『女霊館』
MALICIOUS(2019年アメリカ)
監督:マイケル・ウィニック
脚本:マイケル・ウィニック
出演:ボヤナ・イヴァコヴィッチ
ジョシュ・スチュアート
メリッサ・ボローナ
イヴェット・イェイツ
デルロイ・リンドー
■ストーリー■
大学の数学の教授として呼ばれたアダムと妊娠した妻のリサは森の中の一軒家に引っ越してくる。大学には超自然現象を教える霊能力の強いドクタークラークもいた。引っ越してきたリサに妹のベッキーはバザーで見つけた古い箱をお祝いとして送ってくるのだった。アダムは開けることができなかったが、リサは簡単に箱をあけるのだった。リサは森をジョギングしていると不気味な血だらけの女性を発見するのだが、、。
■感想■
郊外の森の中の一軒家に引っ越してきた夫婦が体験する恐怖を描くオカルト映画。
製作費350万ドルというアメリカでは低予算の製作費になる作品です、、。
確かに日本でも3億とか5億だとメジャーな製作費にならないですね、、。
ストーリーが分かりやすくて、すごーく素直な感じでホラー映画ファンなら安心して観ていられる作品になっています!!
でも、特に描写が必要とは思えない夫婦のあんなシーンや、シャワーを浴びながらのアダムと幽霊とのこんなシーンとかがあるので、ファミリー全員で明るく観るワケにはいかない感じに、、、。
なぜ、あんなシーン、こんなシーン入れちゃったんでしょう?
予告に入れるためだったんでしょうか??予告観てないので分からないですが、、。
ホラー映画なんて、子どもは観ないでしょ、、ってコトなんでしょうか??
全体的に軽い感じのアメリカのホラー映画なのに、、なぜか後味が悪い結末、、。
箱の中にいた霊を、箱の中に戻す方法が、、。「それだけなのー??」って感じで、他の解決策がない、、。
もう、こうなると、ホラー映画ファンは刑務所の面会シーンでこの解決方法が分かった時点で最後まで予想がついちゃいます、、。
で、実際、良そう通りに展開していっちゃいます、、。
安心っていえば、安心なんですが、、。
最後も明るい感じで終わって、無駄な裸なシーンがなく、お腹の子どもの件もなければ、ポップコーンでも食べながら明るく楽しく観れるのに、、。
それって、全然違う作品になっちゃいますね、。ホラー映画でなく、コメディ映画でも観てろとか突っ込まれちゃいそうですね。。
でも、この事件の発端ですけどバザーで見つけた箱とかお祝いで送ってきますかね??普通は自分で使うと思うんですが、、。
主人公のヒロイン、リサが見つけた箱っていう設定にしても良かったのでは??とも思うんですが、、、。
妹のシーンがなくなって、映画が短くなりすぎるっていうこともあるんでしょうか??
最後のオチのつけ方もなくなって、面白くないってコトなんでしょうか??
確かに、いやな感じの妹ですけど、、あそこまで悪者で描かなくても、、。
デルロイ・リンドー演じる霊感の強いクラークも全然役にたたなかったし、、。
ホラー映画ファンなら楽しめるかも??
オーソドックス度 ★★★★
後味悪い度 ★★★
妹はあげた箱と同じと思わなかったの?度 ★★★
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