メイクアップ賞、編集者賞(ローレン・ラヴェラ)、キル賞 受賞
 【アメリカ・ジャーナリスト・アンディアナフィルム】2022年
   助演演技賞(デヴィッド・ハワード・ソーントン) ノミネート
 【ハワイ批評家協会】2023年
   ホラー映画賞 ノミネート
 【ニューメキシコ批評家】2022年
   女優賞(ローレン・ラヴェラ) ノミネート
 【グレーター・ウエスタン・ニューヨーク批評家協会賞】2022年
   監督賞 ノミネート
 【ゴールデン・サイス・ホラー賞】2023年
   作品賞、監督賞、俳優賞(デヴィッド・ハワード・ソーントン)、コスチュームデザイン賞 ノミネート
   メイクアップ&ヘアースタイリング賞 受賞

 すでに今作の続きの3作目が製作決定したようです、、。いつまでシリーズが続くんでしょう??
 スラッシャー映画のシリーズにありがちなクラウンが人間でなく、べつのモノになっちゃいました、、。
 ゴアゴアなシーンが気にならなければ楽しく観れるはず!!

 

ブルーレイ

DVD

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『テリファー』 最近のスラッシャー映画

2024-03-23 23:46:45 | ホラー

テリファー
TERRIFER(2016年アメリカ)
 監督:デイミアン・レオーネ
 脚本:デイミアン・レオーネ
 出演:ジェナ・カネル
    サマンサ・スカフィディ
    デヴィッド・ハワード・ソーントン
    キャサリン・コーコラン
    マット・マカリスター

 ■ストーリー■
 ハロウィンの夜、タラとドーンがダイナーで食事をしているとゴミ袋を持ったクラウン姿の男がやってくる。2人はクラウンを不気味に思うが、クラウンは店員に追い出されるのだった。しばらくして、タラとドーンは店を出るのだが、車のタイヤがパンクしていた。クラウン姿の男は殺人鬼”アート・ザ・クラウン”で、ダイナーの店員を殺し2人を狙っているのだった、、。


 ■感想■
 最近、全然記事を更新していませんでした、、。
 久々の更新が、低予算のホラー映画に、、、。

 
 クラウンのかっこうをした殺人鬼が暴れまわる低予算のスラッシャー映画。
 IMDbによると今作の製作費は、なんと35,000ドル!!
 2016年の作品で、35,000ドル!!
 超低予算映画です!!
 すごーく低予算の作品です!!

 ホラー映画ファンの間で話題になり続編『テリファー 終わらない惨劇』(2022年)が製作されました。
 
 本国アメリカでは限定公開で、日本でもDVDスルーでしたが、続編の『テリファー 終わらない惨劇』の公開に合わせて劇場公開されました、、。

 
 今作は、映画祭でも受賞、ノミネートされました、。
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2019年
  限定公開作品賞、助演俳優賞(デヴィッド・ハワード・ソーントン)、メイクアップ賞にノミネート。
 【フライト・メーター・アワード】2018年
  俳優賞(デヴィッド・ハワード・ソーントン) 受賞。
  メイクアップ賞、SPFX賞にノミネート。
 
 DVDのパッケージの写真もいかにも低予算の感じだったんで、借りていなかったんですが、続編も製作されたので、ついに観てしまいました、、。
 想像通りの低予算さ、、。
 製作費が35,000ドルと知ったのはこの記事を書くときですが、観る前に製作費35,000ドルと知っていれば、もっと暖かい目で観れたかも??

 ランニングタイム84分と決して長くないのに、観るのが辛かったです!!
 低予算の作品に文句を言ってもしょうがないんですが、、。

 今作に比べたら大作なみの1980年代のスラッシャー映画と比べてもしょうがないんですが、、自分は観るのが辛かった、、。
 『13日の金曜日』(1980年)、『テラー・トレイン』(1980年)、『バーニング』(1981年)、『血のバレンタイン』(1981年)、『誕生日はもう来ない』(1981年)、『ローズマリー』(1981年)などなど、それなりに楽しく観れたのに、、。
 自分の感性が古くなってしまった、、、。とつくづく感じちゃいました。

 それにしても『13日の金曜日』でブームになったスラッシャー映画って、ほとんど1980年代前半なんですね、、。
 キャンプ場や、学校、病院、町を舞台に色んな記念日に殺人鬼がいました、、。上記の作品以外でもいくつかあげると、、、。
 『ハロウィン』(1978年)、『マザーズデー』(1980年)、『悪魔のいる渚 サイレントスクリーム』(1980年)、『プロムナイト』(1980年)、『戦慄!悪夢の卒業式』(1981年)、『X線 悪魔が棲むホスピタル 連続殺人』(1981年)、『サイレント・キラー 白い狂気』(1984年)、『ブラッド・エイプリル・フール』(1985年)、、、
 昔の作品って、ゴアシーンがあるようであんまりないんですよね、、。
 
 最近のホラー映画ファンは、殺人鬼がゴアシーンをたっぷり見せてくれる作品が好きなんでしょうねぇ、、。

 でも、この終わり方で、続編って、、、。

 84分でも観るのが辛かった度     ★★★
 この終わり方でも続編作っちゃうの度 ★
 やっぱり続編観ちゃう度       ★★★
 

 

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『ブラックサン』 『エクリプス』へ続く、、。

2024-02-25 22:40:54 | ホラー

ブラックサン
HERUMANA MUERTE(2023年スペイン)
 監督:パコ・プラザ
 脚本:ホルヘ・ゲリカエチェバァリア
    パコ・プラザ
 出演:マリア・ベドマル
    マル・バルディビエルゾ
    ルイサ・メレラス
    チェロ・ビバレス

 ■ストーリー■
 1939年、田舎の山深い村で聖母マリア様を出現させた少女ナルシサは、”ペラブロスコの聖少女”と呼ばれ村人が答えることもできない質問に殺到するようになっていた。10年後、ナルシサはシスターとなり修道院にやってくる。戦後、教区は建物を修復して貧しい少女たちの学校にしていた。ナルシサの部屋では椅子が自然に倒れるという奇妙なコトが起きていた。また、部屋の外から音がするが誰も外にはいないのだった。
 その後、見せてもらったアルバムに抜けている写真があり、それはシスターソコロのものだと思われた。そんなある日、部屋の外からする音に扉を開けると廊下を転がる玉を見つけそれを追って地下室に行くと戦後行方不明だった聖マルタの手を発見するのだった、、。

 ■感想■
 パコ・プラザ監督の描くホラー映画。
 パコ・プラザ監督の2017年の実話を元に描いたホラー映画『エクリプス』の前日譚になっています。
 ストーリー的には直接関係なく、『エクリプス』に出てくる主人公ヴェロニカが通う学校のシスター・デスが本作の主人公になっています。
 『エクリプス』はスペインの警察が初めて超常現象を認めた1991年6月16日(ちょっとうろ覚えです、、、1日くらい違うかも??)の事件を描いた作品ですが、本国スペインでヒットしたんでしょうか?
  ヒットすれば続編を作るのは映画では普通のコトですが、、『エクリプス』は実話を描いているので大変だったでしょうね、、。

 『エクリプス』が実話ベースだったのに、関連する内容で映画化できる実話ベースの出来事がそんなに数多くあるわけもなく完全なフィクションに、、。

 独立した作品として『エクリプス』の続編としてでなく観ても全然OKな作品になっています。雰囲気はすごく良いので、こういうオカルト系の作品が好きな映画ファンには面白いかも??
  1973年に大ヒットした『エクソシスト』以降作られえたオカルト映画のブームの頃にはこういう作品はやたら多くて、一時的には下火になったのに、最近でも延々と作られています、、。
 キリスト教や歴史とかがあまり分からなくても理解しやすいハリウッドの作品と違って、スペイン映画なので普通に修道院とかシスターなどなどキリスト教がわかってないと面白さや怖さが半減しょちゃいそうな印象です。
 今作の主人公も幼いころに聖母マリア様を見たということで大騒ぎになったなんていうのも古いニュース映像を見せるだけで理解できるでしょ、、。みたいな感じですからね。
 ポルトガルのファティマで起きた聖母マリア様の出現したことと同じようなコトが起きたってことなんでしょうけど、、。
 
 

前作はDVD化されています。今作は『エクリプス』の登場人物のシスターの若いころを描いています。

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『カエル女』 カエル女の造形が良い!!

2024-02-13 00:49:11 | ホラー

カエル女
BAD BLOOD THE MOVIE(2016年アメリカ)
 監督:ティム・レイス
 脚本:ティム・レイス
 出演:メアリー・マロイ
    ヴィカス・アダム
    トロイ・ハルヴァーソン
    トミ・ラヴィンダー
    ブライアン・トロクセル
 
 ■ストーリー■
 ドライトン群刑務所から囚人でマーク・ベルトラン医師が脱走したとラジオのニュースが報道していた。ベルトランを追った警官たちは水かきをした怪物たちにやられてしまっていた、、。
 父を亡くしたヴィクトリアは、再婚した母親リリアン、再婚相手のウェイド、ウェイドの連れ子ジュニアの住む家に戻って来る。ウェイドと合わないヴィクトリアは友人ケリーに誘われパーティにいくため家を抜け出し、途中ガソリンスタンドへ寄るがそこでそこで謎の生物の襲われてしまうのだった、、。


 □■□ネタバレあり□■□
 今回ネタバレしてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 カエル人間に襲われた女性が、満月にカエル人間になってしまうという変則的狼男(カエル人間)映画。
 
 ランニングタイム80分の作品なのに、リリアンとウェイドが雇った元刑事ポールの暴力衝動を描いた妄想シーンが何度も描かれます、、、。
 なんで何回も??
 前半から中盤にかけては、かなりノンビリした展開で、、あーー、またZ級かな??
 と、思っていると、ヴィクトリアがカエル人間になってからはかなり見ごたえがあって、あっという間にクライマックスに、、、。
 前半から、このスピード感があればッ!!

 すごーくもったいないです!!
 カエル人間の造形も悪くないし、、。
 
 脚本少しだけ練り直して、ちゃんとした撮影監督だったら、メチャクチャ面白い映画になったと思うんですが、、、どうでしょう??

 ヒロインの母親や、母親の再婚相手ウェイドの連れ子ジュニアとかも容赦なく退場!!
 それを言ったら、ヒロインの友人のケリーもあっという間に退場でした、、。
 
 アメリカの自動車アルコールチェックしないとエンジンも動かない車種もあるんですね、、。
 ウェイドもまさか、、アルコールチェックで退場するとはね、、。

 麻酔薬が効いたりするんで、カエル人間は拳銃で撃たれたらやられちゃうんでしょうねぇ、、。
 でも、武器をもっていない状態で遭ったら、どうしようもなさそうですね、、。
 クラシックなモンスターじゃないんで、銀の弾丸以外ではやられないとか特別なルールとか無いんでしょうねー。

 なんでカエルなの??
 冒頭、刑務所を脱獄したベルトラン医師とガソリンスタンドの青年が一緒に研究していたの??(多分)
 ベルトラン医師は刑務所に入れられて初めての満月だったの??
 ヴィクトリアは家に帰ってきたっていうコトらしいですけど、どこか違う町や都会で何かあったの??
 色んな疑問がわきますけど、一切説明なし、、。
 そこまで潔くするなら、全体でもっとコンパクトにしてあと、15分くらい短くして、ポールの変な妄想シーンや、時間が戻ったりするような演出とかしないで普通に時間軸通りに撮ってくれれば良かったのに、、。
 テンポが良くなって、それだけで10倍くらい面白く観れたかも??

 でも、元刑事ポールの妄想シーンとか、鼻に大きな注射器をぶっさすシーンとか、子どもを置いてウェイドが家から逃げるシーンとか、もしかして、監督&脚本のはコメディタッチにしたかったんでしょうか??ゴアシーンとかけっこう頑張ってるので、かなりブラックなコメディにしたかったのかも??

 カエル人間の造形度  ★★★★★
 後半の展開の勢い度  ★★★
 モンスター映画度   ★★★

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『ザ・ディープハウス』 水の中なのにキレイに保存されているのは、、。

2024-02-07 22:02:31 | ホラー

ザ・ディープハウス
THE DEEP HOUSE(2021年フランス、ベルギー)
 監督:ジュリアン・モーリー
    アレクサンドロ・バスティロ
 脚本:ジュリアン・モーリー
    アレクサンドロ・バスティロ
 協力:レイチェル・パーカー
    ジュリアン・ダヴィッド
 出演:ジェームズ・ジャガー
    カミーユ・ロウ
    エリック・サヴァン

 ■ストーリー■
 廃墟の動画をアップしているYouTuberのベンとティナのカップル。フランスの湖の底に館があると知った2人はその湖に向かうが、その場所は観光地になっていて湖底には何もないことを知るのだった。しかし、その湖畔でベンが声をかけた地元のピエールからこの湖の先の湖の底に現存する館があることを知り、案内してもらうことに。そして2人は湖に入り、湖底で館を発見し、館の中に入っていくのだが、、。

 □■□ネタバレしてます□■□
 本当にネタバレしているので、観てから読んで下さい!

 ■感想■
 湖底にある家の恐怖を描いたホラー映画。
 監督は『屋敷女』(2007年)、『リヴィッド』(2011年)、『恐怖ノ白魔人』(2014年)、『呪術召喚カンディシャ』(2020年)のジュリアン・モーリーとアレクサンドロ・バスティロ。

 YouTuberが主人公だし、映画が始まってすぐにカメラの1人称の視点だったので、テッキリPOV映画なのかと思ったら、冒頭と、間にちょこちょこPOV的なシーンは入るものの、基本は普通の映像です、、。

 今作は、イギリスの映画祭【グリムフェスト】(2021年)で、クリエイティブアチーブメント賞を受賞しています。
 湖底の館という設定が良かったんでしょうね、、。
 確かに面白い映像でしたけど、、それ以外は普通の幽霊屋敷物でした!!

 2人が帰ろうと思って扉を開けたら、そこにはレンガのブロックの壁が!!!
 イギリスのTVドラマ「電撃スパイ作戦」の1エピソード「疑われた超能力」のクレイグになった気分でしょうね、、。謎の組織にある部屋にとじこめられたクレイグが扉を開けると、そこに壁があったみたいな、、。
 今作の主人公ベンとティナは、超能力がないからそんなコト思ってる余裕はないでしょうけど、、。

 2人が家に閉じ込められてからが長い、。

 最後まで観ても、、全然想像通りの展開なのに、、なぜここまで長くしちゃったんでしょう??
 ランニングタイム82分の作品なのに、、まるで110分くらいの映画を観たような印象、、(悪い意味で、、)。
 監督、脚本のジュリアン・モーリーとアレクサンドロ・バスティロは、水の中の幽霊屋敷って斬新かも??ってそのアイデアで作ったんでしょうね、、。

 家の中に閉じ込められてから、ほとんど展開なく最後まで行ってしまうのでもったいなかったような、、。
 あのあと、もう1ヒネリあった方が良かったです。。
 あれだけ、モゴモゴ頑張ったのに、結局2人とも生き残らないオチって、、。ホラー映画の定番のオチとはいえ、、まさか2人とも、、。

 「結局、、退場しちゃうのかー??」

 今作を観ていた人が5人いたら3人くらいはそう突っ込みたくなるはず!!(そうでもないかな??)

 幽霊屋敷に進んで入って行っちゃったんだからしょうがねいですけど、、、まさか幽霊屋敷だとは思わないですもんね。
 中盤から最後までのシーン、結局何だったの??
 ヒロインだけでも生き残れば、また違った印象なんでしょうけど、、。ハリウッド映画でなくヨーロッパ映画だからそんなに甘い展開は待っていないですね、、。
 
 幽霊屋敷物なら、どんなホラー映画でも観るっていう映画ファンは、要チェックかも??

 幽霊屋敷にはいかない方が良い度    ★★★★★
 怪しい人に誘われたら断った方が良い度 ★★★★★
 湖底の幽霊屋敷という設定は良かった度 ★★★★★

 

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『テラートレイン』 リメイクでなくて良かったのでは??

2024-02-04 23:25:17 | ホラー

テラートレイン
TRAIN(2009年アメリカ)
 監督:ギデオン・ラフ
 脚本:ギデオン・ラフ
 出演:ゾーラ・バーチ
    ギデオン・エメリー
    カヴァン・リース

 ■ストーリー■
 ヨーロッパに遠征でやってきたアメリカの大学のレスリングチーム。リトアニアで試合に負けムシャクシャしていたアレックスたちはホテルを抜け出してパーティに出かけるが、ささいなことでケンカをしてしまい、翌朝、乗るべき列車に乗り遅れてしまうのだった。駅ではコーチが遅刻した彼らを待ち受けていた。コーチとともに次の試合会場があるオデッサに向かおうとするが言葉が通じず列車のチケットが買えずにいると、同じくオデッサに向かうという英語を話す女性が近づいてくるのだった。その女性とともに列車に乗り込むのだが…。


 ■感想■
 1980年のジェミー・リー・カーティス主演のスラッシャー映画系のホラー『テラー・トレイン』のリメイク。
 列車が舞台の殺人事件を描くティーンホラーというのが同じだけで、なんでリメイク??って感じの作品になっています。
 オリジナル版に出演していたデヴィッド・カッパーフィールドが違う役で出てきて列車を消しちゃったりすれば良かったのに、、。
 1980年のオリジナル版の原題が”TERROR TRAIN”で、今作の原題が”TRAIN”でそこも違っているのに、、。
 リメイクにする必要があったのかどうか、、。

 ジャンルも、大きく考えれば同じホラー映画ではあるものの、ジャンルがずいぶん違っちゃてます。
 1980年のオリジナル版は『13日の金曜日』以降ブームになったスプラッター映画です。列車という限定空間を舞台にして、誰が犯人か?というミステリー要素が入ったティーンホラー映画でした。
 一方、リメイクの今作は、東欧を舞台にした痛い系の手術系のホステル風の残酷ホラー映画になっています。
 登場人物も犯人に狙われてちょこっと当然みたいなティーンだったのが、寝坊しただけのレスリング部の若者たちに変更になっています。
 主人公たちがレスリング部の若者という設定なので、少し強いのかな??と思っていると全然そんなコトなく普通の若者です。元特殊部隊とか、元シールズの教官のコックとか、ゴルゴ13とかでないので、普通のティーンですからビビリまくりの逃げまくりで普通の描写なんですけどね、、、。

 「リメイクだー!!わー楽しみ!!」

 って、観た映画ファンが引くような感じでは??少なくとも自分はそうでした!!

 それに、今作の描く東欧って怖すぎ!!
 こんな映画が製作されると、そういうイメージがついちゃうかも??
 
 
 今作の監督ギデオン・ラフは今作以降はTVドラマで活躍しているみたいです。
 『紅海リゾート 奇跡の救出作戦』(2019年)は配信されているようです。

 リメイクでなくて良かったのでは?度 ★★★★
 リメイク感なし度          ★★★★★
 痛そうな描写が大丈夫なら楽しめる度 ★★★★

 

オリジナル版もブルーレイ化されています

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『スパロー 都市伝説の殺人鬼』 ポーランドのスラッシャー映画

2024-02-03 23:53:27 | ホラー

スパロー 都市伝説の殺人鬼
SPARROW(2010年ポーランド、イギリス)
 監督:ショーン・トローク
 脚本:ジャスティン・ディ・フィーボ
    マシュー・モーズリー
 出演:フェイ・シーウェル(キャスピアン・フェイ)
    トーマス・ジェームズ・ロングリー
    アレクシス・ジェイン・デフォー
    サラ・リンダ
    ジャック・W・カーター

  ■ストーリー■
 シンディ、ドーン、マット、ダンカン、カースティ、シットコムら6人の若者たちはある都市伝説があるキャンプにやってくる。その都市伝説とは、レンジャー隊員が浮気した婚約者と浮気相手を殺し、その後は家に戻らず、夜な夜なキャンパーたちを殺しているというものだった。
 その夜、キャンプファイヤーを囲んでその都市伝説を話しているころ、6人のいる場所から離れたところでは殺人鬼がキャンパーを殺していたのだった、、、。

  ■感想■
 森にキャンプに来た若者たちが連続殺人鬼に襲われるポーランド、イギリスのスラッシャー映画。

  アメリカかカナダの低予算のスラッシャー映画かと思ったんですが、この記事を書くので調べたらポーランド、イギリス映画でした、。
 今作は、出演している俳優の多くがイギリスの俳優、ロケはポーランドって感じでしょうか??登場人物たちが運転している車も左ハンドルだったし、、。イギリスは右ハンドルですもんね。
 
 いかにも低予算の雰囲気の作品ですが、なんと製作費は10,000ユーロ。
 倉庫の中で撮られたようなアメリカの低予算スラッシャー映画『ビッグハンマー・マサカー 血しぶきの狂宴』(2010年)の製作費が12,500万ドルなので、、、製作費の低さで、いい勝負ですね、。

 

 タイトルが出る前に4人のキャンパーが殺され、キャンプファイヤー中にキャンパーが2人殺され、そこで、すでに6人の犠牲者が、、。
 ランニングタイム72分の作品としては、犠牲者がけっこう出ます、、。
 が、、マチェーテで刺したり切ったりするだけで一瞬のシーンで犠牲者があっさり退場していくので、印象シーンに残るのは6人の登場人物のイチャイチャするシーンとケンカしているシーンだけ、、。
 
 製作費10,000ユーロの作品に文句言っちゃいけないんでしょうけど、、、72分でも長すぎな感じ、、。72分なのにッ、、、、。
 あと10分から15分くらい短くても良かったかも、、。

 このことを書くのも何回目か分からないですけど、犯人を倒したら止めを刺さないとダメダメ!!
 実際の生活でできるかどうかは不明ですけど、映画の中ではそれくらいやらないと、、。
 仲間が数人殺されてるんだから、、。

 イチャイチャしてるシーンしか印象に残らない度 ★★★★★
 これでも長すぎ度               ★★★
 止めを刺さないとダメダメ度          ★★★★★

 

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『イーブルアイ』 母親の心娘知らず??

2024-01-27 12:55:34 | ホラー

イーブルアイ
EVIL EYE(2020年アメリカ)
 監督:エラン・ダッサニ
    ラジーヴ・ダッサニ
 脚本:マドゥーリ・シェカ
 出演:スニータ・マニ
    オマール・マスカティ
    サリタ・チョウドリー
    バーナ・ホワイト

 ■ストーリー■
 インドに住むウシャは、アメリカで暮らしている娘パラヴィのために占いで相性の良いボーイフレンドを探していた。しかし、紹介しようとしていた相手が遅刻、待ち合わせの店にいたサンディープと出会い店から出ていくのだった。
 イケメンで金持ちのサンディープと意気投合し、パラヴィはつきあい始めるのだった。パラヴィは母親にこのことを報告するのだが、サンディープがパラヴィに発した言葉を、30年前に自分とつきあっていた暴力男の元カレも使っていたことからサンディープのことを怪しむのだが、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 今回、普通にネタバレしてます、、。
 
 ■感想■
 Amazonプライム配信、ブラムハウス製作のアンソロジー”Welcome to the Blumhouse”の1本。
 
 今作のテーマは、輪廻転生。
 
 「自分の娘がつきあっているボーイフレンドが、自分の元カレの生まれ変わりでは??」と疑う母親を描いています。
 母親が心配しているのに、親の心子知らずで娘の方はボーイフレンドができて浮かれています!!
 母親は早速探偵を雇って、サンディープのことを調べ始めます。行動早い!!
 探偵もすごーく調査能力ありすぎ!!
 「刑事コロンボ」のクリエイター、ウィリアム・リンクとリチャード・レヴィンソンが脚本を書いたTVムービーのミステリー『謎の完全殺人』(1978年)でハル・ホルブルックが雇った探偵みたい、、。

 「母親心配しすぎー!!」

 当然、普通はそう思います。
 母親の元カレの生まれ変わり??
 ”生まれ変わり”て何??夫も娘も母親のことをオカシイと思いますけど、100人いたら100人がそう思うかも??
 
 でも、ホラー映画なんで、当然母親の心配的中!!母親が正しいです!!
 娘のコト心配ですもんね!!

 結局、サンディープは自分でボロを出して、、反撃にあって終了、、。
 そうじゃないと映画にならないんでしょうがないんですけど、、。
 
 30年も想い続けるって、、しつこい。
 それにしても、この元カレだけ生まれ変わっても記憶があるのでしょうか??
 
 
 元カレがボロを出さなかったら困った度 ★★★★
 30年間はしつこすぎる度        ★★★★★
 なぜ、彼だけ記憶があるの?度     ★★★



 輪廻転生を描いた作品って、有名な作品だと1975年のマイケル・サラザン主演のミステリー系『リーインカーネーション』がありましたけど、こちらももう1回観たくなりました。

1975年の『リーインカーネーション』

日本映画もあります。

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『ブラック・アズ・ナイト』 吸血鬼に注意!

2024-01-22 23:16:40 | ホラー

ブラック・アズ・ナイト
BLACK AS NIGHT(2021年アメリカ)
 監督:マリット・リー・ゴー
 脚本:シャーマン・ペイン  
    ジェイ・ウォーカー
 出演:エイジャ・クーパー
    ファブリッツィオ・グイド
    クレイグ・テイト
    キース・デヴィッド
    エビー・ゲイル

 ■ストーリー■
 ニューオーリーンズのティーンエイジャーのショーナは親友のペドロといつもの夏休みを過ごしていた。ある晩、パーティで片思いのクリスに声をかけるが相手にされず落ち込んで帰る途中、吸血鬼にホームレスが襲われる現場を目撃してしまうのだった。その吸血鬼に襲われたものの解放されるのだった。なぜか、ショーナは日光を浴びても大丈夫な身体のままだった。
 そのことをペドロに相談し、ホームレスは襲われ続けたが自分は解放されたと話したことによって、オーンブローの土地の再開発が絡んでいるのではということで、父親と別居中でオーンブローに住む母親のところへ行くが、母親は吸血鬼に襲われたあとだった。自分が大丈夫だったことから昼間の間にオーンブローから逃げようとするが、襲ってきた母親から逃げるときにカーテンを開け日光を浴びると母親は燃えてしまうのだった、、、。

 ■感想■
 母親を吸血鬼にされたコトによって殺してしまったティーンエイジャーと、吸血鬼の戦いを描くホラー映画。
 
 ブラムハウスがAmazonと組んで、Amazonプライム配信するホラーアンソロジー”Welcome to Blumhouse”の1本です。
 その他の作品に、
 田舎町に豪華なビンゴゲームのホールを出した男を疑う女性を描く『悪魔のビンゴゲーム』
 娘のボーイフレンドを疑う母親を描く『イーブルアイ』
 交通事故で妻を亡くした男が記憶障害に悩む『BLACK BOX ブラックボックス』
 ドイツ映画のリメイク作『冷たい嘘』
 『ノクターン』
 『マードレス ~闇に潜む声~』
 『呪われた老人の館』等々があります。

 

 今作のヒロイン、ショーナの母親は、心が不自由気味になり薬物に手を出していて、父親や兄と別居しているという設定です。
 
 ティーンが主人公のなので、てっきりファミリー向けのホラー映画なのかと思っていると、そんなこともなく、普通の吸血鬼映画でした。
 ホラー映画定番の終わり方とはいえ、後味もあまり良くない、、。
 
 それまでは、トントン拍子で進んでいくし、全体の雰囲気もけっこう軽い感じに進んでいって、ショーナは、好きだったクリスと良い感じになっちゃうのに。
 
 親友のペドロが、、、。

 最後の方まで、ホントに何も困難にぶつからずあっという間のランニングタイム87分!!

 熱狂的な吸血鬼映画ファンには物足りないかもしれないですが、そうでないホラー映画ファンには普通に楽しめると思います。
 ”吸血鬼は招待されないと家に入れない”というルールは今作ではありません、、。

 吸血鬼に咬まれて血を吸われただけで吸血鬼になってしまうのか、それとも、吸血鬼に血を吸われて殺されると吸血鬼になるのか、色んな説があると一応、ヒロインが吸血鬼にならない説明みたいなセリフは出てきますが、、、。

 吸血鬼も紳士的なモンスターでなく、野獣のようなモンスターとして描かれています。

 
 時代が違うので、ティーンが主人公の吸血鬼映画でも、とにかく明るい青春物みたいだった『バッフィ・ザ・バンパイアキラー』(1992年)とは全然雰囲気が違います。
 今作の主人公はアフリカ系アメリカ人のヒロインということもあり、人種問題もからめて悩み多い主人公です、、。

 

 ホラー映画度   ★★★
 ファミリー映画度 ★
 青春映画度    ★★

 

アフリカの王子が吸血鬼になってしまう『吸血鬼ブラキュラ』

『吸血鬼ブラキュラ』スペイン版ポスター

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『グレーテル&ヘンゼル』 ヘンゼルとグレーテルではないです、。

2024-01-18 23:08:55 | ホラー

グレーテル&ヘンゼル
GRETEL & HANZEL(2020年アメリカ、カナダ、アイルランド、南アフリカ共和国)
 監督:オズグッド・パーキンス
 脚本:ロブ・ヘイズ
 出演:ソフィア・リリス
    サミュエル・リーキー
    アリス・クリーグ

 ■ストーリー■
 桃色の帽子の女の子の物語、、。昔々、人々が飢饉で苦しむ時代、村でも評判の美しいその子を病魔が襲うのだった。治療法を探す父親はどんな病も治す魔女を知り、その子を治してもらうのだった。魔女は病気を治すだけでなく、その子に贈り物を残すのだった。贈り物とは予知能力だった。村人は未来を知りたがったが、やがて耳を閉ざすようになるのだった。なぜならその予知には悲惨な最期が待っていたからだった。そして、少女は予言を必ず実現させるのだった、、。村人はやがてその子が別の力も持っていることを知るのだった。村人はその子を森の奥へと追放するのだった。その子は独りぼっちになってしまい友達を自らの力で作ることに、、、。
 貧しい家に育ったグレーテルとヘンゼルの姉弟は、家には亡霊がいるから出て行けと母親に追い出され、着の身着のまま森の中へと逃げ込むのだった。途中、化け物に襲われそうになるが、狩人に助けられ、森の奥に住む住人に助けを求めてはどうかとアドバイスを受けるのだった、、、。
 姉弟は毒キノコを食べ幻覚を見たりしながらも、ケーキの焼く匂いのする家を発見する。その家にいた老婆に家に招き入れられた2人だったが、、。

 

 ■感想■
 今回もGEO先行レンタル(2021年3月19日)作品の記事を書きます。
 GEOの紹介ページによると、”全米3007館で公開され、初登場4位のスマッシュヒットを記録したダーク・ホラー”とのことです。

 グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」を、兄妹の設定を姉弟に変更して映画化したホラー映画。
 
 主演は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017年)、『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』(2023ねん)に出演していたソフィア・リリス。
 監督は、『サイコ』(1960年)、『グローリーボーイ』(TV題:『暗殺者の影 恐怖の殺人計画』)(1984年)のアンソニー・パーキンスの子どものオズグッド・パーキンス。
 オズグッド・パーキンスは主な監督作に『フェブラリィ 悪霊館』(2017年)があります。
 また、脚本のみでは『凍える夜に、盲目の殺し屋トポ』(2013年)、『スクリーム・ガールズ 最後の絶叫』(2016年)の脚本を書いています。

 『ヘンゼルとグレーテル』を丁寧に大人向けに映画化してるんですけど、なぜ、誰もが知っているストーリーの『ヘンゼルとグレーテル』を映画化するんんでしょうか??
 最後は少し違うものの、、、。
 
 製作費500万ドルのハリウッド的には低予算系の作品だから製作OKがでたんでしょうけど、あえて、グリム童話を映画化しなくても、、、。という気がしないでもないんですが、、。

 映画的には、普通に面白いです。
 ランニングタイム87分なので、途中だれることもなく展開も早くて観やすいです。
 ストーリーの流れのほとんどが、みんなが知っているストーリーなのに、とても見ごたえのある作品になっています。
 
  今作は色んな映画賞に受賞、ノミネートされています。いくつかあげると、、

 【アイリッシュ・映画&テレビ・アワード】2021年
   衣装デザイン賞 受賞
   メイクアップ&ヘアー賞 受賞
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年
   ワイドリリース映画賞 ノミネート
   助演賞(アリス・クリッジ) ノミネート
   メイクアップ、特殊効果賞 ノミネート
   映画音楽賞 ノミネート
 【フライト・メーター・アワード】2020年
   メイクアップ賞 ノミネート
   助演女優賞 ノミネート
   撮影賞 ノミネート
   映画音楽賞 ノミネート
 【シン・ユーフォリア・アワード】2021年
   美術監督賞 受賞
   編集賞 ノミネート
   撮影賞 ノミネート
   オリジナル音楽賞 ノミネート
   衣装デザイン ノミネート

  すごーくノミネートされています。

 確かに、ホラー映画(ファンタジー映画?)として雰囲気が良いですからね。
 オズグッド・パーキンス監督も。これからは少しチェックしないといけないですね、、。日本公開されればですが、、。

 87分で短くてとても観やすい度    ★★★
 雰囲気(音楽、衣装、美術)が良い度 ★★★
 ホラー映画ファン以外も観れる度   ★★

 今回、ストーリーと映画賞だけしか書いてないですね、、。
 いつも、そんな感じですが、、。 
 

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『マーダー・フィルム』 映画の中から殺人鬼、、。

2024-01-13 00:22:01 | ホラー

マーダー・フィルム
MIDNIGHT MOVIE(20081年アメリカ)
 監督:ジャック・メシット
 脚本:ショーン・フッド
    マーク・ガーベット
    ジャック・メシット
 出演:レベッカ・ブランディス
    ダニエル・ボンジュール
    グレッグ・シラルニック
    マンデル・モーン
    スタン・エルズワース

 ■ストーリー■
 テッド・ラドフォードが40年前に作ったホラー映画“DARK BENEATH”が5年ぶりにある町で上映されることになった。5年前、病院に入院していたラドフォードは検査のために病院で見せられた“DARK BENEATH”の上映中に大量殺戮を行い行方不明になっていた、、、。
 人を怖がらせることにだけ興味を持ったラドフォードが、この映画にのめりこみ精神に異常を起こしていたのだ。5年前の事件を追う刑事、医者は映画館にラドフォードが現れるのではないか映画館にやってくる。何も知らない観客をふくめ、その映画が始まるのだが…。

 ■感想■
 映画の中から殺人鬼が出てきて、現実に人間を殺し始めるっていうホラー映画。
 
 映画の中から登場人物が現実側に出てくるっていうアイデア自体は、そんなに目新しいわけではないですけど、そのアイデアだけで1本ホラー映画を作っちゃいました!みたいな感じ、、。
 映画の中の人物が現実に現れるって、『カイロの紫のバラ』(1985年)のホラー版??
 っていうか、超有名な作品で、イタリアのランベルト・バーヴァ監督のホラー映画『デモンズ』(1985年)がありました!!
 ホントのメジャー作品では『ラスト・アクション・ヒーロー』(1995年)も、、。

 目新しさはないですが、なかなか面白い作品になってます!!やっぱり低予算映画も見せ方が良ければ面白くなるっていう良い例では??
 今回、評価甘すぎ!!
 自分でも、かなり甘い評価だと思っているので、わざわざ借りて観てつまらなかったらすいません、、。
 
 殺人鬼の使う武器とかの設定とかも面白いですし、なかなか面白い作品になってます。

 しかも、ある程度面白いのにランニングタイムが80分!!

 み、み、短い!!
 IMDbで確認すると今作のランニングタイムは82分のようなので、日本版は2分カットされたんでしょうか??観たときにチェックしていなかったので、記載のミスなだけで、日本版も82分の可能性もなくはないですが、、。

 Z級の超手予算の観るのもツライ作品なら80分も長すぎかもしれませんが、こんなに面白いのに、80分!!

 【シカゴ・ホラー映画フェスティバル】2008年
   撮影賞、長編作品賞 受賞しています。

 あまりに面白いから続編が製作されるのかな??と期待していたら、続編は作られませんでした。
 少しだけ、残念!!
 
 監督のジャック・メシットは、映画は今作以外は監督作がないようで、TVシリーズを監督しているようです。撮影が多いようです。脚本ではダニエル・ウー主演の中国、香港のサスペンス映画『控制 コントロール』(2013年)の脚本を書いています。
 『控制 コントロール』は、うろおぼえですけど、Sci-Fi系のアクション映画だと思って観ていたら、最後は犯罪物になったという少しだけドンデン返し系の作品でした、、。

 脚本家の1人、マーク・ガーベットは今作以外に『悪霊の餌食 ブラッディ・アイランド』(2009年)の脚本を書いています。こちらは未見です、、。
 ショーン・フッドは『ハロウィン・レザリクション』(2002年)、『コナン・ザ・バーバリン』(2011年)、『ザ・ヘラクレス』(2014年)の脚本を書いています。

 こういうホラー映画、話題にもなりませんでしたが、けっこう好きです。
 音楽や削除シーンを編集して、本国アメリカでは2011年にDVD”Midnight Movie Killer Cut”がリリースされたようです。ホラー映画観る人が多くて、マーケットが大きいってコトなんでしょうけど、、うらやましいです。
 
 今作の製作費は100万ドルなので、アメリカ映画で2008年の作品と考えると、少し低予算の作品になりますね。でも、100万ドルで今作が作れるなら大満足です!!
 
 映画の中から殺人鬼の新味度 ★
 続編あったら観たい度    ★★★
 登場人物退場しまくり度   ★★★

 

TV朝日「ウィークエンドシアター」放映時の音声が、、。

映画館が舞台の1作目は大好きな作品です。

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『今日も僕は殺される』 これもループ物、、。

2024-01-06 13:30:13 | ホラー

今日も僕は殺される
THE DEATHS OF IAN STONE(2007年アメリカ、イギリス)
 監督:ダリオ・ピアーナ
 脚本:ブレンダン・フッド
 出演:マイク・ヴォーゲル
    ジェイミー・マーレイ
    クリスティーナ・コール
    マイケル・フィースト
    マイケル・ディクソン
 
 ■ストーリー■
 大学のホッケー部の選手のマットは、数秒差でゴールを決められずチームの仲間から文句を言われくさっていた。彼女に慰められたマットはショックから立ち直ろうとするが帰り道で謎の怪物に殺されてしまうのだった。
 翌日、目覚めたビジネスマンのストーンは、同じエレベーターに乗った男が死ぬ場面に立ち会うのだった。その死んだ男のそばにいた男は、ホッケー選手のときの記憶に出てきた自分に意地悪をした審判の男だった。イアンは自分の彼女メディアに、大学時代、ホッケー選手だった話をするのだが、卒業アルバムには、ホッケー選手の自分は写っていないのだった。イアンは、自分にはなぜホッケー選手の記憶があるのか不思議に思うのだった。
 翌日、会社に通勤するイアンにある男が話しかけてくるのだった。「君が記憶を無くすまで、奴らは君を殺し続けるだろう」と。その男が言うには、イアンが殺される度に違う日常が始まるというのだった。話している最中に、魔物が現れ、その男は連れ去られてしまうのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしています。オチもネタバレしちゃってるので観てから読んで下さい。

 ■感想■
 何度も殺されてしまう男を描いたホラー映画。
 2007年の何度も殺されてしまう主人公を描いたループを描いています。
 昨日に続きループ物の記事を書きます。
 Sci-Fi映画でなく、ホラー映画です。ホラー映画のループ物はなんでもありなんであまり好きではないです。Sci-Fi映画でもなんでもありですけど、、。
 
 今作は【サターン賞】2009年 ベストDVDリリース賞 ノミネートされました。

 ストーリー的には、何回も殺されるストーリーが前のエピソードに関係なく続くので、少しくらいカットしても全然大丈夫な感じです。
 ランニングタイム87分ですが、あと、15分くらい短い方が良かったかも、、。
 別にテンポが悪いわけではないですけど、かつて1980年代にあったTV東京の90分の地上波の90分の映画枠で放映するのにちょうど良い感じの作品です。
 実質68分くらいになったら、テンポ良くなりすぎでしょうか??

 何で狙われてるの度         ★
 コミックのヒーロー映画の第1話度 ★★
 オチが分かってもスッキリしない度  ★★

 ★マークの2行目で、ネタバレしちゃいましたけど、結局、コミックのヒーロー映画の第1話みたいなオチ、。
 かつては、アメリカのTVドラマでは、TVシリーズ化する前の視聴者の反応や視聴率を調べるためにパイロット版のTVムービーが製作されましたけど、、まさにそんなオチ、、。
 
 こういうオチなら、もっとコミックヒーロー映画のようにしちゃえば良かったのに、全体の雰囲気はミステリー系のホラー映画のようです。
 
 
 でも、今作を観た1番の理由は、監督のダリオ・ピアーナは『華麗なる殺人 死ぬには美しすぎて』(1989年)の監督だったから、、。
 『華麗なる殺人 死ぬには美しすぎて』は『ドレスの下はからっぽ』(1985年)の続編として製作されたファッション業界を舞台にしたイタリアのジャッロ映画です。
 『華麗なる殺人 死ぬには美しすぎて』は、ごくごく普通の作品ですが、ジャッロ映画の監督が作った作品ということで観たくなり鑑賞しました。


 ダリオ・ピアーナはイタリアのミラノ生まれの監督で、今作以外のは「ロストボーイ」シリーズの『ロストボーイ サースト:欲望』(2010年)を監督していますが、残念ながらこちらは未見です、。機会があったら鑑賞してみようかな、と思っています、。

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