『バトル・オールナイト 武装集団の襲来』
SIN ORIGEN(2020年メキシコ)
監督:リゴベルト・カスタニェーダ
脚本:リゴベルト・カスタニェーダ
マイケル・ケイシー
出演:ダニエル・マティネス
リセッテ・モレロス
パウリーナ・ヒル
オラシオ・ガルシア・ロハス
アラッブ・ベトケ
■ストーリー■
麻薬組織のペドロは組織から抜けようとしていた。組織のアランとエリックの兄弟に話をつけてもらい、組織のHに2,000万ドルを渡すことで組織を辞めることになっていた。家族のためにペドロは自宅を要塞のように改造して、家の警備は用心棒たちがガードしていた。と、そこへ1人の少女が誰かに追われるようにペドロの家に逃げ込んでくるのだった。そして、謎の武装集団が少女を追ってやって来るのだった。武装集団の放った矢でボディガードたちは次々と倒れていくのだった。弓矢と剣で武装した集団にボディガードは銃で対抗するが皆殺しにされてしまうのだった。ペドロは少女を家の中に入れシャッターを閉めるのだが、、、。
□■□ネタバレあり!□■□
今作はネタバレなしで観た方が面白いので、観てから読んで下さい!!
■感想■
謎の武装集団に追われた少女をかくまった家族が味わう恐怖を描くサスペンス映画。
映画冒頭の武装集団と襲われているグループの戦いのシーンで、なぜか、剣や槍が使われているのと、首チョンパで首が転がっていくシーンが出てくるので、
「何?何?何が起きてるの???
って思っちゃいました、、。
でも、わざわざ棒状の槍みたいなもの(金属製??)で襲っているので、これって襲われているグループは吸血鬼??
とか思っちゃいました、、、。でもホラー映画のワケないし、、、。
と、思っていると、まさかの展開!!
ホントに吸血鬼だったのね、、。
当たってるとは思わずに観ていたので逆にビックリ、、。
普通なら、「サスペンス映画でなく、ホラー映画だった!!」とか言って驚くところなのに、、。
吸血鬼映画をしっかり研究しているのか、吸血鬼グループが新たに仲間を増やすときは噛みついたあとで、吸血鬼が自分の手首を切って血を吸わせてました、、。
吸血鬼に血を吸われて死んでも、自分の血を吸わせないと同じ能力を持った吸血鬼にはならないはずなのに、、普通に同じ力を持った吸血鬼になっちゃう作品って意外に多いですからね、、。
血を吸って殺して吸血鬼のしても、ただの吸血鬼にしかならない、、。
って、ハマーの吸血鬼映画に同じような描写があった気がするんですが、ここまで書いておきながら、、どの作品だったのか思い出せない、、、。
ところで、今作の吸血鬼狩りの集団ですが、初めから弓矢で急襲しないで、事情を話して、少女を渡すようお願いすれば良かったのでは??
襲ったりするから、とんでもない展開になっちゃうのに、、。
武装集団の正体も良く分からないし、、どうやって生活費稼いでいるんでしょうねぇ、、。
世界中にでれだけ吸血鬼がいるのか分からないですけど、誰かが雇っているんでしょうか??
そんなコト、こういうB級サスペンスホラー映画に言ってもしょうがないんですけど、、。