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『マッドスピード』マッドマックス風2015

2018-11-27 21:37:01 | SF

マッド・スピード
ROAD WARS(2015年アメリカ)
 監督:マーク・アトキンス
 脚本:マーク・アトキンス
 出演:クロエ・ファーンワース
    コール・パーカー
    ジョン・フリーマン

 ■ストーリー■
 水が汚染され、ゾンビのような者になってしまうウィルスが蔓延した近未来。
 荒野でキレイな水資源を持つダラスのグループにある男がやってくる。
 見張りは感染者と思い発砲するが、その男がしゃべり始めたので、感染者でないことが分かりグループの本拠地へ連れていくことになる。
 発砲され撃たれた男は記憶がなく名前も思い出せずにいた。

 記憶喪失の男は、ウィルスに感染しないという言い伝えの者ではないかと思われ、グループでは、その男の血で血清を作ろうとするのだが…。

 ■感想■
 『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)の便乗作品。
 製作は、ヒット作品の便乗作品や、低予算のエンターテイメント作品で映画ファンにお馴染みのアサイラム。
 
 

 1980年代に流行した”マッドマックス2”系では芸がないと思ったのか、今作は”マッドマックス2”+”ゾンビ映画”風の味付けになっていますッ!!
 
 ゾンビ風な味付けのところだけが今風と言えば、今風!!


 最後にホンの少し、ゾンビ映画的なヒネリもあって、そこが面白いといえば面白いですが、逆にジャマといえばジャマな感じ。
  終末Sci-Fiアクション映画を観たかったのに、なんか違う印象になってしまう展開!!


 映画の冒頭、主人公の男が出てこないで、野生動物みたいなメイクをした女性が出てきますが、最後になって、この女性がヒロインだったのが分かります!!

 「えー、主人公記憶喪失の男は主人公で無かったの??

 今作の原題は”ROAD WARS”。
 ちなみに『マッドマックス2』(1981年)のアメリカ公開題は”ROAD WARRIORS”です。
 こんなタイトル、みんなが考え付きそうなのに、誰もつけてこなかったんですね!!


 タイトル負け、パッケージデザイン負けしないと良いなぁ~、、、。
 と思って観ていたら、もともと期待していなかったせいか、けっこう楽しく観ることができました!!


  けっこう楽しくと言っても、1980年代のイタリア映画のマッドマックス2もどきの『マッドライダー』(1983年)や『カーバイオレンス』(ビデオ題:『マッドファイター』)(1983年)の方が1000倍楽しく観れます!!

 1980年代のイタリア映画といえば、まだまだ勢いがありましたからね!!
 そんなイタリア映画のエンターテイメント作品と比べたら可哀想ですが、、、。


 資源が枯渇した近未来、少人数の生き残りとかがチープな改造車で荒野を走る映画、けっこう好きなんで評価も甘いです!!

 なんかスピードが全然出なさそうな、火炎放射器が天井についた車、けっこうカッコ良いです!!
 
 ”マッドマックス2”の便乗作品は絶対に観るという映画ファン向け!! 

マッド・スピード [DVD]
クロエ・ファーンワース
アルバトロス

 

 

 

コメント
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