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『バトル・オールナイト 武装集団の襲来』 まさかの展開、、すぐに気づくけど、、。

2021-06-23 23:51:19 | ホラー

バトル・オールナイト 武装集団の襲来
SIN ORIGEN(2020年メキシコ)
 監督:リゴベルト・カスタニェーダ
 脚本:リゴベルト・カスタニェーダ
    マイケル・ケイシー
 出演:ダニエル・マティネス
    リセッテ・モレロス
    パウリーナ・ヒル
    オラシオ・ガルシア・ロハス
    アラッブ・ベトケ

 ■ストーリー■
 麻薬組織のペドロは組織から抜けようとしていた。組織のアランとエリックの兄弟に話をつけてもらい、組織のHに2,000万ドルを渡すことで組織を辞めることになっていた。家族のためにペドロは自宅を要塞のように改造して、家の警備は用心棒たちがガードしていた。と、そこへ1人の少女が誰かに追われるようにペドロの家に逃げ込んでくるのだった。そして、謎の武装集団が少女を追ってやって来るのだった。武装集団の放った矢でボディガードたちは次々と倒れていくのだった。弓矢と剣で武装した集団にボディガードは銃で対抗するが皆殺しにされてしまうのだった。ペドロは少女を家の中に入れシャッターを閉めるのだが、、、。

 □■□ネタバレあり!□■□
 今作はネタバレなしで観た方が面白いので、観てから読んで下さい!!

 ■感想■
 謎の武装集団に追われた少女をかくまった家族が味わう恐怖を描くサスペンス映画。

 映画冒頭の武装集団と襲われているグループの戦いのシーンで、なぜか、剣や槍が使われているのと、首チョンパで首が転がっていくシーンが出てくるので、
 「何?何?何が起きてるの???
 って思っちゃいました、、。
 
 でも、わざわざ棒状の槍みたいなもの(金属製??)で襲っているので、これって襲われているグループは吸血鬼??
 とか思っちゃいました、、、。でもホラー映画のワケないし、、、。
 
 と、思っていると、まさかの展開!!
 ホントに吸血鬼だったのね、、。
 当たってるとは思わずに観ていたので逆にビックリ、、。

 普通なら、「サスペンス映画でなく、ホラー映画だった!!」とか言って驚くところなのに、、。
 
 吸血鬼映画をしっかり研究しているのか、吸血鬼グループが新たに仲間を増やすときは噛みついたあとで、吸血鬼が自分の手首を切って血を吸わせてました、、。
 吸血鬼に血を吸われて死んでも、自分の血を吸わせないと同じ能力を持った吸血鬼にはならないはずなのに、、普通に同じ力を持った吸血鬼になっちゃう作品って意外に多いですからね、、。
 血を吸って殺して吸血鬼のしても、ただの吸血鬼にしかならない、、。

 って、ハマーの吸血鬼映画に同じような描写があった気がするんですが、ここまで書いておきながら、、どの作品だったのか思い出せない、、、。

 ところで、今作の吸血鬼狩りの集団ですが、初めから弓矢で急襲しないで、事情を話して、少女を渡すようお願いすれば良かったのでは??
 襲ったりするから、とんでもない展開になっちゃうのに、、。

 武装集団の正体も良く分からないし、、どうやって生活費稼いでいるんでしょうねぇ、、。
 世界中にでれだけ吸血鬼がいるのか分からないですけど、誰かが雇っているんでしょうか??

 そんなコト、こういうB級サスペンスホラー映画に言ってもしょうがないんですけど、、。

 

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『ファイナル・リベンジ』 イタリア映画犯罪物。

2021-06-16 00:33:58 | イタリア映画/ミステリー・スリラー

ファイナル・リベンジ
BASTARDI A MANO ARMATA(2021年イタリア、ブラジル)
 監督:ガブリエル・アルバネージ
 脚本:ガブリエル・アルバネージ
    ルカ・ポルデルメンゴ
 共同脚本:ジアンルカ・カルティ
 原案:ガブリエル・アルバネージ
    ジアンルカ・カルティ
    ルカ・ポルメンゴ
 出演:マルコ・ボッチ
    フォルトゥナ・セリーノ
    ペッピーノ・マゾッタ
    アマンダ・カンパーナ
    マリア・フェルナンダ・カンディード

 ■ストーリー■
 クルマの中でいちゃつく若い男女を突然マシンガンの銃弾が浴びせられ女性が死んでしまうのだった。犯人はバイクで逃亡するのだった。
 15年後、アルジェリアの刑務所で服役中のセルジョ・ディオタレーヴの元に弁護士カサグランデが現れるのだった。弁護士が言うには、匿名の依頼人からの依頼があると言うのだった。依頼人は大統領の知り合いで特赦でセルジョは釈放され今までの罪状が無くなると言われるのだった。しかも、故郷のイタリアで依頼を成功させたときには報酬も払うと言うものだった。妻を亡くし、幼い娘のいるセルジョは、その依頼を受けることに。
 セルジョは、郊外の屋敷の温室の地面の下に埋めてあるある書類を取って来るというものだった。屋敷には誰もいないはずだったが、ミケーレとダイアナの主人夫婦と娘フィオーレの3人の住人が住んでいるのだった。依頼人にそのことを伝えるが、それでも、計画通り依頼を実行しろと指示されるのだった。セルジョは拳銃で夫婦と娘を脅し、彼らに温室の地面を掘らせ始めるのだが、、、。
 
 □■□ネタバレあり□■□
 最後の方のシーンに触れています!
 今作を観る予定のイタリア映画ファンの方は観てから読んで下さい!!


 ■感想■
 『イタリアン・チェーンソー』(2006年)のガブリエル・アルバネージ監督のイタリア、ブラジルのスリラー映画。
 2010年に”Ubald Terzani Horror Show”の脚本&監督作がありますが未公開のままです!!
 『イタリアン。チェーンソー』はかなり低予算のチープな感じのホラー映画でしたが、今作は、すごーく普通のイタリアのアクション系のスリラー映画になってます!!

  実際、『イタリアン・チェーンソー』は製作費45,000ユーロなんで、めちゃくちゃ低予算なんですが、、。
その製作費の額を考えたら、けっこうしっかり作ってあったような気もします、、。
 未公開のは製作費100,000ユーロなんで、これもかなりの低予算ですね、、。

 今作の製作費は不明ですが、今までの作品よりかは、制作費かかってそうです、。
 しかも、誰が観てもそれなりに満足できるはず、、、。少なくともZ級映画観なれている映画ファンなら、大作に思えるかも、、。あれー、ほめてるつもりなんですが伝わってないかも、、。

 『イタリアン・チェーンソー』や今作を観ると、監督はジャッロ系の作品がすきなんでしょうねぇ、多分。
 今後も、ガブリエル・アルバネージ監督の作品は要チェックで見逃さないようにしないと、、。
 実際は、まぁイタリア映画のエンターテイメント系作品だったら、監督とかチェックしないで観ちゃうんですが、、、。
 DVDのパッケージは、いかにもアクション映画度120%みたいなパッケージですが、実際は、犯罪、サスペンス、スリラーといった感じでしょうか??もちろんアクションシーンもありますが、アクション映画度は低いかも??

 アクション映画度          ★★
 サスペンス、スリラー映画度     ★★★
 イタリア映画ファンなら満足できる度 ★★★

 自分は、イタリア映画には評価が甘いので、その辺も加味して参考にして下さい。
 

 ランニングタイムが89分とすごく短いので、あっという間に終わっちゃいます!!
 もう少し長くても良かったのに、、。
 
 依頼人のカリゴラが、最後の方で主人公セルジョは、目的ではないから武器を置いて屋敷から出ていくよう迫るシーンが出てきますが、、状況が状況とはいえ、15年の年月でけっこう優しくなっちゃったんでしょうか??
 まるっきり関係ない客はマシンガンで殺しちゃうのに、、。
 カリゴラの性格が1番良く分からなかった、、。

 「セルジョのことは見逃しちゃうの??」

 観ていた人のほとんどがそう思ったはず!!

  <日本語版吹替キャスト>
 セルジョ  :Tassee田代
 カリゴラ  :斎藤 響
 トニー   :賀來 俊胤
 ダイアナ  :重水 麻由
 フィオーレ :神田 亜由子
 カサグランデ:児玉 健斗

 

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『ノンストップ』 またまたこの日本版タイトル、、。

2021-06-14 00:54:56 | アクション

ノンストップ
OKAY MADAM(2020年韓国)
 監督:イ・チョルハ
 脚本:シン・ヒョンソン
 出演:オム・ジョンハ
    パク・ソンウン
    イ・サンユン

 ■ストーリー■
 揚げパン屋を営むミヨンは、夫のソクファンが栄養ドリンクの懸賞でハワイへの家族旅行に当選する。ミヨンと娘のナリ、夫のソクファンはハワイ旅行に行くことに。ところが、ミヨンら家族が乗る飛行機はテロリストが乗り合わせていた。テロリストたちの目的は乗客の中にいる元スパイ、モクレンを捕えるコトだったのだが、ミヨンがそのモクレンだった、、、。 

 ■感想■
 韓国映画の記事が続いたので、今回も韓国映画の記事です。
 普通の主婦とその夫と思っていた登場人物が、元凄腕のスパイだったらという、どこかで観たコトあるようなストーリーの作品です。

 日本版タイトルの『ノンストップ』って、止めてほしかったです。
 2010年のカナダ、フランス、スイスのコメディタッチのアクション映画『ノンストップ!』の原題は”OPERATION CASABLANCA”。
 2016年のギリシャのサスペンス映画『NON STOP ノンストップ』の原題は””SHORT FUSE”
 今作の原題が”OKAY MADAM”(韓国語はまるっきり読めないので韓国タイトルは不明です、、)
 日本版タイトルつけた方は、”ノンストップ”のタイトルに何かみんなこだわりがあるんでしょうか??
 同じようなタイトルつけないでー、、。
 
 アクションシーンが、とてつもなく激しい印象の韓国映画ですが、今作は、かなーりコメディ寄りに、、。
 クォン・サンウの『ヒットマン エージェント:ジュン』もかなりコメディタッチでしたが、今作はもっともっとコメディ寄りに、、、、。
 
 アクション度  ★★   
 コメディ度   ★★★★★
 ファミリー度  ★★★★
 

 「アクション映画って、にがてー!」みたいな映画ファン向けみたいにユルユルな展開!!(別にけなしているワケでないです、、。自分の想像と違っていただけです、、。)
 
 スティーヴン・セガールが元シールズの教官ケイシー・ライバックを演じた『沈黙の戦艦』(1992年)、『暴走特急』(1995年)みたいな作品+コメディ要素みたいなのを勝手に想像していました、、。
  
 飛行機のシーンもCGみたいだし、主な舞台は飛行機の中なんで、そんなに製作費もかかってもいないみたいだし、日本映画でもこれくらいの作品すぐに作れそうなのに、、。

 『ヒットマン エージェント:ジュン』以上にポップコーンでも食べながら、軽ーい気持ちで観るのがちょうどいい感じでしょうか??

 ヒロインのミヨンの夫が栄養ドリンクの懸賞でハワイ旅行が当たるのですが、その栄養ドリンクがどう見ても「オロナミンC」なんですけど、韓国でも売っているんですね、、。
 今回気になったので少し調べたら韓国では2015年から発売しているようです。それまでもサウジアラビアなど中東6か国で販売しているそうです、、。全然知りませんでした、、。

 オロナミンCって、飲むとけっこうクセになって、夏の間、一時期自販機でいつも買っていた思い出があります、、、。自販機で買えるので、手軽に買えるからなんでしょうけど、、。

 個人的に言うと、オロナミンC飲みたくなった度 ★★★

 

 

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『ヒットマン エージェント:ジュン』 軽ーいコメディアクション

2021-06-13 00:45:51 | アクション

ヒットマン エージェント:ジュン
HITMAN:AGENT JUN(2020年韓国)
 監督:チェ・ウォンソブ
 脚本:チェ・ウォンソブ
 出演:クォン・サンウ
    チョン・ジュノ
    ファンウ・スルヘ

 ■ストーリー■
 孤児になったジュンは身寄りもなく腕っぷしも強い子どもということで、国家情報院の猛攻隊にスカウトされる。猛攻隊とは、身寄りのない幼い少年を子どもの頃から暗殺者として育てるというプロジェクトのメンバーのことだった。猛攻隊のエースとなったジュンだったが、子どもの頃からのマンガ家になるという夢をあきらめることができず、任務中に自分の死を偽装し身を隠すのだった、、、。
 十数年後、家族を持ちWEBマンガ家として生活していたジュンだったが、描いたマンガはまったく売れず連載は打ち切りになり、妻には日々怒られ、子どもにも呆れられる状態だった。ジュンは酔った勢いで猛攻隊時代の事件をコミックにしてしまうのだった。ジュンは、そのまま寝てしまうのだが、マンガを読んだ妻はあまりの面白さにネットにアップしてしまうのだった、、、。そのマンガは大人気となってしまうのだが、、。

 ■感想■
 国家に凄腕の暗殺者として育てられた主人公が、身を隠してWEBマンガ家になるものの、正体がばれて大騒ぎになる韓国のコメディアクション映画。
 
 前回は韓国映画『クローゼット』(2020年)を記事にしたので、韓流つながりで、今回はクォン・サンウ主演のアクション映画を記事にします。
 基本、今作はアクションですが、かなりコメディ寄りの作品です。
 でも、韓国映画なんで、普通に人が死にます!!殴られて血も流れます!!

  実は、自分はあまり韓国映画、得意でないんですよねー。
 残酷なシーン多いし、、悲惨なストーリーも多いし、苦手なんですよねー、、、。

 初めて韓国映画を観たのが1999年の『シュリ』を2000年に観てから、あれよあれよという間に20年強の期間で70本くらい観ちゃいました、、。正確に数えたわけではないですが、観た本数で言うと大体オーストラリア映画と同じくらいの本数と同じくらいのはず、、、。
 オーストラリア映画は、1979年頃から観ているはずだから、40年間で70本なんで、この差はすごいかも??
 オーストラリア映画の観た本数は記憶で数えているので、数えていない作品も多少あるとは思うのですが、、。

 韓国映画は、アクション映画ファンとして、ついつい観たくなっちゃうジャンルの作品が多いんでしょうか??それとも公開される作品の数が多いのか??

 ところで、今作は、韓国映画に良くありがちな超残酷なゴアシーンも、思い出すのもイヤな悲惨なストーリーもなく、誰でも安心して観られる作品になってます。 
 ちょっと、コメディに寄りすぎでは??とも思いますが、こういう作品もないと、、、。

 ジュンを育てた鬼教官が婚期を逃したのは、上司のせいだとか言うシーンとか、武器を後輩に預けたまま丸腰で敵のもとに乗りこもうとするシーンとか、普通にコントのようなシーンの連続!!

 韓国映画が嫌いでなかったら、ポップコーンでも食べながら観るのにちょうどいい感じなんでしょうかね??

 

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『クローゼット』(2020年) 普通のホラー!!

2021-06-12 19:52:32 | ホラー

クローゼット
THE CLOSET(2020年韓国)
 監督:キム・グァンビン
 脚本:キム・グァンビン
 出演:ハ・ジョンウ
    キム・ナムギル
    ホ・ユル
    キム・シア
    シン・ヒョンビン

 ■ストーリー■
 自分が運転中に交通事故で最愛の妻を亡くしたサンウォンは、一人娘イナを連れ田舎に引っ越してくる。しかし、イナは家に備え付けられたクローゼットから見つけた古い人形をかわいがるようになる。そして、サンウォンは、イナの部屋のクローゼットから聞こえてくる奇妙な音に悩まされるようになるのだった。仕事の関係で、家を空けなければいけなくなり、シッターを頼むのだった。しかし、シッターから辞めるという連絡が入ったあとイナがいなくなってしまうのだった。TV番組を使ってイナを探すサンウォンだったが、世間からは疑いの目を向けられるのだった。そんなとき、ギョンフンという男が家を訪れ、イナの行方を探る手伝うと言ってくるのだった、、、。

 ■感想■
 ハ・ジョンウ主演の韓国のホラー映画。
 
 普通のホラー映画でした、、、。アメリカのB級系のホラー映画なみの、、、。
 観ている間は、ごくごく普通に楽しめる感じの面白さでしょうか??
 ホラー映画ファンは観ても良いかもくらいな面白さ!!
 
 
 回想シーンで、主人公のハ・ジョンウが運転する車が事故に遭うシーンがあるので、てっきり勘違いしちゃいました!!

 「ハ・ジョンウはすでに死んでいるのでは??」

 「生きているのはイナだけでは??」
 
 と、思っちゃいましたけど、そういう自分が良く観る傾向の作品ではなかったです。
 ”実は主人公は死んでました”系の禁断のオチ系の作品観すぎですー。もう、このオチでなかっただけでプラス10点!!

 ところで、ハ・ジョンウって、大鶴義丹に似てませんか??『暗殺』(2015年)を観ている間、ずーっと思って観てました、、、。

 でも、その他の作品ではそうは感じなかったですけどねー。ところで、ハ・ジョンウの出演作品けっこう観てました、、。

 『悪いやつら』(2012年)、『ベルリンファイル』(2013年)、『テロ、ファイル』(2013年)、『群盗』(2014年)、『PMC:ザ・バンカー』、、、。

 こういった作品ではあまり感じなかった大鶴義丹度、、今作では、またまた大鶴義丹に似ている、、。

 そういえば、キム・ナムギルが、ハ・ジョンウに向って「『神と共に』観てないの?」みたいなこと言うシーンがあります」。韓国映画ファンはこういうシーンでニヤリとしちゃうんでしょうねぇ、。

 

 

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『クレイジーズ 42日後』 28日後...でなく、42日後??

2021-06-10 00:12:10 | ホラー/ゾンビ

クレイジーズ 42日後
ALONE(2020年アメリカ)
 監督:ジョニー・マーティン 
 脚本:マット・テイラー 
 出演:タイラー・ポージー 
    サマー・スピロ  
    ドナルド・サザーランド
    ロバート・リチャード  
    ジョン・ポージー 

 ■ストーリー■ 
 ある日、エイデンが起きてテレビをつけると緊急放送が流れていた。 窓の外を見ると人々が逃げ惑っていた。 そして、空を飛ぶヘリコプターや飛行機が墜落していくのだった。 人間を凶暴化するウイルスが蔓延、ウィルスに感染した者が人間を襲って食べ始めているのだった。 そんなとき、 隣に住むブランドンが助けを求めて部屋に入ってくる。 テレビでは、感染者に襲われると傷口から感染するので噛まれないよう伝えていた。 また、 感染すると眼から血を流し同じく感染者になるので注意していた。 ブランドンは首の後ろに傷口があり、やがて眼から血が出てくるのだった。 エイデンは部屋から出ていくよう言うのだった、、。 ぶr テレビのニュースキャスターが感染者を攻撃せず部屋に閉じこもっているように伝えるのだったが、、、。

 ■感想■ 
 ゾンビのような(死んでないのでゾンビでないです、、)感染者があふれる世界でマンションの1室でサバイバルを行う青年を描くホラー映画。
 
 マンションの1室だけで展開するのかと思いきや、他の部屋にも行きますし、廊下や階段、外にも行くので結構動きがあります。

 監督はニコラス・ケイジのアクション映画『ヴェンジェンス』(2017年)、アル・パチーノ主演のスリラー映画『ハングマン』(2017年)のジョニー・マーティン。

 ところで、今作なんですけど、ネットでは韓国映画『#生きている』(2020年)と同じストーリーということで話題になっているみたいです、、、。

「え、どういうこと?? 」

『#生きている』も脚本がマット・テイラーでした。
同じ脚本で、違う作品を作ったっていうことでしょうか??何かこういうことってリメイク以外でありましたでしょうか??

  超ー珍しい!!

 『#生きている』と今作を見比べてみたいですけどねー。ちなみに『#生きている』はNETFLIXで観られます。

 でも、同じ脚本家なんだから、多分、同じようなストーリーなんですよね、、。
 正確には、『#生きている』は監督のチョ・イルヒョンとの共同脚本です。

 
 あと、1番驚いたのは、違う部屋で主人公が出会う人物を演じているがドナルド・サザーランド!!
 ゴアシーンもないソフトな感じの作品ですが、低予算のホラー映画にドナルド・サザーランド!!

 一瞬、目の錯覚??と思っちゃいました、、、。
 でも、でも、 どこをどう見てもドナルド・サザーランド!!

 今作は製作費400万ドルということで、アメリカ映画的には低予算な作品ですが、ドナルド・サザーランドの出演料はいくらだったんでしょうか??

 



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『ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル』 梶永正史原作TVムービー

2021-06-06 09:33:48 | 日本映画

ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル
(2020年日本)
 監督:本橋 圭太
 脚本:川崎 いずみ
 原作:梶永 正史(「組織犯罪対策課 白鷹雨音」(朝日文庫))
 出演:真木 よう子
    黒木 瞳
    眞島 秀和
    赤楚 衛二
    

 ■ストーリー■
 武蔵野東署の白鷹雨音は、後輩の兎束とコンビを組んでいる刑事。吉祥寺のカフェで外の風景を見ている雨音は突然店を出て、麻薬所持の男を捕まえる。なぜ、分かったのかと尋ねる兎束に雨音は答える。「駅から出てきた人の流れは、どこかへ行く人間と待ち合わせをする人間の2タイプで、そのどちらでもない挙動不審だったというのだ」
 吉祥寺中央公園でピエロのカッコをしてベンチに座る死体が発見される。テトロドトキシンによる毒殺だった。テトロドトキシンの毒は徐々に効いてくるので、麻痺した状況で被害者を運んできたことが推測された。雨音は公園をランニングしているランナーからの聞き込みで、ピエロがピエロを運んでいたという事実を知るのだった。ピエロのかっこうをした人間がピエロを運んでも怪しまれない、、。
 テトロドトキシンがふぐの毒であること、フグが4本の歯を持っていること、そして死体のピエロが持っていた風船の書かれていた文字、1とTXXから雨音は連続殺人を計画しているのではと推測するのだった、、。

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 2021年3月22日(月)(20:00~21:54)にTV東京で放送されたTVムービー。
 原作は、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したサラリーマン作家、梶永正史の小説。
 鷹のような鋭い眼光で事件の全貌を見通すハクタカと呼ばれる女性刑事の活躍を描いているそうです。

 ほとんど観ない日本映画、、なんですが、、、。TV東京で放送していたので「このミステリーがすごい!」大賞受賞した作家の原作だしということで鑑賞。
 冒頭のカフェで駅前を観ている雨音が、麻薬所持で男を捕まえるシーンを観て、これは、てっきり特殊能力を持った主人公の活躍を描いた作品??と思ったんですが違ってました、、。

 ごくごく真面目なオーソドックスな2時間サスペンスでした。
 1990年代前半までは、こんな作品普通に放送されていたと思うんですが、、、。
 今は、ドラマがない時代なんで、こんな作品でも気になってついつい興味を持って観ちゃいました、、、。


 公園のベンチに座っていたピエロ姿の被害者、、、しかも、しばらく生きていたらしい。
 第1の事件のこのシーンの発想はすごーく良いです!!
 つかみはOKみたいな!!
 しかも、ヒロインはなんか、すごーく観察力があって凄そうだし、、。

 でも、でも、そのあとは、普通の2時間サスペンスに、、。

 日本の刑事ドラマなんで、(原作は未読のため原作通りか不明ですが、、、)ヒロインは、アパート(マンション)に住んでますが、あれは宿舎なんでしょうか??
 あと、ミステリーだからしょうがないんですけど、フグの毒って、簡単には持ち出せないような気が、、。そんなに管理が甘かったんでしょうか??どんなお店かわからないですけど、、。

 あと、ヒロインと黒木瞳、なぜか屋上で話すシーンが中盤とラストに、、、。これは『インファナル・アフェア』(2002年)の影響ですか??それとも原作通り??

 ヒロインが犯人の元へ向かいますが、1人で行ったらダメダメ、、。ドラマだから良いですけど、、。

 何となく観るにはちょうど良いですけど、ポップコーン食べながら観るには重たい、、。 


原作は未読です。どれくらい違うのでしょうか??

 

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『トランス・フューチャー』 自業自得、、、かな??

2021-06-02 23:43:46 | SF/タイムトラベル・時間

トランス・フューチャー
LOOP(2020年ブラジル)
 監督:ブルーノ・ビニ
 脚本:ブルーノ・ビニ
 出演:ブルーノ・ガリアッソ
    ブランカ・メッシーナ
    ビヤ・アランチス
    ロベルト・ビリンデッリ

 ■ストーリー■
 科学者のダニエルはビルの屋上で何者かに後から襲われる。そばでは恋人マリアが死んでいるのだった。そして、ダニエルを襲った人物は「今度はもっと急げ」の言葉を残し屋上から飛び降りてしまうのだった。しかし、飛び降りたと思われる地上には人が落下した痕跡は何もないのだった。
 警察で事情聴取を受けるダニエルは、後ろから襲われているので犯人ではないと思われ解放されるのだった。屋上にいた謎の男が言った「今度はもっと急げ」の言葉から、ダニエルを襲った人物は、今まで28件もの未解決の連続殺人事件の犯人”郵便屋”ではないかと思われるのだった。一方、ダニエルは研究していたタイムマシンを完成させ、マリアを救おうとするのだが、、、。


 □■□ネタバレあり□■□
 今作の1番のトリックに触れているかも??
 観る予定の人は読まないで下さい!!

 ■感想■
 ブラジルのタイムトラベル系のSci-Fi映画。
 アメリカ映画だと思って借りたら、ブラジル映画だったんですこしビックリ!!

 ブラジル映画で面白かった作品で思い出されるのは『エリート・スクワッド』(2007年)と、その続編『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』(2010年)くらい。あまりブラジル映画って観てないんですよねー。
 正確には覚えていないんですが、上記2本以外だと、イタリアとの合作『キラー・フィッシュ』(1978年)、日本、カナダ、イギリス、イタリア合作『ブラインドネス』(2008年)、『シー・オブ・ザ・デッド』(2013年)、『トゥー・ラビッツ』(2011年)、『死体語り』(2018年)、『ケルベロス 紅の狼』(2018年)くらいしか観たことないかもしれないです。

 と、思ったらあまりの淡々としたストーリーで観るのが苦痛だった、1970年代のTV東京90分枠の映画の定番の1本『SF惑星の男』(1969年)もフランスとの合作でした、、、。とのかく全然観てない国です、、。
 

 ところで、今作ですが、勘の良い映画ファンなら、映画の冒頭、主人公のダニエルを襲った人物が誰かすぐに分かっちゃいます、、。
 
 なのに、引っ張る!引っ張る!
 しかも”郵便屋”という連続殺人鬼まで登場させて、あさっての方向に行くのかと思いきや、”郵便屋”の姿を見ると、これまた、勘の良い映画ファンなら正体が分かっちゃうという、、、。

 なんでこんなに引っ張っちゃうの??

 同じ場所に、違う時代のダニエルがいて、そばにいても、触っても何も起こらないという設定!!
 これは、珍しい設定かも??

 ランニングタイム99分なのに、すごーく長く感じちゃいました。
 あと、10分くらい短くても良かったのに、、。
 伏線回収しているというか、辻褄合っているというか、それだけです。映画として面白いか聞かれたら、すこーし微妙な感じ!!

 破綻してないだけ、マシってことでしょうか??

 でも、良く考えたら、ダニエルのお姉さんのシモーヌは何とかできなかったんでしょうか??彼女がもっとうまく動いたらもう少し何とかなったかも??
 でも、マリアが死んじゃう歴史は変えられないから、どうしようもないんですよねー、、、。
 ダニエルも、マリアが死んだあと、1回もタイムトラベルをしなかったら、こんなことにならないんでしょうか??

 「うーん、全然分からない、、」

 でも、そうすると、映画にならない、、、。

 盛り上がり度     ★★
 すぐに分かっちゃう度 ★★★★
 主人公の自業自得度  ★★★★   
 
 タイムトラベル物だったら、どんな作品でも観るというSci-Fi映画ファンにのみオススメ! 

 

 

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『ザ・ターニング』 ぐるぐるまわって回転

2021-06-01 23:46:05 | ホラー

ザ・ターニング
THE TURNING(2020年イギリス、アイルランド、インド、カナダ、アメリカ)
 監督:フローリア・シジモスモンディ
 脚本:チャド・ヘイズ
    ゲイリー・W・ヘイズ
 原作:ヘンリー・ジェームズ(「ねじの回転」)
 出演:マッケンジー・デイヴィス
    フィン・ウォルフハード
    ブルックリン・アダムス
    ジョエリー・リチャードソン
    バーバラ・マーテン

 ■ストーリー■
 教師のケイトは孤児フローラの住み込みの家庭教師として、田舎にある大きな屋敷に派遣されることに。25人のクラスから1人になるということで軽い感じで屋敷に行くのだった。フローラは屋敷から外へ出たことがなく、友人もいなかった。フローラのそばから離れないと約束するのだった。そして寄宿学校からフローラの兄マイルズもやってきて2人の教師をすることになるのだが、、、。
 

 ■感想■
 ヘンリー・ジェームズ原作「ねじの回転」に映画化作品。
 
 1961年にジャック・クレイトン監督、フレディ・フランシス撮影で『回転』として映画化されています。
 最近では(大概の人にとって最近ではないですねー、、、。)、リーリー・ソビエスキ―主演で『ザ・ダークプレイス 覗かれる女』(2006年)、パッツィ・ケンジット主演で『ホワイト・ナイトメア』(1992年)として映画化されています。
 また、前日談として、マイケル・ウィナー監督、マーロン・ブランド出演で『妖精たちの森』(1971年)として映画化されています。

 今回この記事を書くので調べたら、1995年にトム・マクローリン監督で『亡霊の館』、2009年にイギリスのTVムービー『回転』として映像化されていました、、、。知らなかったです。

 
 みんな、そんなに「ねじの回転」が好きなんでしょうか?

 自分的にはクラシックのお化け屋敷系ホラー映画だったら『たたり』(1963年)の方が好きなんですが、、。全然違う作品ですけどねー。
 『たたり』はロバート・ワイズ監督のホラー映画ですが、こちらは、1999年に『ホーンティング』でリメイクされただけ、、。
 『回転』は何回もリメイクされているのに、、。
 

  今作は、完全に幽霊がいるという設定でヒロインを追い詰めていきます!!
 誰も信じてくれなくて1人ヒロインが兄弟を助けようと頑張ります!!
 と、思って観ていたら、最後にひっくり返してしまうという、、、。死んだはずのクローズが出てきます!!
 「えー、、おかしかったのはヒロイン??」こういうオチで面白くなったかどうかは良くわからないですが、、、。 

 制作費1,400万ドルの中規模な作品なんですが、、。
 1,400万ドルあったら、ジョン・カーペンター監督に映画を1作品、作ってもらいたい、、。
 世界規模で考えたら、ジョン・カーペンター監督の作品なら、すぐに元がとれると思うのですが、、。

 『回転』未見の映画ファンはオリジナル版と今作を見比べるのも良いかもしれないですね、。 

 

 

 

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『呪いの怨恨 エコーズ・オブ・フィアー』 お爺さんは怖い、、。

2021-06-01 00:47:36 | ホラー

呪いの怨恨 エコーズ・オブ・フィアー
ECHOES OF FEAR(2018年アメリカ)
 監督:ブライアン・アヴネット=ブラッドリー
 共同監督:ローレンス・アヴネット=ブラッドリー
 脚本:ブライアン・アヴネット=ブラッドリー
 撮影:ローレンス・アヴネット=ブラッドリー
 出演:トリスタ・ロビンソン
    ハナー・レース
    ポール・キリコ
    マーシャル・ヒルトン
    エリフ・サバス



 ■ストーリー■
 唯一の身よりの祖父ジミーが突然の心臓発作で亡くなったアリッサは、税金のこともあり祖父の家を売却するため整理しに田舎へ帰るのだった。家で不気味な気配がするものの彼氏のブランドンがやってきて2人はベッドへ。
 翌日、隣人のデヴィッドと挨拶し、早速整理を始めるのだった。ブランドンは仕事で出ていくが、シャワールームでは黒い水が出たり、おかしな気配を感じたりとおかしなことが起こり始めるのだった。その後もアリッサは幽霊をみたりと追いつめられていくのだった。


 □■□ネタバレあり□■□
 このオチの設定だけ面白いので観る予定の人は、読まないで!!

 ■感想■
 祖父の家を相続して売却しようとするヒロインが体験する恐怖を描くホラー映画。
 朝、彼氏のブランドンと来週末に会おうとか言ってるのに次のシーンではブランドンが家に帰ってきているんですが、、、。
 あれは、すでに1週間後ってことなんでしょうか??
 理解力がなくて、すいません、、、。なんかブランドンが一緒に暮らしているようにしか思えないんですが、、。


 越してきて早々、家を売却しようとしてるのに、近所の住人を呼んで小さなホームパーティを開くシーンがあるんですが、、、、。
 
 家はすぐに(数週間以内に、、)売却するのに、ホームパーティって、どこまでホームパーティ好きなんだ!!
 
 アメリカでは、ちょっとしたイベントでホームパーティやるのが普通みたいですけど、、いくらなんでも近所のあまり知らない住人たちとやるなんて、、、。自分の理解力不足で、すでに何週間もその家に暮らしているっていう設定なのかもしれないですけど、、。
 アリッサの友人ステフも、「何かあったら連絡して」とか言って車で帰っちゃいますけど、、、どれくらい離れてるの??
 ずいぶん、遠くに来たイメージだったんですが、もともとアリッサが住んでいたところの近所なんでしょうか??最初、彼氏のブランドンが渋滞で4時間かかったとか言うシーンもあるし、、。

 ストーリー的には、お化け屋敷系かと思いきや、連続殺人犯系の作品でした。被害者が怨みを晴らしたくて、ヒロインにシグナルを出していた系で、特に目新しいわけではなんですが、まさか、自分に優しかった祖父が連続殺人鬼だったなんて!!サスペンス映画でなく、B級のオカルトホラー映画なのにヒロインの祖父が連続殺人鬼という設定!!こういうトンデモな設定はけっこう面白かったです。
 まぁ、この設定だけなんですが、、。
 
 祖父のいとこも、ヒロインに首絞められたらそこで終わりだし、、、まぁ年齢的にも力がないんでしょうけど、なんかリアル!!こういう作品だと殺したと思っても良き吹き返して襲ってくる犯人が多いんですが、そんなことも全然ありません、、超アッサリ!!

 特に特長のない作品なんですが、こういうところ印象的な作品です!!
 B級ホラー映画ファンなら必見かも??

 

 <日本語吹替キャスト>
 アリッサ :寺島 美優
 ステフ  :山田 麻莉奈
 ブランドン:近藤 雄介
 デビッド :志村 貴博
 ジミー  :大久保 貴

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